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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== ワイリー製作機 ===
 
;[[フォルテ]]、ゴスペル
 
;[[フォルテ]]、ゴスペル
 
:ロックマンを模倣して開発した戦闘ロボット。しかし、ワイリーのやり方についていけず独自行動に走り、作品によっては敵対までしてしまうものの、『ロックマン10』のエンディングを見るに一応フォルテからの情は残っている。
 
:ロックマンを模倣して開発した戦闘ロボット。しかし、ワイリーのやり方についていけず独自行動に走り、作品によっては敵対までしてしまうものの、『ロックマン10』のエンディングを見るに一応フォルテからの情は残っている。
 
:ワイリーが製作したロボットの中では高い完成度を誇り「スペシャルワイリーナンバーズ」と呼ばれる独自の製造番号が付けられた。
 
:ワイリーが製作したロボットの中では高い完成度を誇り「スペシャルワイリーナンバーズ」と呼ばれる独自の製造番号が付けられた。
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;[[メタルマン]]、[[エアーマン]]、[[バブルマン]]、[[クイックマン]]、[[クラッシュマン]]、[[フラッシュマン]]、[[ヒートマン]]、[[ウッドマン]]
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:『ロックマン2』に登場。自らの手で最初に開発した[[ワイリーナンバーズ]]。
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:有賀ヒトシ氏のコミカライズでは「セカンドナンバーズ」と呼ばれている。
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:『スーパーアドベンチャーロックマン』では彼ら(と『ロックマン3』のワイリーナンバーズ)のコアを大事に所持しており、特にクイックマンとは相互に信頼を結んでいた。
 
;レゲエ
 
;レゲエ
 
:孤独を紛らすために作った烏型サポートロボット。
 
:孤独を紛らすために作った烏型サポートロボット。
 
;キング
 
;キング
:『ロックマン&フォルテ』に登場。ロックマンに勝てないフォルテに焦れて開発した戦闘ロボット。彼に謀反を起こされてしまう。
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:『ロックマン&フォルテ』に登場。ロックマンに勝てないフォルテに焦れて開発した戦闘ロボットだが、彼に謀反を起こされてしまう。
;サンゴッド
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:『ロックマンワールド5』に登場。スペースルーラーズのトップに位置する古代の最終兵器で、彼を復活させるが…。
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;ラ・ムーン
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:『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。古代のスーパーコンピューターを名乗り、ワイリーと協力して世界征服を進めていたが、真実はワイリーを騙して体よく利用していたに過ぎず、裏切られる。
   
;ラ・トール
 
;ラ・トール
:『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。ラ・ムーンの力を利用して制作した戦闘ロボット。製作後の調整はラ・ムーンに任せていたため、最初からラ・ムーンの支配下にあり、当然ながら起動直後裏切られる。
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:『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。後述するラ・ムーンの力を利用して制作した戦闘ロボット。製作後の調整はラ・ムーンに任せていたため、最初からラ・ムーンの支配下にあり、当然ながら起動直後裏切られる。
;悪のエネルギーのロボット(名称不明)
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:『ロックマン8』に登場。デューオが倒した外宇宙のロボットで、地球に大気圏突入した時に残っていた動力炉を回収し、そのエネルギーを利用する。
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=== [[ライトナンバーズ]] ===
;[[メタルマン]]、[[エアーマン]]、[[バブルマン]]、[[クイックマン]]、[[クラッシュマン]]、[[フラッシュマン]]、[[ヒートマン]]、[[ウッドマン]]
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:『ロックマン2』に登場。自らの手で最初に開発した[[ワイリーナンバーズ]]。
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:有賀ヒトシ氏のコミカライズでは「セカンドナンバーズ」と呼ばれている。
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:『スーパーアドベンチャーロックマン』では彼ら(と『ロックマン3』のワイリーナンバーズ)のコアを大事に所持しており、特にクイックマンとは相互に信頼を結んでいた。
   
;[[ロックマン]]
 
;[[ロックマン]]
 
:宿敵。何度も敗北していながらもいつか彼を倒す事を夢見ている。
 
:宿敵。何度も敗北していながらもいつか彼を倒す事を夢見ている。
 
;[[ブルース]]
 
