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== 概要 ==
 
== 概要 ==
ダリウス四天王[[プロイスト]]の正体であり、[[ダリウス17世]]の後継者として「次大帝」の座に着く人物。
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ダリウス四天王[[プロイスト]]の正体であり、[[ダリウス17世]]の後継者として「次大帝」の座に着く人物。本来ならダリウス王家の次期帝位継承者となるはずだったが、17世の意向で人生経験を積ませるために鎧と仮面を与えられ、東方将軍として下積みを受ける。
    
普段の外見や立ち振る舞いは気品ある美少女だが、男女両方の[[性格]]を併せ持つ二重人格者。一度感情が高ぶれば男性人格となり、髪はピンクからオレンジに変色し、口汚い言葉で激昂する。本人曰く「性別を超越した存在」で、生物学的な性別がどうなっているのかは曖昧(両性具有説もある)。普段から空を飛び、巨大な鎌や黒い炎を生み出すなど超然的な[[超能力]]を有する。
 
普段の外見や立ち振る舞いは気品ある美少女だが、男女両方の[[性格]]を併せ持つ二重人格者。一度感情が高ぶれば男性人格となり、髪はピンクからオレンジに変色し、口汚い言葉で激昂する。本人曰く「性別を超越した存在」で、生物学的な性別がどうなっているのかは曖昧(両性具有説もある)。普段から空を飛び、巨大な鎌や黒い炎を生み出すなど超然的な[[超能力]]を有する。
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男女どちらの人格でも'''この世の全ては絶対者である自分(と父)の為だけに存在している'''と考え、娯楽として虐殺を好む傲慢で残虐な性格。徹底したダリウス至上主義者で地上人は存在を許せないほど侮蔑し、幼少期からダリウス人と地上人のハーフの[[ルル・アージェス]]を忌避して両親とも抹殺を図っている。異常なほどのナルシストであり、「自分は絶対に間違わない」「何か問題があればそれは自分以外の物に起因する」と考えるなど、戦略・戦術以外の政治的才能は絶無。その上、一定以上の容姿と能力を有する者には寵愛を傾けるが、「クオリティポイント」と称した基準に満たないダリウス人は選別して虐殺しており、どういうつもりか自身のスペアの生体部品として[[クローン]](外見はプロイストに似ていない)を大量に作っていた。このような差別主義の塊のような人物だが、父を深く敬愛し、高い知性とカリスマ性を持ち合わせた人物でもあり、「選別」を開始するまでは国民からも敬愛されていた。
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男女どちらの人格でも'''この世の全ては絶対者である自分(と父)の為だけに存在している'''と考え、娯楽として虐殺を好む傲慢で残虐な性格。徹底したダリウス至上主義者で地上人は存在を許せないほど侮蔑し、幼少期からダリウス人と地上人のハーフの[[ルル・アージェス]]を忌避して両親とも抹殺を図っている。異常なほどのナルシストであり、「自分は絶対に間違わない」「何か問題があればそれは自分以外の物に起因する」と考えるなど、知性こそ高いが理性のブレーキは極めて弱く、ハッキリ言ってしまえば'''甘やかされた子供がそのまま大人になってしまったに等しい'''ほどに自分勝手なために戦略・戦術以外の政治的才能は絶無。その上、一定以上の容姿と能力を有する者には寵愛を傾けるが、それ以外の相手は徹底して侮蔑し、「クオリティポイント」と称した基準に満たないダリウス人を選別し虐殺している。また、どういうつもりか自身のスペアの生体部品として[[クローン]](外見はプロイストに似ていない)を大量に作っており、それが終盤では役に立つこととなる。
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しかし、あまりの極端な振る舞いを諌めようとした父を誤解による怒りに任せ、(事故で)殺害してしまう。この時の彼女(彼)は、自ら父に持参した「永遠の絆」の花言葉を持つダリウスローズの花束を舞い散らし、父の殺害を[[大空魔竜]]のメンバーによるものと思い込むほど精神のバランスを崩しており、直後に自身の切り札だった[[魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク|ファイナルドボルザーク]]を嗾け、ノーザの襲撃を受けて腹に大穴を開けられる。
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このように差別主義の塊のような人物だが、高い知性と教養、ひいてはカリスマ性を持ち合わせた人物でもあり、「選別」を開始するまでは国民からも敬愛されていた。また、父の深い愛を受けていた事から17世を深く敬愛している……のだが、一般的な家族としてのコミュニケーションが著しく欠落していたのもあり、その思い(ファザーコンプレックス)は徐々に苛烈に、偏執狂的に歪んでいくこととなる。
