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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
=== 宇宙の騎士テッカマンブレード ===
 
;[[如月アキ]]
 
;[[如月アキ]]
:恋人。後日譚の小説版においては結婚しており、夫婦に。
+
:恋人。『II』の後日譚の小説版においては結婚しており、夫婦に。
 
;[[相羽シンヤ]]
 
;[[相羽シンヤ]]
 
:双子の弟。仲の良い兄弟ではあったが、内心は(ラダムの影響で精神を歪められた事もあるとはいえ)兄に対するコンプレックスにも満ちていた。
 
:双子の弟。仲の良い兄弟ではあったが、内心は(ラダムの影響で精神を歪められた事もあるとはいえ)兄に対するコンプレックスにも満ちていた。
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;[[フォン・リー]]
 
;[[フォン・リー]]
 
:兄ケンゴの婚約者で、義理の姉となるはずだった人。
 
:兄ケンゴの婚約者で、義理の姉となるはずだった人。
 +
=== [[宇宙の騎士テッカマンブレードII]] ===
 
;[[ユミ・フランソワ]]
 
;[[ユミ・フランソワ]]
 
:後輩。彼女にとっては憧れの存在。
 
:後輩。彼女にとっては憧れの存在。
 +
;[[ダービット・クリューゲル]]
 +
:後輩。彼が変身する[[テッカマンゾマー]]のシルエットはブレードに似ている。
 +
;[[デッド・エンド]]
 +
:彼に襲われ、一旦は敗北するものの再戦した際は退ける。
 
;ジュエル
 
;ジュエル
 
:小説『水晶宮の少女』に登場したファルス人。星を越えたユミの友人になるが、やがてエピローグでDボゥイへの淡い恋心が芽生えてしまう事に…。
 
:小説『水晶宮の少女』に登場したファルス人。星を越えたユミの友人になるが、やがてエピローグでDボゥイへの淡い恋心が芽生えてしまう事に…。
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;「妹に…似てるんだ」
 
;「妹に…似てるんだ」
 
:第3話、[[本田]]になぜ「あなたの身体を調べさせて欲しいの」、とテッカマンのシステムについて検査したい[[ミレッタ・ルルージュ|ミリィ]]の頼みを受けたのか、と問われて。
 
:第3話、[[本田]]になぜ「あなたの身体を調べさせて欲しいの」、とテッカマンのシステムについて検査したい[[ミレッタ・ルルージュ|ミリィ]]の頼みを受けたのか、と問われて。
 +
:似ている…?と、思ってはいけない。
 
;「ふん、協力…? 協力するのは俺じゃない。軍の方だ!!」<br />「連合防衛軍なんかいくら束になっても、奴らに勝てやしない。勝てるのはたった一人…俺だけだ!!」<br />「だから軍は俺に協力しろ。それが嫌なら、邪魔なんかするな。どこか隅でも隠れて見てるんだな!!」
 
;「ふん、協力…? 協力するのは俺じゃない。軍の方だ!!」<br />「連合防衛軍なんかいくら束になっても、奴らに勝てやしない。勝てるのはたった一人…俺だけだ!!」<br />「だから軍は俺に協力しろ。それが嫌なら、邪魔なんかするな。どこか隅でも隠れて見てるんだな!!」
 
:第3話、ダガーとの交戦の影響でオービタルリングのR-23ブロックが落下、連合軍の兵器工場のあるX2-008地区に落下しようとしていた。[[コルベット]]はテッカマンブレードの戦闘力に目をつけ、ブラウンベレー部隊を率いて力づくで手に入れようとするが、Dボゥイはこの台詞で真っ向から対立する。
 
:第3話、ダガーとの交戦の影響でオービタルリングのR-23ブロックが落下、連合軍の兵器工場のあるX2-008地区に落下しようとしていた。[[コルベット]]はテッカマンブレードの戦闘力に目をつけ、ブラウンベレー部隊を率いて力づくで手に入れようとするが、Dボゥイはこの台詞で真っ向から対立する。
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;「用なしの俺がここにいる必要はない。ラダムを倒せる、もっと役に立てる奴を探すんだな」
 
