;「ミナキ……お前のやることなど看破している。システムZLAIを排除し、システムLIOHを休眠状態にしていることはな」<br/>「だが、人間がジンライを運用するに当たって、システムLIOHを排除、もしくは機能全てをカットするわけにはいかぬ。五体駆動によるフィードバックに耐えるには、システムのレジスターを使用しなければならない。そう設計したのはお前であり、そうするよう仕向けたのは私なのだから」<br/>ミナキ「と、父様は……システムLIOHに外部からの強制起動装置を……!?」<br/>「そうだ、お前の与り知らぬ所でな。言わば、保険だよ。私の研究成果を悪用しようとする物に対しての。確実に強制起動させ、制御するにはいくつか条件があるが……それらはたった今、全て満たされた」<br/>「お前がシステムZLAIを排除しようと、システムLIOHがある限り、ジンライはジンライで在り続ける。中に訓練された人間が乗っていれば、その判断力や直感までも戦闘に応用する。人機一体などではない、ジンライにとって人間など一部品にすぎぬのだ」 | ;「ミナキ……お前のやることなど看破している。システムZLAIを排除し、システムLIOHを休眠状態にしていることはな」<br/>「だが、人間がジンライを運用するに当たって、システムLIOHを排除、もしくは機能全てをカットするわけにはいかぬ。五体駆動によるフィードバックに耐えるには、システムのレジスターを使用しなければならない。そう設計したのはお前であり、そうするよう仕向けたのは私なのだから」<br/>ミナキ「と、父様は……システムLIOHに外部からの強制起動装置を……!?」<br/>「そうだ、お前の与り知らぬ所でな。言わば、保険だよ。私の研究成果を悪用しようとする物に対しての。確実に強制起動させ、制御するにはいくつか条件があるが……それらはたった今、全て満たされた」<br/>「お前がシステムZLAIを排除しようと、システムLIOHがある限り、ジンライはジンライで在り続ける。中に訓練された人間が乗っていれば、その判断力や直感までも戦闘に応用する。人機一体などではない、ジンライにとって人間など一部品にすぎぬのだ」 |