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その際に帰還したカガリによって国家反逆罪で逮捕されることになり、連行される途中で避難用のシェルターに逃げ込もうとした際に、皮肉にも友軍機である[[ムラサメ]]が撃墜した[[グフイグナイテッド]]の下敷きとなり圧死した<ref>明確に死亡した描写はないが、ユウナを演じた野島健児氏のコメントで「死亡した」とある。</ref>。マガジンZ版では、父であるウナト用のシャトル<ref>ウナトはその直前にジブリールに寝返った[[オーブ兵]]に殺された。</ref>が自分を置いて脱出したのを見て「置いて行かないで!」と感情のままに飛び立ったほうへ駆け寄った途端、ミサイルの流れ弾が直撃した。
 
その際に帰還したカガリによって国家反逆罪で逮捕されることになり、連行される途中で避難用のシェルターに逃げ込もうとした際に、皮肉にも友軍機である[[ムラサメ]]が撃墜した[[グフイグナイテッド]]の下敷きとなり圧死した<ref>明確に死亡した描写はないが、ユウナを演じた野島健児氏のコメントで「死亡した」とある。</ref>。マガジンZ版では、父であるウナト用のシャトル<ref>ウナトはその直前にジブリールに寝返った[[オーブ兵]]に殺された。</ref>が自分を置いて脱出したのを見て「置いて行かないで!」と感情のままに飛び立ったほうへ駆け寄った途端、ミサイルの流れ弾が直撃した。
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登場当初はやや激情的なカガリに冷静な意見を言う場面もある等作中では決して間違った事ばかりを言っている訳では無かったが、結婚式での事件から不測の事態に全く対応ができない脆さと無責任さを露呈し始め、以降は情けない言動ばかりが目立つ無能なお坊ちゃんというイメージが強くなった。
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登場当初はやや激情的なカガリに冷静な意見を言う場面もある等、決して間違った事ばかりを言っている訳では無かったが、結婚式での事件から不測の事態に全く対応ができない脆さと無責任さを露呈し始め、以降は情けない言動ばかりが目立つ無能なお坊ちゃんというイメージが強くなった。
    
結局は、カガリと違って強い信頼関係のある仲間や部下を持つ事も無ければ、成長する機会にも恵まれなかった事がユウナの悲劇の一因であったと言える。
 
結局は、カガリと違って強い信頼関係のある仲間や部下を持つ事も無ければ、成長する機会にも恵まれなかった事がユウナの悲劇の一因であったと言える。
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;「国はあなたのオモチャではない! いい加減、感情で物を言うのはやめなさい!」
 
;「国はあなたのオモチャではない! いい加減、感情で物を言うのはやめなさい!」
 
:原作の第12話にて。地球連合軍艦隊の攻撃によりミネルバが転身しなければ、残り数分で領海侵犯が確定となった際の[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]とのやり取り。オーブの敵性国家となったザフト軍艦が一度領海に出た以上は、法律上は確かにこの通りとなる。
 
:原作の第12話にて。地球連合軍艦隊の攻撃によりミネルバが転身しなければ、残り数分で領海侵犯が確定となった際の[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]とのやり取り。オーブの敵性国家となったザフト軍艦が一度領海に出た以上は、法律上は確かにこの通りとなる。
:ユウナの[[性格]]や振る舞いに問題があるとはいえ、この当時にユウナがカガリにぶつけた一言は確かな説得力のある正論<ref>ただし、国家元首であるカガリに無断で軍隊を動かし、[[地球連合軍]]に[[ミネルバ]]のことを教えるなどしており、情報の漏洩など権限や法律などの問題がある。更に言えば、この時点で連合との同盟条約が締結は内定しているとはいえユウナとタリアの発言からオーブは正式な調印を履行していない事が確定しているため、事実上の越権行為となる可能性が高い。仮に同盟を組んでいた所で絶対にザフトと戦争しなければならない訳でもない。</ref>で、周囲のオーブ軍人ら<ref>セイラン派ばかりである可能性もある</ref>もユウナの発言に賛同するかの如くカガリに反意の凝視を見せた。
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:ユウナの[[性格]]や振る舞いに問題があるとはいえ、この当時にユウナがカガリにぶつけた一言は確かな説得力のある正論<ref>ただし、国家元首であるカガリに無断で軍隊を動かし、[[地球連合軍]]に[[ミネルバ]]のことを教えるなどしており、情報の漏洩など権限や法律などの問題がある。更に言えば、この時点で連合との同盟条約締結が内定こそしているものの、ユウナとタリアの発言から正式な調印までは履行されていない事が確定している為、事実上の越権行為となる可能性が高い。また、あくまでも「同盟国の敵」でしかない相手と積極的に交戦しなければならない訳でもない。</ref>で、周囲のオーブ軍人ら<ref>セイラン派ばかりである可能性もある</ref>もユウナの発言に賛同するかの如くカガリに反意の凝視を見せた。
 