;「用なしの俺がここにいる必要はない。ラダムを倒せる、もっと役に立てる奴を探すんだな」
 
:第7話、個室にて。テックセットすら不能になった自身の無力さに無気力状態になるDボゥイは、アキから手渡された食事を拒みふてくされるが、ノアルから「落ち込んで何とかなるもんなら、部屋にこもってカビが生えるまで落ち込んでるがいいさ」と言われ、この台詞と共にスペースナイツ基地から去ろうとする。この後、アキから平手打ちを食らい格納庫の開発工場へと連れて行かれる。
 
:第7話、個室にて。テックセットすら不能になった自身の無力さに無気力状態になるDボゥイは、アキから手渡された食事を拒みふてくされるが、ノアルから「落ち込んで何とかなるもんなら、部屋にこもってカビが生えるまで落ち込んでるがいいさ」と言われ、この台詞と共にスペースナイツ基地から去ろうとする。この後、アキから平手打ちを食らい格納庫の開発工場へと連れて行かれる。
;「俺がもう一度、テッカマンに…? ふん、出来るわけない。今の地球の科学で、そんな事」
  −
:開発工場にて作業用ロボット・ペガスにクリスタルの破片を利用して改造、Dボゥイを再びテックセットさせるために寝る間も惜しんで作業する様を見た後で。ラダムのテックシステムが人類に解析できるわけがない、と彼はこの台詞で否定する。
  −
;「短い間だったけど…」
  −
:スペースナイツ基地内で保管されていた旧式ロケットでオービタルリングに向かう時に、敬礼しながら。
  −
;(へっ、一緒に地獄に連れてってやるぜ…このプラスチック爆弾で…!)
  −
:宇宙服姿でダガーの前に立つDボゥイは、左胸部に施されたプラスチック爆弾で死なばもろともと自爆を目論む。その目論見は、ブルーアース号により阻まれてしまうが、その船内には[[ペガス|新たなる相棒]]が主が来るのを待っていた。
   
;「俺はこのペガスにより、再び命を授かった。お前達と戦う為に!」<br />「そして…そして、'''お前達を一人残らず葬り去るまで! 俺は死なん!!'''」
 
;「俺はこのペガスにより、再び命を授かった。お前達と戦う為に!」<br />「そして…そして、'''お前達を一人残らず葬り去るまで! 俺は死なん!!'''」
 
:7話クライマックス。「貴様は二度とテッカマンには…!」とうろたえるダガーに対して。
 
:7話クライマックス。「貴様は二度とテッカマンには…!」とうろたえるダガーに対して。
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;「あんたの命令に逆らう気はない。だが、軍の連中は腐りきってる。そいつらの尻拭いをさせられるのは気が進まない…それだけだ」
 
;「あんたの命令に逆らう気はない。だが、軍の連中は腐りきってる。そいつらの尻拭いをさせられるのは気が進まない…それだけだ」
 
:第10話、連合防衛軍からの指令をフリーマンから伝えられた後で。この前話、木星輸送船団の盾になり犠牲となったカル博士の遺志と裏腹に船団は2名を残してほぼ全滅の状態であった。にもかかわらず、輸送物資が無事ならそれでいい、と犠牲者の哀悼すら行わなかった防衛軍のやり方に義憤を感じていた。
 
:第10話、連合防衛軍からの指令をフリーマンから伝えられた後で。この前話、木星輸送船団の盾になり犠牲となったカル博士の遺志と裏腹に船団は2名を残してほぼ全滅の状態であった。にもかかわらず、輸送物資が無事ならそれでいい、と犠牲者の哀悼すら行わなかった防衛軍のやり方に義憤を感じていた。
;Dボゥイ「俺はお前達軍のやり方が気に入らない!」<br />バーナード「ほう、それで?」<br />Dボゥイ「目的のためには手段を選ばない。まるで人を消耗品のように人の命を使って、作戦を進める!」<br />バーナード「甘いぜ、坊や。それが戦争ってモンだろ?」<br />Dボゥイ「お前は、死んでいった者のことを考えたことがあるのか!?」<br />バーナード「自分が生き残るのに精一杯で、そんなヒマはねぇよ」<br />Dボゥイ「それが軍人の…ヒック!? うっ……うぅっ……軍人の、考え方、か……あっ……!?」
  −
:第10話、オービタルリング内のエレベーターで発見した特殊部隊。その隊長である[[バーナード・オトゥール|バーナード]]とDボゥイがふとしたきっかけでウイスキーで飲み比べする際のやり取り。グラスに注ぎ込まれたアイリッシュウイスキーを互いに飲み干しながら、Dボゥイとバーナードはこの問答を交わす。しかし、まだ酒の味を知らなかったDボゥイには分が悪すぎたのか、4杯目のグラスを手にしようとした途端、泥酔してその場で倒れこんでしまうのだった…。
   