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だが、そこでダリウス大帝の専用機[[極大巨人キングダリウス十八世|キングダリウス十七世]]を奪取し、自らキングダリウスに乗り込み'''「ダリウス十八世」'''を(無断で)襲名。[[ツワブキ・ダイヤ]]達に最後の決戦を挑むが、フェイスオープンしたガイキング・ザ・グレートの一撃を受け、更にガイキングの最初にして最強の技・ハイドロブレイザーをゼロ距離で受けたことにより機体は大爆発を起こす。
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やがて17世はプロイストのあまりの極端な振る舞いを諌めようするも、良識がとことんまでに欠落していたプロイストは「父までも自分を見放した」と勘違いするようになり、その結果として17世は自身の「地上の蔑視」という思想自体が誤っていたことに気付く。改心した17世はプロイストの暴走を止めるために[[大空魔竜]]との和睦に向かうも、その姿はプロイストにとっては「父が自分を見捨てて売国に走る光景」という最も見たくない光景であった。こうして錯乱したプロイストは誤解による怒りに任せ、17世の命を(事故で)奪ってしまう。この時の彼(彼女)は、自ら父に持参した「永遠の絆」の花言葉を持つダリウスローズの花束を舞い散らし、父の殺害を大空魔竜戦隊によるものと思い込むほど精神のバランスを崩しており、直後に自身の切り札だった[[魔炎超魔竜ファイナルドボルザーク|ファイナルドボルザーク]]を嗾ける。しかし、乗艦にノーザが殴り込みをかけ、熾烈な[[白兵戦]]により腹に大穴を開けられる。
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絶命したかに思えたが新四天王の「献身」により復活し自ら大空魔竜に侵入、自身の超能力で直接制圧を試みるが、その最中彼(彼女)は自身の出生の秘密を知ることとなる。実は、父のダリウス17世を含む歴代全ての大帝は、かつての統率者によって「管理者」となるべく生み出された[[クローン]]であり、次大帝となるプロイストもまた同じ存在だった。死を迎える17世にプロイストと精神を融合させる(さすれば、あわよくばプロイストの持つ強烈な悪意も1/18になる)事を託された[[サコン・シロウ|サコン]]から真実を伝えられ、父を含めた大帝達の精神が入ったフレイムグリッター状の機器を託されたが、それまで信じてきたもの全てが崩れた彼(彼女)は「裏切られた」と錯乱し、父達の精神の入った機器を破壊してしまう。
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だが、そこでダリウス大帝の専用機[[極大巨人キングダリウス十八世|キングダリウス十七世]]を奪取し、自らキングダリウスに乗り込み'''「ダリウス十八世」'''を(無断で)襲名。[[ツワブキ・ダイヤ]]達に最後の決戦を挑むが、フェイスオープンした[[ガイキング・ザ・グレート]]の一撃を受け、更にガイキングの最初にして最強の技・ハイドロブレイザーをゼロ距離で受けたことにより機体は大爆発を起こす。
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絶命したかに思えたが新四天王の「献身」により復活し、単身大空魔竜に侵入。自身の超能力で直接制圧を試みるが、その最中彼(彼女)は自身の出生の秘密を知ることとなる。実は、父のダリウス17世を含む歴代全ての大帝は、かつての統率者によって「管理者」となるべく生み出された[[クローン]]であり、次大帝となるプロイストもまた同じ存在だった。死を迎える17世にプロイストと精神を融合させる(さすれば、あわよくばプロイストの持つ強烈な悪意も1/18になる)事を託された[[サコン・シロウ|サコン]]から真実を伝えられ、父を含めた大帝達の精神が入ったフレイムグリッター状の機器を託されたが、それまで信じてきたもの全てが崩れた彼(彼女)は「裏切られた」と錯乱し、父達の精神の入った機器を破壊してしまう。
    
最期は憎しみをこめた黒い炎で全てを焼き尽くそうとするが、ダイヤ達の熱き心の炎の前に敗れて大空魔竜の外へと投げ出され、父への憎しみと共にマグマの底へと消え去った。
 
最期は憎しみをこめた黒い炎で全てを焼き尽くそうとするが、ダイヤ達の熱き心の炎の前に敗れて大空魔竜の外へと投げ出され、父への憎しみと共にマグマの底へと消え去った。
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