:ミネルバは[[ブレイク・ザ・ワールド]]で地球を救うために多大な貢献をしてくれた船だったとはいえ、かの船を庇うのはカガリ本人の個人的な感情から出た行動だった為、カガリは何も言えなくなってしまい、この瞬間、カガリは指導者としての求心力を殆ど失ってしまう決定的な要因にもなったといえる。しかし、皮肉なことに後にユウナ自身がこの言葉より酷い行動を取る事に…。
 
:ミネルバは[[ブレイク・ザ・ワールド]]で地球を救うために多大な貢献をしてくれた船だったとはいえ、かの船を庇うのはカガリ本人の個人的な感情から出た行動だった為、カガリは何も言えなくなってしまい、この瞬間、カガリは指導者としての求心力を殆ど失ってしまう決定的な要因にもなったといえる。しかし、皮肉なことに後にユウナ自身がこの言葉より酷い行動を取る事に…。
 
;「誤解するなよ。僕はコーディネイターを嫌っているわけじゃない。ただ、この国には置いておけないと言っているんだ。彼(アスラン)も、そして、あの弟(キラ)とか言う彼もね」
 
;「誤解するなよ。僕はコーディネイターを嫌っているわけじゃない。ただ、この国には置いておけないと言っているんだ。彼(アスラン)も、そして、あの弟(キラ)とか言う彼もね」
:カガリとの結婚を強引に決め、連合との同盟を結んだ以上、今後オーブにコーディネイターは住むことができないとカガリに話しているがこの2人を邪魔者と見て、追い出す口実ができたことを喜んでいるようでもある。
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:カガリとの結婚を強引に決め、連合との同盟を結んだ以上、今後オーブにコーディネイターは住むことができないとカガリに話しているが、この2人を邪魔者と見て追い出す口実ができたことを喜んでいるようでもある。
 
;「嬉し泣きだろうね、当然。その涙は」
 
;「嬉し泣きだろうね、当然。その涙は」
 
:第14話より。ユウナとの結婚式会場に向かう際に、国民に笑顔で手を振りながらも涙を流していたカガリへの一言。
 
:第14話より。ユウナとの結婚式会場に向かう際に、国民に笑顔で手を振りながらも涙を流していたカガリへの一言。
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:小説版のアマギに至っては内心激発しかねない程の怒りに襲われている。
 
:小説版のアマギに至っては内心激発しかねない程の怒りに襲われている。
 
;「何なんだ? あれは!? 一体どっちの味方なの?」
 
;「何なんだ? あれは!? 一体どっちの味方なの?」
:ダーダネルスの戦いで[[ミネルバ隊]]だけでなく[[オーブ軍]]と地球連合軍にも威嚇射撃などで行動を妨害する[[フリーダムガンダム|フリーダム]]と[[アークエンジェル]]を見て。確かにユウナにとっては不可解に見える行動だろうが既に自分の命令で先に彼らに攻撃をしておいて今更「どっちの味方」もないだろう。聞かれたトダカは無言で振り返ったのみであった。
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:ダーダネルスの戦いで[[ミネルバ隊]]だけでなく[[オーブ軍]]と地球連合軍にも威嚇射撃などで行動を妨害する[[フリーダムガンダム|フリーダム]]と[[アークエンジェル]]を見て。確かにユウナにとっては不可解に見える行動だろうが、既に自分の命令で先に彼らに攻撃をしておいて今更「どっちの味方」もないだろう。聞かれたトダカは無言で振り返ったのみであった。
 