;「レビン、そのままにしておいてくれないか?」
 
;「レビン、そのままにしておいてくれないか?」
 
:第10話ラスト、バーナードから教えられた「ダニー・ボーイ」の歌をインプットされて歌うペガスに対し、Dボゥイはそのデータを消去しようとしたレビンを引き止める。
 
:第10話ラスト、バーナードから教えられた「ダニー・ボーイ」の歌をインプットされて歌うペガスに対し、Dボゥイはそのデータを消去しようとしたレビンを引き止める。
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;「5ヶ月前のあの日……俺がスペースナイツ基地に戻った時には、基地は跡形もなかった。みんなの事は、気にならなかったわけじゃない。ただ、俺にはやらなければならない事があるんだ。残りのテッカマンを全員倒し、ミユキが教えてくれた月のラダム基地を叩き潰す。そればかり…この5ヶ月間、考えていたんだ」
 
;「5ヶ月前のあの日……俺がスペースナイツ基地に戻った時には、基地は跡形もなかった。みんなの事は、気にならなかったわけじゃない。ただ、俺にはやらなければならない事があるんだ。残りのテッカマンを全員倒し、ミユキが教えてくれた月のラダム基地を叩き潰す。そればかり…この5ヶ月間、考えていたんだ」
 
:第28話、ノアルと再会した際、この5ヶ月間何をしていたのか、と彼に問われた際に。
 
:第28話、ノアルと再会した際、この5ヶ月間何をしていたのか、と彼に問われた際に。
;「どこの町も似たようなものだ。誰もが自分を守る事で必死なんだ」
  −
:第29話、とある街にて市長のウェイバーに移動用のエネルギーを分けてもらうよう頼むDボゥイとノアルだが、交渉は決裂。渋々と街路を歩く中、歓迎されない様子を見てノアルは「やっぱり、余所者は歓迎されないようだな…」と苦々しく呟くと、Dボゥイはこの台詞で返すのだった。
   
;「ノアルの奴、どうかしたのかな…」
 
;「ノアルの奴、どうかしたのかな…」
 
:第30話、アックス出現の噂があった街を訪れた際、Dボウイはノアルが普段とは違う様子であることを察していた。放浪の旅を経て戦闘能力だけでなく洞察力も上がったことが窺える。
 
:第30話、アックス出現の噂があった街を訪れた際、Dボウイはノアルが普段とは違う様子であることを察していた。放浪の旅を経て戦闘能力だけでなく洞察力も上がったことが窺える。
;「……そうさ。バルザックは、俺達の仲間だ」
  −
:第33話、バルザックと共に暮らすリルルの農家にて。かつて、スペースナイツとバルザックが敵対していた事を知らないリック。彼の純粋な質問はスペースナイツとバルザックを戸惑わせる。Dボゥイはまだ幼く、バルザックを兄と慕う彼を傷つかせまいようにと、不器用ながらも嘘をつくのだった。
   
;「…あいつ…俺と同じ目をしてたんだ」
 
;「…あいつ…俺と同じ目をしてたんだ」
 
:第33話ラスト、スペースナイツと同行する事になったバルザックはかつて敵対していた時の頃とは異なっていた。ノアルは「えらく物分りがいいけど、どうしたんだ?」とDボゥイに問うと、この返答で今の彼を評するのだった。
 
:第33話ラスト、スペースナイツと同行する事になったバルザックはかつて敵対していた時の頃とは異なっていた。ノアルは「えらく物分りがいいけど、どうしたんだ?」とDボゥイに問うと、この返答で今の彼を評するのだった。
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;「ミユキは、テッカマンとなっても心は人間のままだった。シンヤもゴダードも、心のどこかは昔のままの自分を引きずっているはずなんだ。ただ違うのは、ラダムの本能に従って行動している事のみだ…」<br />アキ「地球を、侵略するのね…?」<br />Dボゥイ「ああ。だが、俺がそれを叩き潰す!アックスも、エビルも、オメガも、この手で…!そのためにも、早く完全なクリスタルを手に入れて、月面ラダム基地に乗り込まなければ…!」
 
