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645 バイト追加 、 2013年6月16日 (日) 14:50
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:『斬魔大聖』の瑠璃ルートノーマルエンドにて、孤児として引き取られていた子供に対して。<br/>マスターテリオンとの決戦の最中、過去のアリゾナに墜落した九郎。それに巻き込まれて死んだ冒険家がいた。その遺言に従いアーカムを訪った九郎は、自らその人物を名乗り、孤児であった彼の子を引き取る。<br/>そして、後にその名で知られる男は、鬼械神の修復を始める。未来世界から己が乗って来た機体、いずれ若かりし自分が乗ることになる「魔を断つ剣」を。そして、その男は戦いを始める。今はまだ見ぬ「孫娘」、愛する少女をも永劫に欺き続けねばならない、過酷な戦いを。
 
:『斬魔大聖』の瑠璃ルートノーマルエンドにて、孤児として引き取られていた子供に対して。<br/>マスターテリオンとの決戦の最中、過去のアリゾナに墜落した九郎。それに巻き込まれて死んだ冒険家がいた。その遺言に従いアーカムを訪った九郎は、自らその人物を名乗り、孤児であった彼の子を引き取る。<br/>そして、後にその名で知られる男は、鬼械神の修復を始める。未来世界から己が乗って来た機体、いずれ若かりし自分が乗ることになる「魔を断つ剣」を。そして、その男は戦いを始める。今はまだ見ぬ「孫娘」、愛する少女をも永劫に欺き続けねばならない、過酷な戦いを。
 
=== 「機神咆哮」 ===
 
=== 「機神咆哮」 ===
;「アル! アル! アル……ッ!」
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;「アル! アル! アル……ッ!」<br/>「待てよ……おい、こら……くそ……くそ……ちくしょぉぉ……こんなことって……こんなことって! アルーーーーーーーーッ!」
:第10話「BIC C」において、[[レガシー・オブ・ゴールド]]の攻撃によって大破したデモンベイン。九郎は無事だったが、アルは致命傷を負った。九郎は人事負傷に陥ったアルに呼びかけようとしたが……。
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:第10話「BIC C」において、[[レガシー・オブ・ゴールド]]の攻撃によって大破したデモンベイン。九郎は無事だったが、アルは致命傷を負った。九郎は人事負傷に陥ったアルに呼びかけようとしたが――その瞬間、アルの体は光に包まれ、断片が花吹雪のように飛散し、九郎の足もとにはただの「古びた魔導書」が残っただけだった。それが意味をするところは……。
;「待てよ……おい、こら……くそ……くそ……ちくしょぉぉ……こんなことって……こんなことって! アルーーーーーーーーッ!」
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;「……アル?」<br/>「う……ああ……ああああ……うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
:その瞬間、アルの体は光に包まれ、断片が花吹雪のように飛散し、九郎の足もとにはただの「古びた魔導書」が残っただけだった。それが意味をするところは……。
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:そう、彼は知ってしまった――愛しき相棒を失ってしまったことを……。彼の脳裏に今はもういないアル・アジフが走馬灯のように浮かんだ……。
;「……アル?」<br/>「う……ああ……ああああ……うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
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:魔を断つ剣が折れた絶望、愛しき魔導書を失った慟哭がアーカムシティに木霊した……。
:そう、彼は知ってしまった――愛しき相棒を失ってしまったことを……。彼の脳裏に今はもういないアル・アジフが走馬灯のように浮かんだ…。
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;「すまねえな……後にしてくれ。 今はやらなきゃならないことがある……ッ」<br/>瑠璃「そんな体で何を……!?」<br/>「奴らを、アンチクロスをブチ殺す」
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:だが、それでも九郎の心は決して折れなかった。魔導書をうしなった最悪な状況のなか憔悴しきった体に鞭を討つように、手元に残った二丁拳銃でアンチクロスに挑もうと一人で乗り込んだ……。
 
;「やっぱり最後は『正義』が勝たなきゃ、お客さんは納得しねえと思うぜ?」<br/>「脚本のリテイクを要求するぜ! ヘボ監督!」
 
;「やっぱり最後は『正義』が勝たなきゃ、お客さんは納得しねえと思うぜ?」<br/>「脚本のリテイクを要求するぜ! ヘボ監督!」
 
:PS2版のクライマックスにて。シチュエーションはPC版と同じだが、全年齢作品で「ロリコン」はまずいというか内容が割と性的要素前提なので、王道ヒーロー的な台詞になっている。こっちはこっちで熱い。
 
:PS2版のクライマックスにて。シチュエーションはPC版と同じだが、全年齢作品で「ロリコン」はまずいというか内容が割と性的要素前提なので、王道ヒーロー的な台詞になっている。こっちはこっちで熱い。