差分
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しかし、その見た目と裏腹に、性格面に関してはクールを気取っているものの、内面に関しては完全に三枚目。些細な事でムキになる激情家の本質に加え、女性にデレデレするわ、下心丸出しな動機で行動するわと、時に「奇行」とさえも呼べる数々の振る舞いには、もはや敵・味方を問わない形で度々呆れさせており、正に'''「残念な美男子」'''と化している。その為なのか、登場人物からは「ギャブレー君」と名前を君付けで呼ばれてしまう事さえもあった。
しかし、その見た目と裏腹に、性格面に関してはクールを気取っているものの、内面に関しては完全に三枚目。些細な事でムキになる激情家の本質に加え、女性にデレデレするわ、下心丸出しな動機で行動するわと、時に「奇行」とさえも呼べる数々の振る舞いには、もはや敵・味方を問わない形で度々呆れさせており、正に'''「残念な美男子」'''と化している。その為なのか、登場人物からは「ギャブレー君」と名前を君付けで呼ばれてしまう事さえもあった。
[[ヘビーメタル]]のヘッドライナー兼軍人としての能力に関しては非常に有能で、他のヘッドライナー達とは異なって状況に合わせる形でヘビーメタルを乗り換える事で、戦況を有利に持ち込む柔軟さも見せている(ただし、搭乗機の一つであった[[グルーン]]は[[リィリィ・ハッシー]]に持ち逃げされてしまっており、[[エルガイムMk-II|アモンデュール・スタック]]はうまく使いこなせなかった上に反乱軍のリーダー格となるダバの後継機として利用されてしまう事になっている)。その為、ポセイダル軍内では新参者でありながらも短期間で出世を重ねていき、「ヘッドハンター」という一種の独立愚連隊の[[指揮官]]に就任。遂には[[13人衆]]の一人にまで上り詰めた。
[[ヘビーメタル]]のヘッドライナー兼軍人としての能力に関しては非常に有能で、他のヘッドライナー達とは異なって状況に合わせる形でヘビーメタルを乗り換える事で、戦況を有利に持ち込む柔軟さも見せている(ただし、搭乗機の一つであった[[グルーン]]は[[リィリィ・ハッシー]]に持ち逃げされてしまっており、[[エルガイムMk-II|アモンデュール・スタック]]はうまく使いこなせなかった上に、それを開発担当したメッシュ・メーカーのせいにして彼の反乱軍への寝返りを招き、ダバの後継機として利用されてしまう事になっている)。その為、ポセイダル軍内では新参者でありながらも短期間で出世を重ねていき、「ヘッドハンター」という一種の独立愚連隊の[[指揮官]]に就任。遂には[[13人衆]]の一人にまで上り詰めた。
しかし、あまりに我欲に忠実な無軌道ぶりから、ポセイダル軍内では能力を評価されてもギャブレー個人に関しては信用の置けない人物と見なされてしまっており、[[ネイ・モー・ハン]]の部下であった時期は同僚である[[アントン・ランドー]]、[[ヘッケラー・マウザー]]の二人に嫌われていた。また、本人に自覚があったか否かは不明だが、結果的に戦況が有利な方へ[[裏切りイベント|裏切る展開]]を続けてしまった事から、最終的にポセイダル軍と[[ギワザ・ロワウ]]率いる反乱軍の双方から完全に[[信頼]]を失う事になっており、特に近衛軍の[[リョクレイ・ロン]]からは「ギャブレーの日和見!」とまで罵倒されてしまっている。
[[OVA]]短編「レディ ギャブレー」では、[[ファンネリア・アム]]や[[ガウ・ハ・レッシィ]]をも凌駕する妖艶さを漂わせた'''[[女装|女装姿]]'''を披露し、'''「そっち方面」でも類稀なる才覚がある'''事を実証している(詳細は[[#迷台詞|迷台詞]]の欄を参照)。そのシーンがあるからか、『[[リアルロボット戦線]]』では「[[誘惑]]」の[[精神コマンド]]が使える。
[[OVA]]短編「レディ ギャブレー」では、[[ファンネリア・アム]]や[[ガウ・ハ・レッシィ]]をも凌駕する妖艶さを漂わせた'''[[女装|女装姿]]'''を披露し、'''「そっち方面」でも類稀なる才覚がある'''事を実証している(詳細は[[#迷台詞|迷台詞]]の欄を参照)。そのシーンがあるからか、『[[リアルロボット戦線]]』では「[[誘惑]]」の[[精神コマンド]]が使える。
