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ダバの義妹かつ婚約者でもあり、兄妹同然に暮らしていた。しかし、物語より数年前に盗賊団に連れ去られ、その捜索がダバが旅に出る目的になっていた。盗賊団に売られた後は正規軍に囚われており、[[バイオセンサー]]の実験台として[[バイオリレーションシステム]]で操り人形にされ、[[オルドナ・ポセイダル]]の特使として現れる。
 
ダバの義妹かつ婚約者でもあり、兄妹同然に暮らしていた。しかし、物語より数年前に盗賊団に連れ去られ、その捜索がダバが旅に出る目的になっていた。盗賊団に売られた後は正規軍に囚われており、[[バイオセンサー]]の実験台として[[バイオリレーションシステム]]で操り人形にされ、[[オルドナ・ポセイダル]]の特使として現れる。
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ダバは必死にクワサンの記憶と正気を取り戻させようと試み、紆余曲折の末、作品終盤に身柄の確保に成功する。だが、この時点でダバや[[ファンネリア・アム|アム]]達には「目的の為に手段は選ばない」というシビアな側面が身についており、「生きたセンサー」としてポセイダルの元に案内させるわ、ダバを助けるのと引き換えにギャブレーに引き渡すわと、彼女を散々に振り回してしまう。
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ダバは必死にオリビーの記憶と正気を取り戻させようと試み、紆余曲折の末、作品終盤に身柄の確保に成功する。だが、この時点でダバや[[ファンネリア・アム|アム]]達には「目的の為に手段は選ばない」というシビアな側面が身についており、「生きたセンサー」としてポセイダルの元に案内させるわ、ダバを助けるのと引き換えにギャブレーに引き渡すわと、彼女を散々に振り回してしまう。
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さらに、バイオセンサーの制御から切り離された影響で、蘇りはじめたクワサンとしての自我と植え付けられたポセイダルの自我がせめぎ合い、精神に変調をきたしてしまう。結局は[[アマンダラ・カマンダラ|真のポセイダル]]の死でバイオリレーションシステムが暴走し、精神を破壊されてしまった。その後はダバによってコアムに連れ帰られ、彼の介護を受けて余生を過ごす事となった。劇中に登場したあらゆる人物に翻弄され続け、ついには壊されてしまった悲劇の少女である<ref name="another">一方、TV版以外の媒体ではまた異なる結末が用意されている場合も有り、特に'''白石琴似氏による[[漫画|漫画版]]では「クワサンの精神崩壊後の回復が示唆される」という幾分か希望の有る幕引きを迎えている'''。</ref>。
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さらに、バイオセンサーの制御から切り離された影響で、蘇りはじめたオリビーとしての自我と植え付けられたポセイダルの自我がせめぎ合い、精神に変調をきたしてしまう。結局は[[アマンダラ・カマンダラ|真のポセイダル]]の死でバイオリレーションシステムが暴走し、精神を破壊されてしまった。その後はダバによってコアムに連れ帰られ、彼の介護を受けて余生を過ごす事となった。劇中に登場したあらゆる人物に翻弄され続け、ついには壊されてしまった悲劇の少女である<ref name="another">一方、TV版以外の媒体ではまた異なる結末が用意されている場合も有り、特に'''白石琴似氏による[[漫画|漫画版]]では精神崩壊後の回復が示唆されるという幾分か希望の有る幕引きを迎えている'''。</ref>。
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SRWでは愛称表記が「クワサン」となっているが、ダバ達は「オリビー」と呼び、原作でも第37話「オリビー・クライシス」というサブタイトルの回がある。クワサン・オリビーに限った話ではないが、同作のキャラクター名は姓・名の順と名・姓の順のキャラが混在しており(仲間キャラは姓・名が多い)、彼女のファーストネームは「オリビー」の方。
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== 登場作品と役柄 ==
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原作では「オリビー」と呼ばれるが、SRWでは愛称表記が「クワサン」の場合が多い。「オリビー」表記なのは『[[OE]]』『[[30]]』。
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== 登場作品と役柄 ==
   
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
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:2020年7月のイベント「希望はいつもその胸に」にて登場。原作終了後設定で、ダバと共に暮らしていた。
 
:2020年7月のイベント「希望はいつもその胸に」にて登場。原作終了後設定で、ダバと共に暮らしていた。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
:ミッション「レディ・レディ」から登場。本作では愛称が原作でよく呼ばれていた「オリビー」に変更されている。
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:ミッション「レディ・レディ」から登場。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ダバ・マイロード]]
 
;[[ダバ・マイロード]]
:義兄にして婚約者。彼女の事を思いやっていたのは確かなのだが…。
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:義兄にして婚約者。オリビーの事を思いやっていたのは確かなのだが…。
 
;[[オルドナ・ポセイダル]]([[アマンダラ・カマンダラ]])
 
;[[オルドナ・ポセイダル]]([[アマンダラ・カマンダラ]])
 
:[[バイオセンサー]]の実験台として、[[バイオリレーションシステム]]で操り人形に仕立て上げる。
 
:[[バイオセンサー]]の実験台として、[[バイオリレーションシステム]]で操り人形に仕立て上げる。
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:オリビーの監視役。
 
:オリビーの監視役。
 
;[[ギャブレット・ギャブレー]]
 
;[[ギャブレット・ギャブレー]]
:想いを寄せられるようになり、最終的に彼女の為にポセイダルを裏切る。
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:彼に想いを寄せられるようになり、最終的にオリビーの為にポセイダルを裏切る。
 
;[[ファンネリア・アム]]
 
;[[ファンネリア・アム]]
 
:ダバをめぐる[[三角関係|恋敵]]。ダバを助けたいと思うあまり、最終回ではオリビーの身を賭けた取り引きに打って出る。
 
:ダバをめぐる[[三角関係|恋敵]]。ダバを助けたいと思うあまり、最終回ではオリビーの身を賭けた取り引きに打って出る。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「うん、お兄ちゃん」
 
;「うん、お兄ちゃん」
:第54話(最終話)「ドリーマーズアゲン」より。全ての戦いが終わるも既にクワサンの精神は崩壊しており、義兄の[[ダバ・マイロード|ダバ]]を昔のように「お兄ちゃん」と呼び無邪気に笑う姿が有った…。
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:第54話(最終話)「ドリーマーズアゲン」より。全ての戦いが終わるも既にオリビーの精神は崩壊しており、義兄の[[ダバ・マイロード|ダバ]]を昔のように「お兄ちゃん」と呼び無邪気に笑う姿が有った…。
 
:一応主人公側の勝利に終わるのだが、彼女の精神崩壊<ref>[[ギャブレット・ギャブレー|ギャブレー]]曰く「一生治らん」との事。</ref>という[[トラウマイベント|結末]]も有り、素直にハッピーエンドとは呼べない内容である<ref name="another" />。その意味において、[[機動戦士Ζガンダム|後番組]]の[[カミーユ・ビダン|主人公]]にも通ずる場面とも言える。
 
:一応主人公側の勝利に終わるのだが、彼女の精神崩壊<ref>[[ギャブレット・ギャブレー|ギャブレー]]曰く「一生治らん」との事。</ref>という[[トラウマイベント|結末]]も有り、素直にハッピーエンドとは呼べない内容である<ref name="another" />。その意味において、[[機動戦士Ζガンダム|後番組]]の[[カミーユ・ビダン|主人公]]にも通ずる場面とも言える。
  
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