151行目: |
151行目: |
| ==== 必殺技 ==== | | ==== 必殺技 ==== |
| ;ハイマット・フルバースト | | ;ハイマット・フルバースト |
− | :フリーダムの象徴的な必殺攻撃。ハイマットモードで空中に静止し、そのままバラエーナ・クスィフィアスを展開し全射撃武装で一斉発射。キラはこれだけの連射を行ってなおコクピットを避けた射撃を行っており、キラの技量とフリーダムのマルチロックオンシステムの精度の凄まじさを物語っている。 | + | :フリーダムの象徴的な必殺攻撃。誕生経緯については余談の項を参照。ハイマットモードで空中に静止し、そのままバラエーナ・クスィフィアスを展開し全射撃武装で一斉発射。キラはこれだけの連射を行ってなおコクピットを避けた射撃を行っており、キラの技量とフリーダムのマルチロックオンシステムの精度の凄まじさを物語っている。 |
| :どのタイトルでも比較的射程が長いP武器という使い勝手の良さを誇る。これはSフリーダムになっても同様。『第3次α』ではフィニッシュデモで次々と敵が爆散するシーンが再現されている。 | | :どのタイトルでも比較的射程が長いP武器という使い勝手の良さを誇る。これはSフリーダムになっても同様。『第3次α』ではフィニッシュデモで次々と敵が爆散するシーンが再現されている。 |
| :スパロボでは[[マップ兵器]]版も用意されていることが多いが、『Z』では通常兵器版のみ。『DESTINY』設定で登場する『K』『L』および『Z』での空対地用の戦闘アニメーションでは機体が上下逆さまになった状態で発射する。これは『DESTINY』原作で初登場した時にアッシュ部隊をなぎ払ったシーンの再現。 | | :スパロボでは[[マップ兵器]]版も用意されていることが多いが、『Z』では通常兵器版のみ。『DESTINY』設定で登場する『K』『L』および『Z』での空対地用の戦闘アニメーションでは機体が上下逆さまになった状態で発射する。これは『DESTINY』原作で初登場した時にアッシュ部隊をなぎ払ったシーンの再現。 |
259行目: |
259行目: |
| **まず『[[機動武闘伝Gガンダム]]』におけるしたネオアメリカ所属の[[モビルファイター]]「ガンダムフリーダム」が2機(第2回[[ガンダムファイト]]で優勝した機体、および第7回大会に参加した同名別機体の2種。いずれもSRW未登場)、そして『G-SAVIOUR』(SRW未参戦)に登場する[[量産型]]モビルスーツ「フリーダム」である。どれも初出自体は本機より前だが、いかんせん全機とも知名度が低い。故に単に「フリーダム」と言った場合、フリーダムガンダムの事を指す場合が殆どである。 | | **まず『[[機動武闘伝Gガンダム]]』におけるしたネオアメリカ所属の[[モビルファイター]]「ガンダムフリーダム」が2機(第2回[[ガンダムファイト]]で優勝した機体、および第7回大会に参加した同名別機体の2種。いずれもSRW未登場)、そして『G-SAVIOUR』(SRW未参戦)に登場する[[量産型]]モビルスーツ「フリーダム」である。どれも初出自体は本機より前だが、いかんせん全機とも知名度が低い。故に単に「フリーダム」と言った場合、フリーダムガンダムの事を指す場合が殆どである。 |
| ***なお[[SDガンダムシリーズ]]では[[コマンドガンダム]]が去った後のマゼラン大陸を舞台とした『ガンダムフォース』(SRW未参戦)において「キャプテンガンダムFF(フリーダムファイター)」が登場しており、同作の実質的な主人公である。 | | ***なお[[SDガンダムシリーズ]]では[[コマンドガンダム]]が去った後のマゼラン大陸を舞台とした『ガンダムフォース』(SRW未参戦)において「キャプテンガンダムFF(フリーダムファイター)」が登場しており、同作の実質的な主人公である。 |
