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[[マークザイン]]のデータを元に建造され[[マークフィアー]]のコアを移植することで完成、[[狩谷由紀恵]]をパイロットとして最終起動実験が行われ、[[フェストゥム]]との最終決戦「[[ヘヴンズドア作戦]]」に投入されるはずだった。<br />しかし、[[人類軍]]士官に[[同化]]して潜入していた[[イドゥン]]によってパイロット共々機体を乗っ取られ、[[ファフナー]]と[[フェストゥム]]双方の力を備えた、人類にとって最強最悪の敵と化してしまう。
 
[[マークザイン]]のデータを元に建造され[[マークフィアー]]のコアを移植することで完成、[[狩谷由紀恵]]をパイロットとして最終起動実験が行われ、[[フェストゥム]]との最終決戦「[[ヘヴンズドア作戦]]」に投入されるはずだった。<br />しかし、[[人類軍]]士官に[[同化]]して潜入していた[[イドゥン]]によってパイロット共々機体を乗っ取られ、[[ファフナー]]と[[フェストゥム]]双方の力を備えた、人類にとって最強最悪の敵と化してしまう。
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[[皆城総士]]の誘拐を目的に[[竜宮島]]に襲来した際には人類軍の戦闘機も同化してその後ろに連結する形で飛来し、第2ヴェルシールドをほぼ一瞬でぶち破り(飛来速度が速すぎたために第1ヴェルシールドは展開が間に合わなかった)島に到達、応戦した[[ベイバロン・モデル]]と[[マークジーベン]]を一蹴、[[マークアイン]]の決死のフェンリルでも損傷を与えられないという驚異の性能を見せつけ、[[アルヴィス]]の隊員に多数の犠牲者を出し、総士も攫われるという壊滅的な損害を与えた。
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[[皆城総士]]の誘拐を目的に[[竜宮島]]に襲来した際には人類軍の戦闘機も同化してその後ろに連結する形で飛来し、第2ヴェル・シールドをほぼ一瞬でぶち破り(飛来速度が速すぎたために第1ヴェル・シールドは展開が間に合わなかった)島に到達、応戦した[[ベイバロン・モデル]]と[[マークジーベン]]を一蹴、[[マークアイン]]の決死のフェンリルでも損傷を与えられないという驚異の性能を見せつけ、[[アルヴィス]]の隊員に多数の犠牲者を出し、総士も攫われるという壊滅的な損害を与えた。
    
[[蒼穹作戦]]においても、総士の戦術を持って人類軍と竜宮島の[[ファフナー]]を追い詰めるが、[[近藤剣司]]の[[マークアハト]]の奮戦と総士の罠によって、[[イドゥン]]が「痛み」と「死の恐怖」を知覚してしまった事で動きが止まり、駆けつけた[[マークドライ]]と[[マークジーベン]]の攻撃を立て続けに受けて敗退する。<br />なおも帰還しようとする[[真壁一騎|一騎]]達の輸送機に追いすがり、[[マークザイン]]を無の世界へと引きずり込んで[[同化]]しようとするが、「存在する事」を選ぶ一騎と[[皆城総士|総士]]の意思に押し負け、逆に[[同化]]されて'''ここからいなくなる'''という皮肉な最期を遂げた。
 
[[蒼穹作戦]]においても、総士の戦術を持って人類軍と竜宮島の[[ファフナー]]を追い詰めるが、[[近藤剣司]]の[[マークアハト]]の奮戦と総士の罠によって、[[イドゥン]]が「痛み」と「死の恐怖」を知覚してしまった事で動きが止まり、駆けつけた[[マークドライ]]と[[マークジーベン]]の攻撃を立て続けに受けて敗退する。<br />なおも帰還しようとする[[真壁一騎|一騎]]達の輸送機に追いすがり、[[マークザイン]]を無の世界へと引きずり込んで[[同化]]しようとするが、「存在する事」を選ぶ一騎と[[皆城総士|総士]]の意思に押し負け、逆に[[同化]]されて'''ここからいなくなる'''という皮肉な最期を遂げた。
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蒼穹作戦後のフェストゥムはこの機体の姿を取ることがあるらしく、その姿は全身に結晶が配置され、前腕が長くなっているなど非常に禍々しい外見となっている。
 
