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また、民間人の少女が持ってきた花束を笑顔で受け取る優しさも持ち合わせている。
 
また、民間人の少女が持ってきた花束を笑顔で受け取る優しさも持ち合わせている。
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その人気の高さゆえ総統の側近など権力を持つ人間には煙たがられているが、生粋の軍人ゆえ本人は政治には興味が無く、政争には疎い面がある。
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その人気の高さゆえ総統の側近など権力を持つ人間には煙たがられているが、生粋の軍人ゆえ本人は政治には興味がなく、政争には疎い面がある。
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公人としては文句の付けようが無いエルク・ドメルであるが、私人(家庭人)としては上手くいっておらず、幼くして死別した子供ヨハンの一件で妻エリーサとの間に溝が存在する。
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公人としては文句の付けようがないが、私人(家庭人)としては上手くいっておらず、幼くして死別した子供ヨハンの一件で妻エリーサとの間に溝が存在する。
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一度はヤマトを追い詰めるも、突然[[レドフ・ヒス|ヒス]]から通信が入り、総統が[[暗殺]]された事と自身に暗殺の嫌疑がかかっている事、そして妻が逮捕された事を知らされ、あと一歩というところで本国へ帰還。軍事法廷にかけられ、そのまま死刑を言い渡されてしまう。
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一度はヤマトを追い詰めるも、突然[[レドフ・ヒス|ヒス]]から通信が入り、総統が[[暗殺]]されたことと自身に暗殺の嫌疑がかかっていること、そして妻が逮捕されたことを知らされ、あと一歩というところで本国へ帰還。軍事法廷にかけられ、そのまま死刑を言い渡されてしまう。
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だが、デスラーの死が偽装であったこと、[[ヘルム・ゼーリック|暗殺の首謀者]]が発覚した事で放免となり、再びヤマト討伐の任に就く。
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だがデスラーの死が偽装であったこと、[[ヘルム・ゼーリック|暗殺の首謀者]]が発覚したことで放免となり、再びヤマト討伐の任に就く。
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最後の戦いとなった七色星団海戦で[[フォムト・バーガー|多数]][[カリス・クライツェ|の]][[ライル・ゲットー|犠牲]]を払いながらヤマトを追い詰めるが、ヤマトの航空隊が戻って来た事で攻め手に欠けたため自身の手でヤマトを沈めるべく艦を前進させる。しかし、このせいで[[沖田十三|沖田艦長]]の策に嵌ってしまい、艦がイオン乱流に捕まり座礁、敗北を悟り、艦橋部分を切り離してヤマト艦底部で自爆したが、一瞬先に波動防壁のシステムの修復が終わったことで致命傷を与えるには至らなかった。
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最後の戦いとなった七色星団海戦で[[フォムト・バーガー|多数]][[カリス・クライツェ|の]][[ライル・ゲットー|犠牲]]を払いながらヤマトを追い詰めるが、ヤマトの航空隊が戻って来た事で攻め手に欠けたため自身の手でヤマトを沈めるべく艦を前進させる。しかしこのせいで[[沖田十三|沖田艦長]]の策に嵌ってしまい、艦がイオン乱流に捕まり座礁、敗北を悟り、艦橋部分を切り離してヤマト艦底部で自爆したが、一瞬先に波動防壁のシステムの修復が終わったことで致命傷を与えるには至らなかった。
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なお、この時、部下たちには退艦を命じたが、[[ヴェム・ハイデルン|ハイデルン]]をはじめ、誰一人として退艦する者はいなかった。
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なお、この時部下たちには退艦を命じたが、[[ヴェム・ハイデルン|ハイデルン]]をはじめ、誰一人として退艦する者はいなかった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 
:初登場作品。担当声優の大塚明夫氏は『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』以来約14年ぶりとなる新規収録でのスパロボ参加となる。
 
:初登場作品。担当声優の大塚明夫氏は『[[第2次スーパーロボット大戦α]]』以来約14年ぶりとなる新規収録でのスパロボ参加となる。
:終盤開始となる第41話から登場し、第46話で原作通りに散る。なお、第46話では[[インベーダー]]が出現した際に[[地球艦隊・天駆|自軍]]と休戦・共闘するという将としての器と「臨機応変」という、彼のモットーを感じさせる一幕も。
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:終盤開始となる第41話から登場し、第46話で原作通りに散る。第46話では[[インベーダー]]が出現した際に[[地球艦隊・天駆|自軍]]と休戦・共闘するという、将としての器と「臨機応変」という彼のモットーを感じさせる一幕も。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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;[[エリーサ・ドメル]]
 
;[[エリーサ・ドメル]]
 
:妻。
 
:妻。
;ヨハン・ドメル
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;ヨハン・ドメル(SRW未登場)
:若くして死別した実子。SRW未登場。
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:若くして死別した実子。
;ロクロック鳥
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;ロクロック鳥(SRW未登場)
:ドメルの飼っているペット。鳥のような生物だが、くちばしが左右に開閉するのが特徴。SRW未登場。
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:ドメルの飼っているペット。鳥のような生物だが、くちばしが左右に開閉するのが特徴。
    
