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=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
'''地球人を野蛮と称したグラドス人も、地球人と五十歩百歩'''」であることを描写するために登場したキャラクターであり、[[性格]]は残忍極まりなく、己の目的のためなら味方や民間人であっても嬉々として手にかける上に、人殺しが大好きであると公言してはばからない危険人物。
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'''地球人を野蛮と称したグラドス人も、地球人と五十歩百歩'''であることを描写するために登場したキャラクターであり、[[性格]]は残忍極まりなく、己の目的のためなら味方や民間人であっても嬉々として手にかける上に、人殺しが大好きであると公言してはばからない危険人物。
   −
その異常さは、第3話から第8話までの短い登場期間中に、非戦闘員である[[国連]]スタッフを[[SPT]][[ブルグレン]]で執拗かつ遊び半分に狩りたてた挙句なぶり殺しにし、また意に沿わない行動をとった部下2名を躊躇無く捨て駒にし、あまつさえ殺害。ついにはそれが上層部に露見することを恐れてゲイルを亡き者にしようと企てて彼の部下2人を殺害し、彼自身も半殺しの憂き目に遭わせるという「戦果」を挙げてみせたことからも窺い知れる。
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その異常さは、第3話から第8話までの短い登場期間中に、非戦闘員である[[国連]]スタッフを[[SPT]][[ブルグレン]]で執拗かつ遊び半分に狩りたてた挙句なぶり殺しにし、また意に沿わない行動をとった部下2名を躊躇なく捨て駒にし、あまつさえ殺害。ついにはそれが上層部に露見することを恐れてゲイルを亡き者にしようと企てて彼の部下2人を殺害し、彼自身も半殺しの憂き目に遭わせるという「戦果」を挙げてみせたことからも窺い知れる。
   −
その一方で[[パイロット]]としての[[技量]]は高く、事前に敵機や敵パイロットのクセといったデータに目を通した上で実戦に臨むという慎重さも持ち合わせており、[[レイズナー]]との戦闘では「人を殺せない」というエイジの精神的弱点を巧みに突いて苦しめた。取り分け、ブルグレンを駆った戦闘では終始レイズナーを圧倒し、致命的ダメージも殆ど負わずじまいという一方的な展開に持ち込んでいる。
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その一方で[[パイロット]]としての[[技量]]は高く、事前に敵機や敵パイロットのクセといったデータに目を通した上で実戦に臨むという慎重さも持ち合わせており、[[レイズナー]]との戦闘では「人を殺せない」というエイジの精神的弱点を巧みに突いて苦しめた。取り分け、ブルグレンを駆った戦闘では終始レイズナーを圧倒し、致命的ダメージもほとんど負わずじまいという一方的な展開に持ち込んでいる。
   −
尤も、「嬲り殺し」に拘り過ぎてネチネチと甚振っている間に隙が生じて反撃を喰らったり、その性格破綻者ぶりが味方からの不評を買い同士討ちを招くなど、'''己自身の「外道」過ぎるパーソナリティが逆に災いして敗北を喫する'''ケースが大半であった。
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もっとも、嬲り殺しに拘り過ぎてネチネチと甚振っている間に隙が生じて反撃を喰らったり、その性格破綻者ぶりが味方からの不評を買い同士討ちを招くなど、'''自身の外道過ぎるパーソナリティが災いして敗北を喫する'''ケースが大半であった。
    
第2部でも全く逡巡することなく同胞を手にかけまくっており、エイジが劇中で極力敵兵を殺さないことを心がけていたこと、地球側の戦力がグラドスに対しあまりにも無力であったこと、後半では敵機のほとんどが無人機になったことなど原因はいろいろあるが、作中で描写されている限り、'''同じグラドス側のキャラクターでありながらグラドス人を一番多く殺しているのは彼だと思われる'''。
 
