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[[ゼ・バルマリィ帝国]]の機動兵器[[ヴァイクル]]をベースに開発された機体。
 
[[ゼ・バルマリィ帝国]]の機動兵器[[ヴァイクル]]をベースに開発された機体。
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ヴァイクルとは形状が違うが、恐らくシステムそのものをベースにしたと思われる。[[念動力]]感知増幅装置「カルケリア・パルス・ティルゲム」を搭載し、念動力を応用した兵器を使用する。[[サイコドライバー]]能力者専用の機体で、単機で[[クロスゲート]]を開く機能も持ち合わせている。さらに「[[ディバリウム]]」と合体して「ガドル・ヴァイクラン」になる。
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[[念動力]]感知増幅装置「カルケリア・パルス・ティルゲム」を搭載し、念動力を応用した兵器を使用する。[[サイコドライバー]]能力者専用の機体で、単機で[[クロスゲート]]を開く機能も持ち合わせている。さらに「[[ディバリウム]]」と合体して「ガドル・ヴァイクラン」になる。
    
総司令官[[ハザル・ゴッツォ]]が、父[[シヴァー・ゴッツォ]]に与えられた機体であった。しかし、ハザルは機体性能を十分に引き出してはおらず、[[バンプレイオス]]に敗退したのを契機に、ハザルの同一体である[[エイス・ゴッツォ]]がハザルを追い落としてこの機体を引き継いだ。
 
総司令官[[ハザル・ゴッツォ]]が、父[[シヴァー・ゴッツォ]]に与えられた機体であった。しかし、ハザルは機体性能を十分に引き出してはおらず、[[バンプレイオス]]に敗退したのを契機に、ハザルの同一体である[[エイス・ゴッツォ]]がハザルを追い落としてこの機体を引き継いだ。
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なお、ゲーム中のグラフィックはずんぐりしているが、設定画では前後に長く、ヴァイクルの面影がある。また全体的な造形は[[アンティノラ]]に酷似しており、系列機の可能性が高い。
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全体的に流線型の装甲が多いが、頭部アンテナや両肩の誘導兵器「ガン・スレイブ」、腰部フロントアーマーの形状などにヴァイクルの面影が垣間見られる。また一見すると手足を持たない半人型の戦闘機に見えるが、両腕は未使用時は後ろに伸ばす形で格納されており、脚部も申し訳程度に存在するが、基本的には宙間戦闘用の機体である。また格闘戦は度外視されているらしく、殴り合いは不可能。
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なお、名前の元ネタはレビ記の[[ヘブライ語]]における名称「ヴァイクラ」。
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なおヴァイクルをベースにした機体ではあるが、シルエットや構造、武装の傾向は[[アンティノラ]]のそれに酷似しており、恐らくユーゼスによるアンティノラの運用データと、本国が持っていたヴァイクルのデータを掛け合わせた発展機が本機であると考えられる。
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外見上目立つ特徴としては顔面で、ゼ・バルマリィの兵器としては珍しく歯を食いしばった形の口が存在する。
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名前の元ネタはレビ記の[[ヘブライ語]]における名称「ヴァイクラ」。
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=== ガドル・ヴァイクラン ===
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ディバリウムとの合体形態。「ガドル」はヘブライ語で「大きな」という意味で、要は[[ビッグボルフォッグ]]や[[ダイゼンガー]]と同じノリであり、実にスーパーロボット的である。
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ディバリウムの砲台部分が両肩と五指に、コクピットブロックが腹部に、脚部が両足に合体し、完全な人型機動兵器となる。
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シヴァーが建造した[[ディス・レヴ]]のプロトタイプを運用することを目的として設計されており、負の念動力をビームとして叩きつける「アルス・マグナ・フルヴァン」を撃つための形態として位置付けられている。
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ちなみにわざわざ合体機構が搭載されているのは、地球のスーパーロボットを研究したハザルの趣味によるもの。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:両腕から念動力で増幅したエネルギーボールを相手に直撃させ、エネルギーの渦と圧殺によりダメージを与える。アキシオンエネルギーを念動力で増幅した兵器と思われる。なおアニメーションは[[アストラナガン]]のアキシオン・キャノンや[[ベルグバウ]]のアキシオン・バスターにそっくり。移動力低下能力あり。
 
:両腕から念動力で増幅したエネルギーボールを相手に直撃させ、エネルギーの渦と圧殺によりダメージを与える。アキシオンエネルギーを念動力で増幅した兵器と思われる。なおアニメーションは[[アストラナガン]]のアキシオン・キャノンや[[ベルグバウ]]のアキシオン・バスターにそっくり。移動力低下能力あり。
 
;アルス・マグナ・フルヴァン
 
;アルス・マグナ・フルヴァン
:ディバリウムと合体した「ガドル・ヴァイクラン」で使用可能な必殺技。胸部から強力な負の念動力が放出される。[[全体攻撃]]。<br/>ガドルとはヘブライ語で「大きな」という意味。[[ビッグボルフォッグ]]や[[ダイゼンガー]]と同じノリであり、実にスーパーロボット的である。<br/>アルスマグナはラテン語の大いなる法を意味する神に等しい超人になろうとする錬金術の思想で、アカシックレコードにアクセスするサイコドライバーたらんとするハザルに合った名称。フルヴァン(churben,hurban)はイディッシュ語の「破壊」の意味で、原義はヘブライ語で「剣」(ヘレヴ)。
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:ディバリウムと合体した「ガドル・ヴァイクラン」で使用可能な必殺技。胸部から強力な負の念動力をビームとして照射する。[[全体攻撃]]。<br/>アルスマグナはラテン語の大いなる法を意味する神に等しい超人になろうとする錬金術の思想で、アカシックレコードにアクセスするサイコドライバーたらんとするハザルに合った名称。フルヴァン(churben,hurban)はイディッシュ語の「破壊」の意味で、原義はヘブライ語で「剣」(ヘレヴ)。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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;[[ヴァイクル]]
 
;[[ヴァイクル]]
 
:原型機。但し、ヴァイクル自体はαシリーズ未登場で、OGシリーズのみに登場している。
 
:原型機。但し、ヴァイクル自体はαシリーズ未登場で、OGシリーズのみに登場している。
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;[[アンティノラ]]
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:前世代機と思しき機体。シルエットが酷似している。
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;[[ジュデッカ]]
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:アンティノラの完成型に当たる決戦兵器。兄弟機というより従兄弟機。
 
;[[コン・バトラーV]]
 
;[[コン・バトラーV]]
 
:ガドル・ヴァイクランの合体機構の参考元になった。
 
:ガドル・ヴァイクランの合体機構の参考元になった。
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