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編集の要約なし
== ナナリー・ランペルージ(Nunnally Lamperouge) ==
== ナナリー・ランペルージ(Nunnally Lamperouge) ==
*[[登場作品]]
*[[登場作品]]
**[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]
**[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]
*種族:地球人(ブリタニア人)
*種族:地球人(ブリタニア人)
*性別:女
*性別:女
*[[年齢]]:14歳 → 15歳
*生年月日:皇暦2003年10月25日
*身長:160cm
*身長:160cm
*体重:35kg
*体重:35kg
*血液型:AB型
*血液型:AB型
*星座:蠍座
*星座:蠍座
[[ルルーシュ・ランペルージ]]の妹。兄のルルーシュとは互いに最愛の存在で、共にアッシュフォード学園のクラブハウスで静かな生活を送っていた。学園内では生徒会の仮メンバーとして高等部の生徒会室によく出入りしている。<br />兄の身に起きた出来事を何も知らなかったが、後にそれを機に、ナナリーもまた数奇な運命に翻弄されていってしまう事になる。
[[ルルーシュ・ランペルージ]]の妹。兄のルルーシュとは互いに最愛の存在で、共にアッシュフォード学園のクラブハウスで静かな生活を送っていた。学園内では生徒会の仮メンバーとして高等部の生徒会室によく出入りしている。<br />兄の身に起きた出来事を何も知らなかったが、後にそれを機に、ナナリーもまた数奇な運命に翻弄されていってしまう事になる。
その立ち回りからも、物語の真の[[ヒロイン]]と称される事も多い。
=== 人物 ===
=== 人物 ===
幼少期、ブリタニアの皇女だった頃は、ルルーシュですら手を焼くほどのやんちゃな子供だった(ノベライズ版では母親譲りの苛烈な性格とも言われていた)が、様々な出来事が原因で、歩行能力と視力を失っており、現在では大人しく物静かな性格となっている。しかし、自身に対して高圧的に接してくる人物に対しても臆しない気丈な一面もあり、漫画『コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー』ではこの一面がやや強調されている。また、日本人への差別意識も無く、彼らの事を「イレヴン」ではなく、ちゃんと「日本人」と呼んでいる心優しい人物でもある。こういった面からか、アッシュフォード学園内でも、ブリタニア人、日本人を問わず皆から好かれ、アイドル的存在として人気があった。<br />手を触れただけで相手の様子の判別が出来る。また感受性も強く、手を触れた人物の心の中を見抜く特技もある。猫のアーサーの足音を聞いただけで、足を負傷している事にも気付いている。
小説版によるとマリアンヌの手によって兄同様遺伝子操作を行われており、C.C.の遺伝子にも含まれている「C感応因子」と呼ばれる因子を埋め込まれている事で、触れた人間の心が読める「精神感応」の力を備える事になり、またマリアンヌの策略でシャルルのギアスをかけられ、両目が見えなくなってしまった事で、精神感応の力が急激に発達していく事になった。<br />ちなみにマリアンヌは、ナナリーが赤ん坊の頃、五感をわざと潰す事によって精神感応の力を上昇させようと画策していたが、研究員に止められ、シャルルもナナリーを気に入っていた事から、「この時」は諦めている。
小説版によるとマリアンヌの手によって兄同様遺伝子操作を行われており、C.C.の遺伝子にも含まれている「C感応因子」と呼ばれる因子を埋め込まれている事で、触れた人間の心が読める「精神感応」の力を備える事になり、またマリアンヌの策略でシャルルのギアスをかけられ、両目が見えなくなってしまった事で、精神感応の力が急激に発達していく事になった。<br />ちなみにマリアンヌは、ナナリーが赤ん坊の頃、五感をわざと潰す事によって精神感応の力を上昇させようと画策していたが、研究員に止められ、シャルルもナナリーを気に入っていた事から、「この時」は諦めている。
ちなみにドラマCDのいわゆるギャグ回では結構黒い。こんなところでも母親の血を色濃く受け継いでいるのだろうか……
=== 来歴 ===
=== 来歴 ===
