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:「鋼の戦神」にて、クォヴレーの精神と対話して。スパロボ世界の基本である「並行世界」の成り立ちとアポカリュプシスについて語る他、アストラナガンの開発目的についても僅かに言及している。
 
:「鋼の戦神」にて、クォヴレーの精神と対話して。スパロボ世界の基本である「並行世界」の成り立ちとアポカリュプシスについて語る他、アストラナガンの開発目的についても僅かに言及している。
 
;「そうだ。俺は全ての世界に存在し、全ての世界においてかりそめの旅人に過ぎん……」<br />「だが、俺の肉体は負の無限力に呑まれ、その魂のみがこの世界に逃げ込んだ」<br />「違うな。俺がお前を取り込んだのではない。お前が俺を取り込んだのだ」<br />「……俺は失われた肉体の代わりとして、虚ろな器であるお前を選んだ。だが、予想外の事態によりお前は記憶を失い、俺の魂はお前の精神の底に沈むこととなった」<br />「そして、お前は数々の経験を経て、自我を自ら確立し始めた。それは徐々に俺の魂を蝕み、俺の存在はもうすぐ消えようとしている……」
 
;「そうだ。俺は全ての世界に存在し、全ての世界においてかりそめの旅人に過ぎん……」<br />「だが、俺の肉体は負の無限力に呑まれ、その魂のみがこの世界に逃げ込んだ」<br />「違うな。俺がお前を取り込んだのではない。お前が俺を取り込んだのだ」<br />「……俺は失われた肉体の代わりとして、虚ろな器であるお前を選んだ。だが、予想外の事態によりお前は記憶を失い、俺の魂はお前の精神の底に沈むこととなった」<br />「そして、お前は数々の経験を経て、自我を自ら確立し始めた。それは徐々に俺の魂を蝕み、俺の存在はもうすぐ消えようとしている……」
:自身の存在について。少々わかりづらいが、スーパーヒーロー作戦のエンディングを見ると理解できる。イングラムは既に存在しない「虚構の世界」の人間であり、それを構成していた世界の全てに「ガイアセイバーズの記憶」と言う形で痕跡を残している。しかしそのどれも、イングラムの属すべき世界ではない。後にクォヴレーが同様の存在となっている。後半の台詞は肉体を失った理由とその後の行動だが、ここからするとケイサル・エフェスとは別世界で戦っていた様子。
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:自身の存在について。少々わかりづらいが、スーパーヒーロー作戦のエンディングを見ると理解できる。イングラムは既に存在しない「虚構の世界」の人間であり、それを構成していた世界の全てに「ガイアセイバーズの記憶」と言う形で痕跡を残している。しかしそのどれも、イングラムの属すべき世界ではなく、今の彼は'''どの世界においても「異世界からの来訪者」でしかない。'''
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:後半の台詞は肉体を失った理由とその後の行動だが、ここからするとケイサル・エフェスとは別世界で戦っていた様子。
 
;「…俺は並行世界をめぐり歩き、ついにこの世界で因果律を歪める元凶を突き止めた…」<br />「だが、俺は奴の意を受けたユーゼス・ゴッツォによりその精神を奪われ…」<br />「そして、肉体を失った…」
 
;「…俺は並行世界をめぐり歩き、ついにこの世界で因果律を歪める元凶を突き止めた…」<br />「だが、俺は奴の意を受けたユーゼス・ゴッツォによりその精神を奪われ…」<br />「そして、肉体を失った…」
 
:『[[スーパーヒーロー作戦]]』エンディング後からαエンディング後までの行動の概略。虚構の世界を脱出して後は並行世界を巡り、歪む因果律を追ってα世界でケイサル・エフェスを発見したものの、宇宙を漂流している所をユーゼスに回収され、利用され、戦役後にあらためて霊帝に挑んで敗れた……というもの。なおユーゼスも「奴の意」に気付いて従っていたのであり、イングラムを利用して「因果律の支配を目論んだ」とのこと。
 
:『[[スーパーヒーロー作戦]]』エンディング後からαエンディング後までの行動の概略。虚構の世界を脱出して後は並行世界を巡り、歪む因果律を追ってα世界でケイサル・エフェスを発見したものの、宇宙を漂流している所をユーゼスに回収され、利用され、戦役後にあらためて霊帝に挑んで敗れた……というもの。なおユーゼスも「奴の意」に気付いて従っていたのであり、イングラムを利用して「因果律の支配を目論んだ」とのこと。
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:最終話でSRXチームに事の真相を明かし、指揮官としての最後の指令を下す。
 
:最終話でSRXチームに事の真相を明かし、指揮官としての最後の指令を下す。
 
;「それでいい。お前は俺ではない」<br />「クォヴレー……俺の全てはお前に託された。もう会う事はないだろう」
 
;「それでいい。お前は俺ではない」<br />「クォヴレー……俺の全てはお前に託された。もう会う事はないだろう」
:クォヴレーとの対話。しかし、後にまったく意外な形で再び邂逅することとなる……。
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:クォヴレーとの対話。しかし、この戦いで彼らはまったく新たな因果の鎖に繋げられ、一太劫を経て意外な形で再び邂逅することとなる……。
 
;「お前たちにも迷惑をかけた……ただ一言、それを詫びたかった」<br />「負けるなよ、二人とも。お前達に与えられた力は運命を切り開くためのものだ」
 
;「お前たちにも迷惑をかけた……ただ一言、それを詫びたかった」<br />「負けるなよ、二人とも。お前達に与えられた力は運命を切り開くためのものだ」
:クスハルートではこの台詞。バルマー戦役でクスハ達を巻き込んでしまったことを、魂のみとなってなお悔やんでいたことがわかる。
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:クスハルートではこの台詞。バルマー戦役でクスハ達を巻き込んでしまったことを未だに悔やんでいたらしい。
    
=== OGシリーズ ===
 
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