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なお、彼の名前を後ろから読むと「'''貴様ら破棄'''」になる。
 
なお、彼の名前を後ろから読むと「'''貴様ら破棄'''」になる。
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冥王計画を企てた理由については最後まで一切不明のままだったが、MXにおいてはその記憶を受け継いだマサトが「自分以外存在しない、全てが失われた世界に安らぎを求めたのかもしれない」と述べており、それが正しい場合、裏を返せば「自分以外に信じられるものが何一つ存在しない」ということである……。
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冥王計画を企てた理由については最後まで一切不明のままだったが、推察の材料はある。
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なお、原作漫画では名前が「'''若槻 魔沙樹'''(わかつき まさき)」となっており、性格がOVA版の木原マサキ以上に残忍で狡猾なエゴイストであった。そのためかより惨い末路を辿っている。
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マサキの目的は前述したとおり、冥府と化した世界の王=冥王となることであり、これは疑いのない事実である。そのために、日本と鉄甲龍のどちらかが勝利すると読み、双方に自身のクローンを配置して戦わせたのも、また揺るがない事実であり、真意である。
また、スパロボユーザー間では「マサト・マサキ」呼称・表記で区別をしている場合が多いがこれもゼオライマーの表記と同じくOVA版でしか通用しない形であり(原作漫画版では”秋津マサキ”と同じ音である為)原作漫画について言及する場合は
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それぞれ「秋津(マサト・マサキ)」、「木原・若槻(マサキ)」と苗字で表記する方がよい。
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しかし、もし、彼が本気で世界を何もなくなった冥府と化そうとしていたのなら、本編で行ったような「ゲーム」を実行する理由がない。マサキにしてみれば幽羅帝もまた自身のクローン=本人言う所の「俺自身」である上、ゼオライマーがなければ鉄甲龍の八卦ロボに対抗する手段はどこにもないため、自分が生きていれば自分で実行すればいいし、殺されても鉄甲龍が計画を成し遂げればその瞬間に野望が達成されるからである。そしてそれを効率的に実行するならば、自ら作り上げた八卦衆達に自滅プログラムを仕込む必要もなく、ただ破壊するための、それこそ自分の様な存在として完成させればいいだけの話である。
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さらに、幽羅帝含む八卦衆達は全員マサキの手によるクローンそして人造人間であり、それぞれに自滅に向かうように精神をプログラムされている。のだが、その「自滅志向」が全員「愛情」絡みのコンプレックスに関連しているのが注目点である(葎の場合は「女の顔」だが、根底には「父を求める心」がある)。彼らは幽羅帝のもと、冥王計画遂行のために動いてはいたが、幽羅帝を含め描写される彼ら自身の姿は、愛ゆえに迷い、苦しむ「人間」の姿である。マサキが実際に塞臥、祇槍、ロクフェルと相対した際には、彼らの三角関係を見て異様なまでに取り乱していたことからも、心を捨てきれていなかったと思わせる要素はある。終盤で人格の統合されたマサトは、マサキの主観を以って八卦衆や幽羅帝、美久を「綺麗」な存在と評しており、ここからもそれが伺える。穿った見方をすれば、マサキとて人間である以上初めからこんなエゴイストであったはずはないため、こうなったきっかけのようなものは確実にある。
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その上で、彼がゼオライマーを奪って逃げ出し、マサトというもう一人のクローンを造り出し、その上で全てを思いのままに操る「ゲーム」を始めたのはなぜか、という理由であるが、無意識のうちに冥王計画に対する抑止力を、それも他者ではなくゼオライマーを操る自分自身に求めたのではないか、という仮説が立てられる。マサキの真意とは即ち、冥王計画を遂行して世界を冥府と化すことと、それを何らかの手段で己が止めること、二つあったと推察できる。故に、マサキにとっては冥王計画が成功しようが失敗しようが、どちらにせよ「予定通り」だったことになる。
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マサキが冥王計画を企てたのは、つまる所、彼自身が恐らく一番信じることの出来ない「愛」から逃げたかったからであり、ゆえにこそ自分以外誰もいない世界に行こうとしていたのではないか、と思われる。
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いずれにしても確かめる手段はないが、それが真実であるならば、マサトではなくマサキこそが「冥王計画ゼオライマー」の、本当の意味での主人公であったと言える。
    