;「ミユキは、テッカマンとなっても心は人間のままだった。シンヤもゴダードも、心のどこかは昔のままの自分を引きずっているはずなんだ。ただ違うのは、ラダムの本能に従って行動している事のみだ…」<br />アキ「地球を、侵略するのね…?」<br />Dボゥイ「ああ。だが、俺がそれを叩き潰す!アックスも、エビルも、オメガも、この手で…!そのためにも、早く完全なクリスタルを手に入れて、月面ラダム基地に乗り込まなければ…!」
 
:第34話、グリーンランド号の甲板上にて、ミユキのテッククリスタルを見つめながら。
 
:第34話、グリーンランド号の甲板上にて、ミユキのテッククリスタルを見つめながら。
;「俺とぺガスは、一瞬にして成層圏近くまで来ていた。ミユキのクリスタルに残っていたパワーが、テックセットと感応したんだ。こいつの最後のパワーが一瞬クリスタルフィールドを形成し、ぺガスを包み込んだ」<br />「こんな一かけらでも、あれだけの事ができたんだ。完全なクリスタルさえあれば、必ず月まで辿り着ける!」
  −
:
   
;「くっ…それが俺の…地球の運命なら…!'''俺がこの手で打ち砕く!!うおおおおおおっ!!'''」
 
;「くっ…それが俺の…地球の運命なら…!'''俺がこの手で打ち砕く!!うおおおおおおっ!!'''」
 
:第36話、ラダム樹で構成されたコロッセウムでの決闘シーンより。体術でブレードを圧倒する[[テッカマンアックス|アックス]]はラダムも地球人類も宇宙が創った存在だと言い、「ラダムが人間を滅ぼすのも、人間が生きるために獣を殺すのも同じ事」と彼の心に揺さぶりをかける。地球がラダムに侵略されるのも、自分が血を分けた肉親と殺し合うのも宇宙が定めた運命だと仮定する[[ゴダード]]に対し、Dボゥイはこの台詞であくまでもラダムに立ち向かう事を師に示す。
 
:第36話、ラダム樹で構成されたコロッセウムでの決闘シーンより。体術でブレードを圧倒する[[テッカマンアックス|アックス]]はラダムも地球人類も宇宙が創った存在だと言い、「ラダムが人間を滅ぼすのも、人間が生きるために獣を殺すのも同じ事」と彼の心に揺さぶりをかける。地球がラダムに侵略されるのも、自分が血を分けた肉親と殺し合うのも宇宙が定めた運命だと仮定する[[ゴダード]]に対し、Dボゥイはこの台詞であくまでもラダムに立ち向かう事を師に示す。
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:フリーマンの前でDボゥイは意を決し、自身のブラスター化を求める。アキの制止をも振り切り、彼はフリーマンにこの台詞で己の覚悟を示すのだった。
 
:フリーマンの前でDボゥイは意を決し、自身のブラスター化を求める。アキの制止をも振り切り、彼はフリーマンにこの台詞で己の覚悟を示すのだった。
 
;「どこだみんな…アキ、バーナード…どこだ…どこにいるんだ…!?」<br />「どこだ…バーナード…!」<br />「う…'''うぅおおおおおおぉぉぉぉっ…!!'''」
 
;「どこだみんな…アキ、バーナード…どこだ…どこにいるんだ…!?」<br />「どこだ…バーナード…!」<br />「う…'''うぅおおおおおおぉぉぉぉっ…!!'''」
:39話ラストシーン。圧倒的な力でテッカマンランスを撃破したDボゥイ。しかしペガスから出てきたDボゥイの身体には異常が出ていた。フリーマンは告げる。「彼は使ってはならないパワーを放出してしまった」と。
+
:39話ラストシーン。圧倒的な力でテッカマンランスを撃破したDボゥイ。しかしペガスから出てきたDボゥイの身体には異常が出ていた。フリーマンは告げる。「'''彼は使ってはならないパワーを放出してしまった'''」と。そして…。
 