;「オーブ政府を代表して通告に対し回答する。貴官等が引き渡しを要求するロード・ジブリールなる人物は我が国内には存在しない」<br />「また、このような武力を以ての恫喝は一主権国家としての我が国の尊厳を著しく侵害する行為として大変遺憾に思う。よって直ちに軍を引かれること要求する」
 
;「オーブ政府を代表して通告に対し回答する。貴官等が引き渡しを要求するロード・ジブリールなる人物は我が国内には存在しない」<br />「また、このような武力を以ての恫喝は一主権国家としての我が国の尊厳を著しく侵害する行為として大変遺憾に思う。よって直ちに軍を引かれること要求する」
 
:第40話で[[ロード・ジブリール|ジブリール]]の引き渡し要求に対する回答。……なのだが'''ジブリールがオーブにいる事はとうに知られており'''、その状況でのこの発言は、ザフトの攻撃をかけさせる大義名分を与えてしまうものでしかなかった<ref>百歩譲って本当にいないとしても、確たる証拠さえ提示されていないのでザフトが実力行使に出るのも当然の帰結である。</ref>。当然この回答は[[ギルバート・デュランダル|敵]][[カガリ・ユラ・アスハ|味方]]双方から'''「茶番」「馬鹿げた回答」'''等と散々に言われてしまう。
 
:第40話で[[ロード・ジブリール|ジブリール]]の引き渡し要求に対する回答。……なのだが'''ジブリールがオーブにいる事はとうに知られており'''、その状況でのこの発言は、ザフトの攻撃をかけさせる大義名分を与えてしまうものでしかなかった<ref>百歩譲って本当にいないとしても、確たる証拠さえ提示されていないのでザフトが実力行使に出るのも当然の帰結である。</ref>。当然この回答は[[ギルバート・デュランダル|敵]][[カガリ・ユラ・アスハ|味方]]双方から'''「茶番」「馬鹿げた回答」'''等と散々に言われてしまう。
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:状況の違いに関しても当時のアークエンジェルは連合軍の一部隊であり、追撃していたザラ隊も同様にザフトの一部隊である。更にオーブは当時プラントの敵性国家ではなかった。今回はオーブは事実上のロゴス陣営と見做される状況で、そのロゴス残党を匿い、しかも証拠まで押さえられている状態だったため、ザフトが引き下がる理由など何も無いのである。
 
:状況の違いに関しても当時のアークエンジェルは連合軍の一部隊であり、追撃していたザラ隊も同様にザフトの一部隊である。更にオーブは当時プラントの敵性国家ではなかった。今回はオーブは事実上のロゴス陣営と見做される状況で、そのロゴス残党を匿い、しかも証拠まで押さえられている状態だったため、ザフトが引き下がる理由など何も無いのである。
 
;「だったらやってよ! いいからもう早く!」<br/>ソガ「ですからそのご命令は!?」<br />「そんなこと言って、また負けたら貴様のせいだからな!」
 
;「だったらやってよ! いいからもう早く!」<br/>ソガ「ですからそのご命令は!?」<br />「そんなこと言って、また負けたら貴様のせいだからな!」
:オーブ軍が総崩れに追い込まれ、勢力を立て直さなければ全滅という状況にユウナは今すぐそれを実行に移せと通達するという冷静さに欠けた指揮をソガは咎めたが、ユウナはソガが責任回避を図ろうとしていると感じたのか、その手には乗らないと言わんばかりに責任をソガに押し付けようとする。当然ソガは絶句してしまった。
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:オーブ軍が総崩れに追い込まれ、勢力を立て直さなければ全滅という状況にユウナは今すぐそれを実行に移せと通達する。冷静さに欠けた指揮をソガは咎めたが、ユウナはソガが責任回避を図ろうとしていると感じたのか、その手には乗らないと言わんばかりに責任をソガに押し付けようとする。当然ソガは絶句してしまった。
 
