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元々は[[スペースコロニー]]の反乱鎮圧用として作られた拠点防衛用の砲戦型機動兵器。「地球圏の番人」の異名を持つ。建造当初は[[ジガンスパーダ]]のような、手足がなく四門の砲を装備した移動砲台であった。文字通り連邦の盾として運用されていたが、宇宙暦172年に[[テロリスト]]によって奪われ、その際に[[地球連邦軍 (OG)|連邦]]が人質を考慮せずに奪われた機体を破壊したため多数の犠牲者が出た([[ホープ事件]])。以降、コロニーの居住者からは忌み嫌われており、名を呼ばれるときは「呪われた」「忌まわしい」などの接頭句を付けられることが多い。なお漫画『Record of ATX』においてパイロットとなるタスクはこういった評価について「こいつが何かしたってわけじゃない。むしろ被害者側だ」と語っており、「貧乏クジを引き続けた分、今度こそ俺が上手く使ってやる」と積極的に運用している。タスクの考えを知らない[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]は「忌まわしい機体を能天気に使う恥知らずな男」としばらく誤解する事になったが…。
 
元々は[[スペースコロニー]]の反乱鎮圧用として作られた拠点防衛用の砲戦型機動兵器。「地球圏の番人」の異名を持つ。建造当初は[[ジガンスパーダ]]のような、手足がなく四門の砲を装備した移動砲台であった。文字通り連邦の盾として運用されていたが、宇宙暦172年に[[テロリスト]]によって奪われ、その際に[[地球連邦軍 (OG)|連邦]]が人質を考慮せずに奪われた機体を破壊したため多数の犠牲者が出た([[ホープ事件]])。以降、コロニーの居住者からは忌み嫌われており、名を呼ばれるときは「呪われた」「忌まわしい」などの接頭句を付けられることが多い。なお漫画『Record of ATX』においてパイロットとなるタスクはこういった評価について「こいつが何かしたってわけじゃない。むしろ被害者側だ」と語っており、「貧乏クジを引き続けた分、今度こそ俺が上手く使ってやる」と積極的に運用している。タスクの考えを知らない[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]は「忌まわしい機体を能天気に使う恥知らずな男」としばらく誤解する事になったが…。
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その後、[[ヒリュウ]]の艦載兵器となるが、外宇宙で[[エアロゲイター]]の攻撃を受けて大破。[[イカロス基地]]に帰還した際に大幅な改修を受けて砲の代わりに手足が付き、さらにラングレー基地にて[[テスラ・ドライブ]]を搭載され、人型機動兵器として生まれ変わることになった。『Record of ATX』では改修の経緯が異なり、いつからかは不明だがマオ社に預けられ、[[ムーンクレイドル]]で改修を受けている。このとき、ショーンが「足がつきましたな」と発言していることから、ここで完全な人型になったようである。ある意味因縁の斬艦刀ロボ・[[スレードゲルミル]]が[[アースクレイドル]]で[[グルンガスト参式]]から改修された事と対象的である。
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その後、[[ヒリュウ]]の艦載兵器となるが、外宇宙で[[エアロゲイター]]の攻撃を受けて大破。[[イカロス基地]]に帰還した際に大幅な改修を受けて砲の代わりに手足が付き、さらにラングレー基地にて[[テスラ・ドライブ]]を搭載され、人型機動兵器として生まれ変わることになった。『Record of ATX』では改修の経緯が異なり、いつからかは不明だがマオ社に預けられ、[[ムーンクレイドル]]で改修を受けている。このとき、ショーンが「足がつきましたな」と発言していることから、ここで完全な人型になったようである。(この時点ではバリアシステムはあるが両腕のシールドユニットは未装備)ある意味因縁の斬艦刀ロボ・[[スレードゲルミル]]が[[アースクレイドル]]で[[グルンガスト参式]]から改修された事と対象的である。
 
また、前述しているようにコロニー出身の人物からの憎しみは大きく、コロニー「コルムナ」での戦闘の際はヒリュウ改の上に置かれた本機を落す事に執着し、艦橋を破壊されてしまった程。
 
