差分

476 バイト追加 、 2013年11月17日 (日) 07:37
編集の要約なし
13行目: 13行目:  
*メカニックデザイン:山根理宏
 
*メカニックデザイン:山根理宏
   −
[[クラール・グライフ]]博士が開発した[[スーパーロボット]]。その存在は後にパイロットになる一鷹・アリスにまで秘匿されていた。初戦闘後に一鷹達が[[LOTUS]]に配属されたため、本機もこの部隊の運用機となる。
+
[[クラール・グライフ]]博士が開発した[[スーパーロボット]]。初戦闘後に一鷹達が[[LOTUS]]に配属されたため、本機もこの部隊の運用機となる。
 +
 
 +
その存在は後にパイロットになる一鷹・アリスにまで秘匿されていたが、アリスの搭乗がラッシュバードのプロテクトのキーとして登録されていたり、一鷹がラッシュバードのコクピットを模したシミュレータで普段から遊ばせて貰っていたりなど、一鷹&アリスが搭乗すること自体は当初から想定されていたと思われる。
    
両腕にエネルギー制御に関わる機構を搭載し、右腕は攻撃用のエネルギー放出機構、左腕は防御用のエネルギー吸収機構となっている。特に左腕の機構は「ラプラスウォール」という特殊なバリアを発生し、ビーム兵器をはじめとしたエネルギー兵器類の一切を吸収し、こうしたエネルギー兵器に対しては無類の防御力を発揮する。ただし、吸収できるエネルギー量には無論限界が存在する為、無敵とはいかない(具体例では[[第5使徒ラミエル|第6の使徒]]の加粒子砲に対しては対策のしようがなかった。ただし、最終局面では明らかにそれ以上の威力を持つ[[ガルトデウス]]の主砲を完全吸収している)。<br />また、このエネルギーを機体駆動に回すことも可能なため、継戦能力も高い。なお、この二種の機構は次元干渉によってその機能を実現しているため、本機は非常に特殊かつ危険な機体と[[レディ・アン]]が言及している。
 
両腕にエネルギー制御に関わる機構を搭載し、右腕は攻撃用のエネルギー放出機構、左腕は防御用のエネルギー吸収機構となっている。特に左腕の機構は「ラプラスウォール」という特殊なバリアを発生し、ビーム兵器をはじめとしたエネルギー兵器類の一切を吸収し、こうしたエネルギー兵器に対しては無類の防御力を発揮する。ただし、吸収できるエネルギー量には無論限界が存在する為、無敵とはいかない(具体例では[[第5使徒ラミエル|第6の使徒]]の加粒子砲に対しては対策のしようがなかった。ただし、最終局面では明らかにそれ以上の威力を持つ[[ガルトデウス]]の主砲を完全吸収している)。<br />また、このエネルギーを機体駆動に回すことも可能なため、継戦能力も高い。なお、この二種の機構は次元干渉によってその機能を実現しているため、本機は非常に特殊かつ危険な機体と[[レディ・アン]]が言及している。
19行目: 21行目:  
ラプラスウォールは戦闘におけるビーム兵器等に対する防御以外にも、様々な応用が可能。
 
ラプラスウォールは戦闘におけるビーム兵器等に対する防御以外にも、様々な応用が可能。
 
大気圏突入時の大気との摩擦熱エネルギーを吸収・中和することで大気圏突入を可能としたり(ラッシュバードは飛行機能を持たないので、戦艦その他の大気圏内飛行能力を持つ機体のサポートが必要だが)、ビーム兵器を食らうと熱エネルギーと運動エネルギーの両方によってダメージを受けるところ、熱エネルギーのみを吸収し運動エネルギーのみを残す事により自身の加速力に転換することもできる。
 
大気圏突入時の大気との摩擦熱エネルギーを吸収・中和することで大気圏突入を可能としたり(ラッシュバードは飛行機能を持たないので、戦艦その他の大気圏内飛行能力を持つ機体のサポートが必要だが)、ビーム兵器を食らうと熱エネルギーと運動エネルギーの両方によってダメージを受けるところ、熱エネルギーのみを吸収し運動エネルギーのみを残す事により自身の加速力に転換することもできる。
  −
アリスが起動キーとして登録されているらしいが、どのタイミングで登録されたのかは不明(当初から想定されていたならば、一鷹が最初に起動できたのはほぼ偶然に近い)。
      
開発目的は不明だが、グライフ博士の言動を見ると趣味で作っている可能性も否定できない。仮にそうだとするとスパロボでも稀な完全に個人的な理由で作られた主人公機といえる(この意味での同類をあげるとすれば[[ヴァルシオーネ]]や[[グランゾン]]、やや怪しいが[[アストラナガン]]や旧シリーズの[[グルンガスト]]あたりが該当するかもしれない)。
 
