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233 バイト追加 、 2013年9月7日 (土) 16:41
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フォルム面では頭部から放出される鬣のようなビーム(これはアニメ版においては手間の都合か省かれている)と、脚部に装着された巨大なシールドが大きな特徴で、まるで「城塞」を彷彿とさせるデザインである。尚、戦闘中はバイザーで顔面が覆われているため確認しづらいが、人間のものと同形状の口が存在しており、ゲーム版では大きく開いて咆哮したり、歯を食い縛ったりすることがある。劇中ではこの口の動きを含めて、様々な場面でデモンベイン自体が意思を持っていると思われる描写が散見される。
 
フォルム面では頭部から放出される鬣のようなビーム(これはアニメ版においては手間の都合か省かれている)と、脚部に装着された巨大なシールドが大きな特徴で、まるで「城塞」を彷彿とさせるデザインである。尚、戦闘中はバイザーで顔面が覆われているため確認しづらいが、人間のものと同形状の口が存在しており、ゲーム版では大きく開いて咆哮したり、歯を食い縛ったりすることがある。劇中ではこの口の動きを含めて、様々な場面でデモンベイン自体が意思を持っていると思われる描写が散見される。
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脚部シールドには時空間を歪曲させる機能を持つ「断鎖術式『ティマイオス』『クリティアス』」が内蔵され、歪曲の反動を利用して爆発的な推進力・機動力を得ることができる。これを連続的に使用することで、敵の攻撃を跳躍して回避した後、空中で更に別方向へ跳躍して距離を瞬時に詰める等といった慣性の法則を無視した荒業を行うことも可能。逆に言うと、この機構を用いない場合、巨体かつ超重量のデモンベインは機動性の大半を発揮できない。
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両足の脚部シールドには時空間を歪曲させる機能を持つ「断鎖術式『ティマイオス』『クリティアス』」が内蔵され、歪曲の反動を利用して爆発的な推進力・機動力を得ることができる。これを連続的に使用することで、敵の攻撃を跳躍して回避した後、空中で更に別方向へ跳躍して距離を瞬時に詰める等といった慣性の法則を無視した荒業を行うことも可能。逆に言うと、この機構を用いない場合、巨体かつ超重量のデモンベインは機動性の大半を発揮できない。
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また、本来の機能に加えてアルが持つ(本来は自身の鬼械神であるアイオーン用の)兵装を流用することができる。また、作中で明言されているわけではないが、『ネクロノミコン』以外でも力のある魔導書ならばデモンベインの起動は可能であるため、例えばマスターテリオンやアンチクロスの持つ魔導書で起動させれば、それぞれの魔導書による魔術や魔術兵装を使用できると思われる。漫画版では、ブラックロッジに強奪されたデモンベインにクラウディウスが乗り込んだ際、クラウディウスが生身で使う魔具である剣玉を装備していた。
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また、本来の機能に加えてアルが持つ(本来は自身の鬼械神であるアイオーン用の)兵装を流用することができる。また、作中で明言されているわけではないが、『ネクロノミコン』以外でも力のある魔導書ならばデモンベインの起動は可能であるため、例えばマスターテリオンやアンチクロスの持つ魔導書で起動させれば、それぞれの魔導書による魔術や魔術兵装を使用できると思われる。原作ゲーム版のライカルートにおいてブラックロッジに強奪されたデモンベインを[[ティベリウス]]が操縦していた際は、ティベリウスの魔導書『妖蛆の秘密』の魔術の奥義である『怨霊呪弾』を使っていたほか、漫画版で[[クラウディウス]]が乗り込んだ際、クラウディウスが生身で使う魔具である剣玉を装備していた。
    
動力源である「獅子の心臓」は、内蔵された「銀の鍵」により開かれた平行世界から無尽蔵にエネルギーを汲み上げる半永久的な機関であり、これによりデモンベインそのものは基本的にエネルギー切れ等を起こすことが無い。しかし、魔力に限っては搭乗者に依存するため、搭乗者の状態によっては動かなくなってしまうことも。全体に魔力を供給する為、伝導率の高い水銀(アゾート)を血液のように張り巡らせている。予備の動力として通常電力も搭載されているが、こちらにはデモンベインそのものを動かせるほどの出力はない。また、デモンベインの建造途中では当時の人類の技術'''(十九世紀末)'''が追いつかず、'''蒸気機関'''を補助動力としていたこともある。なお、この当時は鋼造の持っていた魔導書の一つ「死霊秘本機械語写本」(当時最新のパンチカード製)が「心臓」の制御を担当していたが、それゆえかこの魔導書は生まれて間もない写本にも拘わらず精霊化を遂げている。
 
動力源である「獅子の心臓」は、内蔵された「銀の鍵」により開かれた平行世界から無尽蔵にエネルギーを汲み上げる半永久的な機関であり、これによりデモンベインそのものは基本的にエネルギー切れ等を起こすことが無い。しかし、魔力に限っては搭乗者に依存するため、搭乗者の状態によっては動かなくなってしまうことも。全体に魔力を供給する為、伝導率の高い水銀(アゾート)を血液のように張り巡らせている。予備の動力として通常電力も搭載されているが、こちらにはデモンベインそのものを動かせるほどの出力はない。また、デモンベインの建造途中では当時の人類の技術'''(十九世紀末)'''が追いつかず、'''蒸気機関'''を補助動力としていたこともある。なお、この当時は鋼造の持っていた魔導書の一つ「死霊秘本機械語写本」(当時最新のパンチカード製)が「心臓」の制御を担当していたが、それゆえかこの魔導書は生まれて間もない写本にも拘わらず精霊化を遂げている。
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