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=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
[[ジオン公国]]高官、マハラジャ・カーンの次女として生を受け、父の死後は16歳という若さでミネバの摂政に就任している。この当時、[[シャア・アズナブル]]とは恋人関係にあったとされており、少なくとも彼との関わりによって大きな影響を受けたのは確かであるのだが、現在は愛憎の入り乱れた複雑な感情を抱いている。
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[[ジオン公国]]高官、マハラジャ・カーンの次女として生を受け、父の死後は16歳という若さでミネバの摂政に就任している。この当時、[[シャア・アズナブル]]とは父の友人として知り合いハマーン自身が一方的に慕っていた相手で小説版によれば、シャアとハマーンが2人で視察中、敵対派閥の刺客をしのぐために部下からの勧めにより、作戦上どうしてもカムフラージュとして恋人役、一説には婚約者役を一時の事としても、互いが望まずとも演じなければならなかったとされている。シャアとハマーンの記念写真はその時に実際に撮影された物で自室にて厳重に保管されている。それ以来カムフラージュのために変えた髪型を変えずにあえてそのままにしている。2人が恋人関係だったと言う話が流れたのはこれによる所が大きい。(富野監督は2人が恋人関係であったかどうかについては否定も肯定もしていない)少なくとも彼との関わりによって大きな影響を受けたのは確かであるのだが、現在は愛憎の入り乱れた複雑な感情を抱いている。
    
性格は、「'''鉄の女傑'''」とも言える厳格さと苛烈さの持ち主。常に強気な姿勢を崩さず、シャアや[[パプテマス・シロッコ]]にも匹敵する[[ニュータイプ]]としての高い素養や天性の優れたカリスマによって、アクシズの人間達をまとめ上げている。誰の意志にも沿う事無く自らの信念を貫き通そうとする姿勢は、「女性を指導者として擁立させ、世界を統治する」という野望を持っていたシロッコも、早々に取り入る事を断念させている。
 
性格は、「'''鉄の女傑'''」とも言える厳格さと苛烈さの持ち主。常に強気な姿勢を崩さず、シャアや[[パプテマス・シロッコ]]にも匹敵する[[ニュータイプ]]としての高い素養や天性の優れたカリスマによって、アクシズの人間達をまとめ上げている。誰の意志にも沿う事無く自らの信念を貫き通そうとする姿勢は、「女性を指導者として擁立させ、世界を統治する」という野望を持っていたシロッコも、早々に取り入る事を断念させている。
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==== [[エゥーゴ]] ====
 
==== [[エゥーゴ]] ====
 
;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]
 
;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]
:元恋人(?)。理由はともかく自分を棄てたと認識しており、また[[ジオン]]の今後をどのように導いていくかで大きな考え方の違いがあった。まだシャアに大いに未練があるようで、彼に頭を下げさせて悦に入ったり、何かにつけては「私の所へ戻ってきて欲しい」「謝れば許してやる」と口説き続ける。
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:父マハラジャ・カーンの友人で元恋人、というか作戦上、お互いに仕方なく恋人役を演じた相手。シャアとハマーンが2人で視察中、敵対派閥の刺客をしのぐために部下からの勧めにより、作戦上どうしてもカムフラージュとして恋人役、一説には婚約者役を一時の事としても、互いが望まずとも演じなければならなかったとされている。シャアとハマーンの記念写真はその時に実際に撮影された物で自室にて厳重に保管されている。理由はともかく自分を棄てたと認識しており、また[[ジオン]]の今後をどのように導いていくかで大きな考え方の違いがあった。まだシャアに大いに未練があるようで、彼に頭を下げさせて悦に入ったり、何かにつけては「私の所へ戻ってきて欲しい」「謝れば許してやる」と口説き続ける。
 
:しかし、シャアは彼女に全く未練がないようなので全無視+胸ぐらを掴み、平気で銃口を向けるのだったが、娘の様に大切していたミネバを傀儡の指導者にしたり、傲岸不遜な態度しか見せなかった為、拒絶されるのも仕方が無いとも言える。最終的には彼の[[百式]]を撃破することになるが、その際は「シャア、私と来てくれれば…」と寂しそうに呟いている。
 
:しかし、シャアは彼女に全く未練がないようなので全無視+胸ぐらを掴み、平気で銃口を向けるのだったが、娘の様に大切していたミネバを傀儡の指導者にしたり、傲岸不遜な態度しか見せなかった為、拒絶されるのも仕方が無いとも言える。最終的には彼の[[百式]]を撃破することになるが、その際は「シャア、私と来てくれれば…」と寂しそうに呟いている。
 
:『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』によると、ニュータイプ研究所で自身がモルモットのように扱われる日々に絶望していた最中、シャアらニュータイプの活躍を知り将来に希望を見出し、同時にシャアに対する憧れの感情を抱くようになったという。なお、同作から繋がっている『機動戦士ΖガンダムDefine』では父マハラジャからのビデオレターによってシャア=キャスバルである事を知り、地球圏へと向かったシャアがジオン・ズム・ダイクンの遺志を継ぐためにアクシズを捨てたと悟るが、'''「できることなら、自分もシャアの元に馳せ参じたい」'''と涙ながらに発言するなど原作ほどシャアの事を憎んでいる様子はない。
 
:『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』によると、ニュータイプ研究所で自身がモルモットのように扱われる日々に絶望していた最中、シャアらニュータイプの活躍を知り将来に希望を見出し、同時にシャアに対する憧れの感情を抱くようになったという。なお、同作から繋がっている『機動戦士ΖガンダムDefine』では父マハラジャからのビデオレターによってシャア=キャスバルである事を知り、地球圏へと向かったシャアがジオン・ズム・ダイクンの遺志を継ぐためにアクシズを捨てたと悟るが、'''「できることなら、自分もシャアの元に馳せ参じたい」'''と涙ながらに発言するなど原作ほどシャアの事を憎んでいる様子はない。
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