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]:初参戦作品。本作では[[ゼーレ]]と深い因縁があり、[[人類補完計画]]や[[セカンドインパクト]]にも関係していた。基本的にイベントにおける[[NPC]]。初期のマサトより能力値が高く、マサトが弱気なのに対して超強気である(原作シナリオが終了すると、マサトの能力はマサキと同値になり、性格が強気になる)。なお、[[月のローズセラヴィー|ローズセラヴィー]]戦にて一時的ではあるが、マサキを操作できる。
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]:初参戦作品。本作では[[ゼーレ]]と深い因縁があり、[[人類補完計画]]や[[セカンドインパクト]]にも関係していた。基本的にイベントにおける[[NPC]]。初期のマサトより能力値が高く、マサトが弱気なのに対して超強気である(原作シナリオが終了すると、マサトの能力はマサキと同値になり、性格が強気になる)。なお、[[月のローズセラヴィー|ローズセラヴィー]]戦にて一時的ではあるが、マサキを操作できる。
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:なお本作においては冥王計画遂行の理由として「自分以外存在しない、全てが失われた世界に安らぎを求めた」と人格合一後のマサトが語っている。少なくとも、この作品においてはそれが真実なのだろう。
 
;[[スーパーロボット大戦J]]:同じ声で対極的な存在である[[ラウ・ル・クルーゼ]]との対決が期待されたが、実現せず。今回、ある発言(後述)のために'''ツンデレ'''と評された。なお、今回はマサトと性格以外は同一ステータス。また、今作ではオリジナル敵勢力の[[フューリー]]とも深い因縁を持っていた。<br />ルラーンや『[[フルメタル・パニック!]]』のカリーニンの台詞によって、彼が[[ウィスパード]]である可能性も示されていたが、原作小説においての[[ウィスパード]]の定義に明らかに当てはまらないので、この世界に置いても[[次元連結システム]]はやはり彼の天才的な才覚によって開発されたということなのだろう。そちらの方がよほど驚異的だが。
 
;[[スーパーロボット大戦J]]:同じ声で対極的な存在である[[ラウ・ル・クルーゼ]]との対決が期待されたが、実現せず。今回、ある発言(後述)のために'''ツンデレ'''と評された。なお、今回はマサトと性格以外は同一ステータス。また、今作ではオリジナル敵勢力の[[フューリー]]とも深い因縁を持っていた。<br />ルラーンや『[[フルメタル・パニック!]]』のカリーニンの台詞によって、彼が[[ウィスパード]]である可能性も示されていたが、原作小説においての[[ウィスパード]]の定義に明らかに当てはまらないので、この世界に置いても[[次元連結システム]]はやはり彼の天才的な才覚によって開発されたということなのだろう。そちらの方がよほど驚異的だが。
 
;[[スパロボ学園]]:天のゼオライマーのグー属性版のメインパイロットとして参戦。戦闘アニメ元である[[J]]と同様に、ステータスはマサトと同じ。しかし精神コマンドが異なり、必中を持たない代わりに覚醒を使える。必中なしでメイオウが当たるスーパー系相手なら、マサトよりも強力。
 
;[[スパロボ学園]]:天のゼオライマーのグー属性版のメインパイロットとして参戦。戦闘アニメ元である[[J]]と同様に、ステータスはマサトと同じ。しかし精神コマンドが異なり、必中を持たない代わりに覚醒を使える。必中なしでメイオウが当たるスーパー系相手なら、マサトよりも強力。
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===[[特殊技能]](特殊スキル)===
 
===[[特殊技能]](特殊スキル)===
 
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]:[[底力]] 、[[援護攻撃]]、[[EXPアップ]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]:[[底力]] 、[[援護攻撃]]、[[EXPアップ]]
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:マサトと共有なのでこのラインナップ。
    
==[[BGM|パイロットBGM]]==
 
==[[BGM|パイロットBGM]]==
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;[[氷室美久]]:[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]の[[次元連結システム]]として創造。いわく「成長するガラクタ」。パーツとしてしか見ていなかったが……。
 
;[[氷室美久]]:[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]の[[次元連結システム]]として創造。いわく「成長するガラクタ」。パーツとしてしか見ていなかったが……。
 
;[[沖功]]:かつて自分を射殺した人物。
 
;[[沖功]]:かつて自分を射殺した人物。
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;[[ルラーン]]:鉄甲龍時代の同僚。実は本編中の鉄甲龍構成員で、マサキに造られた存在でないのは彼だけだったりする。
    
==他作品との人間関係==
 
==他作品との人間関係==
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;「…勝てる」:初登場時の台詞。この後、メイオウ攻撃を発動して[[風のランスター]]を消滅させる。
 