第2部でも全く逡巡することなく同胞を手にかけまくっており、エイジが劇中で極力敵兵を殺さないことを心がけていたこと、地球側の戦力がグラドスに対しあまりにも無力であったこと、後半では敵機のほとんどが無人機になったことなど原因はいろいろあるが、作中で描写されている限り、'''同じグラドス側のキャラクターでありながらグラドス人を一番多く殺しているのは彼だと思われる'''。
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一方、生身でエイジと相対する機会は思いのほか少なく、その[[白兵戦|希少な肉弾戦]]に於いてもトンファーで一方的に叩きのめされるなど散々な目に遭っており、勝ったためしが無い。
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一方、生身でエイジと相対する機会は思いのほか少なく、その[[白兵戦|希少な肉弾戦]]でもトンファーで一方的に叩きのめされるなど散々な目に遭っており、勝ったためしがない。
    
=== 来歴 ===
 
=== 来歴 ===
 
以前はエイジの姉である[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ]]に横恋慕していた。エイジ追撃の際にその恨みから、ジュリアの婚約者である同じグラドス軍のゲイルをも同時に葬ろうとしたが、[[フォロン]]のコントロールに因る[[レイズナー]]のレーザード・ライフルを至近距離から喰らい、[[ブレイバー]]のコクピットもろとも吹き飛ばされてしまう。
 
以前はエイジの姉である[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ]]に横恋慕していた。エイジ追撃の際にその恨みから、ジュリアの婚約者である同じグラドス軍のゲイルをも同時に葬ろうとしたが、[[フォロン]]のコントロールに因る[[レイズナー]]のレーザード・ライフルを至近距離から喰らい、[[ブレイバー]]のコクピットもろとも吹き飛ばされてしまう。
   −
死亡したかに見えたが、第2部で[[サイボーグ]]となって復活し、[[死鬼隊]]の一員となる。自分に負けず劣らずのはみ出し者の中でもそのイカレっぷりを発揮する反面、小物度もアップして失態を繰り返したことで失脚して投獄。しかし脱獄して執拗にエイジとジュリアの姉弟を狙うも、結局ジュリアはエイジに奪回され、追跡してきた残りの死鬼隊のメンバーの攻撃で[[ダルジャン]]を失う。
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死亡したかに見えたが第2部で[[サイボーグ]]となって復活し、[[死鬼隊]]の一員となる。自分に負けず劣らずのはみ出し者の中でもそのイカレっぷりを発揮する反面、小物度もアップして失態を繰り返したことで失脚して投獄。しかし脱獄して執拗にエイジとジュリアの姉弟を狙うも、結局ジュリアはエイジに奪回され、追跡してきた残りの死鬼隊のメンバーの攻撃で[[ダルジャン]]を失う。
    
だが脱出に成功し、時計屋を脅して無理矢理身体を修復させ、完治するや否や実験台とばかりに時計屋を殺害して逃走。ここに至るともはや精神は完全に人のそれではなくなっており、痛みも熱さも感じず哄笑を上げるばかりになっていた。最後はエイジのみならず死鬼隊にも復讐すべくレジスタンスの秘密工場に向かい、[[グラドス兵|兵たち]]を殺して奪取したバズーカ砲でレイズナーと死鬼隊の戦闘をかき乱すが、エイジの攪乱で[[エルダール]]のスネークドリルに貫かれコントロール不能になった[[ダンコフ]]に踏みつぶされて死亡。散々しぶとかった彼にしてはあまりにも呆気ない最期であった<ref>シリーズが[[打ち切り]]にならなければ「潰されたのは義手だけ」という事にして再度復活する予定もあったらしい。</ref>。
 
