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799 バイト追加 、 2022年2月24日 (木) 21:09
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:'''[[不屈]]、[[ド根性]]、[[必中]]、[[気合]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
 
:'''[[不屈]]、[[ド根性]]、[[必中]]、[[気合]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
 
:オリジナル、コピー共に全く同じラインナップ。
 
:オリジナル、コピー共に全く同じラインナップ。
:[[不屈]]、[[ド根性]]は木星圏を繁栄させてきた忍耐強さを、[[かく乱]]は影武者を囮に使ったことを反映しているのだろうか?
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:[[不屈]]、[[ド根性]]、[[気合]]、[[魂]]は生涯を賭けて木星圏を繁栄させてきた忍耐強さを、[[かく乱]]は影武者を囮に使ったことを反映しているのだろうか?
 
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]
 
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]
 
:'''[[根性]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[先見]]、[[気迫]]、[[魂]]'''
 
:'''[[根性]]、[[努力]]、[[不屈]]、[[先見]]、[[気迫]]、[[魂]]'''
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:一方で彼女自身に対してはむしろ優しい人柄を認めてすらいたこと、そしてそれゆえに恨みや憎しみをぶつけられなかったこともあり、ドゥガチの妻に対する複雑な想いが見て取れる。『第2次α』で[[ベラ・ロナ]]は、そんな彼の心境を「愛ゆえの憎しみ」と表現した。
 
:一方で彼女自身に対してはむしろ優しい人柄を認めてすらいたこと、そしてそれゆえに恨みや憎しみをぶつけられなかったこともあり、ドゥガチの妻に対する複雑な想いが見て取れる。『第2次α』で[[ベラ・ロナ]]は、そんな彼の心境を「愛ゆえの憎しみ」と表現した。
 
;[[ベルナデット・ブリエット]](テテニス・ドゥガチ)
 
;[[ベルナデット・ブリエット]](テテニス・ドゥガチ)
:実の娘。「医者はそう言っていた」程度の思い入れしかなく、妻と同じく優しい性格であることからそれと重ねて憎悪していた一方で、彼女に教えていた地球人の知識がデタラメだったことを責められた際には言葉を詰まらせており、[[エレゴレラ]]に乗せた際に「生身だったら情に流されていたかもしれない」と考えるなど、娘への愛情も残っていたように見える。
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:実の娘。「医者はそう言っていた」程度の思い入れしかなく、妻と同じく優しい性格であることからそれと重ねて憎悪していた一方で、彼女に教えていた地球人の知識がデタラメだったことを責められた際には言葉を詰まらせており、[[エレゴレラ]]に乗せた際に「自分は嫁の事を引きずりすぎている」「生身だったら情に流されていたかもしれない」と考えるなど、娘への愛情も残っていたように見える。それを汲み取ってかベルナデット側も最終的にトビアの元へ渡った際のやり取りを「私を逃がすためにわざとやった」と判断していた。
 
:木星の重役を含め帝国民からの人気が高かったことからそこは利用しており、『鋼鉄の7人』によると、トビアに奪還された後、クロスボーン・バンガードに殺されたことにして国民の敵意を煽っていた模様。
 
:木星の重役を含め帝国民からの人気が高かったことからそこは利用しており、『鋼鉄の7人』によると、トビアに奪還された後、クロスボーン・バンガードに殺されたことにして国民の敵意を煽っていた模様。
 
;[[トビア・アロナクス]]
 
;[[トビア・アロナクス]]
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;「おまえが一度も抱いたことのない、わしの娘のために、勝手に攻撃をためらっている、ということだがな!」
 
;「おまえが一度も抱いたことのない、わしの娘のために、勝手に攻撃をためらっている、ということだがな!」
 
:エレゴレラに乗せたベルナデットをトビアの前に晒し、実の娘を利用する自分に激高したトビアを挑発する。
 
:エレゴレラに乗せたベルナデットをトビアの前に晒し、実の娘を利用する自分に激高したトビアを挑発する。
;「きさまの…もの…では、あるまいっ!!」
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;トビア「ベルナデットは返してもらう…いや・・・」<br>ドゥガチ「きさまの…もの…では、あるまいっ!!」
:トビアから「ベルナデットは返してもらう」と啖呵を切られて。全然惜しむ気などないくせに、いけしゃあしゃあと吐いてのける。もっとも「家族でもない赤の他人から『返してもらう』と言われるのはおかしい」と言われればそれまでだが。
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:トビアから追い詰められ娘を奪取された際のやり取り。全然惜しむ気などないくせに、いけしゃあしゃあと吐いてのける。もっとも「家族でもない赤の他人から'''『返してもらう』'''と言われるのはおかしい」と言われればそれまでの理屈であるほか、トビア自身も自分の言い回しがおかしい事を自認しているような素振りであった。それを察したトビアは最終的に「ならば海賊らしく'''頂いていく'''」と返すこととなる。
 
