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;「何わけ分かんないこと言ってんです?やめてくださいよ」<br>「嬉しかったら悪いんですか?」<br>「強敵をやっと倒せて喜んじゃいけないんですか!?」<br>「じゃあどうしろっていうんです?泣いて悲しめってんですか?祈れってんですか?」<br>「それとも俺が討たれりゃ良かったとでも言いたいんですか!? アンタはッ!!」
 
;「何わけ分かんないこと言ってんです?やめてくださいよ」<br>「嬉しかったら悪いんですか?」<br>「強敵をやっと倒せて喜んじゃいけないんですか!?」<br>「じゃあどうしろっていうんです?泣いて悲しめってんですか?祈れってんですか?」<br>「それとも俺が討たれりゃ良かったとでも言いたいんですか!? アンタはッ!!」
 
:上記の言い争いの最中にシンがアスランに言い放った言葉。アスランの一方的な感傷で非難されては、シンがこう反論したくなるのも仕方がないのかもしれない。
 
:上記の言い争いの最中にシンがアスランに言い放った言葉。アスランの一方的な感傷で非難されては、シンがこう反論したくなるのも仕方がないのかもしれない。
:アスランが今回の戦闘で激しく苦悩したのは、「'''キラもシンも傷ついてほしくないから'''」であり、シンがアスランの苦悩を何も理解していない事を象徴しているともいえる。が、'''アスランは総じてシンが傷ついていくことへのフォローに欠けており、逆にシンを頑なに否定する言い方を続けていた'''<ref>アニメはもとより、漫画『THE EDGE』でも同様であり、アスランはハイネに「あれじゃ反発されるだけだぜ」と言われている。ボンボン版ではシン・アスラン間で激しい言い争いは少なく、アスランは離反後は寧ろ真摯に声を届けてくれた。これらにより各媒体でシンに大きな違いが生まれるが、それは各媒体の名台詞参照。</ref>ため不信を買い続け、先の挑発と合わせて積もりに積もったシンの不満が爆発したものとも取れる。
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:アスランが今回の戦闘で激しく苦悩したのは、キラ云々だけでなくシンにもかつての自分のような思いを味わってほしくないからなのだが、'''アスランは総じてシンが傷ついていくことへのフォローに欠けており、逆にシンを頑なに否定する言い方を続けていた'''<ref>アニメはもとより、漫画『THE EDGE』でも同様であり、アスランはハイネに「あれじゃ反発されるだけだぜ」と言われている。ボンボン版ではシン・アスラン間で激しい言い争いは少なく、アスランは離反後は寧ろ真摯に声を届けてくれた。これらにより各媒体でシンに大きな違いが生まれるが、それは各媒体の名台詞参照。</ref>。このためアスランの想いは理解されないどころか逆に不信を買い続け、先の挑発と合わせて積もりに積もったシンの不満が爆発したものとも取れる。
 
:上述の「貴方の言う正しさが~」からお互い何も事態を改善できなかった、最悪の延長線上の台詞であろう。互いに前向きな意見交換ができなかった結果として、互いの苦しみを互いに拒絶するだけとなってしまい、後の「'''人は人を知らず'''」を象徴しているといえる。
 
:上述の「貴方の言う正しさが~」からお互い何も事態を改善できなかった、最悪の延長線上の台詞であろう。互いに前向きな意見交換ができなかった結果として、互いの苦しみを互いに拒絶するだけとなってしまい、後の「'''人は人を知らず'''」を象徴しているといえる。
 
:いずれにしても、ルナマリアとメイリンくらいしか理解者のいなかったアスランはミネルバどころかザフトで完全に孤立することとなり、直後のプラントのシーンではイザークも他の士官を怒鳴っており、戦争に対する認識自体がアスラン達と経験の浅いザフト軍人の間で修正不可能な程にかけ離れていたことを示唆している。
 
:いずれにしても、ルナマリアとメイリンくらいしか理解者のいなかったアスランはミネルバどころかザフトで完全に孤立することとなり、直後のプラントのシーンではイザークも他の士官を怒鳴っており、戦争に対する認識自体がアスラン達と経験の浅いザフト軍人の間で修正不可能な程にかけ離れていたことを示唆している。
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;「こんな事をする……こんな事をする奴ら……ロゴス……! 許すもんかぁぁぁっ!! お前たちなんかがいるからッ! 世界はッ!!」
 
