差分

276 バイト追加 、 2024年1月18日 (木)
モノアイ周りの記述を概要と「初代」の項に追加。
34行目: 34行目:     
=== 機体概要 ===
 
=== 機体概要 ===
[[ザクII]]や[[グフ]]を開発したジオニック社とは異なるツィマッド社が開発したモビルスーツ。モビルスーツが重力下に置いて予想以上に機動力が低下してしまうという欠点が大きく問題視していたジオン公国軍は、その欠点を克服させた新規格の機体の開発が検討された結果、本機が開発される事になった。
+
[[ザクII]]や[[グフ]]を開発したジオニック社とは異なるツィマッド社が開発したモビルスーツ。モビルスーツが重力下に置いて予想以上に機動力が低下してしまうという欠点を大きく問題視していたジオン公国軍は、その欠点を克服させた新規格の機体の開発が検討された結果、本機が開発される事になった。
   −
重力下にある[[地球]]の局地戦用として開発され、力強さを感じさせる力士やレスラーの様な重厚なフォルムからも推察出来る通り、耐弾性に優れた重装甲の機体となっている。外見からも全く別物にしか見えないが、ジオニック社からライセンス生産を請け負っていた陸戦用モビルスーツであるグフが開発の母体となっており、実際に最初のテスト機としてグフを母体に開発された「'''グフ試作実験機'''」の頭部は本機を想起させるフォルムとなっている。その後、2機の試作機である「'''プロトタイプドム'''」がジオン本国で開発され、[[地球連邦軍]]の基地であったキャリフォルニア・ベースで試験運用を経た末に本機の開発に繋がっている。大きく出た腰部から、[[連邦兵]]から「'''スカート付き'''」のあだ名で呼ばれた。最大の特徴は脚部に熱核ジェットエンジンを搭載している点で、これによって[[ホバー|ホバー走行]]が可能となり、地上や水上においても高い機動性を獲得している。試作機の段階ではホバークラフト方式が計画されていたが、出力不足だったのか、現在の熱核ジェットエンジンへと至った模様。ちなみに、本機の熱核ロケットエンジンの開発には『機動戦士ガンダム MS IGLOO』(SRW未参戦)に登場した未採用の試作型「'''ヅダ'''」の土星エンジンの技術が使われている。
+
重力下にある[[地球]]の局地戦用として開発され、力強さを感じさせる力士やレスラーの様な重厚なフォルムからも推察出来る通り、耐弾性に優れた重装甲の機体となっている。外見からも全く別物にしか見えないが、ジオニック社からライセンス生産を請け負っていた陸戦用モビルスーツであるグフが開発の母体となっており、実際に最初のテスト機としてグフを母体に開発された「'''グフ試作実験機'''」の頭部は本機を想起させるフォルムとなっている。その後、2機の試作機である「'''プロトタイプドム'''」がジオン本国で開発され、[[地球連邦軍]]の基地であったキャリフォルニア・ベースで試験運用を経た末に本機の開発に繋がっている。大きく出た腰部から、[[連邦兵]]から「'''スカート付き'''」のあだ名で呼ばれた。地上戦での視野拡大のため、上下方向にも伸びた十字型のモノアイレールが目を引くが、最大の特徴は脚部に熱核ジェットエンジンを搭載している点で、これによって[[ホバー|ホバー走行]]が可能となり、地上や水上においても高い機動性を獲得している。試作機の段階ではホバークラフト方式が計画されていたが、出力不足だったのか、現在の熱核ジェットエンジンへと至った模様。ちなみに、本機の熱核ロケットエンジンの開発には『機動戦士ガンダム MS IGLOO』(SRW未参戦)に登場した未採用の試作型「'''ヅダ'''」の土星エンジンの技術が使われている。
    
武装に関しては、口径360mm・ロケット推進式の実体弾型バズーカである「ジャイアント・バズ」をメインに装備し、モビルスーツはおろか戦艦に対しても一撃で大打撃を与える事が可能。背面のラックには、格闘兵装としてスティック状の「ヒート・サベル」を装備しており、こちらもガンダムの装甲であるルナ・チタニウム合金を溶断出来るだけの切断力を備えている反面、グフが装備しているタイプに比べると発熱デバイスの消耗が激しく、基本的に使い捨てとなっている。また、モビルスーツとしては初めてビーム兵器を内蔵した機体になっており、左胸部部分の砲身から「拡散ビーム砲」を放つ事が出来るが、出力不足が原因で、モビルスーツの装甲を破壊出来る程の威力は持っておらず、またビーム砲の発射口が重装甲に包まれた本機の脆さを突く一種の「弱点」にもなっている(その為、後の発展型はビーム兵器内臓の機能がオミットされた)。
 
