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また、「ソ連製」「超信頼性」「安価」といった本機の性質は、実在する武器であるAK-47カラシニコフ自動小銃<ref>後継であるAN-94アバカンがあるが、「旋盤があれば作れる」とまで言われるシンプルな作りや、それに伴うどんな状況でも作動する、壊れても変えがすぐに手に入るため、シリーズのAKM、AK-74、その中国製デッドコピー品の56式自動歩槍共々AN-94より多く使われている。</ref>、や、戦闘機であるMiG-21<ref>後継機(MiG-29)や高性能機のモンキーモデル(Su-27)があるにも関わらず、運用コストのせいで前者は使われず、お金のある第三国は後者を採用し、残りはMiG-21あるいはその中国製デッドコピー品のJ-7を使い続ける…という所まで同様である。</ref>、戦車で言えばT-54/55を連想させる内容でもある。このほかに、スクウェア・エニックス社のロボットSLGとして名高い『フロントミッション』シリーズには「カエル型でロシア製で生存性・信頼性重視の設計」という共通点の多いテラーンシリーズが存在する<ref>テラーンは「暴君」という意味のロシア語であり、サベージの「野蛮人」という名称と似たベクトルの名前である。原作者の賀東招二氏はあるあとがきで「M9などの主役ASのデザインはATやヴァンツァー(フロントミッションシリーズの人型兵器の総称)などで表現されているミリタリーテイストからあえて離れたものにした」と語っており、テラーンシリーズのことは既知であると思われる。設定には細かな相違点もあり、パクりではなくオマージュの範疇であろう。</ref>。
 
また、「ソ連製」「超信頼性」「安価」といった本機の性質は、実在する武器であるAK-47カラシニコフ自動小銃<ref>後継であるAN-94アバカンがあるが、「旋盤があれば作れる」とまで言われるシンプルな作りや、それに伴うどんな状況でも作動する、壊れても変えがすぐに手に入るため、シリーズのAKM、AK-74、その中国製デッドコピー品の56式自動歩槍共々AN-94より多く使われている。</ref>、や、戦闘機であるMiG-21<ref>後継機(MiG-29)や高性能機のモンキーモデル(Su-27)があるにも関わらず、運用コストのせいで前者は使われず、お金のある第三国は後者を採用し、残りはMiG-21あるいはその中国製デッドコピー品のJ-7を使い続ける…という所まで同様である。</ref>、戦車で言えばT-54/55を連想させる内容でもある。このほかに、スクウェア・エニックス社のロボットSLGとして名高い『フロントミッション』シリーズには「カエル型でロシア製で生存性・信頼性重視の設計」という共通点の多いテラーンシリーズが存在する<ref>テラーンは「暴君」という意味のロシア語であり、サベージの「野蛮人」という名称と似たベクトルの名前である。原作者の賀東招二氏はあるあとがきで「M9などの主役ASのデザインはATやヴァンツァー(フロントミッションシリーズの人型兵器の総称)などで表現されているミリタリーテイストからあえて離れたものにした」と語っており、テラーンシリーズのことは既知であると思われる。設定には細かな相違点もあり、パクりではなくオマージュの範疇であろう。</ref>。
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ちなみにサベージ(野蛮人)と言う名前はNATOによる別称(コードネーム)であり本来のペットネームは'''リーヴェニ(Ливень:暴風)'''である。
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ちなみにサベージ(野蛮人)と言う名前はNATOによる別称(コードネーム)であり本来のペットネームは'''リーヴェニ(Ливень:暴風)'''である。これもソ連(ロシア)軍機あるあるネタであり、日本での通称がNATOコードになっていて、本来のペットネームが知られてない事が多い。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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*『アナザー』のサベージ2機体解説の賀東氏のコメントによると、サベージのバリエーションはフルメタル・パニック本編も含めて「賀東も把握できなくなってきてます」と言わしめるほどの多さになり、更にデッドコピー機等も含めて専門家しか分からない状況になっていると書いている。
 
*『アナザー』のサベージ2機体解説の賀東氏のコメントによると、サベージのバリエーションはフルメタル・パニック本編も含めて「賀東も把握できなくなってきてます」と言わしめるほどの多さになり、更にデッドコピー機等も含めて専門家しか分からない状況になっていると書いている。
 
**同時に「本家のOMOでツラツラと眼の前の<サベージ>の素性を語れた宗介は相当な<サベージ>オタクですね……。」とも書いている。
 
**同時に「本家のOMOでツラツラと眼の前の<サベージ>の素性を語れた宗介は相当な<サベージ>オタクですね……。」とも書いている。
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***バリエーションが多すぎるのもソ連(ロシア)軍機あるあるネタの一つ。wikipediaでSu-27のページを閲覧してもらうと分かると思うが、バリエーション部分がF-15などに比べると圧倒的に多くなっている。
 
*同じ原作者の別作品『甘城ブリリアントパーク』には「さべーじ」という居酒屋が存在しており、ロゴマークのデザインも本機にそっくりである。
 
*同じ原作者の別作品『甘城ブリリアントパーク』には「さべーじ」という居酒屋が存在しており、ロゴマークのデザインも本機にそっくりである。
  
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