;「…俺を『Dボゥイ』と呼んでた? どうして俺を、『Dボゥイ』と呼ぶんだ…?」<br />「…だいたい、『Dボゥイ』ってのはどういう意味なんだ?」
 
;「…俺を『Dボゥイ』と呼んでた? どうして俺を、『Dボゥイ』と呼ぶんだ…?」<br />「…だいたい、『Dボゥイ』ってのはどういう意味なんだ?」
 
:41話。ブラスター化の後遺症もなく、無事に回復したように見えたDボゥイだったが、再三のアキの呼びかけに対し示したこの反応は、「記憶を失っていく」というブラスター化の真の代償をスペースナイツ一同にまざまざと知らしめた。なおこの話の彼は普段の思いつめた雰囲気もなくしており、回想シーンでのような明るめの表情をしていたことも、視聴者からすればその予兆だったとも見られる。
 
:41話。ブラスター化の後遺症もなく、無事に回復したように見えたDボゥイだったが、再三のアキの呼びかけに対し示したこの反応は、「記憶を失っていく」というブラスター化の真の代償をスペースナイツ一同にまざまざと知らしめた。なおこの話の彼は普段の思いつめた雰囲気もなくしており、回想シーンでのような明るめの表情をしていたことも、視聴者からすればその予兆だったとも見られる。
272行目: 265行目:  
;「そんなに悲しいのか」<br />「悲しみに溺れ、過去に溺れ……それだけで生きている事を諦めるのか!?」
 
;「そんなに悲しいのか」<br />「悲しみに溺れ、過去に溺れ……それだけで生きている事を諦めるのか!?」
 
:プラハの跡地で[[デッド・エンド|デッド]]に再戦を挑み、その悲しみに満ちた心に語りかける。
 
:プラハの跡地で[[デッド・エンド|デッド]]に再戦を挑み、その悲しみに満ちた心に語りかける。
 +
:デッドも確かに悲しい過去を背負っているが、Dボゥイはそれ以上の悲劇に見舞われたために非常に重みのある言葉である。
 
;「デッド。お前は今、死んだ……」<br />「プラハで心を忘れ、足掻いていた魂は今、ここで消えた……。後の命は、未来を生きろ……」
 
;「デッド。お前は今、死んだ……」<br />「プラハで心を忘れ、足掻いていた魂は今、ここで消えた……。後の命は、未来を生きろ……」
 
:デッドに勝利し、その呪縛を解いたDボゥイは、自由に生き続ける事をデッドに促す。
 
:デッドに勝利し、その呪縛を解いたDボゥイは、自由に生き続ける事をデッドに促す。
280行目: 274行目:  
;「俺は人間だ、シンヤ。今までも、そしてこれからも、人間であり続けたいんだ!」
 
;「俺は人間だ、シンヤ。今までも、そしてこれからも、人間であり続けたいんだ!」
 
:特典映像『TWIN BLOOD』にて。
 
:特典映像『TWIN BLOOD』にて。
;「たいへんだァ!おれ、'''自分の名まえ忘れちょるばい~~!'''」<br />「いいね~、それ!'''今日からそれをおれの名まえにしちゃお~っと♪'''」<br />「'''念仏の時間だぜ、ラダムどもめが――ッ!!!'''」<br />「'''おれってばそんな暗い過去があったんだァ…ひゃあ…明るいヒーローとばっか思ってたのに暗いヒーローだったの~~?'''」
  −
:これらのセリフは井上大助の漫画版(講談社「デラックスボンボン」にて連載)が出典。アルゴス号のクルー、そして実の兄弟と戦うという悲壮感は薄まり、素で記憶喪失となっている上、TV版とは比べ物にならないほどの勢いで食事を平らげた後名前を聞かれ、最初の台詞を言い放ったり、ノアルにデンジャラスボゥイと呼ばれて嬉しそうに喜んだり、ラダム獣を勇猛果敢に倒したり、テッカマンエビルに自身の過去を聞かされたときには大泣きしてしまったりとお気楽極楽かつ熱血馬鹿キャラとして描かれていた。<br />最も井上氏が担当したコミカライズはそういうテイストに方向性が変わる事が多い。他には[[シーブック・アノー|この人]]とか。
   
;「そのセリフ…そっくりそのままてめーにくれてやるぜ、ダガーッ!!」<br />「'''ボルテッカ――――ッ!!!'''」<br />「ざまーみやがれ悪鬼ども!!きさまらはおれがたたきつぶしてやる…!!」
 