また、前述しているようにコロニー出身の人物からの憎しみは大きく、コロニー「コルムナ」での戦闘の際はヒリュウ改の上に置かれた本機を落す事に執着し、艦橋を破壊されてしまった程。
    
人型機動兵器の開発技術が確立する以前の機体であるため、制御系統の完成度は低く扱いづらいが、火力と装甲は現在でも通用するほどの高い水準を保っている。地球圏の人型機動兵器の中では今のところは最大級のサイズを誇り、特機サイズとしてもトップクラス([[ジェアン・シュヴァリアー]]や[[デア・ブランシュネージュ]]はもっと大きいが人型ではない)。その大きさは、OGsの[[ネビーイーム]]でのトラウマシャドーのイベントムービーで、他の機体とのサイズ差がはっきりとわかる。ただし、OG未登場の地球側人型機動兵器である[[バンプレイオス]]の方が実はサイズが5mだけ大きい(ただし、バンプレイオスは複数のPTの合体である為、合体型ではない人型機動兵器ではジガンスクードが現在最大級)。
 
人型機動兵器の開発技術が確立する以前の機体であるため、制御系統の完成度は低く扱いづらいが、火力と装甲は現在でも通用するほどの高い水準を保っている。地球圏の人型機動兵器の中では今のところは最大級のサイズを誇り、特機サイズとしてもトップクラス([[ジェアン・シュヴァリアー]]や[[デア・ブランシュネージュ]]はもっと大きいが人型ではない)。その大きさは、OGsの[[ネビーイーム]]でのトラウマシャドーのイベントムービーで、他の機体とのサイズ差がはっきりとわかる。ただし、OG未登場の地球側人型機動兵器である[[バンプレイオス]]の方が実はサイズが5mだけ大きい(ただし、バンプレイオスは複数のPTの合体である為、合体型ではない人型機動兵器ではジガンスクードが現在最大級)。
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PT適性テストに落ちていたはずのタスクが、改修後の初陣でクセの多い特機である本機を起動・操縦する等、タスクに機動兵器操縦の潜在的才能がある事を証明している(尤も、タスクがPT適正テストに落ちたのは体力面の問題だが)。なお、この時のジガンスクードのコクピットは戦闘挺の時の二人乗り仕様のままである。後にPT仕様の一人乗り用コクピットに換装されるが、PT操縦が向いていないとされていたタスクが操縦できたのは、旧式仕様だった事が大きかったと考える事も出来るが、「Record of ATX」では旧仕様のジガンスクードはタスクが「格納庫に自分から入るのにも難儀する」と嘆いており、その後の戦闘でタスクがヒリュウ改を守るためにジガンスクードに乗り換えた(元々量産型ゲシュペンストMk-IIで出撃していた)際も「細かい機動は無理だ」と発言している。
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PT適性テストに落ちていたはずのタスクが、改修後の初陣でクセの多い特機である本機を起動・操縦する等、タスクに機動兵器操縦の性向が標準とズレていても兵器特性とのマッチングが重要である事を証明してい。「Record of ATX」では操作系が旧仕様のジガンスクードは本体の艤装は終わっていたが操作系が戦闘艇のままでタスクが「歩かせるだけで一苦労、結局牽引車に搬入してもらった」と嘆いており、その後の戦闘でタスクがヒリュウ改を守るためにジガンスクードに戦場でゲシュペンストMk-2から直接乗り換えて以後専属パイロットとなる。その後、再調整が施され操縦補助のためにPT仕様のコックピットとT-LINKシステムとTCーOSが導入され両腕のシールドユニットが装備されゲーム登場時の姿となる。コマンド入力から実行までのタメが大きい物の操作性は概ね改善された。
    
なお、GS-01の形式番号があるが、GSの形式番号が付く後継機・関連機体は今のところは開発されていない。
 
なお、GS-01の形式番号があるが、GSの形式番号が付く後継機・関連機体は今のところは開発されていない。