だが脱出に成功し、時計屋を脅して無理矢理身体を修復させ、完治するや否や実験台とばかりに時計屋を殺害して逃走。ここに至るともはや精神は完全に人のそれではなくなっており、痛みも熱さも感じず哄笑を上げるばかりになっていた。最後はエイジのみならず死鬼隊にも復讐すべくレジスタンスの秘密工場に向かい、[[グラドス兵|兵たち]]を殺して奪取したバズーカ砲でレイズナーと死鬼隊の戦闘をかき乱すが、エイジの攪乱で[[エルダール]]のスネークドリルに貫かれコントロール不能になった[[ダンコフ]]に踏みつぶされて死亡。散々しぶとかった彼にしてはあまりにも呆気ない最期であった<ref>シリーズが[[打ち切り]]にならなければ「潰されたのは義手だけ」という事にして再度復活する予定もあったらしい。</ref>。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
SRWでの登場回数はそこまで多くないものの、やはりその強烈過ぎるキャラクター故に作中でも強烈な印象を残す事が多い。
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SRWでの登場回数はそこまで多くないが、やはりその強烈過ぎるキャラクター性から強烈な印象を残すことが多い。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
:最初は第1部の設定で登場。その後は第2部の姿で[[死鬼隊]]の一員として登場する。第2部の姿になると[[指揮官|指揮]]の技能がなくなるが、原作での描写を考えれば正しい判断だろう。それでも、命中を除く能力がアップしており、[[ル・カイン]]には及ばないが、死鬼隊の三人よりは能力値が高い。
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:最初は第1部の設定で登場。その後は第2部の姿で[[死鬼隊]]の一員として登場する。第2部の姿になると[[指揮官|指揮]]の技能がなくなるが、原作での描写を考えれば正しい判断だろう。それでも命中を除く能力がアップしており、[[ル・カイン]]には及ばないが死鬼隊の三人よりは能力値が高い。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦}}
:初登場作品。宇宙編ではエイジを執拗に追い、地上編で死鬼隊として再登場。ストーリー上ではエイジに撃墜された事になっているのか、彼を執拗に狙う。最後の隠し面では'''[[ラストボス|裏ボス]]'''として[[デビルガンダム (OG)|デビルガンダム]]のコアになり、ゲイルを初めとして様々なパイロットを[[DG細胞]]で感染・再生させ手下にするという驚愕の展開を繰り広げた。なお、'''東方不敗の設定同様にスタッフ内で紛糾していた模様'''<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第680回にて寺田P曰く「やめてくれと頼んだのに『それを通すのが君の仕事だろ』と言われてしまった」と暴露している。</ref>。
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:初登場作品。宇宙編ではエイジを執拗に追い、地上編で死鬼隊として再登場。ストーリー上ではエイジに撃墜されたことになっているのか、彼を執拗に狙う。最後の隠し面では'''[[ラストボス|裏ボス]]'''として[[デビルガンダム (OG)|デビルガンダム]]のコアになり、ゲイルを初めとして様々なパイロットを[[DG細胞]]で感染・再生させ手下にするという驚愕の展開を繰り広げた。なお、'''[[東方不敗]]の設定同様にスタッフ内で紛糾していた模様'''<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第680回にて寺田P曰く「やめてくれと頼んだのに『それを通すのが君の仕事だろ』と言われてしまった」と暴露している。</ref>。
 
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク}}
::フリーバトルに登場。デビルガンダム (OG)に乗せる事もできるが、本編では第1部の姿だったのに対しフリーバトルでは何故かサイボーグ時の姿で生体コアとなっている。
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::フリーバトルに登場。デビルガンダム (OG)に乗せることもできるが、本編では第1部の姿だったのに対しフリーバトルではなぜかサイボーグ時の姿で生体コアとなっている。
 
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
:序盤は第1部の姿で登場し、死鬼隊加入時に[[サイボーグ]]化している。グラドス軍が全滅した後も生き残るが、[[バスク・オム|バスク]]にこき使われる羽目に。
 