;「…勝てる」:初登場時の台詞。この後、メイオウ攻撃を発動して[[風のランスター]]を消滅させる。
 
;「くっくっく……勝ったぞ……勝った……!」:ランスターを消滅させたのち、愉快気に呟く。この後唐突に引っ込み、マサトの人格に戻ってしまう。
 
;「くっくっく……勝ったぞ……勝った……!」:ランスターを消滅させたのち、愉快気に呟く。この後唐突に引っ込み、マサトの人格に戻ってしまう。
;「くっくっくっくっ……その必要はないっ!」<br />「むしろ、奴らが市民のことを考え、動きを鈍らせば好都合」:美久の被害拡大を防ぐために樹海に誘導するべきという進言をこの台詞で却下する。マサトと好対照のダークヒーローの面目躍如たる台詞である。
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;「くっくっくっくっ……その必要はないっ!」<br />「むしろ、奴らが市民のことを考え、動きを鈍らせれば好都合」:美久の被害拡大を防ぐために樹海に誘導するべきという進言をこの台詞で却下する。マサトと好対照のダークヒーローの面目躍如たる台詞である。
 
;「茶番は……終わりだ」 :シ姉妹の和解を見て吐き捨てた台詞。この後、メイオウ攻撃によって二人とも消滅させる。
 
;「茶番は……終わりだ」 :シ姉妹の和解を見て吐き捨てた台詞。この後、メイオウ攻撃によって二人とも消滅させる。
 
;「ゼオライマーよ、パーツを呼び戻せ! お前の次元連結システムをな!!」 :[[葎]]との戦闘時。美久の不在によって窮地に追い込まれていたが、この台詞の後、一気に逆転する。MXでは台詞回しの都合からか「パーツ」が「奴」に変わっている。
 
;「ゼオライマーよ、パーツを呼び戻せ! お前の次元連結システムをな!!」 :[[葎]]との戦闘時。美久の不在によって窮地に追い込まれていたが、この台詞の後、一気に逆転する。MXでは台詞回しの都合からか「パーツ」が「奴」に変わっている。
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;「俺は木原マサキ! 父などではない!」:ローズセラヴィーを消し飛ばしたのち、葎が最後につぶやいた「…お父さん…」をこう言って否定した。
 
;「俺は木原マサキ! 父などではない!」:ローズセラヴィーを消し飛ばしたのち、葎が最後につぶやいた「…お父さん…」をこう言って否定した。
 
;「俺がそんな善人に見えるか?」:見えません。
 
;「俺がそんな善人に見えるか?」:見えません。
;「だが、鉄甲龍にいようとそこから逃げようと、志半ばで殺されることも予想していた」<br />「だから俺は、自分の死後目覚める、あるいくつもの布石を打った」<br />「成長するガラクタ!お前もその一つだ…」:葎撃破後、ラスト・ガーディアンにて自身の計画の一部を語る。清々しいほどの外道っぷりである。
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;「だが、鉄甲龍にいようとそこから逃げようと、志半ばで殺されることも予想していた」<br />「だから俺は、自分の死後目覚める、あるいくつもの布石を打った」<br />「成長するガラクタ! お前もその一つだ…」:葎撃破後、ラスト・ガーディアンにて自身の計画の一部を語る。清々しいほどの外道っぷりである。
 
;「また俺を殺すのか、沖?」:[[八卦衆]]の迎撃にいかないマサキに業を煮やして、洗脳という手段を使ってまで戦わせようとする沖への皮肉。流石に良心がとがめていたのか、沖は動揺する。
 
;「また俺を殺すのか、沖?」:[[八卦衆]]の迎撃にいかないマサキに業を煮やして、洗脳という手段を使ってまで戦わせようとする沖への皮肉。流石に良心がとがめていたのか、沖は動揺する。
 
;「これも次元連結システムのちょっとした応用だ」:生身のマサキがポケットにある装置から力場を発生させ、沖や美久らを吹き飛ばした際の台詞。何でもありの便利機能「[[次元連結システム]]」および[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]を象徴するような台詞である。<br />原作未見のプレイヤーはなぜマサキが常に自信たっぷりなのか疑問に思う人もいるだろうが、それはこのような自衛手段を用意してあるがゆえである。
 
