差分

163 バイト除去 、 2014年3月10日 (月) 15:49
編集の要約なし
15行目: 15行目:  
全宇宙の支配を企み、フリード星を始め多くの星を屈服させ、[[地球]]侵攻を目論む冷酷な支配者である。しかし、娘の[[ルビーナ]]を溺愛する人間味のある面も見せており、ルビーナの死を知った際には号泣して、その原因となりそれまで大した脅威にならないと見なしていた[[デューク・フリード]]に激しい憎悪の念を燃やす事になった。
 
全宇宙の支配を企み、フリード星を始め多くの星を屈服させ、[[地球]]侵攻を目論む冷酷な支配者である。しかし、娘の[[ルビーナ]]を溺愛する人間味のある面も見せており、ルビーナの死を知った際には号泣して、その原因となりそれまで大した脅威にならないと見なしていた[[デューク・フリード]]に激しい憎悪の念を燃やす事になった。
   −
番組開始当初はベガ星から通信で前線である[[スカルムーン基地]]へ命令を出していたが、番組中盤にベガ星が事故で崩壊したため、生き残った軍勢を引き連れてスカルムーンへと本陣を移動した。<br />以後はかつてのベガ星によく似た環境の地球を狙う。
+
番組開始当初はベガ星から通信で前線である[[スカルムーン基地]]へ命令を出していたが、番組中盤にベガ星が事故で崩壊したため、生き残った軍勢を引き連れてスカルムーンへと本陣を移動した。<br />
 +
以後はかつてのベガ星によく似た環境の地球を狙う。
    
永井豪の漫画版では回想シーンにのみ登場し、ガンダルとの通信にすら出ることはなかった。<br />
 
永井豪の漫画版では回想シーンにのみ登場し、ガンダルとの通信にすら出ることはなかった。<br />
24行目: 25行目:  
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
『[[UFOロボ グレンダイザー]]』が参戦しても、彼は登場しない場合が多く、『[[スーパーロボット大戦64]]』及び『[[スーパーロボット大戦D]]』では彼の立場は[[ズール皇帝]]に取って代わられている。立場的には間違いなく大物なのだが、いまひとつ小物感が拭えないキャラクターになっている。
 
『[[UFOロボ グレンダイザー]]』が参戦しても、彼は登場しない場合が多く、『[[スーパーロボット大戦64]]』及び『[[スーパーロボット大戦D]]』では彼の立場は[[ズール皇帝]]に取って代わられている。立場的には間違いなく大物なのだが、いまひとつ小物感が拭えないキャラクターになっている。
  −
=== 携帯機シリーズ ===
  −
;[[スーパーロボット大戦A]]
  −
:今回はボアザン・キャンベル軍(ジャネラ)を前座的扱いで[[地球]]に送った黒幕のようになっており、実質[[ベガ星連合軍]]と本格的に戦うのは後半から。なお、地上の地底勢力([[百鬼帝国]]・[[ミケーネ帝国]])と同盟を結んだが実質捨て駒のようにしか考えていなかった。木連ルートを通ると戦わずに終わる。
      
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
33行目: 30行目:  
:シナリオ「スカルムーン総出撃!」を前半に選択すると、[[キング・オブ・ベガ]]に乗って登場する。後半に選択すると先に脱出し、いかにも第3部に再登場しそうな雰囲気だが'''そのままフェードアウトする'''。それでいいのか大王。
 
:シナリオ「スカルムーン総出撃!」を前半に選択すると、[[キング・オブ・ベガ]]に乗って登場する。後半に選択すると先に脱出し、いかにも第3部に再登場しそうな雰囲気だが'''そのままフェードアウトする'''。それでいいのか大王。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
:第2部で'''倒した'''データを引き継ぐと、シナリオ「爵位を持つ者たち」で増援として登場。リベンジを挑んでくる。能力はなかなかのもの。
+
:第2部で'''倒した'''データを引き継ぐと、シナリオ「爵位を持つ者たち」で増援として登場。リベンジを挑んでくる。能力は中々のもの。
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
:リメイクの煽りを喰って第3部しか出てこなくなった一方で、決着シナリオが新たに作られている。地形効果のある場所に出現する為HP・ENを回復する上、本人の能力も高く回避率の高いユニットにも結構当ててくる。攻撃力がかなり高く、[[援護防御]]を持ったズリルの[[マザーバーン]]が隣接しているので、出現時の状況次第では苦しめられる可能性も。特にMAP兵器は撃たれたくない。敗北後、地球にベガトロン放射能をバラ撒こうとする悪あがきは見せるものの、後の[[MX]]に比べると幾分マシな最期を迎える。
 
