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| [[ジャイアント・ロボ]]を狙う[[BF団]]の[[十傑集]]の一人。フィンガースナップ(いわゆる「指パッチン」)で真空波を起こすことができる。 | | [[ジャイアント・ロボ]]を狙う[[BF団]]の[[十傑集]]の一人。フィンガースナップ(いわゆる「指パッチン」)で真空波を起こすことができる。 |
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− | 性格は自信家で非情かつ好戦的、相手が女子供でも容赦しない。己の力を破壊と殺戮に使う事を厭わない典型的な悪人。 任務や仲間より私情を優先するタイプである為、他の十傑集から疎まれており、彼等の中でも格下と見なされていた(十傑集は本来皆同格なのだが、その中で彼がそう見なされていたのは、義理や人情の無い冷酷な性格など、人としての器・格が低いという意味であろうと思われる) 。
| + | 性格は自信家で非情かつ好戦的、相手が女子供でも容赦しない。己の力を破壊と殺戮に使うことを厭わない典型的な悪人。任務や仲間より私情を優先するタイプであるため、ほかの十傑集から疎まれており、彼らの中でも格下と見なされていた(十傑集は本来皆同格なのだが、その中で彼がそう見なされていたのは、義理や人情のない冷酷な性格など、人としての器・格が低いという意味であろうと思われる) 。 |
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− | 本編ではEpisode:6から登場。聖アーバーエー防衛で手薄になった[[国際警察機構]]総本山の梁山泊を襲撃する[[十傑集]]の一人。ビッグゴールドを操るマスク・ザ・レッド、私兵・血風連を率いる直系の怒鬼、そして梁山泊に鳴り響くフィンガースナップの持ち主こそが、素晴らしきヒィッツカラルドだった。フィンガースナップによる真空波で、梁山泊防衛の為に出撃した好漢達や警備隊長の打虎将の李忠を真っ二つにしてしまう。[[銀鈴]]の眠るカプセルを守る[[草間大作]]の前に現れ、更に二人を守りにきた[[村雨健二|不死身の村雨]]を得意の真空波で痛めつけるも、大作少年により目を覚ました銀鈴の広域テレポートを受け、ヒィッツカラルドは瓦礫と融合し、上半身を残すだけとなってしまった。仲間のマスク・ザ・レッドに助けを乞うも、「生きて恥を晒すのも辛いだろう?」とクナイで刺され、反撃の真空波もレッドの刀に弾き返され、自身の指がバラバラとなってしまう。死んだヒィッツカラルドを尻目に、レッドと怒鬼はその場を立ち去るだけであった。 | + | 本編ではEpisode:6から登場。聖アーバーエー防衛で手薄になった[[国際警察機構]]総本山の梁山泊をマスク・ザ・レッド、直系の怒鬼とともに襲撃する。フィンガースナップによる真空波で、梁山泊防衛のために出撃した好漢達や警備隊長の打虎将の李忠を真っ二つにしてしまう。[[銀鈴]]の眠るカプセルを守る[[草間大作]]の前に現れ、さらに二人を守りにきた[[村雨健二]]を真空波で痛めつけるも、大作により目を覚ました銀鈴の広域テレポートを受け、ヒィッツカラルドは瓦礫と融合し、上半身を残すだけとなってしまった。レッドに助けを乞うも「生きて恥を晒すのも辛いだろう?」とクナイで刺され、反撃の真空波もレッドの刀に弾き返され、自身の指がバラバラとなってしまう。死んだヒィッツカラルドを尻目に、レッドと怒鬼はその場を立ち去るだけであった。 |
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− | [[漫画|ニュータイプ100%コミックス版]]『ジャイアントロボ』では、『小覇王フィッツカラルド』名義。最後、誤って[[ビッグ・ファイア]]を攻撃してしまうというミスを犯した事で、許しを請うものの、怒りを買った彼に粛清される。 | + | [[漫画|ニュータイプ100%コミックス版]]『ジャイアントロボ』では「小覇王フィッツカラルド」名義。最後、誤って[[ビッグ・ファイア]]を攻撃してしまうというミスを犯し、許しを請うが怒りを買った彼に粛清される。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC}}) | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC}}) |
| :初登場作品。非戦闘キャラでありながら、指パッチン専用効果音があったり、[[DVE]]があったり、[[中断メッセージ]]に出てきたりするなど、結構印象に残る。 | | :初登場作品。非戦闘キャラでありながら、指パッチン専用効果音があったり、[[DVE]]があったり、[[中断メッセージ]]に出てきたりするなど、結構印象に残る。 |
− | :本作では効果音からビルが爆発しているように聞こえるが、彼の能力は“指パッチンで真空波を起こす”事なので、爆発というよりは破壊や崩壊と表現するのが適切である。彼の指パッチンによって、一体幾つのビルが潰れた事か。 | + | :本作では効果音からビルが爆発しているように聞こえるが、彼の能力は指パッチンで真空波を起こすことなので、爆発というよりは破壊や崩壊と表現するのが適切である。 |
| :主人公がスーパー系の場合、[[グルンガスト参式]]を真っ二つにする無茶苦茶っぷりを発揮。余談だが、その後も参式は[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]の初期搭乗機というインパクトはあったものの、『[[OGS]]』の「OG2.5」までは完璧に一号メカ扱いだった。[[グルンガスト]]ファンにとっては悪夢の始まりを引き起こした人物と言えるかもしれない。 | | :主人公がスーパー系の場合、[[グルンガスト参式]]を真っ二つにする無茶苦茶っぷりを発揮。余談だが、その後も参式は[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]の初期搭乗機というインパクトはあったものの、『[[OGS]]』の「OG2.5」までは完璧に一号メカ扱いだった。[[グルンガスト]]ファンにとっては悪夢の始まりを引き起こした人物と言えるかもしれない。 |