;「そのセリフ…そっくりそのままてめーにくれてやるぜ、ダガーッ!!」<br />「'''ボルテッカ――――ッ!!!'''」<br />「ざまーみやがれ悪鬼ども!!きさまらはおれがたたきつぶしてやる…!!」
:井上版第1話ラストより。「うらぎりものはここで死ね、ブレード!!」とブレードと交戦するテッカマンダガー。苦戦はするものの、上記の台詞で両肩パーツを展開、至近距離のボルテッカで粉砕後、下記の台詞でラダムに宣戦布告する。
+
:井上大輔氏による漫画版第1話ラストより。「うらぎりものはここで死ね、ブレード!!」とブレードと交戦するテッカマンダガー。苦戦はするものの、上記の台詞で両肩パーツを展開、至近距離のボルテッカで粉砕後、下記の台詞でラダムに宣戦布告する。
 
;「うるせえ!!!それでも人間の心をすてるよりはなんぼかマシだろうが――ッ!!!」<br />「'''おれは人間だ―――ッ!!くらえ、ボルテッカ――――ッ!!!'''」<br />「たとえ血をわけた実の兄弟でも、悪魔に魂をうりわたしたヤツは…'''すべておれの敵だ!!おれは地球を守るテッカマンブレードだ!!!'''」
 
;「うるせえ!!!それでも人間の心をすてるよりはなんぼかマシだろうが――ッ!!!」<br />「'''おれは人間だ―――ッ!!くらえ、ボルテッカ――――ッ!!!'''」<br />「たとえ血をわけた実の兄弟でも、悪魔に魂をうりわたしたヤツは…'''すべておれの敵だ!!おれは地球を守るテッカマンブレードだ!!!'''」
:同じく、井上大助版により。コルベットが量産したソルテッカマンの軍勢を蹴散らすエビルに怒りを燃やすブレードに対し、彼は「フ…何をねぼけたことを。人類がおまえにした仕打ちを忘れたのか?英雄どころか、牢屋おくりだ!!」と嘲笑する。それに負けじとブレードは上段の台詞でエビルを圧倒、中段の台詞と共にボルテッカを放ち退ける。やがて、下段の台詞で人類を、そして地球を守るための戦士として戦う事を改めて誓うのだった。先程の強烈なギャグが目立つ井上大助版でも屈指の熱い場面である。
+
:同じく、井上大助版により。コルベットが量産したソルテッカマンの軍勢を蹴散らすエビルに怒りを燃やすブレードに対し、彼は「フ…何をねぼけたことを。人類がおまえにした仕打ちを忘れたのか?英雄どころか、牢屋おくりだ!!」と嘲笑する。それに負けじとブレードは上段の台詞でエビルを圧倒、中段の台詞と共にボルテッカを放ち退ける。やがて、下段の台詞で人類を、そして地球を守るための戦士として戦う事を改めて誓うのだった。後述の強烈なギャグが目立つ井上大助版でも屈指の熱い場面である。
 
;「悪いが時間がねえんだ、覚悟を決めなダガー!」
 
;「悪いが時間がねえんだ、覚悟を決めなダガー!」
 
:こちらはコミックコンプ版。この後ダガーに向けて至近距離からのボルテッカを放つ。シリアスなアニメやお馬鹿な井上大助版に比べ、恐ろしくワイルドなキャラ付けである。
 
:こちらはコミックコンプ版。この後ダガーに向けて至近距離からのボルテッカを放つ。シリアスなアニメやお馬鹿な井上大助版に比べ、恐ろしくワイルドなキャラ付けである。
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 +
;Dボゥイ「俺はお前達軍のやり方が気に入らない!」<br />バーナード「ほう、それで?」<br />Dボゥイ「目的のためには手段を選ばない。まるで人を消耗品のように人の命を使って、作戦を進める!」<br />バーナード「甘いぜ、坊や。それが戦争ってモンだろ?」<br />Dボゥイ「お前は、死んでいった者のことを考えたことがあるのか!?」<br />バーナード「自分が生き残るのに精一杯で、そんなヒマはねぇよ」<br />Dボゥイ「それが軍人の…ヒック!? うっ……うぅっ……軍人の、考え方、か……あっ……!?」
 +
:第10話、オービタルリング内のエレベーターで発見した特殊部隊。その隊長である[[バーナード・オトゥール|バーナード]]とDボゥイがふとしたきっかけでウイスキーで飲み比べする際のやり取り。グラスに注ぎ込まれたアイリッシュウイスキーを互いに飲み干しながら、Dボゥイとバーナードはこの問答を交わす。しかし、まだ酒の味を知らなかったDボゥイには分が悪すぎたのか、4杯目のグラスを手にしようとした途端、泥酔してその場で倒れこんでしまうのだった…。
 