:リメイクの煽りを喰って第3部しか出てこなくなった一方で、決着シナリオが新たに作られている。地形効果のある場所に出現する為HP・ENを回復する上、本人の能力も高く回避率の高いユニットにも結構当ててくる。攻撃力がかなり高く、[[援護防御]]を持ったズリルの[[マザーバーン]]が隣接しているので、出現時の状況次第では苦しめられる可能性も。特にMAP兵器は撃たれたくない。敗北後、地球にベガトロン放射能をバラ撒こうとする悪あがきは見せるものの、後の[[MX]]に比べると幾分マシな最期を迎える。
 +
 +
=== [[Z知り0図]] ===
 +
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 +
:[[ガンダル司令]]と共に登場。数多の[[異星人]]勢力達と共に自身の所有する基地である[[スカルムーン基地]]を本拠地に[[スカルムーン連合]]を組織している。組織名からすれば彼がトップであっても可笑しくはないのだが、作中では[[ガガーン]]や[[キラー・ザ・ブッチャー|ブッチャー]]のように突き抜けた外道ではなく、かと言って[[ゼオ・ガットラー|ガットラー]]や[[テラル]]ら程に誇り高い性格でもないため、専ら彼らの間で右往左往している印象が強い。実際、原作ルートだと[[百鬼帝国]]の前座のようなものであり、AやMXとは逆の立場になってしまった。初登場時は原作の最終決戦直前だったようなので、ベガ星は既に滅んでいると思われる。
 +
 +
=== 携帯機シリーズ ===
 +
;[[スーパーロボット大戦A]]
 +
:今回はボアザン・キャンベル軍(ジャネラ)を前座的扱いで[[地球]]に送った黒幕のようになっており、実質[[ベガ星連合軍]]と本格的に戦うのは後半から。なお、地上の地底勢力([[百鬼帝国]]・[[ミケーネ帝国]])と同盟を結んだが実質捨て駒のようにしか考えていなかった。[[木連]]ルートを通ると戦わずに終わる。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
:「恐星大王ベガ」表記。『[[UFOロボ グレンダイザー]]』のストーリーが優遇されている作品なので比較的大物扱い。決着シナリオこそ分岐ルートであるとはいえ、自軍の改造次第ではそこそこ苦戦する。立場こそ大物なのだが、HPが一定値以下になると逃走を図ろうとするなど、最後はやはり小物に収まってしまっている。
 
:「恐星大王ベガ」表記。『[[UFOロボ グレンダイザー]]』のストーリーが優遇されている作品なので比較的大物扱い。決着シナリオこそ分岐ルートであるとはいえ、自軍の改造次第ではそこそこ苦戦する。立場こそ大物なのだが、HPが一定値以下になると逃走を図ろうとするなど、最後はやはり小物に収まってしまっている。
;[[スーパーロボット大戦Z]]
  −
:[[ガンダル司令]]と共に登場。数多の[[異星人]]勢力達と共に自身の所有する基地である[[スカルムーン基地]]を本拠地に[[スカルムーン連合]]を組織している。組織名からすれば彼がトップであってもおかしくはないのだが、作中では[[ガガーン]]や、[[キラー・ザ・ブッチャー|ブッチャー]]のように突き抜けた外道ではなく、かと言って[[ゼオ・ガットラー|ガットラー]]や[[テラル]]ら程に誇り高い性格でもないため、もっぱら彼らの間で右往左往している印象が強い。実際、原作ルートだと[[百鬼帝国]]の前座のようなものである。AやMXとは逆の立場になってしまった。初登場時は原作の最終決戦直前だったようなので、ベガ星はすでに滅んでいると思われる。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
51行目: 54行目:  
:部下。ベガ大王に対して絶対的な忠誠心を抱いている。
 
:部下。ベガ大王に対して絶対的な忠誠心を抱いている。
 
;[[レディガンダル]]
 
;[[レディガンダル]]
:部下。終盤では謀反を図る「彼女」に殺されかけるが…。
+
:部下。終盤では謀反を図る「彼女」に殺されかけるが……
 
;[[ズリル長官]]
 
;[[ズリル長官]]
:部下。[[ルビーナ]]との縁談を勧める。<br />桜多吾作の漫画版では考え方の違いから彼に謀殺されてしまう。
+
:部下。[[ルビーナ]]との縁談を勧める。
 +
:桜多吾作の漫画版では考え方の違いから彼に謀殺されてしまう。
 
;[[バレンドス親衛隊長]]
 
;[[バレンドス親衛隊長]]
 
:直属の親衛隊長。
 
:直属の親衛隊長。
65行目: 69行目:  
:同じ八奈見氏が演じるダイナミック系のラスボス。AやMXでは彼と同盟を結ぶ。
 
:同じ八奈見氏が演じるダイナミック系のラスボス。AやMXでは彼と同盟を結ぶ。
 
;[[剣鉄也]]
 
