差分

381 バイト追加 、 2022年6月4日 (土) 10:31
23行目: 23行目:  
普段は背広を着こみ、ふちの大きな眼鏡をかけ、常にへらへらした笑顔で飄々とした風貌が特徴。頭の回転の早い切れ者だが、万事能天気で「自分の楽しいと思うことしかしない」という快楽主義者で子供っぽい[[性格]]。課の開発した[[レイバー]]「[[グリフォン]]」を率いて、ゲーム感覚なのか愉快犯なのかわからない破天荒さで特車二課に戦いを引き起こす。またグリフォンも実は「'''自分が楽しむための趣味'''」のおもちゃ扱いだったり、レイバー同士の格闘戦を無邪気に喜ぶなど、目的そっちのけの言動を見せており、「'''手段のためには目的を選ばない'''男」とも言われている。
 
普段は背広を着こみ、ふちの大きな眼鏡をかけ、常にへらへらした笑顔で飄々とした風貌が特徴。頭の回転の早い切れ者だが、万事能天気で「自分の楽しいと思うことしかしない」という快楽主義者で子供っぽい[[性格]]。課の開発した[[レイバー]]「[[グリフォン]]」を率いて、ゲーム感覚なのか愉快犯なのかわからない破天荒さで特車二課に戦いを引き起こす。またグリフォンも実は「'''自分が楽しむための趣味'''」のおもちゃ扱いだったり、レイバー同士の格闘戦を無邪気に喜ぶなど、目的そっちのけの言動を見せており、「'''手段のためには目的を選ばない'''男」とも言われている。
   −
漫画版では物語早々に登場。[[AV-98イングラム|イングラム]]に対抗できる高性能機種の開発を目指すSEJ上層部に対し、「(そのためには)イングラムのデータそのものを入手したい」「軍用なのに実戦を経験していない[[ブロッケン]]のテストにもなる」という大義名分を掲げながら、自社製品とはいえ軍用レイバーのブロッケンを日本に持ち込み、反社会勢力に譲渡して警察に挑戦させるという破天荒ぶりを発揮。アニメ版では黒崎達部下が策動した無人レイバー・ファントムに関わる事件の後に登場し、どちらでもイングラムとの対戦で得たデータをもとに、グリフォンで特車2課に挑戦してくる。
+
漫画版では物語早々に登場。[[AV-98イングラム|イングラム]]に対抗できる高性能機種の開発を目指すSEJ上層部に対し、「(そのためには)イングラムのデータそのものを入手したい」「軍用なのに実戦を経験していない[[ブロッケン]]のテストにもなる」という大義名分を掲げながら、自社製品とはいえ軍用レイバーのブロッケンを日本に持ち込み、反社会勢力に譲渡して警察に挑戦させるという破天荒ぶりを発揮。アニメ版では同様にイングラムのデータ入手の意図で黒崎達部下が策動した無人レイバー・ファントムに関わる事件の後に登場し、どちらでもイングラムとの対戦で得たデータをもとに、グリフォンで特車2課に挑戦してくる。
   −
「血を見るのが嫌いだから、人が目の前で死ぬのはイヤ(=相手の殺害が避けられないなら自分の目の範囲外でやってくれ<ref>手駒として使ったテロリストの殺害を提案した黒崎をたしなめ、熊耳を銃撃した部下も叱責している。後述するSSSに対し爆殺という手段をとったのも「目の前で死なないから」。</ref>)」と言ってしまうワルらしからぬ人物だが、漫画版とアニメ版では人物像が若干異なる。前者では緊迫した事態になると、表情や発声が一転して険しくなり言葉遣いも急に荒くなることがある他、企画7課を邪魔しようとしたシャフト・セキュリティー・システム(通称「SSS」。シャフト・エンタープライズの私兵的警備会社)の関係者を排除するためには、自ら爆弾を仕掛けて爆殺する等も厭わなかった。対して後者は発声にドスを利かせた場面も非常に少なく、その時も言葉遣いは変わらないなど、笑顔を絶やさない余裕のあるキャラクター性が強調されているほか、人が死ぬような行為は極力避けていた節もある。
+
各メディア版では、上司たちには悩みの種となる破天荒さ、優秀な技術者たちが喜んで下で働くカリスマ性、裏仕事専門部隊のリーダーなのに「血を見るのが嫌いだから、人が目の前で死ぬのはイヤ(=相手の殺害が避けられないなら自分の目の範囲外でやってくれ<ref>手駒として使ったテロリストの殺害を提案した黒崎をたしなめ、熊耳を銃撃した部下も叱責している。後述するSSSに対し爆殺という手段をとったのも「目の前で死なないから」。</ref>)」と言ってしまうなど不思議な魅力が描かれているが、漫画版とアニメ版では人物像が若干異なる。前者では本質的にはワルで、緊迫した事態になると、表情や発声が一転して険しくなり言葉遣いも急に荒くなることがある他、企画7課を邪魔しようとしたシャフト・セキュリティー・システム(通称「SSS」。シャフト・エンタープライズの私兵的警備会社)の関係者を排除するためには、自ら爆弾を仕掛けて爆殺する等も厭わなかった。対して後者では笑顔を絶やさない余裕のある憎めない悪役としてのキャラクター性が強調され、発声にドスを利かせた場面も非常に少なく、その時も言葉遣いは変わらない。また人が死ぬような行為は極力避けていた節もある。
   −
[[香港]]支社に所属していた時は「リチャード・王」と名乗っていたが、詳細は不明。そもそもどちらかが本名なのか、また国籍や民族も劇中では語られない<ref>漫画版では、後藤隊長との電話で美味しい中華の店を紹介すると言ったり、「いわゆる日本人という民族」のメンタルについてよく理解した台詞(名台詞参照)を残している。</ref>。
+
[[香港]]支社に所属していた時は「リチャード・王」と名乗っていたが、詳細は不明。そもそもどちらかが本名なのか、また国籍や民族など、素性は劇中では語られない<ref>漫画版では、後藤隊長との電話で美味しい中華の店を紹介すると言ったり、「いわゆる日本人という民族」のメンタルについてよく理解した台詞(名台詞参照)を残している。</ref>。
    