− | :本作では内部データになんと没パイロットデータが用意されている。Lv99で命中が380を超えるかなりの実力者。 | + | :本作では内部データになんと[[没データ|没パイロットデータ]]が用意されている。Lv99で命中が380を超えるかなりの実力者。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
− | ;マスク・ザ・レッド、直系の怒鬼 | + | ;マスク・ザ・レッド、直系の怒鬼(いずれもSRW未登場) |
− | :SRW未登場。一緒に梁山泊に攻め込むが、深手を負ったヒィッツカラルドを見捨てる。 | + | :一緒に梁山泊に攻め込むが、深手を負ったヒィッツカラルドを見捨てる。 |
| ;[[眩惑のセルバンテス]] | | ;[[眩惑のセルバンテス]] |
− | :OVA本編では彼が戦死済みの為、絡みは無いが『α』では共に国際警察機構北京支部を襲撃。同地で戦死した彼を侮蔑するなど、ヒィッツカラルドの性格の悪さが再現されている。 | + | :OVA本編では彼が戦死済みのため絡みはないが、『α』では共に国際警察機構北京支部を襲撃。同地で戦死した彼を侮蔑するなど、ヒィッツカラルドの性格の悪さが再現されている。 |
− | ;村雨健二 | + | ;[[村雨健二]] |
| :銀鈴と大作の盾となった彼を嬉々として真空波で痛めつける。『α』でも再現されている。 | | :銀鈴と大作の盾となった彼を嬉々として真空波で痛めつける。『α』でも再現されている。 |
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| :『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』(スーパー系ルート)第46話「龍と虎」より。この台詞の後に[[グルンガスト参式]]は真っ二つにされる。 | | :『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』(スーパー系ルート)第46話「龍と虎」より。この台詞の後に[[グルンガスト参式]]は真っ二つにされる。 |
| ;「フン、孔明が言った通りの本性を現したか…」 | | ;「フン、孔明が言った通りの本性を現したか…」 |
− | :同上。覚醒した[[龍虎王]]&[[虎龍王]]の降臨を目の当たりにして不敵に呟く。ヒィッツカラルドが[[国際警察機構]][[北京]]支部を襲撃した真意は、2体の[[龍王機|発掘]][[虎王機|兵器]]の正体を見極める事に有った。 | + | :同上。覚醒した[[龍虎王]]&[[虎龍王]]の降臨を目の当たりにして不敵に呟く。ヒィッツカラルドが[[国際警察機構]][[北京]]支部を襲撃した真意は、2体の[[龍王機|発掘]][[虎王機|兵器]]の正体を見極めることにあった。 |
| ;「チッ!十傑集ともあろう男が、だらしのない!」<br />「だが、目論み通り龍虎王と虎龍王は覚醒した…今日のところはこれで良しとするか」 | | ;「チッ!十傑集ともあろう男が、だらしのない!」<br />「だが、目論み通り龍虎王と虎龍王は覚醒した…今日のところはこれで良しとするか」 |
| :同上。セルバンテスの最期を辛辣に評しながらも「収穫」を得た事で、ヒィッツカラルドは北京支部を後にする。 | | :同上。セルバンテスの最期を辛辣に評しながらも「収穫」を得た事で、ヒィッツカラルドは北京支部を後にする。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *「指パッチンで全てを真っ二つにする」というアイデアは、今川監督が何気なく指パッチンの練習をしていたところ、偶然目の前のコンビニの自動ドアが開いたのを見て思いついたらしい。ただし思いついた時点ではヒィッツカラルドが物語に登場する数年前だったため、誰かに先を越されないか不安だったと語っている。無論こんなユニークな発想の持ち主が今川監督以外に存在するはずも無く、心配は杞憂に終わるのだが。 | + | *「指パッチンで全てを真っ二つにする」というアイデアは、今川監督が何気なく指パッチンの練習をしていたところ、偶然目の前のコンビニの自動ドアが開いたのを見て思いついた。思いついたのは第2巻のころでヒィッツカラルドが物語に登場するのは後の第6巻のことだったため、誰かに先を越されないか不安だったというが、周囲からはこんな発想をするのは今川監督だけだから大丈夫と指摘されたという。<ref>『ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日 DVD GIGA PREMIUM COLLECTION』映像特典「Gロボバトルトーク」</ref> |
− | *[[オロシャのイワン]]役の原康義氏が収録の際、たまたま渋い声色を出してしまったところを今川監督に気に入られ、ヒィッツカラルドも原氏が二役で演じることになったという逸話がある。
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| [[Category:登場人物さ行]] | | [[Category:登場人物さ行]] |
| [[Category:ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~]] | | [[Category:ジャイアントロボ THE ANIMATION ~地球が静止する日~]] |