;[[剣鉄也]]
:[[A]]小バームルート第35話で、実子ルビーナを撃ち落としてでも地球征服に固執する姿勢を非難される。[[MX]]では、「'''これほど往生際の悪い奴は初めて'''」と評される。
+
:[[A]]小バームルート第35話で、実子ルビーナを撃ち落としてでも地球征服に固執する姿勢を非難される。[[MX]]では「'''これほど往生際の悪い奴は初めて'''」と評される。
 
;[[プリンス・ハイネル]]
 
;[[プリンス・ハイネル]]
:[[A]]ではその武勇を気に入り、厚遇していた。その待遇のせいか、他のスパロボ([[J]]除く)では「角の無い民族」に寛容なハイネルが、本作では不寛容となっている。
+
:[[A]]ではその武勇を気に入り、厚遇していた。その待遇のせいか、他のスパロボ([[J]]除く)では「角の無い民族」に寛容なハイネルが、本作では不寛容となっている。
 
;[[ひびき洸]]、[[ドモン・カッシュ]]
 
;[[ひびき洸]]、[[ドモン・カッシュ]]
 
:洸からは「'''小悪党'''」、ドモンからは「'''俗物'''」と、その小物ぶりを徹底的に詰られる。
 
:洸からは「'''小悪党'''」、ドモンからは「'''俗物'''」と、その小物ぶりを徹底的に詰られる。
75行目: 79行目:  
:Zでの同盟相手。
 
:Zでの同盟相手。
 
;[[キラー・ザ・ブッチャー]]、[[ガガーン]]、[[ヒューギ・ゼラバイア]]
 
;[[キラー・ザ・ブッチャー]]、[[ガガーン]]、[[ヒューギ・ゼラバイア]]
:Zでの同盟相手…なのだが、彼らのあまりの非道さを前にしていささか怯んでいる。
+
:Zでの同盟相手……なのだが、彼らのあまりの非道さを前にしていささか怯んでいる。
 
;[[風見博士]]
 
;[[風見博士]]
 
:Zの終盤に[[スカルムーン連合]]に寝返った彼と共闘。決死の覚悟で[[ZEUTH]]との戦いに臨むベガ大王に対し、彼はベガ大王を見捨てて逃げる気満々だった。
 
:Zの終盤に[[スカルムーン連合]]に寝返った彼と共闘。決死の覚悟で[[ZEUTH]]との戦いに臨むベガ大王に対し、彼はベガ大王を見捨てて逃げる気満々だった。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
   
;「さらばだ… 我がベガ星よ…」
 
;「さらばだ… 我がベガ星よ…」
 
:52話で爆発寸前のベガ星から脱出する際の台詞。
 
:52話で爆発寸前のベガ星から脱出する際の台詞。
104行目: 107行目:  
:[[MX]]での断末魔。[[高性能レーダー]]を遺し、宇宙の藻屑と化す。
 
:[[MX]]での断末魔。[[高性能レーダー]]を遺し、宇宙の藻屑と化す。
 
;(何なのだこいつらは…!? ゲーム気分で部下を撃ち殺すなど、いくらワシでもここまではやらんぞ!)
 
;(何なのだこいつらは…!? ゲーム気分で部下を撃ち殺すなど、いくらワシでもここまではやらんぞ!)
:Zにてブッチャーや[[ガガーン]]やヒューギの外道ぶりに心の中で発した一言であり、今作屈指の迷言。冷酷非道と称されるベガ大王もそれなりの限度や心構えは持っている事を象徴する台詞である。上記の三人があまりにも残虐非道過ぎるのも、確かであるが…。
+
:Zにてブッチャーや[[ガガーン]]やヒューギの外道ぶりに心の中で発した一言であり、今作屈指の迷言。冷酷非道と称されるベガ大王もそれなりの限度や心構えは持っている事を象徴する台詞である。上記の三人があまりにも残虐非道過ぎるのも、確かであるが……
 
  −
== 話題まとめ ==
  −
<!-- *[[namazu:ベガ大王]] (全文検索結果) -->
     −
== 資料リンク ==
  −
<!-- *[[一覧:ベガ大王]] -->
  −
<!-- *[[一覧:恐星大王ベガ]] -->
   
{{マジンガーシリーズ}}
 
{{マジンガーシリーズ}}
 
{{DEFAULTSORT:へかたいおう}}
 
{{DEFAULTSORT:へかたいおう}}
 
[[Category:登場人物は行]]
 
[[Category:登場人物は行]]
 
[[Category:マジンガーシリーズ]]
 
[[Category:マジンガーシリーズ]]
5,094

回編集