武装に関しては、口径360mm・ロケット推進式の実体弾型バズーカである「ジャイアント・バズ」をメインに装備し、モビルスーツはおろか戦艦に対しても一撃で大打撃を与える事が可能。背面のラックには、格闘兵装としてスティック状の「ヒート・サベル」を装備しており、こちらもガンダムの装甲であるルナ・チタニウム合金を溶断出来るだけの切断力を備えている反面、グフが装備しているタイプに比べると発熱デバイスの消耗が激しく、基本的に使い捨てとなっている。また、モビルスーツとしては初めてビーム兵器を内蔵した機体になっており、左胸部部分の砲身から「拡散ビーム砲」を放つ事が出来るが、出力不足が原因で、モビルスーツの装甲を破壊出来る程の威力は持っておらず、またビーム砲の発射口が重装甲に包まれた本機の脆さを突く一種の「弱点」にもなっている(その為、後の発展型はビーム兵器内臓の機能がオミットされた)。
64行目: 64行目:  
:[[宇宙]]にも「ドム」として登場するが、台詞内では[[リック・ドム]]と呼ばれている。[[コンスコン]]配下の12機も宇宙適応の低いこちらなので、成長の遅れている味方の育成には丁度いい。
 
:[[宇宙]]にも「ドム」として登場するが、台詞内では[[リック・ドム]]と呼ばれている。[[コンスコン]]配下の12機も宇宙適応の低いこちらなので、成長の遅れている味方の育成には丁度いい。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
:マサキの章で[[黒い三連星]]が乗るほか、序盤のMAPで登場。[[マラサイ]]に乗る[[ジェリド・メサ|ジェリド]]が「マラサイでは無理か」と愚痴を零すと、[[オルテガ]]は「'''オレ達なんざドムだぜぇ'''」と零す……ファンは複雑な気分である。改造された状態で敵ユニットとして出られるようになったのは次作である『第4次』からなので、それまで[[一年戦争]]の[[モビルスーツ]]で戦う事が多かった彼らにとっては受難の日々であった。
+
:マサキの章で[[黒い三連星]]が乗るほか、序盤のMAPで登場。[[マラサイ]]に乗る[[ジェリド・メサ|ジェリド]]が「マラサイでは無理か」と愚痴を零すと、[[オルテガ]]は「'''オレ達なんざドムだぜ!'''」と零す……ファンは複雑な気分である。改造された状態で敵ユニットとして出られるようになったのは次作である『第4次』からなので、それまで[[一年戦争]]の[[モビルスーツ]]で戦う事が多かった彼らにとっては受難の日々であった。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})
 
:「ドム」表記で登場しているが、グラフィック等から判断するに実際は[[リック・ドムII]]に酷似している。
 
:「ドム」表記で登場しているが、グラフィック等から判断するに実際は[[リック・ドムII]]に酷似している。
77行目: 77行目:  
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}
:初登場作品。スタート時にゲッター・チームを選択すれば1面から出現。シリーズ初の[[増援]]として登場する機体でもある。[[ザク]]より[[移動力]]は高いが、武器の命中率が低い。HDリメイク版では自分が[[黒い三連星|3機編成]]であることを強調してくる([[ハンブラビ]]も同様である)。
+
:初登場作品。スタート時にゲッター・チームを選択すれば1面から出現。シリーズ初の[[増援]]として登場する機体でもある。[[ザク]]より[[移動力]]は高いが、武器の命中率が低い。本機のマップアイコンは頭部全体が描かれず特徴的な十字型のモノアイ周りのみというかなり思い切ったデザイン。HDリメイク版では自分が[[黒い三連星|3機編成]]であることを強調してくる([[ハンブラビ]]も同様である)。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}}
 
:最初に[[黒い三連星]]が乗るほか、一般[[ジオン兵]]もこれに乗るため、[[捕獲]]して運用可能。射程の長いP属性のジャイアント・バズが便利。
 
:最初に[[黒い三連星]]が乗るほか、一般[[ジオン兵]]もこれに乗るため、[[捕獲]]して運用可能。射程の長いP属性のジャイアント・バズが便利。
82

回編集