アニメ版では黒崎と二人仲良く逃亡に成功してまんまとフェードアウトしたが、漫画版では[[特車二課]]に敗北後、誘拐した熊耳込みで海外逃亡を企てるが元シャフト・セキュリティー・システムのジェイク鮫島に刺されて絶命<ref>直接的な描写はないが、刺された直後でありながら大量出血していたこと、松井刑事が指紋からの身元判明と話していること、別の場面で熊耳の精神状態について言及があったこと等から推測される。</ref><ref>ちなみに、漫画版作者であるゆうきまさみ氏はこの結末について「少年誌だからこそ、内海は殺しておかなければと考えた」との趣旨で説明している。</ref>するという自業自得の最期<ref>シャフト・セキュリティ・システムは内海のせいで散々な目に遭った上に死人まで出ている。</ref>を迎えた。
 
アニメ版では黒崎と二人仲良く逃亡に成功してまんまとフェードアウトしたが、漫画版では[[特車二課]]に敗北後、誘拐した熊耳込みで海外逃亡を企てるが元シャフト・セキュリティー・システムのジェイク鮫島に刺されて絶命<ref>直接的な描写はないが、刺された直後でありながら大量出血していたこと、松井刑事が指紋からの身元判明と話していること、別の場面で熊耳の精神状態について言及があったこと等から推測される。</ref><ref>ちなみに、漫画版作者であるゆうきまさみ氏はこの結末について「少年誌だからこそ、内海は殺しておかなければと考えた」との趣旨で説明している。</ref>するという自業自得の最期<ref>シャフト・セキュリティ・システムは内海のせいで散々な目に遭った上に死人まで出ている。</ref>を迎えた。
39行目: 39行目:  
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[バドリナート・ハルチャンド]]
 
;[[バドリナート・ハルチャンド]]
:部下。漫画版でもアニメ版でも、少なくとも表面的には「遊び相手」のような接し方をしている。
+
:部下。児童売買組織に注文して用意したようだが、漫画版でもアニメ版でも、少なくとも表面的には「遊び相手」のような接し方をしている。
 
;[[黒崎]]
 
;[[黒崎]]
 
:部下。漫画版作者のゆうきまさみは「忠犬」と評した。
 
:部下。漫画版作者のゆうきまさみは「忠犬」と評した。