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224 バイト追加 、 2013年8月17日 (土) 21:50
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*キャラクターデザイン:工藤昌史
 
*キャラクターデザイン:工藤昌史
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[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]のルームメイトにして悪友。在日アメリカ軍の基地に勤務する父親への反発から、過激な反米思想を抱いている。<br/>
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[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]のルームメイトにして悪友。在日アメリカ軍基地に勤務する父親への反発から、過激な反米思想を抱いている。<br/>
 
また金本の台詞から、エイサップ達三人は何らかの差別を受けていたと推測される。
 
また金本の台詞から、エイサップ達三人は何らかの差別を受けていたと推測される。
    
友人の[[金本平次|金本]]と共にアメリカ軍基地に爆破テロを敢行したことを切欠に[[バイストン・ウェル]]に転移し、その地で出遭った[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]に協力し、彼から与えられた新型[[オーラバトラー]]・[[シンデン]]に搭乗する。<br/>
 
友人の[[金本平次|金本]]と共にアメリカ軍基地に爆破テロを敢行したことを切欠に[[バイストン・ウェル]]に転移し、その地で出遭った[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]に協力し、彼から与えられた新型[[オーラバトラー]]・[[シンデン]]に搭乗する。<br/>
 
再び地上界に戻った際、オーラバトラーの力に溺れた彼は[[東京]]で破壊活動を行い、空母から強奪した水爆で東京を焦土に変えようとするが、改心した[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]に止められて失敗に終わった。<br/>
 
再び地上界に戻った際、オーラバトラーの力に溺れた彼は[[東京]]で破壊活動を行い、空母から強奪した水爆で東京を焦土に変えようとするが、改心した[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]に止められて失敗に終わった。<br/>
OVA版ではその後、朗利を救助するように金本が頼み込んでいる様子が描かれているため生存した模様だが、小説版では核弾頭を起動した直後に[[ドハツオウカオー|ハイパー化したオウカオー]]に握り潰されて死亡。
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OVA版ではその後、朗利を救助するように金本が頼み込んでいる様子が描かれているため生存した模様だが、小説版では[[核ミサイル|核弾頭]]を起動した直後に[[ドハツオウカオー|ハイパー化したオウカオー]]に握り潰されて死亡する。
    
東京都民を虐殺するなど散々非道な悪事を働いておきながら、OVA版では最後まで何の報いを受ける事無く生存した事もあり([[富野作品]]には朗利のような『散々悪事を働いておきながら、のうのうと最後まで生存する下衆』なキャラがしばしば登場する)、視聴者からは金本共々非常に嫌悪されているキャラクターである。<br/>
 
東京都民を虐殺するなど散々非道な悪事を働いておきながら、OVA版では最後まで何の報いを受ける事無く生存した事もあり([[富野作品]]には朗利のような『散々悪事を働いておきながら、のうのうと最後まで生存する下衆』なキャラがしばしば登場する)、視聴者からは金本共々非常に嫌悪されているキャラクターである。<br/>
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初期設定では'''真性のロリコン'''という性癖を持っており、名前の「朗利」はその名残。朗利(ロウリ)=ロリ、ということ。<br/>
 
初期設定では'''真性のロリコン'''という性癖を持っており、名前の「朗利」はその名残。朗利(ロウリ)=ロリ、ということ。<br/>
 
元はユーリ・ウェイという名前のロシア人という設定だったが、優李衛・矢藩(ユリエ・ヤハン)というハーフに変更され、更に生粋の日本人となり現在の名前へと変更が重ねられたが、ロリコンという設定だけは一貫して残り遂にはこうして名前の由来にもなった。<br/>
 
元はユーリ・ウェイという名前のロシア人という設定だったが、優李衛・矢藩(ユリエ・ヤハン)というハーフに変更され、更に生粋の日本人となり現在の名前へと変更が重ねられたが、ロリコンという設定だけは一貫して残り遂にはこうして名前の由来にもなった。<br/>
本編を作成する段階ではロリコン設定は描写されていないが、スタッフの発言を富野氏が軽い調子で拾った結果'''金本とは「ラブいカンケイ」'''という設定が追加された。<br/>
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本編を作成する段階ではロリコン設定は描写されていないが、スタッフの発言を富野監督が軽い調子で拾った結果'''金本とは「ラブいカンケイ」'''という設定が追加された。<br/>
 