ブリタニアに皇女として暮らしていた幼少期、テロの巻き添えで足を負傷して歩行能力を失い、さらに目の前で母マリアンヌを殺されるという精神的ショックから、視力も失ってしまう。
ブリタニアに皇女として暮らしていた幼少期、テロの巻き添えで足を負傷して歩行能力を失い、さらに目の前で母マリアンヌを殺されるという精神的ショックから、視力も失ってしまう。
母の死後、兄・ルルーシュと共に「人質」として日本に送られ、[[枢木スザク]]と出会う事になる。当初は、マリアンヌの死のトラウマから、兄であるルルーシュに対する依存心が強く、スザクに対してもあまり心良く思わなかった(兄に対して暴力を働いたというのもあるが)が、スザクと接していくうちに心の傷が癒えていき、現在では彼に異性として意識するまでに至った。
母の死後、兄・ルルーシュと共に「人質」として日本に送られ、[[枢木スザク]]と出会う事になる。当初は、マリアンヌの死のトラウマから、兄であるルルーシュに対する依存心が強く、スザクに対してもあまり心良く思わなかった(兄に対して暴力を働いたというのもある)が、スザクと接していくうちに心の傷が癒えていき、現在では彼に異性として意識するまでに至った。
==== 無印編 ====
==== 第一期 ====
アッシュフォード学園のクラブハウスにて、兄のルルーシュと静かな生活を送っていたが、ナナリー自身は最愛の兄であるルルーシュと共に生きていけるささやかな時間を大切にしていた。兄が[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]である事は勿論、黒の騎士団を率いてブリタニアに対しレジスタンス活動を行っている事など全く知らず、以前に親交のあったクロヴィスが殺されるニュースを聞いた際には、哀しみに暮れていた。
アッシュフォード学園のクラブハウスにて、兄のルルーシュと静かな生活を送っていたが、ナナリー自身は最愛の兄であるルルーシュと共に生きていけるささやかな時間を大切にしていた。兄が[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]である事は勿論、黒の騎士団を率いてブリタニアに対しレジスタンス活動を行っている事など全く知らず、以前に親交のあったクロヴィスが殺されるニュースを聞いた際には、哀しみに暮れていた。
ユーフェミアの死の直後に起こった[[ブラックリベリオン]]において、突如現れた[[V.V.]]により、ルルーシュをおびき寄せるべく拉致されてしまう。その後は神根島に連行されていたが、ルルーシュの救出は叶わず、V.V.の手引きによってブリタニア本国へ送還され、ブリタニア帝国第12皇女として、皇族に帰属する事になった。
ユーフェミアの死の直後に起こった[[ブラックリベリオン]]において、突如現れた[[V.V.]]により、ルルーシュをおびき寄せるべく拉致されてしまう。その後は神根島に連行されていたが、ルルーシュの救出は叶わず、V.V.の手引きによってブリタニア本国へ送還され、ブリタニア帝国第12皇女として、皇族に帰属する事になった。
==== R2編 ====
==== R2 ====
開始時点では行方不明であり、その後、総督としてエリア11に派遣される。ログレス級戦艦に乗艦してエリア11に向かっていた途中で、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]率いる[[黒の騎士団]]の襲撃を受け、ゼロと直接対面する事になるものの、臆する事無く毅然にゼロと向き合い、彼が自分が愛する兄のルルーシュである事実など知る由も無く、その信念を完全否定した。
開始時点では行方不明であり、その後、総督としてエリア11に派遣される。ログレス級戦艦に乗艦してエリア11に向かっていた途中で、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]率いる[[黒の騎士団]]の襲撃を受け、ゼロと直接対面する事になるものの、臆する事無く毅然にゼロと向き合い、彼が自分が愛する兄のルルーシュである事実など知る由も無く、その信念を完全否定した。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
=== Zシリーズ ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:初登場作品。NPCとして登場(声は無し)。