:序盤は第1部の姿で登場し、死鬼隊加入時に[[サイボーグ]]化している。グラドス軍が全滅した後も生き残るが、[[バスク・オム|バスク]]にこき使われる羽目に。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}
:第2部のサイボーグ姿でのみ登場。[[クイックセーブ]]後の[[中断メッセージ]]では登場するパターンが2つある。
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:第2部の姿でのみ登場。[[クイックセーブ]]後の[[中断メッセージ]]では登場するパターンが2つある。
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO}}
::序盤の追加サブシナリオで死鬼隊加入前のゴステロが登場。ただし、グラフィックやボイスは第2部のサイボーグ姿のままである。乗っているのも[[ブルグレン]]ではなく[[ブレイバー]]<ref>原作でもゲイルに不意打ちをかけた際にブレイバーに搭乗していたのであながち間違いでもないが。</ref>。
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::序盤の追加サブシナリオで死鬼隊加入前のゴステロが登場。ただしグラフィックやボイスは第2部のままである。乗っているのも[[ブルグレン]]ではなく[[ブレイバー]]<ref>原作でもゲイルに不意打ちをかけた際にブレイバーに搭乗していたのであながち間違いでもないが。</ref>。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
:第1章より登場。物語のベースは第1部なのだが、エイジ共々第2部の姿になっている。
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:第1章より登場。物語のベースは第1部だが、エイジ共々第2部の姿になっている。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:序章ワールド4に登場するエネミーユニット。第1部設定でブルグレンに搭乗。
 
:序章ワールド4に登場するエネミーユニット。第1部設定でブルグレンに搭乗。
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;[[デビッド・ラザフォード]]
 
;[[デビッド・ラザフォード]]
 
:第1部ではゲイルを救助に向かった彼を攻撃し、初めて会った第2部の第30話では[[ベイブル]]を奪還した彼を待ち伏せして殺害しようとし、第31話ではSPT同士で決闘を行い、卑怯な手段で彼を追い詰めた。
 
:第1部ではゲイルを救助に向かった彼を攻撃し、初めて会った第2部の第30話では[[ベイブル]]を奪還した彼を待ち伏せして殺害しようとし、第31話ではSPT同士で決闘を行い、卑怯な手段で彼を追い詰めた。
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=== グラドス軍 ===
 
=== グラドス軍 ===
 
;[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ]]
 
;[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ]]
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;[[ル・カイン]]
 
;[[ル・カイン]]
 
:第2部での上司。頭が上がらずかなり卑屈な面もあったので、復活にはむしろ彼の進言があったのかもしれない。
 
:第2部での上司。頭が上がらずかなり卑屈な面もあったので、復活にはむしろ彼の進言があったのかもしれない。
:第31話でデビッド搭乗の[[ドール]]と決闘した際、買収したグラドス兵にデビッドの腕を負傷させて有利な状況に持っていった事がル・カインの逆鱗に触れ、投獄された。
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:第31話でデビッド搭乗の[[ドール]]と決闘した際、買収したグラドス兵にデビッドの腕を負傷させて有利な状況に持っていったことがル・カインの逆鱗に触れ、投獄された。
 
:『新』ではゲイル共々復活させ操られる。
 
:『新』ではゲイル共々復活させ操られる。
 
;[[カルラ・エジール]]、[[ギウラ]]
 
;[[カルラ・エジール]]、[[ギウラ]]
:同僚だが特に絡みは無い。
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:同僚だが特に絡みはない。
 
:『新』では復活させ操る。
 
:『新』では復活させ操る。
 
;[[マンジェロ]]、[[ボーン]]、[[ゲティ]]
 
;[[マンジェロ]]、[[ボーン]]、[[ゲティ]]
:[[死鬼隊]]の同僚。仲は悪く、彼らからは失態やジュリアの事で嘲笑された。
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:[[死鬼隊]]の同僚。仲は悪く、彼らからは失態やジュリアのことで嘲笑された。
 
