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'''R-1'''は「[[バンプレストオリジナル]]」の[[登場メカ]]。
 
'''R-1'''は「[[バンプレストオリジナル]]」の[[登場メカ]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
地球連邦軍で開発された近距離・格闘戦用[[パーソナルトルーパー]]。「'''究極のロボットを開発する'''」というコンセプトの[[SRX計画]]の中で最も早く完成した機体である。前身はPTX-006[[ビルトラプター]]と、RTX-009[[ヒュッケバイン009]]。[[異星人]]の超技術・[[EOT]]が随所に採用された機体である。
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[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]で開発された近距離・格闘戦用の可変型[[パーソナルトルーパー]]。
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飛行形態「R-ウイング」への[[変形]]機構を備え、高い機動性と汎用性を合わせ持った、Rシリーズでは最もバランスのとれた機体。戦場で敵に確実なダメージを与える為にビーム兵器は採用されておらず、ライフルや拳銃など実体弾兵器を使用する。…とはいえ後々実体弾を軽減する[[フェイズシフト装甲]]なんて物も出来てはしまったのだが、幸いにもそれらとは共に登場していない。
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[[SRX計画]]』に基づいて開発された「[[Rシリーズ]]」の1号機で、「[[SRXチーム]]」所属の[[リュウセイ・ダテ]]少尉の搭乗機として、数多くの死線の中を潜り抜けていく事になる。
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単体でも優れた能力を発揮するが、本来の役割は試作汎用戦闘一撃必殺型パーソナルトルーパー『'''[[SRX]]'''』を構成する機体となることである。[[R-2]][[R-3]]にプラスパーツを装着した、[[R-2パワード]][[R-3パワード]]と合体することでSRXとなる。合体時にはR-1は頭部となる。なお、R-1にはプラスパーツは存在しない。このあたりの事情については後述の「話題まとめ」の項を参照。
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=== 機体概要 ===
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新西暦179年、[[冥王星]]外宙域にて[[外宇宙]]航行船の[[ヒリュウ]]が[[エアロゲイター]]の[[メギロート]]と遭遇し交戦した事によって[[異星人]]の存在が明確に発覚し、来るべき[[地球|地球圏]]への侵略に備え、地球連邦軍では様々な新型機動兵器の開発計画が考案された。SRX計画はその中でも最重要の計画となっており、表向きは「'''究極のロボットを開発'''」としながらも、実際は「驚異的な戦闘力と規模を備えた異星人勢力による侵略の対策」を目的とした物で、[[イングラム・プリスケン]]少佐を中心に、[[マオ・インダストリー]]にてパーソナルトルーパーを開発した[[カーク・ハミル]]博士、[[テスラ・ライヒ研究所]]にて特機型機動兵器である[[グルンガストシリーズ]]の開発に携わった[[ロバート・H・オオミヤ]]博士も参加する形で、計画は始動した。SRX計画にて開発された機体「Rシリーズ」は、地球に落下した巨大隕石である「[[メテオ3]]」等から発見された異星人の超技術・[[EOT]]がいずれの機体にも随所に採用されており、その中でも最も最初に完成に至った機体がR-1の通称で呼ばれる本機である。
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『'''[[T-LINKシステム]]'''』(念動力感知増幅装置)と呼ばれる特殊システムを搭載し、パイロットの'''[[念動力]]'''によって『'''念動フィールド'''』と呼ばれる特殊な力場を発生させる。このフィールドは防御障壁として使い機体を護ったり、エネルギーを利用して攻撃に転用することが可能である。このシステムゆえに本機は念動力者が搭乗しなければ、その性能を最大限に引き出すことはできない。また、パイロットや機体が危機に陥ると発動し、搭乗者の念動力を限界以上に引き出す『'''ウラヌス・システム'''』も搭載されている。しかしこのシステムはパイロットの脳に重度の負荷を強いるため、最悪の場合パイロットが廃人状態になる危険性すら孕んでいる。SRXに合体した後もウラヌス・システムは機能する。