なお、小説版ではロリコンや同性愛等といった性癖は持っていない。
 
なお、小説版ではロリコンや同性愛等といった性癖は持っていない。
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:初登場作品。土田氏はこの作品でスパロボ初参加となった。やはり過激な反米思想を抱いているが、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]が実証したようにこの世界の日本は混乱に巻き込まれる機会があった(しかも[[蒼穹のファフナー|ファフナー]]の原作再現により'''一時期は日本人の絶滅さえ危惧されていた''')にも関わらず日本を平和ボケ扱いするので原作以上に説得力がない。<br/>エイサップとは原作以上に激しく敵対しており、ダブルディスパッチは[[バイストン・ウェル]]でのエイサップ戦で初披露。以降も何度となく剣を交えることになる。原作以上に狡猾な悪漢としての描写が強調され、下衆な悪党として描かれてはいるが、反面東京タワー破壊など罪のない人々を虐殺する描写はあまりないため、犯した悪行はある意味原作よりは控えめと言えるかもしれない。<br/>最終的にはエイサップに撃墜され、苦悶の混じった捨て台詞を最後に登場しなくなる。ただ、撃墜されていない金本も以後登場しないことや原作の展開を考えると死んだかどうかは断言できないため、その末路は不明瞭なものとなっている。いずれにせよ、彼らの未来は明るくないだろうが…。
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:初登場作品。土田氏はこの作品でスパロボ初参加となった。やはり過激な反米思想を抱いているが、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]が実証したようにこの世界の[[日本]]は混乱に巻き込まれる機会があった(しかも[[蒼穹のファフナー|ファフナー]]の原作再現により'''一時期は日本人の絶滅さえ危惧されていた''')にも関わらず日本を平和ボケ扱いするので原作以上に説得力がない。<br/>[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]とは原作以上に激しく敵対しており、ダブルディスパッチは[[バイストン・ウェル]]でのエイサップ戦で初披露。以降も何度となく剣を交えることになる。原作以上に狡猾な悪漢としての描写が強調され、下衆な悪党として描かれてはいるが、反面東京タワー破壊など罪のない人々を虐殺する描写はあまりないため、犯した悪行はある意味原作よりは控えめと言えるかもしれない。<br/>最終的にはエイサップに撃墜され、苦悶の混じった捨て台詞を最後に登場しなくなる。ただ、撃墜されていない[[金本平次|金本]]も以後登場しないことや原作の展開を考えると死んだかどうかは断言できないため、その末路は不明瞭なものとなっている。いずれにせよ、彼らの未来は明るくないだろうが…。
    
== パイロットステータスの傾向 ==
 
== パイロットステータスの傾向 ==
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:ルームメイトである友人。後に敵対する。
 
:ルームメイトである友人。後に敵対する。
 
;[[シンジロウ・サコミズ]]
 
;[[シンジロウ・サコミズ]]
:彼に協力して東京を焦土に変えようとするが、聖戦士の心を取り戻した彼によって皮肉にもその計画は潰えてしまう。
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:彼に協力して[[東京]]を焦土に変えようとするが、[[聖戦士]]の心を取り戻した彼によって皮肉にもその計画は潰えてしまう。
:小説版では核爆弾の起動後に彼の駆る([[ハイパー化]]した)[[オウカオー]]に握り潰されるという形で殺害されるという、自業自得と言わざるを得ない最期を迎えた。
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:小説版では[[核ミサイル|核爆弾]]の起動後に彼の駆る[[ドハツオウカオー|(ハイパー化した)オウカオー]]に握り潰されるという形で殺害されるという、自業自得と言わざるを得ない最期を迎えた。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:別の世界の[[聖戦士]]たち。[[UX]]では力に溺れ悪しきオーラ力を欲望のままに振るう様を彼らに危険視されるが、朗利が彼らの言葉に耳を傾ける事無く、彼らに敵愾心を向けるだけであった。
 
:別の世界の[[聖戦士]]たち。[[UX]]では力に溺れ悪しきオーラ力を欲望のままに振るう様を彼らに危険視されるが、朗利が彼らの言葉に耳を傾ける事無く、彼らに敵愾心を向けるだけであった。
 
;[[イザベル・クロンカイト (ダンクーガノヴァ)|イザベル・クロンカイト]]、[[加門朔哉]]
 
;[[イザベル・クロンカイト (ダンクーガノヴァ)|イザベル・クロンカイト]]、[[加門朔哉]]
:[[UX]]では序盤に在日ユニオン基地へのテロを敢行した後、彼らの取材を受ける(というか、彼らを利用してテロを報道させようと事前にテロを予告して呼びつけていた)。
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:[[UX]]では序盤に在日[[ユニオン (00)|ユニオン軍]]基地へのテロを敢行した後、彼らの取材を受ける(というか、彼らを利用してテロを報道させようと事前にテロを予告して呼びつけていた)。
 
;[[キラ・ヤマト]]、[[シン・アスカ]]
 
;[[キラ・ヤマト]]、[[シン・アスカ]]
 