:ちなみに、ベルナデット自身はエレゴレラに乗せたことを「わざと自分を逃がすためにやったことなのではないか」と解釈していた<ref>一応、前述の通りごくわずかながら娘への愛情が残っていたこともあり、ベルナデットの意見もあながち的外れなわけではないのだが、この時のドゥガチにそこまでベルナデットを思いやる心があったかはわからない。ただし、トビアはベルナデットを気遣ってか「(ドゥガチがどんな人か自分には分からないが)ドゥガチを一番よく知っている君の信じることが、一番真実に近いことだと思う」と述べている。</ref>。
 
:ちなみに、ベルナデット自身はエレゴレラに乗せたことを「わざと自分を逃がすためにやったことなのではないか」と解釈していた<ref>一応、前述の通りごくわずかながら娘への愛情が残っていたこともあり、ベルナデットの意見もあながち的外れなわけではないのだが、この時のドゥガチにそこまでベルナデットを思いやる心があったかはわからない。ただし、トビアはベルナデットを気遣ってか「(ドゥガチがどんな人か自分には分からないが)ドゥガチを一番よく知っている君の信じることが、一番真実に近いことだと思う」と述べている。</ref>。
 
;「聞け!国民よ!われらは連邦という、地球に巣食う寄生虫どもを根絶せねばならないっ!」
 
;「聞け!国民よ!われらは連邦という、地球に巣食う寄生虫どもを根絶せねばならないっ!」
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;「怒れ!国民!この大破壊を招いたものがすべて、連邦の無能であると知れ!」
 
;「怒れ!国民!この大破壊を招いたものがすべて、連邦の無能であると知れ!」
 
;「怒りを力に変えよ!そして、この宇宙に新しい秩序をもたらすのだっ!」
 
;「怒りを力に変えよ!そして、この宇宙に新しい秩序をもたらすのだっ!」
:クロスボーン・バンガードを壊滅させ、ついに地球圏攻撃計画を発動した際の大弁舌。
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:クロスボーン・バンガードを壊滅させ、ついに地球圏攻撃計画を発動した際の大弁舌。後半はどことなく[[ギレン・ザビ]]を意識したかのような言い回しになっているが、恐ろしく全体的には私念に駆られている内容である。
 
:しかし、この文句は所詮、国民を戦争に駆り立てるための方便でしかない。なぜなら、地球など手に入れなくても、空気も水も何もかもすでに人工のもので賄えるということをドゥガチは誰よりも知っているのだから。
 
:しかし、この文句は所詮、国民を戦争に駆り立てるための方便でしかない。なぜなら、地球など手に入れなくても、空気も水も何もかもすでに人工のもので賄えるということをドゥガチは誰よりも知っているのだから。
 
;「きさま!きさまごときに何がわかるっ!わしは…わしはたったひとりで木星圏を大きくしてきたのだぞ!たった…ひとりでだ!」
 
;「きさま!きさまごときに何がわかるっ!わしは…わしはたったひとりで木星圏を大きくしてきたのだぞ!たった…ひとりでだ!」
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;トビア「それじゃ…それが?そ、それが?たったそれだけのことで、こんな戦争を、起こしたのか!?」
 
;トビア「それじゃ…それが?そ、それが?たったそれだけのことで、こんな戦争を、起こしたのか!?」
 
;「そうだとも!真の人類の未来?地球不要論!?そんなものは言葉の飾りだっ!わしが真に願ってやまぬものは唯ひとつ!」
 
;「そうだとも!真の人類の未来?地球不要論!?そんなものは言葉の飾りだっ!わしが真に願ってやまぬものは唯ひとつ!」
;「紅蓮の炎に焼かれて消える、地球そのものだ──っ!!」
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;'''「紅蓮の炎に焼かれて消える、地球そのものだ──っ!!」'''
 
:上記の吐露を締めくくる、ディビニダドに搭載された10基の[[核ミサイル]]を斉射しようとした際の絶叫。
 
:上記の吐露を締めくくる、ディビニダドに搭載された10基の[[核ミサイル]]を斉射しようとした際の絶叫。
 
:ドゥガチの狂気を象徴するシーンであると同時に、「地球を滅ぼし木星と同じにする」=「(自身が人生を費やして開拓したはずの)木星は滅んだ世界と同じ」と断言してしまう自己嫌悪感や、己のしていることが正気の沙汰でないと分かっていても止まれなくなってしまっていた心の弱さを露わにしたシーンでもある。
 
:ドゥガチの狂気を象徴するシーンであると同時に、「地球を滅ぼし木星と同じにする」=「(自身が人生を費やして開拓したはずの)木星は滅んだ世界と同じ」と断言してしまう自己嫌悪感や、己のしていることが正気の沙汰でないと分かっていても止まれなくなってしまっていた心の弱さを露わにしたシーンでもある。
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