開発目的は不明だが、グライフ博士の言動を見ると趣味で作っている可能性も否定できない。仮にそうだとするとスパロボでも稀な完全に個人的な理由で作られた主人公機といえる(この意味での同類をあげるとすれば[[ヴァルシオーネ]]や[[グランゾン]]、やや怪しいが[[アストラナガン]]や旧シリーズの[[グルンガスト]]あたりが該当するかもしれない)。
30行目: 30行目:  
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:本作品の主人公機。スーパー寄りの性能でバランスが良く、二人乗りなので汎用性も高い。ラプラスウォールによりビーム兵器には無類の強さを発揮し、継戦能力が高いのも特徴。また、スーパーロボットながら序盤の必殺技が3~7であり、射程の穴がない。弱点は飛行不能で移動力も低く、移動後攻撃の射程も短いこと(これは必殺技を習得すれば多少は改善される)。また、近年のバンプレストオリジナル機体では珍しく、2つの武装追加以外に機体のパワーアップが存在しない。逆に言えば最初から武装以外は後継機並に強い。最大強化時のHPはボーナス込みで12200。本作の通常ユニットではボーナス込みだと、ディスィーブに次いで多い。
+
:本作品の主人公機。スーパー寄りの性能でバランスが良く、二人乗りなので汎用性も高い。ラプラスウォールによりビーム兵器には無類の強さを発揮し、継戦能力が高いのも特徴。また、スーパーロボットながら序盤の必殺技が3~7であり、射程の穴がない。
 +
:弱点は飛行不能で移動力も低く、移動後攻撃の射程も短いこと。ただし前者は一鷹が[[加速]]を持ち、5段階・10段階改造で移動力が増加するので次第に解消されていく。後者も必殺技の追加によって解消される。
 +
:また、近年のバンプレストオリジナル機体では珍しく、2つの武装追加以外に機体のパワーアップが存在しない。逆に言えば最初から武装以外は後継機並に強い。最大強化時のHPはボーナス込みで12200。本作の通常ユニットではボーナス込みだと、ディスィーブに次いで多い。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
40行目: 42行目:  
:元より威力が一番低い武器である事に加えて唯一の射撃武器なので、殆どの人がパイロットを格闘中心で育成をするであろう本機においては相対的に弱い。ただ、それでもフル改造+ガンファイトL9まで伸ばせば大抵のMSなら一撃で破壊できるので、反撃時の大幅なEN節約になる。そこまでやるのは周回プレイのみだろうが…。
 
:元より威力が一番低い武器である事に加えて唯一の射撃武器なので、殆どの人がパイロットを格闘中心で育成をするであろう本機においては相対的に弱い。ただ、それでもフル改造+ガンファイトL9まで伸ばせば大抵のMSなら一撃で破壊できるので、反撃時の大幅なEN節約になる。そこまでやるのは周回プレイのみだろうが…。
 
;ライトニングフィスト
 
;ライトニングフィスト
:右腕部にフィールドを展開し、崖の上から飛び掛って殴りつける。さらに地面に埋まった敵を引き摺り出し、もう一撃殴って弾き飛ばす。他の移動後攻撃が終盤追加かつEN消費が激しく連発できないディメンションストームしか無いため、必然的によく使う武器。
+
:右腕部にフィールドを展開し、崖の上から飛び掛って殴りつける。さらに地面に埋まった敵を引き摺り出し、もう一撃殴って弾き飛ばす。他の移動後攻撃が終盤追加かつEN消費が激しくあまり連発できないディメンションストームしか無いため、必然的によく使う武器。
 
:唯一のコンボ属性持ち武器でもあるため、アタックコンボを養成してシングル運用している場合、まずは加速で近寄ってこれで殴るというのが常套手段になる。[[ブレイドガイナーツインドライブモード|セレブレイド]]や[[デスティニーガンダム|アロンダイト]]や[[ツバキヒメ|クビキリ]]のような指折りの強コンボ武器には流石に敵わないが、それでもコンボ武器としては攻撃力は高めなので、しっかり強化すればラッシュバードの移動力の伸びも合わせて、開幕直後の雑魚狩りには大活躍する。
 
:唯一のコンボ属性持ち武器でもあるため、アタックコンボを養成してシングル運用している場合、まずは加速で近寄ってこれで殴るというのが常套手段になる。[[ブレイドガイナーツインドライブモード|セレブレイド]]や[[デスティニーガンダム|アロンダイト]]や[[ツバキヒメ|クビキリ]]のような指折りの強コンボ武器には流石に敵わないが、それでもコンボ武器としては攻撃力は高めなので、しっかり強化すればラッシュバードの移動力の伸びも合わせて、開幕直後の雑魚狩りには大活躍する。
 
;ライトブレイザー
 
;ライトブレイザー
72行目: 74行目:  
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 
;M
 
;M
:40メートル級だがMサイズ。55メートルの[[コン・バトラーV]]がLサイズなので、ギリギリでMサイズの側に分類された感があるが、耐えて殴るスーパー系のラッシュバードに取っては、サイズが小さいことは損をした事になるか?
+
:40メートル級だがMサイズ。55メートルの[[コン・バトラーV]]がLサイズなので、ギリギリでMサイズの側に分類された感がある。
 +
:ラッシュバードは耐えて殴るスーパー系なので、サイズ差補正によって被ダメージが大きくなる事、地形適応・陸Sを獲得した後は運動性の改造次第では意外なところで避けてしまってラプラスウォールが発動しなくなるので、サイズが小さいことは損をした事になるか?
    
== [[BGM|機体BGM]] ==
 
== [[BGM|機体BGM]] ==
252

回編集