:初登場作品。[[NPC]]として登場(声は無し)。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:敵パイロットとして声が入った(ただし、シュナイゼルとの掛け合い)。また、中断メッセージも用意されている。名塚氏が演じるキャラクターは[[エウレカ]]に続きこれで2人目となった。ちなみに第2次Zの世界観には[[アリー・アル・サーシェス|体の半分が消し炭]]になっても元通りになるほどの再生医療をはじめとした医療も進んでいる『ガンダム00』の世界観が含まれており、そのおかげか瀕死のルルーシュや死んだと思われていたユフィが一命をとりとめたが、彼女の足を治してもらおうという描写はない。
:敵パイロットとして声が入った(ただし、シュナイゼルとの掛け合い)。また、中断メッセージも用意されている。名塚氏が演じるキャラクターは[[エウレカ]]に続きこれで2人目となった。ちなみに第2次Zの世界観には[[アリー・アル・サーシェス|体の半分が消し炭]]になっても元通りになるほどの再生医療をはじめとした医療も進んでいる『ガンダム00』の世界観が含まれており、そのおかげか瀕死のルルーシュや死んだと思われていたユフィが一命をとりとめたが、彼女の足を治してもらおうという描写はない。
:いつの間にかクラブハウスに押しかけてきた彼女に対しても別け隔てなく接している。一緒に暮らしているということまでは知らなかったが。<br />小説版ではR2終盤で死の間際にナナリーの能力を知ったルルーシュが「C.C.に力を制御する方法を教えてもらえ」と言っているので、その件で繋がりが出来たと思われるが、C.C.は旅に出てしまったので詳細は不明。
:いつの間にかクラブハウスに押しかけてきた彼女に対しても別け隔てなく接している。一緒に暮らしているということまでは知らなかったが。<br />小説版ではR2終盤で死の間際にナナリーの能力を知ったルルーシュが「C.C.に力を制御する方法を教えてもらえ」と言っているので、その件で繋がりが出来たと思われるが、C.C.は旅に出てしまったので詳細は不明。
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]
;[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]
:母親。彼女の暗殺に巻き込まれ、視力と歩行能力を失ったということになっている。実際は目撃者に仕立てられてそういう役割を父のギアスによって押し付けられてしまった。事件の真相も最終的に兄のルルーシュが父だけでなく母にも引導を渡した事も最後まで知ることはなかった。もっとも真相を知ってしまったら一層ナナリーの心は絶望に支配されてしまうであろうからそのほうがいいと思うが…。
:母親。彼女の暗殺に巻き込まれ、視力と歩行能力を失ったということになっている。実際は目撃者に仕立てられてそういう役割を父のギアスによって押し付けられてしまった。事件の真相も最終的に兄のルルーシュが父だけでなく母にも引導を渡した事も最後まで知ることはなかった。もっとも真相を知ってしまったら一層ナナリーの心は絶望に支配されてしまうであろうからそのほうがいいと思うが……
;[[コーネリア・リ・ブリタニア]]
;[[コーネリア・リ・ブリタニア]]
:異母姉で皇女時代は彼女にも可愛がってもらっていた。小説版ではコゥお姉様と呼んでいる。再会したときにはルルーシュへの復讐として剣を向けられた(本気で斬るつもりはなかった)。彼女からルルーシュがゼロであった事やギアスの秘密を教えられる様子が描写されている。その後も彼女からはナナリーがユーフェミアの仇であるルルーシュにとっての宝であるため複雑な気持ちを抱かれている。
:異母姉で皇女時代は彼女にも可愛がってもらっていた。小説版ではコゥお姉様と呼んでいる。再会したときにはルルーシュへの復讐として剣を向けられた(本気で斬るつもりはなかった)。彼女からルルーシュがゼロであった事やギアスの秘密を教えられる様子が描写されている。その後も彼女からはナナリーがユーフェミアの仇であるルルーシュにとっての宝であるため複雑な気持ちを抱かれている。
;「いつ、私がそんなことを頼みましたか?私はただお兄様と暮らせればそれだけでよかったのに・・・」
;「いつ、私がそんなことを頼みましたか?私はただお兄様と暮らせればそれだけでよかったのに・・・」
:最終話『Re:』にて、ナナリーのために反逆を始めたと語るルルーシュへの反論。しかし、ルルーシュにはこの考えを否定される。他の媒体(小説、漫画)では「それは負ける考えだ」とさらに明確に否定されている。