その後、ポセイダル軍への入隊を目指していたはずなのに、成り行きでミヤマ・リーリン率いる盗賊団の一員となり、リーリンが部下であった[[ハッシャ・モッシャ]]に殺された後は、盗賊団の頭に納まる。だが、ダバに先んじて[[アマンダラ・カマンダラ]](実は真の[[オルドナ・ポセイダル]])と出会った事により、彼から正規軍の士官のポストを用意されるが、彼は自力で成り上がるという理由で断り、盗賊団のメンバー共々一兵士としてポセイダル軍に入隊を果たす。
その後、ポセイダル軍への入隊を目指していたはずなのに、成り行きでミヤマ・リーリン率いる盗賊団の一員となり、リーリンが部下であった[[ハッシャ・モッシャ]]に殺された後は、盗賊団の頭に納まる。だが、ダバに先んじて[[アマンダラ・カマンダラ]](実は真の[[オルドナ・ポセイダル]])と出会った事により、彼から正規軍の士官のポストを用意されるが、彼は自力で成り上がるという理由で断り、盗賊団のメンバー共々一兵士としてポセイダル軍に入隊を果たす。
当初は13人衆の一人である[[チャイ・チャー]]の部下となっていたが、彼の戦死後は同じく13人衆の一人である[[ネイ・モー・ハン]]に見込まれて配下となり、徐々に軍人として、そしてヘビーメタルのヘッドライナーとしてもめきめきと頭角を表していく。ネイの愛人で13人衆の実質的筆頭である[[ギワザ・ロワウ]]にも見込まれた結果、最新鋭の巡洋艦である[[スレンダースカラ]]を与えられ、彼直属となる反乱分子の鎮圧部隊「ヘッドハンター」の[[指揮官]]へと就任する。ただし、完全に信頼を得ていた訳では無く、また自身の直属の部下となっていたイレーネ・イルスを始めとする面々からも、距離を置かれるどころか嫌われてしまっていた。これは、ギャブレーの奇行ぶりのみならず、本来はイレーネの方が新参者であったギャブレーよりも[[軍階級|階級]]が上であった事も起因していたのだと思われる。しかし、自らの活躍と13人衆の一人にまでなった出世街道によって徐々に信頼を勝ち取っていったらしく、特に部下の一人であるパメラからは異性として本気で想いを寄せられるまでに至っているのだが、彼女はポセイダルへの反乱を決意したギワザの[[暗殺]]を目論んだ[[フル・フラット]]率いるサート・スター軍との交戦の中で命を落としてしまう事になる。それに激昂した事でフラットの打倒を望むも、自身以上にヘビーメタルのヘッドライナーとしての[[技量]]を備えていた彼女の駆る[[ガイラム]]には、一矢報いる事しか出来なかった。
当初は13人衆の一人である[[チャイ・チャー]]の部下となっていたが、彼の戦死後は同じく13人衆の一人であるネイに見込まれて配下となり、徐々に軍人として、そしてヘビーメタルのヘッドライナーとしてもめきめきと頭角を表していく。ネイの愛人で13人衆の実質的筆頭である[[ギワザ・ロワウ]]にも見込まれた結果、最新鋭の巡洋艦である[[スレンダースカラ]]を与えられ、彼直属となる反乱分子の鎮圧部隊「ヘッドハンター」の[[指揮官]]へと就任する。ただし、完全に信頼を得ていた訳では無く、また自身の直属の部下となっていたイレーネ・イルスを始めとする面々からも、距離を置かれるどころか嫌われてしまっていた。これは、ギャブレーの奇行ぶりのみならず、本来はイレーネの方が新参者であったギャブレーよりも[[軍階級|階級]]が上であった事も起因していたのだと思われる。しかし、自らの活躍と13人衆の一人にまでなった出世街道によって徐々に信頼を勝ち取っていったらしく、特に部下の一人であるパメラからは異性として本気で想いを寄せられるまでに至っているのだが、彼女はポセイダルへの反乱を決意したギワザの[[暗殺]]を目論んだ[[フル・フラット]]率いるサート・スター軍との交戦の中で命を落としてしまう事になる。それに激昂した事でフラットの打倒を望むも、自身以上にヘビーメタルのヘッドライナーとしての[[技量]]を備えていた彼女の駆る[[ガイラム]]には、一矢報いる事しか出来なかった。