;「これも次元連結システムのちょっとした応用だ」:生身のマサキがポケットにある装置から力場を発生させ、沖や美久らを吹き飛ばした際の台詞。何でもありの便利機能「[[次元連結システム]]」および[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]を象徴するような台詞である。<br />原作未見のプレイヤーはなぜマサキが常に自信たっぷりなのか疑問に思う人もいるだろうが、それはこのような自衛手段を用意してあるがゆえである。
;「黙れぇっ!! やめろ、やめろぉっ!!」<br />「愛だと…!? ふざけるな、八卦ども! 貴様らは、遺伝子操作で俺が造り上げた一組のクローンだ!」<br />「同じ受精卵に手を加えた…いわば、貴様らは兄弟どころか同一人物! 俺は貴様らの造物主にして…冥王なのだっ!!」:終盤、[[祗鎗]]・[[塞臥]]・[[ロクフェル]]が痴話喧嘩を始めたのを見て激怒した際の台詞。<br />シ姉妹や葎との戦いで愛情を見せられることに激怒しているようなそぶりを見せているので、何かしらのトラウマがあるように見える。祗鎗と塞臥はこの言葉に動揺するが……。
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;「黙れぇっ!! やめろ、やめろぉっ!!」<br />「愛だと…!? ふざけるな、八卦ども! 貴様らは、遺伝子操作で俺が造り上げた一組のクローンだ!」<br />「同じ受精卵に手を加えた…いわば、貴様らは兄弟どころか同一人物! 俺は貴様らの造物主にして…冥王なのだっ!!」:終盤、[[祗鎗]]・[[塞臥]]・[[ロクフェル]]が痴話喧嘩を始めたのを見て激怒した際の台詞。<br />シ姉妹や葎との戦いで愛情を見せられることに激怒しているような素振りを見せているが、それを踏まえてもこの場面の取り乱しっぷりは異様であり、何かしらのトラウマがあるように見える。祗鎗と塞臥はこの言葉に動揺するが……。
 
;「それも全てプログラムに過ぎない…!」 :たとえ造られた存在であったとしても塞臥への愛は本物だと突撃するロクフェルを否定する。
 
;「それも全てプログラムに過ぎない…!」 :たとえ造られた存在であったとしても塞臥への愛は本物だと突撃するロクフェルを否定する。
 
;「はぁっ、はぁ… 造物主に…逆らうとは……!!」<br />「ぐ、ううっ……ぐあぁぁぁぁあぁぁぁぁっ!!?」:祗鎗、塞臥を相手にメイオウ攻撃を発動しようとした時の台詞。頭痛は収まるどころか激しさを増し、それが限界を超えたその時「木原マサキ」という人格は消滅した……。
 
;「はぁっ、はぁ… 造物主に…逆らうとは……!!」<br />「ぐ、ううっ……ぐあぁぁぁぁあぁぁぁぁっ!!?」:祗鎗、塞臥を相手にメイオウ攻撃を発動しようとした時の台詞。頭痛は収まるどころか激しさを増し、それが限界を超えたその時「木原マサキ」という人格は消滅した……。
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==スパロボシリーズでの名台詞==
 
==スパロボシリーズでの名台詞==
 
;「チリ一つ残さず、消滅させてやる…!」<br />「冥王の力の前に、消え去るがいい!!」<br />「消え失せろ! 天の力の前になぁ!!」<br />:メイオウ攻撃使用時の戦闘台詞の数々。オリジナル要素なのだが、違和感のなさからファンの間でメイオウ攻撃を象徴する台詞として一般に浸透してしまった。
 
