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カークスは独自の解放戦線を率いてシュテドニアスと戦い続けており、魔装機神操縦者の一人である[[ホワン・ヤンロン]]や[[リューネ・ゾルダーク]]を始めとする地上人達の戦力の協力を借りる形で、シュテドニアスを相手に善戦を続けていく。しかし、ここに来てカークス自身のフェイルを中心とする王都側への不満が爆発したのか、野心家としての顔を覗かせ始め、やがてはラングランのみならず、ラ・ギアス全体の世界制覇を望む様になってしまう。
カークスは独自の解放戦線を率いてシュテドニアスと戦い続けており、魔装機神操縦者の一人である[[ホワン・ヤンロン]]や[[リューネ・ゾルダーク]]を始めとする地上人達の戦力の協力を借りる形で、シュテドニアスを相手に善戦を続けていく。しかし、ここに来てカークス自身のフェイルを中心とする王都側への不満が爆発したのか、野心家としての顔を覗かせ始め、やがてはラングランのみならず、ラ・ギアス全体の世界制覇を望む様になってしまう。
遅れて挙兵したフェイルとは互いに[[ラ・ギアス]]に戦乱が続くことを憂慮していたが、かつて推薦してくれた王子には恩義を感じつつも、「統制力に欠ける」として彼を指導者として認めようとせず、対シュテドニアスの軍事同盟を結ぶ条件として、「第3位王位継承者[[テリウス・グラン・ビルセイア]]をラングランの王位に就かせる」という要求を飲ませる<ref>劇中の台詞からも、カークスは「フェイルが召喚システムを暴走させ地上人の大量召還を招いてしまった」という大失態を犯してしまった事実を知っており、この事も脅迫材料になったと思われる。</ref>。これはテリウスを傀儡の国王とする事で、ラングランの派遣を握ろうという目論見からであったが、戴冠式直前にて、肝心のテリウスが逃亡してしまい、急遽偽物のテリウスを用意して戴冠式だけでも済まそうとしたが、些細な事からフェイル側にはテリウスが偽物である事実に気付かれてしまう。その後、自らの事情でテリウスの存在を欲していた[[シュウ・シラカワ]]等の暗躍により、テリウスは連れ去られてしまい、更にはフェイル側にその状況を見られてしまった事から、もはやテリウスの王位への即位が成立しなくなってしまう。
遅れて挙兵したフェイルとは互いに[[ラ・ギアス]]に戦乱が続くことを憂慮していたが、かつて推薦してくれた王子には恩義を感じつつも、「統制力に欠ける」として彼を指導者として認めようとせず、対シュテドニアスの軍事同盟を結ぶ条件として、「第3位王位継承者[[テリウス・グラン・ビルセイア]]をラングランの王位に就かせる」という要求を飲ませる<ref>劇中の台詞からも、カークスは「フェイルが召喚システムを暴走させ地上人の大量召還を招いてしまった」という大失態を犯してしまった事実を知っており、この事も脅迫材料になったと思われる。</ref>。これはテリウスを傀儡の国王とする事で、ラングランの覇権を握ろうという目論見からであったが、戴冠式直前にて、肝心のテリウスが逃亡してしまい、急遽偽物のテリウスを用意して戴冠式だけでも済まそうとしたが、些細な事からフェイル側にはテリウスが偽物である事実に気付かれてしまう。その後、自らの事情でテリウスの存在を欲していた[[シュウ・シラカワ]]等の暗躍により、テリウスは連れ去られてしまい、更にはフェイル側にその状況を見られてしまった事から、もはやテリウスの王位への即位が成立しなくなってしまう。
焦ったカークスは、急遽ラングランの王都への侵攻という暴挙を実行するも、実質祖国への反逆行為であった為、実行前に息子のザシュフォードを始めとする何人かの兵士達には脱走されてしまい、フェイル側についていた地上人達の力を甘く見過ぎたせいもあり、ラングラン王都への侵攻作戦も失敗。自身の軍を大幅に失ってしまう事態となった。完全に追い詰められたカークスは、ラングラン領土に残っていた[[カンツォート・ジョグ]]率いるシュテドニアス軍の特殊部隊のみならず、魔神官[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]]率いるヴォルクルス教団とまで手を組んで力に固執する様になり、遂には自身が推し進め密かに計画を続行させていた超魔装機計画によるエウリードまで持ち出し、あくまで武力による覇道を歩むことに拘った。カークスにしてみれば自らに従い散っていった兵への責任を全うしたい気持ちだったのだが、それらは協力関係だったヤンロンやリューネ、息子のザシュフォードにも完全否定され、最期はエウリードと共に散る。
焦ったカークスは、急遽ラングランの王都への侵攻という暴挙を実行するも、実質祖国への反逆行為であった為、実行前に息子のザシュフォードを始めとする何人かの兵士達には脱走されてしまい、フェイル側についていた地上人達の力を甘く見過ぎたせいもあり、ラングラン王都への侵攻作戦も失敗。自身の軍を大幅に失ってしまう事態となった。完全に追い詰められたカークスは、ラングラン領土に残っていた[[カンツォート・ジョグ]]率いるシュテドニアス軍の特殊部隊のみならず、魔神官[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル]]率いるヴォルクルス教団とまで手を組んで力に固執する様になり、遂には自身が推し進め密かに計画を続行させていた超魔装機計画によるエウリードまで持ち出し、あくまで武力による覇道を歩むことに拘った。カークスにしてみれば自らに従い散っていった兵への責任を全うしたい気持ちだったのだが、それらは協力関係だったヤンロンやリューネ、息子のザシュフォードにも完全否定され、最期はエウリードと共に散る。