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| 『[[機動戦士ガンダム]]』において母親ゼナ・ザビに抱かれた赤ん坊として登場。[[ソロモン]]攻防戦で母とともに脱出。敗残兵とともに小惑星帯にある[[アクシズ]]に向かい、そこで育つ。母親はしばらくして病死している。 | | 『[[機動戦士ガンダム]]』において母親ゼナ・ザビに抱かれた赤ん坊として登場。[[ソロモン]]攻防戦で母とともに脱出。敗残兵とともに小惑星帯にある[[アクシズ]]に向かい、そこで育つ。母親はしばらくして病死している。 |
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− | 『[[機動戦士Ζガンダム]]』にて7歳に成長した姿で登場。ジオン復興の旗頭として、[[アクシズ]]の名目上の君主となって[[地球]]圏に帰還した頃には、[[ハマーン・カーン]]の傀儡として歪んだ教育を受けた少女になっており、その姿にシャアはハマーンに激昂している。<br />ただし、シンタとクムの前では子供らしいそぶりを見せたことに加え、大人の本心を見抜くほどの感受性も持ち合わせるなど、決して芯まで毒されはしなかったことが窺える。また、[[シャア・アズナブル]]や[[ハマーン・カーン]]との関わりが深い事もあってか、時折の言動を見ても、実は[[ニュータイプ]]として高い資質の持ち主であった可能性が高い。<br />[[グリプス戦役]]決戦時の混乱の最中、シャアによって連れ出され、その後はハマーンによって替え玉が立てられていたことが判明。ただし、ハマーンも本物のミネバの本格的な捜索はしなかったらしく、彼女がミネバを本心ではどう思っていたのか、疑問を浮かばせる。『[[劇場版 機動戦士Ζガンダム]]』では逆に、エピローグでハマーンの手配で地球に留学している。 | + | 『[[機動戦士Ζガンダム]]』にて7歳に成長した姿で登場。ジオン復興の旗頭として、[[アクシズ]]の名目上の君主となって[[地球]]圏に帰還した頃には、[[ハマーン・カーン]]の傀儡として歪んだ教育を受けた少女になっており、その姿にシャアはハマーンに激昂している。<br />ただし、シンタとクムの前では子供らしいそぶりを見せたことに加え、大人の本心を見抜くほどの感受性も持ち合わせるなど、決して芯まで毒されはしなかったことが窺える。また、[[シャア・アズナブル]]や[[ハマーン・カーン]]との関わりが深い事もあってか、時折の言動を見ても、実は[[ニュータイプ]]として高い資質の持ち主であった可能性が高い。<br />[[グリプス戦役]]決戦時の混乱の最中、シャアによって連れ出され、その後はハマーンによって替え玉が立てられていたことが判明。ただし、ハマーンも本物のミネバの本格的な捜索はしなかったらしく、彼女がミネバを本心ではどう思っていたのか、疑問を浮かばせる。『[[劇場版 機動戦士Ζガンダム]]』では逆に、エピローグでハマーンの手配で[[地球]]に留学している。 |
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− | [[第2次ネオ・ジオン抗争]]時には、ネオ・ジオンの象徴として利用する事を良しとはしないシャアの意向で、密かに匿われていたようだが、[[宇宙世紀|UC]]0096年を舞台にした『機動戦士ガンダムUC』([[未参戦作品|SRW未参戦]])の[[ヒロイン]]として再登場。16歳の美少女に成長し、とある事情から「'''オードリー・バーン'''」という[[偽名]]を名乗ることになる。自分がジオン総帥として様々な大罪を犯した[[ギレン・ザビ]]の姪である事を強く自覚している為か、誰に対しても毅然とした態度を崩さずにいる。 | + | [[第2次ネオ・ジオン抗争]]時には、[[ネオ・ジオン]]の象徴として利用する事を良しとはしないシャアの意向で、密かに匿われていたようだが、[[宇宙世紀|UC]]0096年を舞台にした『機動戦士ガンダムUC』([[未参戦作品|SRW未参戦]])の[[ヒロイン]]として再登場。16歳の美少女に成長し、とある事情から「'''オードリー・バーン'''」という[[偽名]]を名乗ることになる。自分がジオン総帥として様々な大罪を犯した[[ギレン・ザビ]]の姪である事を強く自覚している為か、誰に対しても毅然とした態度を崩さずにいる。 |
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| === その他の作品 === | | === その他の作品 === |
