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レッドショルダー(Red Shoulder)とは、『[[装甲騎兵ボトムズ]]』に登場する部隊。
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レッドショルダー(Red Shoulder)とは、[[ボトムズシリーズ]]に登場する部隊。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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ただでさえ「ボトムズ(底辺野郎)」と蔑まれるAT乗りの傭兵達から見ても、レッドショルダーのそれは明らかに常軌を逸しており、部隊内で'''共食い'''と呼ばれる実弾を用いた戦闘を行って新入隊員を選別したほか、通常の戦闘訓練も死と隣り合わせのものばかりである。そのため異常なまでに高い戦果と生存率、そして訓練における恐ろしいまでの消耗率の高さを兼ね備え、その内情は味方すらまったく知らないという血塗られた部隊が完成され、ギルガメス・バララント双方を震え上がらせた。
 
ただでさえ「ボトムズ(底辺野郎)」と蔑まれるAT乗りの傭兵達から見ても、レッドショルダーのそれは明らかに常軌を逸しており、部隊内で'''共食い'''と呼ばれる実弾を用いた戦闘を行って新入隊員を選別したほか、通常の戦闘訓練も死と隣り合わせのものばかりである。そのため異常なまでに高い戦果と生存率、そして訓練における恐ろしいまでの消耗率の高さを兼ね備え、その内情は味方すらまったく知らないという血塗られた部隊が完成され、ギルガメス・バララント双方を震え上がらせた。
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レッドショルダーが大戦果をあげた第三次サンサ戦役後に、この道徳を完全に無視したやり方がスパイによって内外に明らかとなりペールゼン失脚と部隊解散の原因となっている。
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レッドショルダーが大戦果をあげた第三次サンサ戦役後に、道徳を完全に無視したこのやり方が[[スパイ]]によって内外に明らかとなりペールゼン失脚と部隊解散の原因となっている。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:初登場作。たびたび作中に名称が出てくるほか、敵の[[一般兵]]として「[[RS隊員|レッドショルダー隊員]]」が登場する。次元振動による転移により、ギルガメス軍が巨大な傭兵組織と化した経緯からレッドショルダーに所属する兵士たちも同様に傭兵となっている。その戦闘能力はこちら側の世界でも恐れられており、[[テロリスト]]やPMCなど、様々な組織の手足となっているようだ(実際、彼らの登場時は敵味方双方がその実力に着目している旨の台詞を喋るため、相応に名が知れている模様)。
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:初登場作。たびたび作中に名称が出てくるほか、敵の[[一般兵]]として「[[RS隊員|レッドショルダー隊員]]」が登場する。次元振動による転移により、ギルガメス軍が巨大な[[傭兵]]組織と化した経緯からレッドショルダーに所属する兵士たちも同様に傭兵となっている。その戦闘能力はこちら側の世界でも恐れられており、[[テロリスト]]やPMCなど、様々な組織の手足となっているようだ(実際、彼らの登場時は敵味方双方がその実力に着目している旨の台詞を喋るため、相応に名が知れている模様)。
:パイロットとしての「レッドショルダー隊員」は、前述のとおり様々な組織の雇われとして、何度も自軍と相まみえる。さすがに百戦錬磨の猛者ぞろいだけあって一般兵ながら高い能力を持ち、また搭乗機体の[[サイズ]]が小さいこともあって避けて当ててくるので手強い。しかも[[底力]]をそこそこ高いレベル(レベル6)で所有しているので、下手に削るとさらに避けて当てるようになる。トドメに最終的に搭乗する[[ブラッドサッカー]]はHPが[[アーマード・トルーパー|AT]]とは思えぬ8000越えという高い数値になっており、半端な攻撃では一撃で倒れない。
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:パイロットとしての「レッドショルダー隊員」は、前述のとおり様々な組織の雇われとして、何度も自軍と相まみえる。さすがに百戦錬磨の猛者ぞろいだけあって一般兵ながら高い能力を持ち、また搭乗機体の[[サイズ]]が小さいこともあって避けて当ててくるので手強い。しかも[[底力]]をそこそこ高いレベル(レベル6)で習得しているので、下手に削るとさらに避けて当てるようになる。トドメに最終的に搭乗する[[ブラッドサッカー]]はHPが[[アーマード・トルーパー|AT]]とは思えぬ8000越えという高い数値になっており、半端な攻撃では一撃で倒れない。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:ペールゼンは死亡したが、残党が秘密結社に残っており、度々敵として登場する。
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:ペールゼンは死亡したが、残党が[[秘密結社]]に残っており、度々敵として登場する。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]
 
:ボトムズの時系列がTV版終了後となったため、名前が上がるのみ。
 
:ボトムズの時系列がTV版終了後となったため、名前が上がるのみ。
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=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
:ボトムズの時系列が「ビッグバトル」なので、名前が上がるのみ。
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:ボトムズの時系列が『[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル|ビッグバトル]]』なので、名前が上がるのみ。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
:ボトムズの時系列が「野望のルーツ」から始まり「ザ・ラストレッドショルダー」までなので、終始健在。キリコやグレゴルー達はレッドショルダーからの出向で[[コネクト・フォース]]に参加する。
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:ボトムズの時系列が『[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ|野望のルーツ]]』から始まり『[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー|ザ・ラストレッドショルダー]]』までなので、終始健在。[[キリコ・キュービィー|キリコ]]や[[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]]達はレッドショルダーからの出向で[[コネクト・フォース]]に参加する。
    
== 関係のある人間 ==
 
== 関係のある人間 ==
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:惑星オドンにあるレッドショルダー基地の司令官。ペールゼンの右腕として辣腕を振るう。彼自身も優秀な[[AT乗り]]である。第3次サンサ攻略戦にて戦死。
 
:惑星オドンにあるレッドショルダー基地の司令官。ペールゼンの右腕として辣腕を振るう。彼自身も優秀な[[AT乗り]]である。第3次サンサ攻略戦にて戦死。
 
;[[キリコ・キュービィー]]
 
;[[キリコ・キュービィー]]
:元レッドショルダー。元々はペールゼンの求める『異能生存体』の実例として、彼の肝煎りで入隊した。入隊試験の『共食い』では、グレゴルー、バイマン、ムーザらを含む現役レッドショルダー隊員を多数返り討ちにするという驚異の戦果を叩き出している。
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:元レッドショルダー。元々はペールゼンの求める『[[異能生存体]]』の実例として、彼の肝煎りで入隊した。入隊試験の『共食い』では、グレゴルー、バイマン、ムーザらを含む現役レッドショルダー隊員を多数返り討ちにするという驚異の戦果を叩き出している。
 
;[[グレゴルー・ガロッシュ]]、[[バイマン・ハガード]]、[[ムーザ・メリメ]]
 
;[[グレゴルー・ガロッシュ]]、[[バイマン・ハガード]]、[[ムーザ・メリメ]]
 
:元レッドショルダー。全員ATの操縦技術は隊内でも指折りだったが、反抗的な態度が目立つ不良隊員だったのでリーマン、ペールゼンの双方に疎んじられていた。
 
:元レッドショルダー。全員ATの操縦技術は隊内でも指折りだったが、反抗的な態度が目立つ不良隊員だったのでリーマン、ペールゼンの双方に疎んじられていた。
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