:当然ながら『新』では復活させて操った。
 
:当然ながら『新』では復活させて操った。
;ガステン
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;ガステン(SRW未登場)
:SRW未登場の部下。エイジに人質にされるが、エイジが人を殺せないことを知っているゴステロは委細かまわず攻撃してきた。このため、自分が見捨てられたと激怒してゴステロを攻撃するが、返り討ちにされる。
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:部下。エイジに人質にされるが、エイジが人を殺せないことを知っているゴステロは委細かまわず攻撃してきた。このため、自分が見捨てられたと激怒してゴステロを攻撃するが、返り討ちにされる。
;ロベリア
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;ロベリア(SRW未登場)
:SRW未登場の部下。ゴステロがガステンを殺害したことを知り軍法会議にかけると宣言するも、逆に彼に抹殺されてしまう。
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:部下。ゴステロがガステンを殺害したことを知り軍法会議にかけると宣言するも、逆に彼に抹殺されてしまう。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:『DD』では[[クダル・カデル]]の代役となって昌弘を死に追いやった。
 
:『DD』では[[クダル・カデル]]の代役となって昌弘を死に追いやった。
 
;[[昭弘・アルトランド]]、[[剛健一]]
 
;[[昭弘・アルトランド]]、[[剛健一]]
:『DD』ではジュリアに弟(エイジ)を殺させようとしたため、家族思いである「長男」2人の逆鱗に触れた(特に明弘の場合は上記の事もあり仇敵である)。最終的に昭弘により撃墜される。
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:『DD』ではジュリアに弟(エイジ)を殺させようとしたため、家族思いである長男2人の逆鱗に触れた(特に明弘の場合は上記のこともあり仇敵である)。最終的に昭弘により撃墜される。
    
== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
「まさに外道」な台詞が多いが、それ故に視聴者に対して強烈な印象を残している。スパロボでも披露された広瀬氏の怪演は必聴である。
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外道な台詞が多く、視聴者に対して強烈な印象を残している。スパロボでも披露された広瀬氏の怪演は必聴である。
 
=== 第1部 ===
 
=== 第1部 ===
 
;「感謝するぜ、ゲイル。お前さんのおかげで最高の暇潰しができそうなんでな…… ハハハハハ!」
 
;「感謝するぜ、ゲイル。お前さんのおかげで最高の暇潰しができそうなんでな…… ハハハハハ!」
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:難民狩りをしながら喜々として言い放った台詞。登場早々から大胆なトバしっぷりである。
 
:難民狩りをしながら喜々として言い放った台詞。登場早々から大胆なトバしっぷりである。
 
;「俺はいじめと人殺しが大好きなんでな」
 
;「俺はいじめと人殺しが大好きなんでな」
:エイジに対し、残虐な行為を行うことへの理由を述べた台詞。ゴステロの残虐・残忍極まる性格を最も端的に象徴する台詞にして、彼を「ゴステロ様」に仕立て上げた名(迷)言。喜々として平然と言い放つのがミソ。それにしても、[[グラドス軍]]は何故こんな人物を部隊[[指揮官]]が出来る立場に昇進させたのだろうか。
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:エイジに対し、残虐な行為を行うことへの理由を述べた台詞。ゴステロの残虐・残忍極まる性格を最も端的に象徴する台詞にして、彼を「ゴステロ様」に仕立て上げた名(迷)言。喜々として平然と言い放つのがミソ。それにしても、[[グラドス軍]]はなぜこんな人物を部隊[[指揮官]]が出来る立場に昇進させたのだろうか。
 
;「さて、サル共の狩りに出かけるとするか」
 
;「さて、サル共の狩りに出かけるとするか」
:出撃時の台詞。敵の地球人に対してサル呼ばわりする等の侮蔑的な態度を取るグラドス人はゴステロだけでは無いのだが、他にも害虫呼ばわりする等、一線を画している。
+
:出撃時の台詞。敵の地球人に対してサル呼ばわりするなどの侮蔑的な態度を取るグラドス人はゴステロだけではないが、ほかにも害虫呼ばわりするなど、一線を画している。
 