;「チリ一つ残さず、消滅させてやる…!」<br />「冥王の力の前に、消え去るがいい!!」<br />「消え失せろ! 天の力の前になぁ!!」<br />:メイオウ攻撃使用時の戦闘台詞の数々。オリジナル要素なのだが、違和感のなさからファンの間でメイオウ攻撃を象徴する台詞として一般に浸透してしまった。
;美久「お疲れ様でした、またプレイしてくださいね」<br />マサト「そうだね、じゃあ次回もまた、このスーパーロボット…う!う、ううう…」<br />美久「マサト君!?ちょっと、どうしたの!?大丈夫!?」<br />マサキ「フフフ…ハハハ…マサトぉ?誰に言っている?美久」<br />美久「マ、マサト君…?あ、あら~…こんな時に…タイミング悪い…」<br />マサキ「任せておけ。'''…こんなゲームを何度も何度も、愚かな連中だ。貴重な時間を無駄に消費している事にも気付かぬ、うざい奴らが…'''」<br />美久「ちょ、ちょっと!いくらなんでも失礼でしょ!」<br />マサト「え!?あ、あれ…ど、どうしたんだい、美久?」<br />美久「あ…ずるい…」<br />マサト「え、え~と、次回もこのスーパーロボット大戦を…あ、うぅ…!」<br />マサキ「'''せいぜい楽しむがいい…'''」:[[MX]]の中断メッセージの一幕。言いたい放題言って美久に怒られるのはマサトに押し付けた上で最後にワルい笑顔でキメてくれるマサキがなんともニクい一幕である。
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;美久「お疲れ様でした、またプレイしてくださいね」<br />マサト「そうだね、じゃあ次回もまた、このスーパーロボット…う!う、ううう…」<br />美久「マサト君!?ちょっと、どうしたの!?大丈夫!?」<br />マサキ「フフフ…ハハハ…マサトぉ?誰に言っている?美久」<br />美久「マ、マサト君…?あ、あら~…こんな時に…タイミング悪い…」<br />マサキ「任せておけ。'''…こんなゲームを何度も何度も、愚かな連中だ。貴重な時間を無駄に消費している事にも気付かぬ、うざい奴らが…'''」<br />美久「ちょ、ちょっと!いくらなんでも失礼でしょ!」<br />マサト「え!?あ、あれ…ど、どうしたんだい、美久?」<br />美久「あ…ずるい…」<br />マサト「え、え~と、次回もこのスーパーロボット大戦を…あ、うぅ…!」<br />マサキ「'''せいぜい楽しむがいい…'''」:[[MX]]の中断メッセージの一幕。言いたい放題言って美久に怒られるのはマサトに押し付けた上、最後にワルい笑顔でキメてくれるマサキがなんともニクい一幕である。
;「俺に指図するな! [[ナタル・バジルール]]! だが、奴らを倒すというのなら聞いてやらんこともない」<br />「ふん、まあいい。奴らまで敵に回しては少々面倒だからな。とりあえずあわせてやってもいい」<br />「俺が手に入れる前にやられてしまっては、困るものがあるのでな。別に貴様らを助けに来たわけではない。邪魔をするなら貴様らも消す」:[[J]]での迷言の数々。この台詞を契機に、彼はファンから'''ツンデレ冥王'''と呼ばれるように。
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;「俺に指図するな! [[ナタル・バジルール]]! だが、奴らを倒すというのなら聞いてやらんこともない」<br />「ふん、まあいい。奴らまで敵に回しては少々面倒だからな。とりあえずあわせてやってもいい」<br />「フン、ついでだ。Dr.ヘルを倒すまでは付き合ってやる」<br/>「俺が手に入れる前にやられてしまっては、困るものがあるのでな。別に貴様らを助けに来たわけではない。邪魔をするなら貴様らも消す」:[[J]]での迷言の数々。この台詞を契機に、彼はファンから'''ツンデレ冥王'''と呼ばれるように。
 
;「邪魔だ! 俺がやる!」<br />「無駄、無駄、無駄ァ!!」:それぞれ援護攻撃時、攻撃無効化時の台詞。
 
;「邪魔だ! 俺がやる!」<br />「無駄、無駄、無駄ァ!!」:それぞれ援護攻撃時、攻撃無効化時の台詞。
 
;「風か…弱い者ほどうるさく飛び回りたがる……!」<br>「二体揃わねば役に立つまいが!」<br>「月の光は天までは届かん!」<br>「得意の地震でなんとかして見せろ……クックック…」<br>「山の響き? 天までは聞こえんな!」<br>「雷の力が天と互角だと? 愚かな…」<br>「八卦の愚か者共よ! 消え去るがいい!」
 
;「風か…弱い者ほどうるさく飛び回りたがる……!」<br>「二体揃わねば役に立つまいが!」<br>「月の光は天までは届かん!」<br>「得意の地震でなんとかして見せろ……クックック…」<br>「山の響き? 天までは聞こえんな!」<br>「雷の力が天と互角だと? 愚かな…」<br>「八卦の愚か者共よ! 消え去るがいい!」
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:ちなみにランスターとはマサトで戦うため、これだけ没台詞。MXではこの台詞はDVEとして再現されている。
 
:ちなみにランスターとはマサトで戦うため、これだけ没台詞。MXではこの台詞はDVEとして再現されている。
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== 余談 ==
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*原作漫画では名前が「'''若槻 魔沙樹'''(わかつき まさき)」となっており、性格がOVA版の木原マサキ以上に残忍で狡猾なエゴイストであった。そのためかより惨い末路を辿っている。
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また、スパロボユーザー間では「マサト・マサキ」呼称・表記で区別をしている場合が多いがこれもゼオライマーの表記と同じくOVA版でしか通用しない形であり(原作漫画版では”秋津マサキ”と同じ音である為)原作漫画について言及する場合は
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それぞれ「秋津(マサト・マサキ)」、「木原・若槻(マサキ)」と苗字で表記する方がよい。
 
{{DEFAULTSORT:きはらまさき}}
 
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[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:登場人物か行]]
 
[[Category:冥王計画ゼオライマー]]
 
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