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本機の開発には、マオ・インダストリーで開発された可変型パーソナルトルーパーである「[[ビルトラプター|PTX-006 ビルトラプター]]」と、先にEOTの導入が行われた高機動型パーソナルトルーパーである「[[ヒュッケバイン009|RTX-009 ヒュッケバイン009]]」のコンセプトが踏襲されており、[[ヒュッケバインシリーズ|ヒュッケバイン系統]]の機体の特徴である高い機動性と運動性・汎用性を兼ね揃え、更にはビルトラプターと同じく飛行形態「'''R-ウイング'''」への[[変形|変形機構]]も備えており、Rシリーズの中では最もバランスのとれた機体となっている。武装面に関しては、戦場で敵機に確実なダメージを与える為にビーム兵器は採用されず実体弾兵器を中心に構成されており<ref>…とはいえ後々実体弾を軽減する[[フェイズシフト装甲]]なんて物も出来てはしまったのだが、幸いにもそれらとは共に登場していない。</ref>、頭部のバルカン砲に加え、腰アーマー左右に一丁ずつマウントしているハンドガンタイプである「G・リボルヴァー」、長距離狙撃用として用いられるスナイパーライフルタイプの「ブーステッド・ライフル」等を装備し、近接専用武装ではウイング内部に格納された機体装甲と同じゾル・オリハルコニウム製となる短剣型の「コールドメタル・ナイフ」を二本持つ。反面、射撃武装に関しては実体弾兵器故に弾数に制限があるのが欠点で、一度打ち切った後は弾薬の補給をしなければならなくなる。
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R-1は単独でのポテンシャルの高さも評価され、同機を開発した[[マオ・インダストリー]]社は後に、本機をベースとした次期制式量産機とするための機体開発を開始。トライアル提出のための簡易量産型として、[[アルブレード]]が開発された。
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最大の特徴は、『'''[[T-LINKシステム|T-LINKシステム(念動力感知増幅装置)]]'''』と呼ばれる特殊システムを搭載している点で、これはパイロットが元より備えている'''[[念動力]]'''によって作動する。このシステムの使用によって、機体に『'''念動フィールド'''』と呼ばれる特殊な力場を発生させる事になり、基本的には防御障壁として敵の攻撃から機体を護る為に利用されるのだが、エネルギーを利用する形で攻撃に転用する事も可能となっており、腕部に念動フィールドのエネルギーを集約させて敵に叩きつけて攻撃する「T-LINKナックル」やエネルギーを剣状に構成して敵に投擲する形で切断する「T-LINKソード(天上天下念動破砕剣)」といった特殊な攻撃方法を発揮する等、非常に高い爆発力を秘めている。このシステムゆえに本機は念動力者が搭乗しなければ、その性能を最大限に引き出す事は出来ず、またシステム自体が基本的に専属パイロット用として調整されている為、当人以外の人間の操縦はほぼ不可能となっているが、逆に言えばシステムの調整さえしていれば、他の念動力を備えたパイロットでも運用は可能となっている。
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パイロットの[[リュウセイ・ダテ]][[スーパーロボット]]マニアであるため、本機が[[リアルロボット]]である事を知った時は落胆していた。しかし実際に搭乗してからは「自分の専用機」という事もあってか、凄まじい愛着を見せている。
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以上からも、単体でも優れたポテンシャルを発揮する機体となっているが、本来の役割は試作汎用戦闘一撃必殺型パーソナルトルーパー『'''[[SRX]]'''』を構成する機体となる点である。同じRシリーズの機体として開発された僚機の[[R-2]]と[[R-3]]にプラスパーツを装着した、[[R-2パワード]]と[[R-3パワード]]と合体する事でSRXとり、合体時にR-1は胸部内に格納された一種のコアユニットとなる(ただし、R-1にはプラスパーツは存在しない)。また、SRXへの合体には、本機に搭載されているT-LINKシステムとは異なるもう一つのシステムである『'''ウラヌス・システム'''』の発動も必須となる。このシステムは、パイロットや機体が危機に陥ると発動し搭乗者の念動力を限界以上に引き出すが、同時にパイロットの脳に重度の負荷を強いる「諸刃の剣」である為、最悪の場合パイロットが廃人状態になる危険性すら孕んでおり、SRXに合体した後もウラヌス・システムは機能する。
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『[[DC戦争]]』の中盤で実戦投入され、後の『[[L5戦役]]』でも多大な戦果を挙げた結果、戦後はR-1単体でのポテンシャルも評価される事になり、同機を開発したマオ・インダストリー社は、後に本機をベースとした次期量産機の開発を開始。トライアル提出の為の量産試作機として「[[アルブレード|PTX-014 アルブレード]]」が開発された。こちらの機体も、順調に戦闘データが取れた事で正式量産機である「RPT-014 エルシュナイデ」の開発も決定していたのだが、『[[インスペクター事件]]』にて[[エルアインス|全く予期できない事態]]が発生した結果、開発続行に大きな問題が生じ、最終的には中止にせざるを得なくなるという不運に見舞われている。
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パイロットは、地球連邦軍のSRXチームに所属する[[リュウセイ・ダテ]]少尉。彼は[[スーパーロボット]]マニアであった為、本機が[[パーソナルトルーパー]]…つまりは[[リアルロボット]]である事を知った時は落胆していたが、実際に搭乗してからは「自分の専用機」という事もあってか凄まじい愛着を見せており、自身のパーソナルマークを施したりもしている。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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