蒼穹作戦後のフェストゥムはこの機体の姿を取ることがあるらしく、その姿は全身に結晶が配置され、前腕が長くなっているなど非常に禍々しい外見となっている。
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劇場版では消滅には至っておらず、一騎と総士によってマークザインの中に封じられていたことが明らかになる。新たなミールによって引きずり出され、[[来主操]]をパイロットとして再び竜宮島を襲う。この際は2年の時、或いはミールの影響のためか外観は結晶体の混じる鋭角的なラインを持ったフォルムとなり、機体色は紫色に変化するなどマークザイン以上に原型からかけ離れた姿となっている。
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劇場版では消滅には至っておらず、一騎と総士によってマークザインの中に封じられていたことが明らかになる。新たなミールによって引きずり出され、[[来主操]]をパイロットとして再び竜宮島を襲う。この際は2年の時、或いはミールの影響のためか外観は結晶体の混じる鋭角的なラインを持ったフォルムとなり、機体色は紫色に変化するなどマークザイン以上に原型からかけ離れた姿となっている。最終的には人類軍の砲撃から美羽を守るべく特攻、操共々砕け散ることとなった。
    
前述のように'''「一体でも多くの敵(フェストゥム)を殲滅すること」'''を反映して設計したのだが、「'''[[イドゥン|忌まわしき敵]]に奪取され人類側を大いに苦しめた'''」という、人類の存在と、本来の設計思想そのものを'''その名の通り「否定」する'''皮肉な結果となり、最終的にマークザインによって'''今度は自分が存在することを「否定」される'''というこれまた皮肉な末を辿っている(さらに言うと、UXでは条件を満たすと'''フェストゥムに奪われたこの機体が紆余曲折を得て人類側と共闘する'''事態にまでなってしまう)。
 
前述のように'''「一体でも多くの敵(フェストゥム)を殲滅すること」'''を反映して設計したのだが、「'''[[イドゥン|忌まわしき敵]]に奪取され人類側を大いに苦しめた'''」という、人類の存在と、本来の設計思想そのものを'''その名の通り「否定」する'''皮肉な結果となり、最終的にマークザインによって'''今度は自分が存在することを「否定」される'''というこれまた皮肉な末を辿っている(さらに言うと、UXでは条件を満たすと'''フェストゥムに奪われたこの機体が紆余曲折を得て人類側と共闘する'''事態にまでなってしまう)。
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==== 劇場版 ====
 
==== 劇場版 ====
 
;ルガーランス
 
;ルガーランス
:槍型の刺突武器。マークザインのもののコピーと思われる。
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:槍型の刺突武器。マークザインのもののコピーと思われる。伸ばした手から生成する。
 
:なお、使う際に取り出す必要があるためか、UXのマークニヒトは剣装備となっていない。
 
:なお、使う際に取り出す必要があるためか、UXのマークニヒトは剣装備となっていない。
 
;;ルガーランス(射撃)
 
;;ルガーランス(射撃)
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=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[空]]・[[陸]]
 
;[[空]]・[[陸]]
:[[飛行]]可能。
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:ザルヴァートル・モデルなので[[飛行]]可能。
    
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
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:最終起動実験で乗っ取られ、初陣で真っ先にミツヒロの野望と'''存在'''を「否定」した。ファンの中にはここで溜飲が下がった方もいると思われる。だが…。
 