:この台詞からユウナがどんな人物なのかがわかる一幕である。小説版ではさらに軍人たちはユウナに'''憎悪の眼差しを向けるわ、中には露骨に舌打ちをする'''者まで出てしまうという体たらく。おそらく、この時少なからずこの場にもいたであろうセイラン派の軍人達からも愛想を尽かされている。
 
:この台詞からユウナがどんな人物なのかがわかる一幕である。小説版ではさらに軍人たちはユウナに'''憎悪の眼差しを向けるわ、中には露骨に舌打ちをする'''者まで出てしまうという体たらく。おそらく、この時少なからずこの場にもいたであろうセイラン派の軍人達からも愛想を尽かされている。
 
;「カガリ! カガリ、カガリィ! 来てくれたんだね、マイハニー! 会いたかったよ! 僕の女神~!」
 
;「カガリ! カガリ、カガリィ! 来てくれたんだね、マイハニー! 会いたかったよ! 僕の女神~!」
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;「へ? どわァッ! カ、カガリ~~ッ!」
 
;「へ? どわァッ! カ、カガリ~~ッ!」
 
:上記の後にカガリを本物だと断じたが、直後にカガリから「ユウナを国家反逆罪で逮捕・拘禁せよ」との命が下り、ソガには左ストレートを顔面に食らい、兵士たちに取り押さえられてしまう。
 
:上記の後にカガリを本物だと断じたが、直後にカガリから「ユウナを国家反逆罪で逮捕・拘禁せよ」との命が下り、ソガには左ストレートを顔面に食らい、兵士たちに取り押さえられてしまう。
:小説版ではソガは「喜んで命令に従った」と書かれており、余程ユウナの態度が腹に据えかえていたと思われる。次の下記の場面で再登場した際にはユウナは顔もボロボロだったが、縛られてパイプ椅子に座らされており、乱暴に取り押さえられたというよりも拷問じみた尋問を受けていた可能性がある。
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:小説版ではソガは「喜んで命令に従った」と書かれており、余程ユウナの態度が腹に据えかえていたと思われる。次の下記の場面で再登場した際にはユウナは顔もボロボロだったが、縛られてパイプ椅子に座らされており、乱暴に取り押さえられた……というよりも拷問じみた尋問を受けていた可能性がある。
 
;「ひどいよ、カガリ! あんまりだ! カガリ、僕は君の留守を一生懸命…のわァッ!!」
 
;「ひどいよ、カガリ! あんまりだ! カガリ、僕は君の留守を一生懸命…のわァッ!!」
 
:立場が逆転した際の台詞。これまでの威勢はどこへやらヘタレ全開となっている。この台詞で軍人たちから乱暴に拘束された事を訴えるが、これが無責任な態度を余計に際立たせており、激怒したカガリに更に殴られた挙句に連行される形で追い出される事となった。しかも、この時'''カガリに殴られた理由さえ理解できずに見苦しい言い訳をしようとしていたが、かろうじてあった信頼さえ裏切られて怒り心頭のカガリに通じるはずもなかった'''。
 
:立場が逆転した際の台詞。これまでの威勢はどこへやらヘタレ全開となっている。この台詞で軍人たちから乱暴に拘束された事を訴えるが、これが無責任な態度を余計に際立たせており、激怒したカガリに更に殴られた挙句に連行される形で追い出される事となった。しかも、この時'''カガリに殴られた理由さえ理解できずに見苦しい言い訳をしようとしていたが、かろうじてあった信頼さえ裏切られて怒り心頭のカガリに通じるはずもなかった'''。
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