;[[ブルース]]
 
:動力炉の欠陥で機能停止しかけていた彼を改造した。その恩義があってなおワイリーの悪事を看過できなくなったのか、『ロックマン4』にて完全に敵対され、続く『ロックマン5』ではワイリーが自身の開発したダークマンIVをブルースに変化させることで濡れ衣を着せようとしていた<ref>なお、『5』では説明書の9ページ目に既に'''「ワイリーステージではパスワードは出ない」'''という文面があったため、ワイリーの仕業であることは'''プレイ前からバレバレ'''であった。</ref>。
 
:動力炉の欠陥で機能停止しかけていた彼を改造した。その恩義があってなおワイリーの悪事を看過できなくなったのか、『ロックマン4』にて完全に敵対され、続く『ロックマン5』ではワイリーが自身の開発したダークマンIVをブルースに変化させることで濡れ衣を着せようとしていた<ref>なお、『5』では説明書の9ページ目に既に'''「ワイリーステージではパスワードは出ない」'''という文面があったため、ワイリーの仕業であることは'''プレイ前からバレバレ'''であった。</ref>。
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;[[ロール (ロックマン)|ロール]]
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:『ロックマン10』ではロボットエンザにかかった彼女に治療薬を渡している。しかし、そのロボットエンザ自体がワイリーの製作したコンピューターウイルスであるため、ワイリーのマッチポンプに利用されたのが真相である。
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;ガッツマン
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:『1』でワイリーに強奪されたライトナンバーズの1体。『2』ではガッツタンク、『7』ではガッツマンGへと強奪して改造している。
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:何度も強奪されるライトナンバーズはガッツマンのみのため、「ワイリーのお気に入り」という説もあるが、その一方で『ロックマンロックマン』では下記の通り酷評している。
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=== 人間 ===
 
;トーマス・ライト
 
;トーマス・ライト
 
:宿命のライバル。大学時代からの腐れ縁だったが、『ロックマン11』で存在が明かされた「ダブルギアシステム」の一件で決定的に対立してしまった。とはいえライトの技術力は常に認めており、『ロックマン3』ではライトと共同開発でロボットを生み出したり、『スーパーアドベンチャーロックマン』では「こんなことをできるのはDr.ライトだけ」と発言していたりもする。
 
:宿命のライバル。大学時代からの腐れ縁だったが、『ロックマン11』で存在が明かされた「ダブルギアシステム」の一件で決定的に対立してしまった。とはいえライトの技術力は常に認めており、『ロックマン3』ではライトと共同開発でロボットを生み出したり、『スーパーアドベンチャーロックマン』では「こんなことをできるのはDr.ライトだけ」と発言していたりもする。
;[[ロール (ロックマン)|ロール]]
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:『ロックマン10』ではロボットエンザにかかった彼女に治療薬を渡す。
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;ガッツマン
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:ライトナンバーズの一体。『2』ではガッツタンク、『7』ではガッツマンGへと強奪して改造している。
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:何度も強奪されるライトナンバーズはガッツマンのみのため、「ワイリーのお気に入り」という説もあるがその一方で『ロックマンロックマン』では下記の通り酷評している。
   
;ミハイル・セルゲイビッチ・コサック
 
;ミハイル・セルゲイビッチ・コサック
 
:『ロックマン4』に登場する科学者。娘のカリンカをさらって脅迫し、彼に悪事を行わせていた。
 
:『ロックマン4』に登場する科学者。娘のカリンカをさらって脅迫し、彼に悪事を行わせていた。
 
;カリンカ・ミハイロヴナ・コサック
 
;カリンカ・ミハイロヴナ・コサック
 
:Dr.コサックの娘。彼女をさらう。
 
:Dr.コサックの娘。彼女をさらう。
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=== その他 ===
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;サンゴッド
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:『ロックマンワールド5』に登場。スペースルーラーズのトップに位置する古代の最終兵器で、彼を復活させるが…。
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;ラ・ムーン
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:『スーパーアドベンチャーロックマン』に登場。古代のスーパーコンピューターを名乗り、ワイリーと協力して世界征服を進めていたが、真実はワイリーを騙して体よく利用していたに過ぎず、裏切られる。
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;悪のエネルギーのロボット(名称不明)
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:『ロックマン8』に登場。デューオが倒した外宇宙のロボットで、地球に大気圏突入した時に残っていた動力炉を回収し、そのエネルギーを利用する。
    