:[[UX]]では戦闘台詞で反応を示すことから、彼らの事も知っている様子である。
 
:[[UX]]では戦闘台詞で反応を示すことから、彼らの事も知っている様子である。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「アメリカがよく言うなぁ! 侵略戦争がお得意なのはお前たちだろうが!」
 
;「アメリカがよく言うなぁ! 侵略戦争がお得意なのはお前たちだろうが!」
:[[マーベル・フローズン|マーベル]]との戦闘前会話。バイストン・ウェルに転移し、侵略する側のホウジョウ軍に喜んで手を貸したことに憤っているマーベルに対して。
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:[[マーベル・フローズン|マーベル]]との[[戦闘前会話]]。[[バイストン・ウェル]]に転移し、侵略する側の[[ホウジョウ軍]]に喜んで手を貸したことに憤っているマーベルに対して。
:…尤も、自分の凶行を棚に上げてアメリカ人であるマーベルを批判しているようにしか見えないが。
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:…もっとも、'''自分の凶行を棚に上げて'''アメリカ人であるマーベルを批判しているようにしか見えないが。
 
;「ヒィィィーハァァァーッ!」<br/>「これがオーラ力か! これが俺の力かぁぁぁっ!」
 
;「ヒィィィーハァァァーッ!」<br/>「これがオーラ力か! これが俺の力かぁぁぁっ!」
:UX27話にて、[[アルティメット・クロス]]に追い詰められた朗利は凄まじいオーラ力を発揮し、[[プトレマイオス2改]]に渾身の一撃を与えて、その力に酔いしれた。
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:UX27話にて、[[アルティメット・クロス]]に追い詰められた朗利は凄まじい[[オーラ力]]を発揮し、[[プトレマイオス2改]]に渾身の一撃を与えて、その力に酔いしれた。
:オーラバトラーの力に溺れたその姿は、[[ラインバレル]]に初めて乗って増長したかつての[[早瀬浩一|浩一]]のそれと似ている。その光景を見た[[マーベル・フローズン|マーベル]]はハイパー化になることを危惧するが…。
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:[[オーラバトラー]]の力に溺れたその姿は、[[ラインバレル]]に初めて乗って増長したかつての[[早瀬浩一|浩一]]のそれと似ている。その光景を見た[[マーベル・フローズン|マーベル]]は[[ハイパー化]]になることを危惧するが…。
 
;「ウルセーんだよ! もう誰にも我が物顔はさせねえ! そのための力を俺は手に入れたんだ!」<br/>「これでいっちょ上がりだぁぁぁーっ!」
 
;「ウルセーんだよ! もう誰にも我が物顔はさせねえ! そのための力を俺は手に入れたんだ!」<br/>「これでいっちょ上がりだぁぁぁーっ!」
:その直後、マーベルをこの台詞で一蹴した朗利はトレミーに止めを刺そうとした。…が、何者かによって朗利のシンデンを遠くへ吹き飛ばしてしまう。
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:その直後、マーベルをこの台詞で一蹴した朗利は[[プトレマイオス2改|トレミー]]に止めを刺そうとした。…が、何者かによって朗利の[[シンデン]]を遠くへ吹き飛ばしてしまう。
 
;「てめえか! よくも邪魔してくれたな!」<br/>「まずはテメエから、真っぷたつにしてやるぜ!」
 
;「てめえか! よくも邪魔してくれたな!」<br/>「まずはテメエから、真っぷたつにしてやるぜ!」
 
:朗利は邪魔をした人物に怒りの矛先を向け、襲い掛かる。
 
:朗利は邪魔をした人物に怒りの矛先を向け、襲い掛かる。
:…しかし、その相手が'''朗利をも凌ぐオーラ力を持ち、ホウジョウ軍を脅かしている凄腕の女聖戦士「[[羽佐間翔子]]」'''だったのが彼にとって最大の不幸であり過ち。真っ二つにするどころか、呆気なく返り討ちにされてしまう。
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:…しかし、その相手が'''朗利をも凌ぐ[[オーラ力]]を持ち、ホウジョウ軍を脅かしている凄腕の女聖戦士「[[羽佐間翔子]]」'''だったのが彼にとって最大の不幸であり過ち。真っ二つにするどころか、呆気なく返り討ちにされてしまう。
 
:彼女の生存に大いに喜んだファフナー組の姿を思えば、噛ませ犬にされた彼には悪いが、これでいいのかもしれない。
 
:彼女の生存に大いに喜んだファフナー組の姿を思えば、噛ませ犬にされた彼には悪いが、これでいいのかもしれない。
 
;「'''ごふっ…!'''エ、エイサップ…てめえ!」<br/>「け、けど…残念だったな!核の起爆スイッチは…もう…!」
 
;「'''ごふっ…!'''エ、エイサップ…てめえ!」<br/>「け、けど…残念だったな!核の起爆スイッチは…もう…!」
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