=== 大ガミラス帝星 ===
 
=== 大ガミラス帝星 ===
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:威厳と自信に満ち溢れるこの台詞は、『[[宇宙戦艦ヤマト2199|2199]]』版ドメルの象徴として高い支持を得ている。
 
:威厳と自信に満ち溢れるこの台詞は、『[[宇宙戦艦ヤマト2199|2199]]』版ドメルの象徴として高い支持を得ている。
 
;「……それはできない」<br />「あなたも軍人なら、それはわかるはずだ。ここでヤマトを見逃せば、散って行った部下たちの死は無駄死にだったことになる」
 
;「……それはできない」<br />「あなたも軍人なら、それはわかるはずだ。ここでヤマトを見逃せば、散って行った部下たちの死は無駄死にだったことになる」
:七色星団海戦終盤。ヤマトの反撃で、指揮下の空母四隻を全て失い、乗艦のドメラーズも大破させられたドメルは、我が身を呈してもヤマトを止めようと、ヤマトの艦底部に艦を取りつかせる。
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:七色星団海戦終盤。ヤマトの反撃で指揮下の空母四隻を全て失い、乗艦のドメラーズも大破させられたドメルは、我が身を呈してもヤマトを止めようと、ヤマトの艦底部に艦を取りつかせる。
:その際、沖田艦長に停戦を持ち掛けられるが、部下たちの犠牲を無駄にしたくないドメルはこう言ってそれを拒絶する。
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:その際沖田艦長に停戦を持ち掛けられるが、部下たちの犠牲を無駄にしたくないドメルはこう言ってそれを拒絶する。
 
;「[[沖田十三|沖田艦長]]! 軍人として…いや、一人の男として、貴方のような人物とあいまみえた事を心から誇りに思う。君達テロンと、我がガミラスに…栄光と祝福あれ!」
 
;「[[沖田十三|沖田艦長]]! 軍人として…いや、一人の男として、貴方のような人物とあいまみえた事を心から誇りに思う。君達テロンと、我がガミラスに…栄光と祝福あれ!」
 
:艦を[[自爆]]させる直前、最期の台詞。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では「君達テロンと~」の部分のみ[[DVE]]。
 
:艦を[[自爆]]させる直前、最期の台詞。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では「君達テロンと~」の部分のみ[[DVE]]。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*キャラクターの名前の由来は、第二次世界大戦中に「砂漠の狐」と謳われたドイツ軍の名将エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメル(1891~1944)である。事実、旧作の初期プロットでの名前は「[[デザート・ロンメル|ロンメル]]」であった。
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*名前の由来は、第二次世界大戦中に「砂漠の狐」と謳われたドイツ軍の名将エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメル(1891~1944)である。事実、旧作の初期プロットでの名前は「[[デザート・ロンメル|ロンメル]]」であった。
**ちなみにエルヴィン・ロンメルには、名将として国民の人気は高かった一方で、総統ら政権幹部からはその実力や人気ぶりを警戒されていた、というエルク・ドメルを想起させる一面が有った。
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**ちなみにエルヴィン・ロンメルには、名将として国民の人気は高かった一方で、総統ら政権幹部からはその実力や人気ぶりを警戒されていた、というドメルを想起させる一面があった。
*エルク・ドメルは旧作において[[ヤマト]]の[[ライバル]]として立ち塞がったが、「副官であるゲールの意見を取り入れない」等、傲慢な一面が目立った。
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*旧作では[[ヤマト]]の[[ライバル]]として立ち塞がったが、副官であるゲールの意見を取り入れないなど、傲慢な一面が目立った。
**中でも、副官ゲールとの対立は特に深刻で、これが敗北に繋がってしまった。…と思われていたが、実際は違っており、バラン星基地を失うきっかけとなったデスラーへの密告も、本当のところは基地を巻き添えにしてヤマトを倒そうというドメルに驚いてデスラーに報告したからであり、七色星団の決戦でドメルが自爆するとき(『2199』とは違い、ゲールも参加していた)も、ゲールは文句ひとつ言わずドメルに付き従っていた。
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**ゲールとの対立は特に深刻で、これが敗北に繋がってしまった。…と思われていたが実際は違っており、バラン星基地を失うきっかけとなったデスラーへの密告も、本当のところは基地を巻き添えにしてヤマトを倒そうというドメルに驚いてデスラーに報告したからであり、七色星団の決戦でドメルが自爆するとき(『2199』とは違い、ゲールも参加していた)も、ゲールは文句ひとつ言わずドメルに付き従っていた。
    
{{DEFAULTSORT:えるく とめる}}
 
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[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:宇宙戦艦ヤマト2199]]
 
[[Category:宇宙戦艦ヤマト2199]]
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