:最終起動実験で乗っ取られ、初陣で真っ先にミツヒロの野望と'''存在'''を「否定」した。ファンの中にはここで溜飲が下がった方もいると思われる。だが…。
 
;襲撃〜にくしみ
 
;襲撃〜にくしみ
:二ヒトを乗っ取ったイドゥンは次のターゲットを竜宮島に向けて襲撃する。迎え撃った[[マークアイン|3機の]][[マークジーベン|ファ]][[ベイバロン・モデル|フナー]]をその高い戦闘能力で一蹴していた。
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:二ヒトを乗っ取ったイドゥンは次のターゲットを竜宮島に向けて襲撃する。迎え撃った[[マークアイン|3機の]][[マークジーベン|ファ]][[ベイバロン・モデル|フナー]]をその高い戦闘能力で一蹴、なおも暴れ回る。
 
:[[皆城乙姫]]の叫びも届かず、由紀恵を同化した際に学んだ「憎しみ」の感情にまかせて一方的に蹂躙し、島民の命を次々と同化していく。
 
:[[皆城乙姫]]の叫びも届かず、由紀恵を同化した際に学んだ「憎しみ」の感情にまかせて一方的に蹂躙し、島民の命を次々と同化していく。
 
:最期はマークアインのフェンリルによって消えたと思われたが…。
 
:最期はマークアインのフェンリルによって消えたと思われたが…。
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:存在することに恐怖を覚えた[[イドゥン]]は発狂し、自身を消滅させるようにワーム・スフィアを連射する。
 
:存在することに恐怖を覚えた[[イドゥン]]は発狂し、自身を消滅させるようにワーム・スフィアを連射する。
 
:しかし、機体は無傷。マークニヒトの高い防御力が、そんなイドゥンの想いすら「否定」したのであった。
 
:しかし、機体は無傷。マークニヒトの高い防御力が、そんなイドゥンの想いすら「否定」したのであった。
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;対話~いたみ
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:劇場版より、マークザインとの激突。高空で交錯する二機のファフナーは、それぞれの思いを叩き付けるかのようにぶつかり合い、そして……。
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== スパロボシリーズの対決・名場面 ==
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;再会〜すくい
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:UX49話「侵略の終焉」より。フロンティア船団によってインプラント弾を撃ち込まれ、操られるバジュラを救出すべく戦い続けるUX。しかし、物量で勝るバジュラを相手にUXは徐々に劣勢を強いられていく。次々と現れる増援に戦意を折られかける中、マークザインで戦っていた一騎のもとに声が響く。
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:直後、バジュラの大軍をワーム・スフィアーでかく乱しつつ宙域に飛来したのは、結晶化した装甲と翼を持ち、紫に彩られた異形のファフナー……人類の火から美羽を、対話の道を守って消えたはずのマークニヒトと、それを駆るフェストゥムの少年・操。救いを求める声を聴いた彼は、バジュラを救うために、一騎達と共に戦うために「ここにいる」ことを選び、そして帰って来たのだ。
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;対決〜ひてい
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:バジュラを救うための戦いが続く中、ザ・ブーム軍に与したハザードのファミール艦が戦場に現れる。ハザードという男は操個人からしても、同胞たるフェストゥムに理由なき「痛み」と「憎しみ」を与え、架け橋たる美羽をも「否定」しようとした怨敵。しかし操は、それに起因する怒りによる戦いを「否定」し、さらなる悲劇の可能性をも「否定」するためにマークニヒトを駆る。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[マークザイン]]
 
;[[マークザイン]]
:同型機。終盤から劇場版にかけて、機体内部に封印されていた。学習能力を完全に学んだフェストゥムに機体の存在を学習させないようにするためで、封印されなければフェストゥムにマークニヒトを量産されるというという恐ろしい事態になっていた。
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:同型機。終盤から劇場版にかけて、機体内部に封印されていた。これはフェストゥムに機体の存在を学習させないようにするためで、封印されなければフェストゥムにマークニヒトを量産されるというという恐ろしい事態になっていた。
 
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