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168 バイト追加 、 2013年8月4日 (日) 23:38
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**挙句、『罪』のラストで主人公達が選択した、血涙を流すとまで言われるほど苦心の決意を'''最初から'''先読みして、さらに罠を張り、新たな悪しき因果を紡ぎ、どこまでも主人公達を弄び嬲り続けるという徹底っぷり</br>
 
**挙句、『罪』のラストで主人公達が選択した、血涙を流すとまで言われるほど苦心の決意を'''最初から'''先読みして、さらに罠を張り、新たな悪しき因果を紡ぎ、どこまでも主人公達を弄び嬲り続けるという徹底っぷり</br>
 
など、'''『デモンベイン』のナイアと似たようなことをやっている'''(『デモンベイン』のように幾度もの世界のループを引き起こしてはいないが、上記の行為を率先して行っているのでよりタチが悪い)。その外道っぷりは究極であり、この作品のナイアルラトホテップは『デモンベイン』のナイア以上に邪悪な「あらゆる知的生命体が持つ心のダークサイド、ネガティブマインドの集合にして化身そのもの」として描かれている。このため、人間の弱さ・脆さ・'''どうすれば神経を逆撫でられるか'''を熟知している上に、憎めば憎むほど力が増すという'''最悪の特性を備えている'''。なお、これらの残虐行為は「人間に過負荷を与えることで急速進化させる」という意図もある(手法は完全に趣味だと思われるが)。</br>これらの作品の世界観は当然ながら独立しているが、そもそもこの邪神には特定の姿形はおろか、時間や空間、世界という概念すら存在しないので、全ての創作作品に登場する彼らは同一の存在という解釈も成り立つ。そう考えると、ナイアはあまり干渉してこなくて良かったと言えなくもない。
 
など、'''『デモンベイン』のナイアと似たようなことをやっている'''(『デモンベイン』のように幾度もの世界のループを引き起こしてはいないが、上記の行為を率先して行っているのでよりタチが悪い)。その外道っぷりは究極であり、この作品のナイアルラトホテップは『デモンベイン』のナイア以上に邪悪な「あらゆる知的生命体が持つ心のダークサイド、ネガティブマインドの集合にして化身そのもの」として描かれている。このため、人間の弱さ・脆さ・'''どうすれば神経を逆撫でられるか'''を熟知している上に、憎めば憎むほど力が増すという'''最悪の特性を備えている'''。なお、これらの残虐行為は「人間に過負荷を与えることで急速進化させる」という意図もある(手法は完全に趣味だと思われるが)。</br>これらの作品の世界観は当然ながら独立しているが、そもそもこの邪神には特定の姿形はおろか、時間や空間、世界という概念すら存在しないので、全ての創作作品に登場する彼らは同一の存在という解釈も成り立つ。そう考えると、ナイアはあまり干渉してこなくて良かったと言えなくもない。
*ちなみに『ニャル子さん』はパロディが多いが『デモンべイン』もしっかり拾われており、登場人物がデモンベイン召喚時の口上の一部を発したことも。…それどころか、PS2版主題歌「機神咆吼ッ!デモンベイン!」がカバーアルバム「邪名曲たち」に収録された(同アルバムは全てクトゥルフ神話が何らかの形で関わっている作品からのカバーであるため)。歌うのは主人公の八坂真尋を演じる喜多村英梨。
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*ちなみに『ニャル子さん』はパロディが多いが『デモンべイン』もしっかり拾われており、登場人物がデモンベイン召喚時の口上の一部を発したことも。…それどころか、PS2版主題歌「機神咆吼ッ!デモンベイン!」がカバーアルバム「邪名曲たち」に収録された(同アルバムは全てクトゥルフ神話が何らかの形で関わっている作品からのカバーであるため)。歌うのは主人公の八坂真尋を演じる喜多村英梨。まあ、母親を除けばメインキャラは邪神そのものだったり精神を交換させられたりなので、このチョイスは当然だと言える。
 
**これにより、両作を知るファンに「真尋の使用するフォーク=魔を断つ剣」とネタにされた(『ニャル子さん』では八坂親子が使用するフォークは邪神達に大ダメージを与える)。
 
**これにより、両作を知るファンに「真尋の使用するフォーク=魔を断つ剣」とネタにされた(『ニャル子さん』では八坂親子が使用するフォークは邪神達に大ダメージを与える)。
 
**上記のパロディのためか、『ニャル子さん』はニトロプラスの2013年エイプリルフール企画『渾沌大殲』でニトロプラス発の作品以外では特に扱いが良かった。
 
**上記のパロディのためか、『ニャル子さん』はニトロプラスの2013年エイプリルフール企画『渾沌大殲』でニトロプラス発の作品以外では特に扱いが良かった。
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