=== 歴代ロックマンシリーズ ===
 
=== 歴代ロックマンシリーズ ===
 
;ゼロ
 
;ゼロ
:『ロックマンX』シリーズの主要登場人物であり、『ロックマンゼロ』シリーズの主人公。最後のワイリーナンバーズであり、ワイリーが開発した最高傑作。自分以外のロボットを全て破壊する「'''ロボット破壊プログラム'''」を組み込まれていた。
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:『ロックマンX』シリーズの主要登場人物であり、『ロックマンゼロ』シリーズの主人公。
:しかし皮肉なことに宿敵になるはずだったエックスの親友となり、最後には'''ロックマンの名を冠するレプリロイド'''となったが、ロボット破壊プログラムはシグマに感染し、最凶最悪のコンピュータウィルス「'''シグマウィルス'''」と化した。
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:最後のワイリーナンバーズであり、ワイリーが開発した遺作にして最高傑作。ワイリーはゼロに自分以外のロボットを全て破壊する「'''ロボット破壊プログラム'''」を搭載していた。
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:若き日のワイリーの掲げた理想を叶えた機体だが、皮肉なことに宿敵になるはずだったエックスの親友となり、最後には'''ロックマンの名を冠するレプリロイド'''となった。
 
:また、彼は『ロックマンゼロ4』で'''己の信念の元、全ての元凶である人間のドクター・バイルを殺す'''というワイリーを撃てなかったロックと対照的な行動を取っている。
 
:また、彼は『ロックマンゼロ4』で'''己の信念の元、全ての元凶である人間のドクター・バイルを殺す'''というワイリーを撃てなかったロックと対照的な行動を取っている。
 
:SRW未登場だが『[[PROJECT X ZONE]]』に出演。
 
:SRW未登場だが『[[PROJECT X ZONE]]』に出演。
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:『ロックマンX6』に登場した敵キャラクター。白衣を着た老人型のレプリロイド。ワイリーと同じ青野氏が声を担当しているほか、ハイマックスがエックスに倒されると罵倒してくるのに対し、ゼロで勝利すると狂喜する姿が描かれる。その際に「ゼロの事は自分が一番よく知っている」と発言するなどワイリーを彷彿させる言動が特徴的だが、ワイリーおよび上記のサーゲスとの具体的な関係はやはりぼかされている。ゼロには「また会おう」と発言していたが、最終的にはイレイズ現象に似た状態で機能停止しており、再登場する事はなかった。
 
:『ロックマンX6』に登場した敵キャラクター。白衣を着た老人型のレプリロイド。ワイリーと同じ青野氏が声を担当しているほか、ハイマックスがエックスに倒されると罵倒してくるのに対し、ゼロで勝利すると狂喜する姿が描かれる。その際に「ゼロの事は自分が一番よく知っている」と発言するなどワイリーを彷彿させる言動が特徴的だが、ワイリーおよび上記のサーゲスとの具体的な関係はやはりぼかされている。ゼロには「また会おう」と発言していたが、最終的にはイレイズ現象に似た状態で機能停止しており、再登場する事はなかった。
 
;シグマ
 
;シグマ
:『X8』、『コマンドミッション』を除く『ロックマンX』シリーズのラスボス。『X5』では、ワイリーらしき人物と共闘した事がシグマの口からほのめかされているが、こちらも具体的には明かされておらず、前述したアイゾックの可能性もある。
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:『X8』、『コマンドミッション』を除く『ロックマンX』シリーズのラスボス。
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:過去にゼロと交戦した際、上記ロボット破壊プログラムに感染、その母体となり、最凶最悪のコンピュータウイルス「'''シグマウイルス'''」へと変貌した。その後はウイルスの方が本体となっており、事実上ワイリーの負の遺産と化した機体。
 