| 90年代に発表された漫画作品『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』、『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』においても成長したミネバが登場しているが、まだガンダムの公式設定が固まっていなかった頃の作品である為、『UC』とは繋がらない内容となっている。 | | 90年代に発表された漫画作品『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』、『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』においても成長したミネバが登場しているが、まだガンダムの公式設定が固まっていなかった頃の作品である為、『UC』とは繋がらない内容となっている。 |
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− | なお、それぞれの作品でも年齢が異なり、『逆襲のギガンティス』では12歳、『ムーンクライシス』では19歳となっている。特に『ムーンクライシス』版はもうすぐ妙齢ということもあり、落ち着きのある穏やかな性格となっているが、反面、ジオンの再興のために行った汚い手段を黙認したり、終盤、戦乱の責任を負って死ぬことも厭わない(最終的には主人公らに説得されて生き延びているが)など、ハマーンの傀儡ではなく、自らの意思で指導者として在るための強い意思と覚悟も併せ持っている。また、どこかでレクチャーを受けているらしく[[モビルスーツ]]の操縦もでき、作中でも何度かモビルスーツ戦を行なっている。
| + | なお、それぞれの作品でも年齢が異なり、『逆襲のギガンティス』では12歳、『ムーンクライシス』では19歳となっている。特に『ムーンクライシス』版はもうすぐ妙齢ということもあり、落ち着きのある穏やかな性格となっているが、反面、ジオンの再興のために行った汚い手段を黙認したり、終盤、戦乱の責任を負って死ぬことも厭わない(最終的には主人公らに説得されて生き延びているが)など、ハマーンの傀儡ではなく、自らの意思で指導者として在るための強い意思と覚悟も併せ持っている。また、どこかでレクチャーを受けているらしく[[モビルスーツ]]の操縦もでき、作中でも何度かモビルスーツ戦を行なっている。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :ほぼ原作と同じ流れで行方不明に。本作では生きているドズルとの会話はなかったが遠く離れた彼の死を感じ取った。 | + | :ほぼ原作と同じ流れで行方不明に。本作では生きている父[[ドズル・ザビ|ドズル]]との会話はなかったが、遠く離れた彼の死を感じ取った。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] |
− | :前作で行方不明になったままである。前作の状況からハマーンがどこかに匿っていると思われるが、ハマーン自身もミネバを立てずに自身のカリスマで[[ネオ・ジオン]](ハマーン派)を立ち上げている。 | + | :前作で行方不明になったままである。前作の状況から[[ハマーン・カーン|ハマーン]]がどこかに匿っていると思われるが、ハマーン自身もミネバを立てずに自身のカリスマで[[ネオ・ジオン]](ハマーン派)を立ち上げている。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) | | ;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) |
− | :名前が出てくるだけだが、[[一年戦争]]の設定に沿って'''まだ赤ん坊'''である。ハマーンが彼女の代理人として[[ジオン軍]]を統率するのは原作通り。 | + | :名前が出てくるだけだが、[[一年戦争]]の設定に沿って'''まだ赤ん坊'''である。[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が彼女の代理人としてジオンを統率するのは、原作通り。 |
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| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | :[[アクシズ]]が[[地球]]圏に出現したときに少しだけ登場。実際はハマーンが動かしているからか、後はほぼ出てこない。 | + | :[[アクシズ]]が[[地球]]圏に出現したときに少しだけ登場。実際は[[ハマーン・カーン|ハマーン]]が動かしているからか、後はほぼ出てこない。 |
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| === 関連作品 === | | === 関連作品 === |
| ;[[ヒーロー戦記]] | | ;[[ヒーロー戦記]] |