そんな中、一目惚れしてしまっていたポセイダル近衛師団の司令官[[クワサン・オリビー]]が、ギワザによって捕らわれているのを知った結果、彼女の素性を知る由も無いまま、救出すべく[[サージェ・オーパス]]に乗り込んできたダバに協力。これによって、実質的にポセイダル軍はおろかギワザをも裏切る結果となった為、身動きが取れなくなってしまう。ポセイダル軍とギワザ双方の腐敗しきった実態を目の当たりにしたこともあってか、一人悩んだ末に、想いを寄せるクワサンを守る為に戦う決意。リョクレイに追い詰められるダバの助太刀に入るが、流石にイレーネを始めとする部下達まで巻き添えにしてしまう事までは望まなかった結果、彼女達にはポセイダル軍の指揮下に入るよう言い渡し、一人反乱軍側につこうとする。だが、イレーネ達からは、自身への「最後のご奉公」として、ギワザの艦隊に向けて戦略ミサイル、プラネット・ボンバーを発射する形で援護され、これが反乱軍勝利の大きなきっかけとなる。そして、スヴェートの最深部に[[バッシュ]]で乗り込み、窮地に陥っていたダバのエルガイムMk-IIを助太刀する形でアマンダラが駆る[[オージ]]と対面。全てを見透かしたような「お前の時代は終わった!」という台詞と共に引導を渡す。
そんな中、一目惚れしてしまっていたポセイダル近衛師団の司令官[[クワサン・オリビー]]が、ギワザによって捕らわれているのを知った結果、彼女の素性を知る由も無いまま、救出すべく[[サージェ・オーパス]]に乗り込んできたダバに協力するのだが、後先考えなかった行動によって実質的にポセイダル軍はおろかギワザをも裏切る結果となった為、身動きが取れなくなってしまう。ポセイダル軍とギワザ双方の腐敗しきった実態を目の当たりにしたこともあってか、一人悩んだ末に、想いを寄せるクワサンを守る為に戦う事を決意。リョクレイに追い詰められるダバの助太刀に入るが、流石にイレーネを始めとする部下達まで巻き添えにしてしまう事までは望まなかった結果、彼女達にはポセイダル軍の指揮下に入るよう言い渡し、一人反乱軍側につこうとする。だが、イレーネ達からは、自身への「最後のご奉公」として、ギワザの艦隊に向けて戦略ミサイル、プラネット・ボンバーを発射する形で援護され、これが反乱軍勝利の大きな決め手となる。そして、スヴェートの最深部に[[バッシュ]]で乗り込み、窮地に陥っていたダバのエルガイムMk-IIを助太刀する形でアマンダラが駆る[[オージ]]と対面。全てを見透かしたような「お前の時代は終わった!」という台詞と共に引導を渡し、[[エルガイム]]に乗り換えて小型シャトルで一人脱出したギワザをバスターランチャーで撃ち落としたダバを救出。彼のライバルに相応しい形で戦いの終局を迎えた。
ポセイダルとギワザの双方が打倒された後は、クワサンが完全に精神崩壊を引き起こしてしまった結果、「『お兄ちゃん』と呼ばれるのは本意ではない」のを理由に彼女をダバに委ねるが、その姿は寂しげであった。
ポセイダルとギワザの双方が打倒された後は、クワサンが完全に精神崩壊を引き起こしてしまった結果、「『お兄ちゃん』と呼ばれるのは本意ではない」のを理由に彼女をダバに委ねるが、その姿は寂しげであった。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
:ポセイダル正規軍に加入した状態から始まる。搭乗機体は[[バッシュ]]と[[アシュラテンプル]]。
:ポセイダル正規軍に加入した状態から始まる。搭乗機体は[[バッシュ]]と[[アシュラテンプル]]。
:サイドミッション「マイ・ラブ」では[[クワサン・オリビー]]を奪還して自軍入りする。さらに、条件を満たすことでネイを救い出すという殊勲も果たす。
:サイドミッション「マイ・ラブ」では[[クワサン・オリビー]]を奪還して自軍入りする。さらに、条件を満たすことでネイを救い出すという殊勲も果たす。一方、サンフランシスコでは、'''ギワザのリゾート地にする為の制圧作戦の指揮を嫌々ながらやらされる'''という中間管理職の悲哀的な面も見せる。ちなみにそのシナリオでは'''女装姿のダバに一目惚れ'''してしまう等、ギャグ的なシーンもあったが、ダバの気遣いによって正体は伏せられた。
=== 関連作品 ===
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