;カイ
 
;カイ
 
:元々は海外で商品化されたエックスのリデザイン版のバリエーションとして登場し、『ロックマンX DiVE』に登場したキャラクター。ワイリーがエックスの設計図を盗み、それを基に開発した存在だが、エックスの思考回路の解析ができず、同時開発していたゼロの完成を優先するために開発を中断し、そのまま歴史の闇に葬った。その後、サーゲスが回収して完成させ、カウンターハンターのリーダーとして迎えられる。
 
:元々は海外で商品化されたエックスのリデザイン版のバリエーションとして登場し、『ロックマンX DiVE』に登場したキャラクター。ワイリーがエックスの設計図を盗み、それを基に開発した存在だが、エックスの思考回路の解析ができず、同時開発していたゼロの完成を優先するために開発を中断し、そのまま歴史の闇に葬った。その後、サーゲスが回収して完成させ、カウンターハンターのリーダーとして迎えられる。
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:ロックマンシリーズにおいて明確に「ロックマンの破壊」を提示した場面であり、この台詞の後にワイリーは基地の自爆装置を作動させて逃亡している。
 
:ロックマンシリーズにおいて明確に「ロックマンの破壊」を提示した場面であり、この台詞の後にワイリーは基地の自爆装置を作動させて逃亡している。
 
;「それはどうかな!?」<br />「例え心を持ったとて、ロボットは人間の道具に過ぎない!」<br />「圧倒的なパワー! 目にも止まらぬスピード!」<br />「到底、人の及ばぬ驚異の力を誇示してこそ…」<br />「ロボットは人々から慕われ、認められる存在になる!」<br />「それを実現するのが、私が提案するダブルギアシステム!」<br />「これを組み込めば、全てのロボットがヒーローとなるのだ!」
 
;「それはどうかな!?」<br />「例え心を持ったとて、ロボットは人間の道具に過ぎない!」<br />「圧倒的なパワー! 目にも止まらぬスピード!」<br />「到底、人の及ばぬ驚異の力を誇示してこそ…」<br />「ロボットは人々から慕われ、認められる存在になる!」<br />「それを実現するのが、私が提案するダブルギアシステム!」<br />「これを組み込めば、全てのロボットがヒーローとなるのだ!」
:『11』のラッシュジェット入手デモ内で、ライトがロックマンに語った過去の話の中の台詞。「心を持つロボット」という理想を説いたライトに対する反論と、明かされた過去のワイリーの思想。
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:『11』のラッシュジェット入手デモ内で、ライトがロックマンに語った過去の話の中の台詞。「心を持つロボット」という理想を説いたライトに対する反論と、明かされた過去のワイリーの思想。ロボットの方から人間に歩み寄る「心」を求めたのがライトであれば、逆に人間の方からロボットに歩み寄る「求心力」を求めたのがワイリーであり、ワイリーなりにロボットの将来を案じていた台詞。
:ワイリーなりにロボットの将来を案じていたセリフだが、ライトは悪用された際の危険性を考慮して反対し、ロボットを性能しか見ていないとも取れるこの思想は人々にも受け入れられなかった。ワイリーの理想がダブルギアシステム凍結と共に否定されたことで、ワイリーの暴走は過激化し、現在に繋がっていった。
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:だがライトは悪用された際の危険性を考慮して反対しており、ロボットを性能しか見ていないとも取れるこの思想は人々にも受け入れられなかった。ワイリーの理想がダブルギアシステム凍結と共に否定されたことで、ワイリーの暴走は過激化し、現在に繋がっていった。
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:この思想の真意は晩年に完成した最高傑作のゼロにて結実し、結果的にはヒーローを生み出している。『ロックマンX』シリーズの元凶も同時に生み出しているのでマッチポンプではあるが…。
 
;「ゼロ…ワシの最高傑作…」<br />「倒せ、あいつを! ワシの敵! ワシのライバル! ワシの…生き甲斐! 行け! そして破壊しろ、あいつを!」
 
;「ゼロ…ワシの最高傑作…」<br />「倒せ、あいつを! ワシの敵! ワシのライバル! ワシの…生き甲斐! 行け! そして破壊しろ、あいつを!」
 
:『ロックマンX4』でゼロを選んだ場合のオープニングデモより。
 
:『ロックマンX4』でゼロを選んだ場合のオープニングデモより。
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