− | *フリーダムガンダムの[[必殺武器|必殺技]]である「ハイマット・フルバースト」は、元々の設定には無いものであった。そもそも、フリーダムは「ウイングを広げた高機動形態(ハイマット)と、ウイングを畳んで武装を展開した砲戦形態(フルバースト)の2種類の形態に明確に分かれており、同時使用は不可能」という設定だった。さらに『Gジェネ』等でも「バーストモード」「武装一斉射撃」等と表記されており、「ハイマット・フルバースト」と言う名称自体が使われていなかった。<ref>実際、アニメ作中で初めて「フルバースト」が行われたシーンでは、パースが効きまくった画角になっているものの、よく見ればウイングは展開しおらずただのフルバーストモードでの一斉射である。</ref>。 | + | *フリーダムガンダムの[[必殺武器|必殺技]]である「ハイマット・フルバースト」は、元々の設定には無いものであった。そもそも、フリーダムは「ウイングを広げた高機動形態(ハイマット)と、ウイングを畳んで武装を展開した砲戦形態(フルバースト)の2種類の形態に明確に分かれており、同時使用は不可能」という設定だった。さらに『Gジェネ』等でも「バーストモード」「武装一斉射撃」等と表記されており、「ハイマット・フルバースト」という名称自体が使われていなかった<ref>「フルバースト」という名称すら使われていなかったようだ。</ref>。 |
| + | **上記の設定を福田己津央監督がアニメ演出の都合に合わせて同時使用可能に変更したと言われることがあるが、実はアニメ作中で初めて「ハイマット・フルバースト」が行われたとされる「舞い降りる剣」のシーンは、パースが効きまくった画角になっているものの、よく見ればウイングは展開しおらずただのフルバーストモードでの一斉射である。つまり[[陸戦型ガンダム|輝き撃ち]]と同じく'''視聴者の誤認から生まれた技'''である。 |
| **[[コンピュータゲーム|ゲーム]]等で初めて「ハイマット・フルバースト」の名称が使われたのは『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』といわれている。 | | **[[コンピュータゲーム|ゲーム]]等で初めて「ハイマット・フルバースト」の名称が使われたのは『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』といわれている。 |
− | **上記の設定を福田己津央監督がアニメ演出の都合に合わせて変更した為、'''初期のフリーダムガンダムの[[ガンプラ]]ではハイマット・フルバーストが設計上再現不可能になっている'''。後に発売されたマスターグレード以降は、ハイマットフルバーストが再現できるようにバラエーナの基部が多関節化しているのだが、やはり元々想定していない形態であるためか、その部分はいまいち不格好になってしまっている。 | + | **本来の設定に準じた為、'''初期のフリーダムガンダムの[[ガンプラ]]ではハイマット・フルバーストが設計上再現不可能になっている'''。後に発売されたマスターグレード以降は、ハイマットフルバーストが再現できるようにバラエーナの基部が多関節化しているのだが、やはり元々想定していない形態であるためか、その部分はいまいち不格好になってしまっている。 |
| **実はリマスター前の『SEED』及び『DESTINY』においては(前述のように誤解されやすい構図ではあったものの)ハイマット・フルバーストは使用されていない。なので時系列的には'''福田監督の思い付きではなく、スパロボからの逆輸入'''である。 | | **実はリマスター前の『SEED』及び『DESTINY』においては(前述のように誤解されやすい構図ではあったものの)ハイマット・フルバーストは使用されていない。なので時系列的には'''福田監督の思い付きではなく、スパロボからの逆輸入'''である。 |
| *サウンドトラック『機動戦士ガンダムSEED ORIGINAL SOUNDTRACK III』(2003年9月21日発売)には、'''「フリーダム自爆」'''というタイトルの曲が収録されている。 | | *サウンドトラック『機動戦士ガンダムSEED ORIGINAL SOUNDTRACK III』(2003年9月21日発売)には、'''「フリーダム自爆」'''というタイトルの曲が収録されている。 |