;「こんな事をする……こんな事をする奴ら……ロゴス……! 許すもんかぁぁぁっ!! お前たちなんかがいるからッ! 世界はッ!!」
 
:ヘブンズベース攻略戦である第38話より。ステラと同じくデストロイガンダムに乗っ[[スティング・オークレー|スティング]]に対して。そんなスティングやステラのような存在を生み出したロゴスに対し、シンは怒りを爆発させる。『[[L]]』第20話でのスティングとの戦闘前会話でも使用されている。『[[Z]]』では後半部分のみ、[[ロード・ジブリール|ジブリール]]との特殊台詞で使用されている。
 
:ヘブンズベース攻略戦である第38話より。ステラと同じくデストロイガンダムに乗っ[[スティング・オークレー|スティング]]に対して。そんなスティングやステラのような存在を生み出したロゴスに対し、シンは怒りを爆発させる。『[[L]]』第20話でのスティングとの戦闘前会話でも使用されている。『[[Z]]』では後半部分のみ、[[ロード・ジブリール|ジブリール]]との特殊台詞で使用されている。
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;「アンタが大将機かよ! 大した腕もないくせに!」
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:第42話。[[アカツキ (オオワシ装備)|アカツキ]]と会敵しての台詞。実際はビームを弾き跳ね返す初見殺しのモビルスーツに、ナチュラルどころかCE全体で見てもかなり上澄みに位置するカガリが乗っているため、本来この台詞は過小評価である。ただ、シンとデスティニーがそれ以上に強かったため結果としては台詞通りになり、あっさりとアカツキの片腕を持って行ってしまう。
 
;「これがビームだったら、もう終わってるって、そう言いたいのかよ! あんたは!」
 
;「これがビームだったら、もう終わってるって、そう言いたいのかよ! あんたは!」
:第42話。[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]との初対決にて、コクピットへのレールガンの直撃を受けてしまった際の台詞。
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:同話において[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]との初対決にて、コクピットへのレールガンの直撃を受けてしまった際の台詞。
 
:この時のストライクフリーダム側の最適な選択肢はレールガンしかなく、決してキラが[[手加減]]していたわけではない<ref>頭部のバルカン砲ではほぼノーダメージ、カリドゥスもこの時の両機は密着状態であり命中し撃墜しても自機への誘爆の危険性が高いため。また、接近を許した際にビームライフルを上に放り投げて白羽取りを行ったのは、ビームライフルも咄嗟の迎撃に向かず逆に破壊されやすく、ビームサーベルも機体構造の関係でライフルを所持した状態から持ち替えては迎撃に間に合わないからと思われる。</ref>。実際、常人であれば'''そもそもビームでなくてもレールガンの衝撃で気絶し終わっている。'''いくら[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲|VPS装甲]]で機体は守られてもパイロット自体は無事では済まないのだが、冷静に考えるとここでダウンするどころか逆上できるのは相当のタフネスの持ち主でなければ不可能である。
 
:この時のストライクフリーダム側の最適な選択肢はレールガンしかなく、決してキラが[[手加減]]していたわけではない<ref>頭部のバルカン砲ではほぼノーダメージ、カリドゥスもこの時の両機は密着状態であり命中し撃墜しても自機への誘爆の危険性が高いため。また、接近を許した際にビームライフルを上に放り投げて白羽取りを行ったのは、ビームライフルも咄嗟の迎撃に向かず逆に破壊されやすく、ビームサーベルも機体構造の関係でライフルを所持した状態から持ち替えては迎撃に間に合わないからと思われる。</ref>。実際、常人であれば'''そもそもビームでなくてもレールガンの衝撃で気絶し終わっている。'''いくら[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲|VPS装甲]]で機体は守られてもパイロット自体は無事では済まないのだが、冷静に考えるとここでダウンするどころか逆上できるのは相当のタフネスの持ち主でなければ不可能である。
 
;「何を言ってるんだあんたはッ!」<br />「何も分かってないくせにッ! 裏切り者のくせにィ!」
 
;「何を言ってるんだあんたはッ!」<br />「何も分かってないくせにッ! 裏切り者のくせにィ!」
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