;「フフフ…じわりじわりと痛めつけてやる…ヘビの生殺しのようになぁ…ハハハッ!」
 
;「フフフ…じわりじわりと痛めつけてやる…ヘビの生殺しのようになぁ…ハハハッ!」
 
:彼の戦いへのスタンス。高火力のミサイルの使用を提案する部下を咎めたりと自分が楽しむことを優先している。余談だがグラドスにもヘビはいるようだ。
 
:彼の戦いへのスタンス。高火力のミサイルの使用を提案する部下を咎めたりと自分が楽しむことを優先している。余談だがグラドスにもヘビはいるようだ。
165行目: 166行目:  
:上の台詞同様にゴステロの異常性が垣間見える台詞である。
 
:上の台詞同様にゴステロの異常性が垣間見える台詞である。
 
;「何とでもほざけ! 俺はお前らを殺したいだけだ、味方も敵もない!! フハハハハ!」
 
;「何とでもほざけ! 俺はお前らを殺したいだけだ、味方も敵もない!! フハハハハ!」
:一旦身を隠しSPTを降りてロケットランチャーでゲイルを狙撃するも阻止された後、再度SPT戦に戻っての台詞。もはや、まともな思考など期待すべくもなくなっている。
+
:一旦身を隠しSPTを降りてロケットランチャーでゲイルを狙撃するも阻止された後、再度SPT戦に戻っての台詞。もはやまともな思考など期待すべくもなくなっている。
 
;「面白い、やってもらおうじゃないか! 俺を丸裸にするのだろ? お前には人殺しが出来ないからな、だが俺は人殺しが大好きなのよぉ!」
 
;「面白い、やってもらおうじゃないか! 俺を丸裸にするのだろ? お前には人殺しが出来ないからな、だが俺は人殺しが大好きなのよぉ!」
 
:エイジが敵を殺せないことを知って挑発した時の台詞。しかしこの後、エイジの意志とは関係なくレイズナーはV-MAXを発動させ、ゴステロはブレイバーのコックピットごと吹き飛ばされてしまうのだった。
 
:エイジが敵を殺せないことを知って挑発した時の台詞。しかしこの後、エイジの意志とは関係なくレイズナーはV-MAXを発動させ、ゴステロはブレイバーのコックピットごと吹き飛ばされてしまうのだった。
 
;「くそぉ、貴様らぁ…。影も形もないようにしてやる!」
 
;「くそぉ、貴様らぁ…。影も形もないようにしてやる!」
:OPの本編予告でも使われた第8話の台詞。この場面、白目をむいて睨む形相は『恐ろしい』の一言に尽きる。
+
:OPの本編予告でも使われた第8話の台詞。この場面、白目をむいて睨む形相は「恐ろしい」の一言に尽きる。
    
=== 第2部 ===
 
=== 第2部 ===
 
;「脳がはちきれそうだぜぇ!」<br />「脳がぁぁ~! 脳が痛えぇぇ~!!」
 
;「脳がはちきれそうだぜぇ!」<br />「脳がぁぁ~! 脳が痛えぇぇ~!!」
 
:[[サイボーグ]]に改造されたゴステロ様を象徴する名(迷)言。
 
:[[サイボーグ]]に改造されたゴステロ様を象徴する名(迷)言。
:後年、別作品で広瀬氏が演じるキャラがこの台詞のパロディを言う事も(たとえば[[ウェスパシアヌス|この人]]とか)。
+
:後年、別作品で広瀬氏が演じるキャラがこの台詞のパロディを言うことも(たとえば[[ウェスパシアヌス|この人]]とか)。
 
;「閣下ぁ~!」<br />「お、お願いが~、お願いがござる!」 <br />「どうせ、どうせ殺すなら・・・自分に・・・自分にお下げ渡しくだされぃ!! これ、このとおりでございます!」
 
;「閣下ぁ~!」<br />「お、お願いが~、お願いがござる!」 <br />「どうせ、どうせ殺すなら・・・自分に・・・自分にお下げ渡しくだされぃ!! これ、このとおりでございます!」
 