− | :[[アクシズ]]の女王であったが、テロリストのクーデターで国を追われ、摂政のハマーンと共に[[ジオン公国]]に隠れ住む。勝手に街に出掛けて迷子になった所をアムロ達に保護された。その際に買ってもらったタコヤキが大好きになり、アムロにもなつく。……ちなみに、それを目撃したハマーンはアムロ達をミネバ誘拐犯と勘違いし、襲いかかってくる。 | + | :[[アクシズ]]の[[女王]]であったが、テロリストのクーデターで国を追われ、摂政の[[ハマーン・カーン|ハマーン]]と共に[[ジオン公国]]に隠れ住む。勝手に街に出掛けて迷子になった所を[[アムロ・レイ|アムロ]]達に保護された。その際に買ってもらったタコヤキが大好きになり、アムロにもなつく。……ちなみに、それを目撃したハマーンはアムロ達をミネバ誘拐犯と勘違いし、襲いかかってくる。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :父。ドズル死亡時にはあまりにも幼かったため、記憶に残っていない。 | | :父。ドズル死亡時にはあまりにも幼かったため、記憶に残っていない。 |
| ;ゼナ・ザビ | | ;ゼナ・ザビ |
− | :母。SRW未登場。 | + | :母。ミネバがまだ幼い時に他界している。SRW未登場。 |
| ;[[デギン・ソド・ザビ]]、[[ギレン・ザビ]]、[[キシリア・ザビ]]、[[ガルマ・ザビ]] | | ;[[デギン・ソド・ザビ]]、[[ギレン・ザビ]]、[[キシリア・ザビ]]、[[ガルマ・ザビ]] |
| :直接の面識はないが、それぞれ祖父、伯父、叔母、叔父にあたる。 | | :直接の面識はないが、それぞれ祖父、伯父、叔母、叔父にあたる。 |
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| === [[機動戦士Ζガンダム]] === | | === [[機動戦士Ζガンダム]] === |
| ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) | | ;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]]) |
− | :[[アクシズ]]時代、ミネバの養育係を務めた。亡き実父のドズルに代わって父親的な存在であった為、非常に慕っており、[[グリプス戦役]]時の再会時に、彼の前でバイオリン演奏をして褒めてもらった事が、心に強く残っている。シャアがネオ・ジオン総帥となっていた際には、彼の加護で匿われていた模様。<br />16歳に成長した『機動戦士ガンダムUC』(SRW未参戦)でもその敬愛は変わっておらず、それ故に「赤い彗星」と呼ばれる謎の[[仮面キャラ|仮面の男]]・<!-- その正体は[[シャア・アズナブル]]の道化を演じている[[強化人間]]の--- -->フル・フロンタル(SRW未登場)に対しては、「空っぽな人間」と評して嫌悪している。 | + | :[[アクシズ]]時代、ミネバの養育係を務めた。亡き実父のドズルに代わって父親的な存在であった為、非常に慕っており、[[グリプス戦役]]時の再会時に、彼の前でバイオリン演奏をして褒めてもらった事が、心に強く残っている。シャアが[[ネオ・ジオン]]総帥となっていた際には、彼によって匿われていた模様。<br />16歳に成長した『機動戦士ガンダムUC』(SRW未参戦)でもその敬愛は変わっておらず、それ故に「赤い彗星」と呼ばれる謎の[[仮面キャラ|仮面の男]]<!-- その正体は[[シャア・アズナブル]]の道化を演じている[[強化人間]]の--- -->フル・フロンタルに対しては、「空っぽな人間」と評して嫌悪している。 |
| ;[[ハマーン・カーン]] | | ;[[ハマーン・カーン]] |
− | :[[ネオ・ジオン]]の摂政。原作ではミネバはハマーンとの保護と養育に関して感謝はしているが、ザビ家の血を引く自分を利用しているのに本能で気付いているのか、どこか恐れている様子もある。劇場版Ζガンダムでは関係にやや変化があり、ハマーンは子供であるミネバを戦場に置きたくないと気遣っているし、ミネバもハマーンを慕っているようである。スパロボでの両者の関係もどちらかと言うと劇場版に近い。 | + | :[[ネオ・ジオン]]の摂政。原作ではミネバはハマーンとの保護と養育に関して感謝はしているが、[[ザビ家]]の血を引く自分を利用しているのに本能で気付いているのか、どこか恐れている様子もある。劇場版Ζガンダムでは関係にやや変化があり、ハマーンは子供であるミネバを戦場に置きたくないと気遣っているし、ミネバもハマーンを慕っているようである。スパロボでの両者の関係もどちらかと言うと劇場版に近い。 |
| ;ラミア | | ;ラミア |
| :ミネバの侍女の一人。SRW未登場。 | | :ミネバの侍女の一人。SRW未登場。 |