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作品終盤、盟友であるゼクスが[[ホワイトファング]]代表[[ミリアルド・ピースクラフト]]として地球排除宣言を行うに至り、それに呼応するように軍内部でクーデターを起こし、OZ総帥として再び表舞台に返り咲く。更に、自らの立場故に身動きのとれなくなった[[リリーナ・ドーリアン]]に対し、退任を迫る形で彼女を解放、同時に自らが世界国家元首としてミリアルドの矢面に立つ役割を引き受ける。それは、悲惨な戦いの帰結として人々に真の平和を求める戦いを始めるための精神的な成長を促すという、親友[[ゼクス・マーキス]]と彼の共通の願いを実現するための最後の舞台を整えんがための行動であった。
 
作品終盤、盟友であるゼクスが[[ホワイトファング]]代表[[ミリアルド・ピースクラフト]]として地球排除宣言を行うに至り、それに呼応するように軍内部でクーデターを起こし、OZ総帥として再び表舞台に返り咲く。更に、自らの立場故に身動きのとれなくなった[[リリーナ・ドーリアン]]に対し、退任を迫る形で彼女を解放、同時に自らが世界国家元首としてミリアルドの矢面に立つ役割を引き受ける。それは、悲惨な戦いの帰結として人々に真の平和を求める戦いを始めるための精神的な成長を促すという、親友[[ゼクス・マーキス]]と彼の共通の願いを実現するための最後の舞台を整えんがための行動であった。
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地球圏の代表として宇宙に上がったトレーズは、自ら[[トールギスII]]を駆り最前線で全軍を指揮。彼のミリアルドへの決闘の申し出は、地球の歴史に対する完全な悪役足らんとするミリアルドの意思故に拒否されるものの、もう一人の因縁の相手である[[張五飛]]からの1対1の戦いの申し出に応じ、五飛との決闘に臨む。しかし、トレーズもまた、この舞台における自らの敗北者としての役目に殉じ、敢えて五飛に討たれること(小説版ではトレーズ自身は真剣勝負のつもりだったと描写されている)でその命を散らした。
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地球圏の代表として宇宙に上がったトレーズは、自ら[[トールギスII]]を駆り最前線で全軍を指揮。彼のミリアルドへの決闘の申し出は、地球の歴史に対する完全な悪役足らんとするミリアルドの意思故に拒否されるものの、もう一人の因縁の相手である[[張五飛]]からの1対1の戦いの申し出に応じ、五飛との決闘に臨む。しかし、トレーズもまた、この舞台における自らの敗北者としての役目に殉じ、敢えて五飛に討たれること<ref>小説版ではトレーズ自身は真剣勝負のつもりだったと描写されている。</ref>でその命を散らした。
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自らの信念に従って行動し、信念に殉じたトレーズの墓碑には'''「平和のための礎となり、信念のままに死す」'''との文章が刻まれた。
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自らの信念に従って行動し、信念に殉じたトレーズの墓碑には'''「平和のための礎となり、信念のままに死す」'''との文章が刻まれた<ref>小説版ではミリアルドの墓碑も隣にあり、全く同じ文章が刻まれている。</ref>。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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