:第28話より。[[ダルジャン]]のコクピットから駆け下りて、[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ|ジュリア]]の殺害を[[ル・カイン]]に懇願するゴステロ。
 
:第28話より。[[ダルジャン]]のコクピットから駆け下りて、[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ|ジュリア]]の殺害を[[ル・カイン]]に懇願するゴステロ。
 
:珍しく彼が物を頼む場面でもあり、時代劇口調になっているのが妙に笑いを誘う。
 
:珍しく彼が物を頼む場面でもあり、時代劇口調になっているのが妙に笑いを誘う。
 
;「生きていた? さぁてなぁ、この体のどこからどこまでが生きているのやら」
 
;「生きていた? さぁてなぁ、この体のどこからどこまでが生きているのやら」
:ジュリアに手を掛けた後、エイジにトンファーで滅多打ちにされ、仮面が外れ、正体が露呈。エイジから「生きていたんだな」と言われて。
+
:ジュリアに手を掛けた後、エイジにトンファーで滅多打ちにされ、仮面が外れて正体が露呈。エイジから「生きていたんだな」と言われて。
 
;「出力が違うんだ! 出力が!」
 
;「出力が違うんだ! 出力が!」
 
:ダルジャンのパワーで[[レイズナー]]を圧倒する際に。前半部分がどことなく、同じ声優である[[ランバ・ラル]]の名台詞を思わせる台詞である。
 
:ダルジャンのパワーで[[レイズナー]]を圧倒する際に。前半部分がどことなく、同じ声優である[[ランバ・ラル]]の名台詞を思わせる台詞である。
185行目: 186行目:  
;「首の骨が砕ける音を聞きながら死んでいけぇぇぇぇ!!」
 
;「首の骨が砕ける音を聞きながら死んでいけぇぇぇぇ!!」
 
:第30話。[[ベイブル]]のコックピット内で[[デビッド・ラザフォード|デビッド]]を待ち伏せ、左腕で彼の首を締め付けながら。
 
:第30話。[[ベイブル]]のコックピット内で[[デビッド・ラザフォード|デビッド]]を待ち伏せ、左腕で彼の首を締め付けながら。
:1期でも「自分の血の沸騰する音を聞いて死んでいけ」と似た事を叫んでいたりする。
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:1期でも「自分の血の沸騰する音を聞いて死んでいけ」と似たことを叫んでいる。
 
:ゲームでも戦闘台詞に採用されている。
 
:ゲームでも戦闘台詞に採用されている。
 
;「バッキャロー!! おまえらみてえに品のねぇ奴にジュリアを殺す資格はねぇ! ハッ!」
 
;「バッキャロー!! おまえらみてえに品のねぇ奴にジュリアを殺す資格はねぇ! ハッ!」
:[[死鬼隊]]の三人にジュリアとの因縁を嘲笑された際の台詞。しかし、どう考えても当のゴステロにも品があるとはいえない。それを逆手にとり、「品のある悪役」と評する声も。
+
:[[死鬼隊]]の三人にジュリアとの因縁を嘲笑された際の台詞。しかし、どう考えても当のゴステロにも品があるとはいえない。それを逆手にとり「品のある悪役」と評する声も。
 
;「畜生! 出てやる…ブチ破ったってここを出てやる!」
 
;「畜生! 出てやる…ブチ破ったってここを出てやる!」
 
:ル・カインに見放されて投獄された際、脱獄を決意するシーンのセリフ。この直後に迫真の名演技と牢屋にしつらえられた粗末な設備、果ては機械化された自分の身体までもをフルに活用して[[映画]]さながらの狡猾な脱獄劇を演じて見せるあたり、決してただの殺人狂ではないことがわかるのだが…
 