:最終話『Re:』にて、ナナリーのために反逆を始めたと語るルルーシュへの反論。しかし、ルルーシュにはこの考えを否定される。他の媒体(小説、漫画)では「それは負ける考えだ」とさらに明確に否定されている。
;ナナリー「それは卑劣なのです。人の心を捻じ曲げ尊厳を踏みにじるギアスは」<br />ルルーシュ「ではダモクレスはどうだ。強制的に人を従わせる卑劣なシステムじゃないのか?<br />ナナリー「'''ダモクレスは憎しみの象徴になります'''」<br /> 「憎しみはここに集めるんです。みんなが明日を迎えるためにも」
; ナナリー「それは卑劣なのです。人の心を捻じ曲げ尊厳を踏みにじるギアスは」<br />ルルーシュ「ではダモクレスはどうだ。強制的に人を従わせる卑劣なシステムじゃないのか?」<br /> ナナリー「'''ダモクレスは憎しみの象徴になります'''」<br /> 「憎しみはここに集めるんです。みんなが明日を迎えるためにも」
:ギアスを卑劣と評したナナリーは直後、ルルーシュからダモクレスこそ卑劣ではないかと評す。そしてナナリーの考えは奇しくもルルーシュの真意と同じものであった。そして、だからこそ、ルルーシュは彼女の意思を否定する……。
:ギアスを卑劣と評したナナリーは直後、ルルーシュからダモクレスこそ卑劣ではないかと評す。そしてナナリーの考えは奇しくもルルーシュの真意と同じものであった。そして、だからこそ、ルルーシュは彼女の意思を否定する……
;「お兄様は悪魔です! 卑劣で…卑怯で!なんて…なんてひどい!」
;「お兄様は悪魔です! 卑劣で…卑怯で!なんて…なんてひどい!」
:ルルーシュにギアスをかけられダモクレスの鍵を渡してしまった直後に発した罵倒。この時の無言で立ち去るルルーシュの顔は苦渋に満ちていた。
:ルルーシュにギアスをかけられダモクレスの鍵を渡してしまった直後に発した罵倒。この時の無言で立ち去るルルーシュの顔は苦渋に満ちていた。
:ゼロ・レクイエムにて。全てを悟ったナナリーはゼロに討たれたルルーシュの手を取り、涙を流すが…
:ゼロ・レクイエムにて。全てを悟ったナナリーはゼロに討たれたルルーシュの手を取り、涙を流すが…
;「ずるいです。私はお兄様だけでよかったのに…」<br />「お兄様のいない明日なんて…そんなの………あぁぁ…あぁ…うあああああぁ―――!!」
;「ずるいです。私はお兄様だけでよかったのに…」<br />「お兄様のいない明日なんて…そんなの………あぁぁ…あぁ…うあああああぁ―――!!」
:ナナリーの願いもむなしく、ルルーシュは息を引き取った。最愛の兄を失い、ただ慟哭するしかなかったナナリーの周りでは、魔王ルルーシュを討ち取った英雄を讃える声――民衆によるゼロ・コールが響いていた…。
:ナナリーの願いもむなしく、ルルーシュは息を引き取った。最愛の兄を失い、ただ慟哭するしかなかったナナリーの周りでは、魔王ルルーシュを討ち取った英雄を讃える声――民衆によるゼロ・コールが響いていた……
;「はい。オレンジ卿に解除していただきました」
;「はい。オレンジ卿に解除していただきました」
:エピローグに当たるピクチャードラマにて、アッシュフォードを来訪した際に、目が開いていることに驚くカレン達に対して。
:エピローグに当たるピクチャードラマにて、アッシュフォードを来訪した際に、目が開いていることに驚くカレン達に対して。
:ピクチャードラマの男女逆転祭りにて、異様に女装の似合う(と皆が言う)ルルーシュに対して。ブラコン全開の発言に、ルルーシュ当人はもとより居合わせた全員が引いた。
:ピクチャードラマの男女逆転祭りにて、異様に女装の似合う(と皆が言う)ルルーシュに対して。ブラコン全開の発言に、ルルーシュ当人はもとより居合わせた全員が引いた。
;「いい加減にしろ、駄目親父♪」
;「いい加減にしろ、駄目親父♪」
:ドラマCD「反逆学園 ギアス先生」より、ルルーシュの記憶をいじって遊ぶシャルルに対しての一言。しかもナナリーはこの茶番に参加しているので余計に性質が悪い。いいのかそれで…。
:ドラマCD「反逆学園 ギアス先生」より、ルルーシュの記憶をいじって遊ぶシャルルに対しての一言。しかもナナリーはこの茶番に参加しているので余計に性質が悪い。いいのかそれで……
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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