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その頭脳は[[天才]]的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、在学中にも関わらず自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の[[科学者・技術者|技術革新]]を行った。様々な功績から国王直属の「[[銀鳳騎士団]]」団長にまで就任し、中等部卒業後<ref>その上の高等部は現代で言う大学に相当するため、実力で免除させた初等部の魔法学基礎を除けば一般的な学業は達成したことになる。</ref>はさらに活躍を重ねる。幼少から[[魔法]]の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす<ref>作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。</ref>他、(特殊な方法を用いているとは言え)幻晶騎士操縦の腕も高い。
 
その頭脳は[[天才]]的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、在学中にも関わらず自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の[[科学者・技術者|技術革新]]を行った。様々な功績から国王直属の「[[銀鳳騎士団]]」団長にまで就任し、中等部卒業後<ref>その上の高等部は現代で言う大学に相当するため、実力で免除させた初等部の魔法学基礎を除けば一般的な学業は達成したことになる。</ref>はさらに活躍を重ねる。幼少から[[魔法]]の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす<ref>作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。</ref>他、(特殊な方法を用いているとは言え)幻晶騎士操縦の腕も高い。
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なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体の[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]などを生み出すことになった。
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なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体の[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]などを生み出すことになった。なお初めて幻晶騎士を動かした際は機体が処理する術式をエル自らが演算して機体に伝達させることで、物理的操作を排除した。この操作方法を直接制御(フルコントロール)と呼び、言い方を変えれば(詳しく知った機体なら)操縦席に入る必要がないということでもある。作中ではカザドシュ事変の際に賊に奪われた幻晶騎士に取り付きバックウェポンの向きを変えて自滅させている他、原作小説ではアニメより後の話で艦を二隻同時に外部からコントロールしている。
    
彼の行動理念は偏にロボットへの[[愛]]ありきであり、極端に言ってしまえば「'''趣味'''」の一点に集約される。だが、その[[ジ・エーデル・ベルナル|趣味に没頭するあまり暴走してしまう面]]もあり<ref>初等部在籍時に中等部の幻晶騎士関連授業を受けるため、初等部の魔法授業を実力で免除させるなど。過激な言い方ではあるが「目的のためには手段を選ばない」と言い換える事もできる。原作小説の地の文でも「彼は狂っている」「異界よりやってきた狂人」などと書かれている。</ref>、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われてしまうこともある。また、革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、時として失敗作が生み出されてしまう事も多い。特に開発機を「[[量産型|量産を前提とした兵器]]」としてブラッシュアップするにはその方面に長けた技術者の助力が必要となる。
 
彼の行動理念は偏にロボットへの[[愛]]ありきであり、極端に言ってしまえば「'''趣味'''」の一点に集約される。だが、その[[ジ・エーデル・ベルナル|趣味に没頭するあまり暴走してしまう面]]もあり<ref>初等部在籍時に中等部の幻晶騎士関連授業を受けるため、初等部の魔法授業を実力で免除させるなど。過激な言い方ではあるが「目的のためには手段を選ばない」と言い換える事もできる。原作小説の地の文でも「彼は狂っている」「異界よりやってきた狂人」などと書かれている。</ref>、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われてしまうこともある。また、革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、時として失敗作が生み出されてしまう事も多い。特に開発機を「[[量産型|量産を前提とした兵器]]」としてブラッシュアップするにはその方面に長けた技術者の助力が必要となる。
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:同話より。オラシオと謎の空間で熱く語り合うものの、互いに分かり合うことはなかった。一見兵器について語っているように見えて、実際はお互い趣味の領域。そして、'''推し語り'''である。そして互いの力を認めているからこそ、その才能が他に興味を向けていることを嘆いている。推しが違うからこそ相いれないが、[[ニュータイプ]]まがいの演出まで使って語られるとシュール極まりない。
 
:同話より。オラシオと謎の空間で熱く語り合うものの、互いに分かり合うことはなかった。一見兵器について語っているように見えて、実際はお互い趣味の領域。そして、'''推し語り'''である。そして互いの力を認めているからこそ、その才能が他に興味を向けていることを嘆いている。推しが違うからこそ相いれないが、[[ニュータイプ]]まがいの演出まで使って語られるとシュール極まりない。
 
;「このまま兵器開発史の徒花として、時代の闇に消え去りなさい!」
 
;「このまま兵器開発史の徒花として、時代の闇に消え去りなさい!」
:同話より。まるで主人公がしてはいけないような発言で飛竜戦艦へ攻撃を続ける。しかしエル自身は、後述するがこのまま時代の闇に消えることはないことは察している模様。
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:同話より。まるで主人公がしてはいけないような発言で飛竜戦艦へ攻撃を続ける。ただし後述するが原作小説のエルは時代の方が変わると察しており、原作者の天酒之瓢氏も'''「とはいえこうして戦場の空を飛んだ以上、闇に消えることはないのでしょうね…」'''と呟いている<ref>[https://twitter.com/Amazake_Write/status/911956543129640960 2017年9月24日 天酒之瓢氏のツイートより]</ref>。
 
;「イカルガの皇之心臓(ベヘモス・ハート)と、女皇之冠(クイーンズコロネット)は、伊達ではありません!」
 
;「イカルガの皇之心臓(ベヘモス・ハート)と、女皇之冠(クイーンズコロネット)は、伊達ではありません!」
 
:同話より。特攻しようとする飛竜戦艦に対し[[アムロ・レイ|どこかで聞いたような台詞]]を言いながら、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|どこかで見たような構図]]で防ごうとする。それをできるだけの出力がイカルガにあるという下地はあるが、半ばロボットオタクとして[[νガンダム|言いたかっただけ]]。
 
:同話より。特攻しようとする飛竜戦艦に対し[[アムロ・レイ|どこかで聞いたような台詞]]を言いながら、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|どこかで見たような構図]]で防ごうとする。それをできるだけの出力がイカルガにあるという下地はあるが、半ばロボットオタクとして[[νガンダム|言いたかっただけ]]。
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:大破したイカルガを残骸から組み直した機体。機体の魔力を[[エーテル]]に変換して外側に集めるという特徴的な浮遊機能を持つ。SRW未登場だが、その機能は『30』では既にイカルガに搭載されていることが言及されている。
 
:大破したイカルガを残骸から組み直した機体。機体の魔力を[[エーテル]]に変換して外側に集めるという特徴的な浮遊機能を持つ。SRW未登場だが、その機能は『30』では既にイカルガに搭載されていることが言及されている。
 
:;マガツイカルガ
 
:;マガツイカルガ
::予備パーツ等で復旧したイカルガをカササギと急遽[[合体]]させた形態。イカルガもカササギも、この合体自体も全て急場しのぎによってぶっつけ本番で生まれたもの。この際エルはカササギ側に搭乗していた。機体自体はSRW未登場だが、『30』の艦内ミッション「Speed&Strong」では台詞内でネタとして言及されている。
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::予備パーツ等で復旧したイカルガをカササギと急遽[[合体]]させた形態。イカルガもカササギも、この合体自体も全て急場しのぎによって偶然生まれたもの。この際エルはカササギ側に搭乗しており、直接制御でイカルガ側を操縦した。機体自体はSRW未登場だが、『30』の艦内ミッション「Speed&Strong」では台詞内でネタとして言及されている。
    
==関連機体==
 
==関連機体==
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