;「臨死体験」
 
;「臨死体験」
 
:ドラマCD「ラダムの来ない日」にて、スペースナイツの面々のしりとりに割り込んでの一言。このしりとり、'''陰気で救いのない言葉'''を繋げる陰気しりとり、別名を'''Dボゥイしりとり'''というもので、挙げられる言葉も「'''断末魔'''」だの「'''死にかけ'''」だのひどい言葉だらけである。なお「断末魔」のあたりから聞いていたらしい。ちなみにこの直前の単語は「'''病み上がり'''」。
 
:ドラマCD「ラダムの来ない日」にて、スペースナイツの面々のしりとりに割り込んでの一言。このしりとり、'''陰気で救いのない言葉'''を繋げる陰気しりとり、別名を'''Dボゥイしりとり'''というもので、挙げられる言葉も「'''断末魔'''」だの「'''死にかけ'''」だのひどい言葉だらけである。なお「断末魔」のあたりから聞いていたらしい。ちなみにこの直前の単語は「'''病み上がり'''」。
301行目: 295行目:  
:ドラマCD1「ザ・宴会」での発言。…ブラスター化の後遺症にって幼児退行を引き起こしてしまい、'''あろうことか赤ちゃん言葉で言った…'''(しかもその前に、アキにズボンを脱がせてオシメを取り替えて貰っていた…)。
 
:ドラマCD1「ザ・宴会」での発言。…ブラスター化の後遺症にって幼児退行を引き起こしてしまい、'''あろうことか赤ちゃん言葉で言った…'''(しかもその前に、アキにズボンを脱がせてオシメを取り替えて貰っていた…)。
 
:そして、裏返った森川氏の声も相まって、本編のシリアスさが崩壊すること請け合いである…。
 
:そして、裏返った森川氏の声も相まって、本編のシリアスさが崩壊すること請け合いである…。
 +
;「たいへんだァ!おれ、'''自分の名まえ忘れちょるばい~~!'''」<br />「いいね~、それ!'''今日からそれをおれの名まえにしちゃお~っと♪'''」<br />「'''念仏の時間だぜ、ラダムどもめが――ッ!!!'''」<br />「'''おれってばそんな暗い過去があったんだァ…ひゃあ…明るいヒーローとばっか思ってたのに暗いヒーローだったの~~?'''」
 +
:これらのセリフは井上大助の漫画版(講談社「デラックスボンボン」にて連載)が出典。アルゴス号のクルー、そして実の兄弟と戦うという悲壮感は薄まり、素で記憶喪失となっている上、TV版とは比べ物にならないほどの勢いで食事を平らげた後名前を聞かれ、最初の台詞を言い放ったり、ノアルにデンジャラスボゥイと呼ばれて嬉しそうに喜んだり、ラダム獣を勇猛果敢に倒したり、テッカマンエビルに自身の過去を聞かされたときには大泣きしてしまったりとお気楽極楽かつ熱血馬鹿キャラとして描かれていた。<br />最も井上氏が担当したコミカライズはそういうテイストに方向性が変わる事が多い。他には[[シーブック・アノー|この人]]とか。
    
== スパロボシリーズでの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズでの名台詞 ==
351行目: 347行目:  
;「その…俺の事…タカヤって呼んでくれないか?」<br />「もう仮面は必要ない…。俺は相羽タカヤに戻ろうと思う…」
 
;「その…俺の事…タカヤって呼んでくれないか?」<br />「もう仮面は必要ない…。俺は相羽タカヤに戻ろうと思う…」
 
:[[W]]のEDにて、新たな旅立ちを前に、アキに告げた一言。宿命から解き放たれた瞬間である。
 
:[[W]]のEDにて、新たな旅立ちを前に、アキに告げた一言。宿命から解き放たれた瞬間である。
 +
== 余談 ==
 +
*彼の出自である「謎を秘めた男が地球に降り立ち、スペースナイツの一員となって戦うようになり、やがて仲間たちと打ち解け成長していく」というものは旧作『宇宙の騎士テッカマン』におけるアンドロー梅田の出自とほぼ同様である。このため見方によっては旧作の主人公である南城二とアンドローを統合したキャラクターとも呼べる。
 
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