:ル・カインに見放されて投獄された際、脱獄を決意するシーンのセリフ。この直後に迫真の名演技と牢屋にしつらえられた粗末な設備、果ては機械化された自分の身体までもをフルに活用して[[映画]]さながらの狡猾な脱獄劇を演じて見せるあたり、決してただの殺人狂ではないことがわかるのだが…
211行目: 212行目:  
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』における攻撃台詞。上述の「料理は~」の聞き間違いなのか、[[キャラクター事典|キャラクターデータ]]でもこれが紹介されている。
 
:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』における攻撃台詞。上述の「料理は~」の聞き間違いなのか、[[キャラクター事典|キャラクターデータ]]でもこれが紹介されている。
 
;「な、何だぁ! こいつはぁぁ! 放せ! この! くそぉっ!」<br />「わあぁぁぁぁぁ! た、助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
 
;「な、何だぁ! こいつはぁぁ! 放せ! この! くそぉっ!」<br />「わあぁぁぁぁぁ! た、助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
:『新』地上編最終話「ファイナルバトル」より。死鬼隊やル・カインが撤退する中、一人エイジを付け狙うが、[[デビルガンダム]]に捕食されてしまう。[[デビルガンダム (OG)|しかし、最終話にて…。]]ちなみに、エイジは無反応であった。
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:『新』地上編最終話「ファイナルバトル」より。死鬼隊やル・カインが撤退する中、一人エイジを付け狙うが、[[デビルガンダム]]に捕食されてしまう。[[デビルガンダム (OG)|しかし、最終話にて…。]]ちなみにエイジは無反応であった。
 
;「バ、バスク特佐ぁぁ、わたくしめをお助けいただいたご恩はここでたっぷりと返させていただきますぅぅ」
 
;「バ、バスク特佐ぁぁ、わたくしめをお助けいただいたご恩はここでたっぷりと返させていただきますぅぅ」
 
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』の独立軍ルートにて[[バスク・オム|バスク]]にこき使われるゴステロ。あまりの変わりっぷりに驚いた人も多いはずだが、原作の第2部も似たり寄ったりかも。
 
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』の独立軍ルートにて[[バスク・オム|バスク]]にこき使われるゴステロ。あまりの変わりっぷりに驚いた人も多いはずだが、原作の第2部も似たり寄ったりかも。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*その無茶苦茶かつ強烈さである意味清々しいとすら思える悪役キャラクターぶりと、卑怯な悪役を得意とする広瀬正志氏の怪演で、放送当時からファンが多く(実は、[[主人公]]であるエイジを食う程の人気があった)、一部のファンからは'''「ゴステロ様」'''と呼ばれて親しまれている。
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*その無茶苦茶かつ強烈さである意味清々しいとすら思える悪役キャラクターぶりと、卑怯な悪役を得意とする広瀬正志氏の怪演で、放送当時からファンが多く([[主人公]]であるエイジを食うほどの人気があった)、一部のファンからは'''「ゴステロ様」'''と呼ばれて親しまれている。
 
*ゴステロを演じた[[声優:広瀬正志|広瀬正志]]氏は高橋作品の常連でもあり、『[[太陽の牙ダグラム]]』のコール・デスタン、『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の[[カン・ユー]]に続いて演じたゴステロは、間違いなく前者二人以上にぶっ飛んだキャラクターであり、そして彼らに負けないぐらいの鮮烈な印象を残した名悪役である。
 
*ゴステロを演じた[[声優:広瀬正志|広瀬正志]]氏は高橋作品の常連でもあり、『[[太陽の牙ダグラム]]』のコール・デスタン、『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の[[カン・ユー]]に続いて演じたゴステロは、間違いなく前者二人以上にぶっ飛んだキャラクターであり、そして彼らに負けないぐらいの鮮烈な印象を残した名悪役である。
 
**また、広瀬氏は所属事務所でのサンプルボイスとして[[ランバ・ラル]]らと共にゴステロを披露している。ご自身でもその人気はよくわかっているのだろう。
 
**また、広瀬氏は所属事務所でのサンプルボイスとして[[ランバ・ラル]]らと共にゴステロを披露している。ご自身でもその人気はよくわかっているのだろう。
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