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554 バイト追加 、 2021年10月27日 (水) 23:17
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
:ロームフェラ派の[[OZ]]重鎮。[[インターミッション]]での会話も多い。現時点では最も原作に近い扱いの作品であり、今作では単なる地球至上主義の人物ではなく他のスパロボで描かれがちなスペースノイドへの蔑視・粛清思想もあまり見られない<ref>もっとも今作の世界観として、ストーリー開始前には地球が異星人に制圧されている上にその際の攻撃で地上の都市の70%が焼失した事に始まり、地球上では[[ミケーネ帝国]]や[[百鬼帝国]]といった地底勢力が侵攻してきていること、更に地球に住まう人類でも異星人による支配に従順な者と反発する者同士、即ち'''地球に住む人間同士で争い合っている上に人類自体が存亡の危機に瀕している'''など地球環境が原作以上に荒廃しており、ジャミトフは反帝国派を鎮圧しつつも裏では打倒異星人の準備を進めるという立場であったため、スペースノイド粛清まで考えている余裕が無いという事も挙げられる。</ref>。地球圏の現状を語るモノローグではスパロボでは描かれなかった彼本来の思想を見せている(後述)など、同じOZ重鎮の[[デルマイユ]]とは対照的で、それなりの良識とある程度は共感出来る地球圏の将来像を持っており、特にデルマイユの思想や[[ロームフェラ財団]]については内心'''「古き良き伝統など無用なもの」「戦争を続ける事で経済に打撃を与えるだけの財団など過去の遺物」'''と断じるなど原作同様'''「敵対組織の人間だが根っからの悪人ではなくきちんと地球圏の事を考えている思慮深い人物」'''として描写されたのは今作くらいである。OZルートでは派閥抗争前に、互いに警戒しながらも[[マーチウィンド]]のメンバーと同志として会談を行う。しかし、どのようなルートを通っても、最終的に死ぬ事になる。
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:ロームフェラ派の[[OZ]]重鎮。[[インターミッション]]での会話も多い。現時点では最も原作に近い扱いの作品であり、今作では単なる地球至上主義の人物ではなく、他のスパロボで描かれがちなスペースノイドへの蔑視・粛清思想もあまりなく<ref>これは今作の世界観として、ストーリー開始前に地球が異星人に制圧され地球が事実上の植民地支配されてしまっている事に始まり、その際の攻撃で地上の都市の70%が焼失した事、地球上では[[ミケーネ帝国]]や[[百鬼帝国]]といった地底勢力が侵攻してきている事、更に地球に住まう人類でも異星人による支配に従順な者と反発する者同士、即ち'''地球に住む人類同士で争い合っている上に人類自体が存亡の危機に瀕している'''など地球環境が原作以上に荒廃しており、ジャミトフは反帝国派を鎮圧しつつも裏では打倒異星人の準備を進めるという立場であったため、スペースノイド粛清まで考えている余裕が無いという事が原因である。</ref>、スペースノイドについては圏の現状を語るモノローグではスパロボでは描かれなかった彼本来の思想を見せている(後述)など、同じOZ重鎮の[[デルマイユ]]とは対照的で、それなりの良識とある程度は共感出来る地球圏の将来像を持っており、特にデルマイユの思想や[[ロームフェラ財団]]については内心'''「古き良き伝統など無用なもの」「戦争を続ける事で経済に打撃を与えるだけの財団など過去の遺物」'''と断じるなど原作同様'''「敵対組織の人間だが根っからの悪人ではなくきちんと地球圏の事を考えている思慮深い人物」'''として描写されたのは今作くらいである。OZルートでは派閥抗争前に、互いに警戒しながらも[[マーチウィンド]]のメンバーと同志として会談を行う。しかし、どのようなルートを通っても、最終的に死ぬ事になるほか、主人公サイドからもあまりいい印象は持たれていない。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}})
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦GC}}({{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦XO|XO}})
 
:'''なんとバスク共々逮捕・拘束されている'''という凄い設定で原作を知るプレイヤーを驚愕させた。
 
:'''なんとバスク共々逮捕・拘束されている'''という凄い設定で原作を知るプレイヤーを驚愕させた。
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:劇場版第三部『星の鼓動は愛』ゼダンの門でのハマーンと会談前、護衛に選んだジェリドに対して。
 
:劇場版第三部『星の鼓動は愛』ゼダンの門でのハマーンと会談前、護衛に選んだジェリドに対して。
 
:本編ではなぜジェリドを護衛に選んだのかは分からなかったが、ジャミトフ自身はジェリドが何度も戦場から生き残っている事から見込みのあるパイロットとして目を掛けた事が窺える。
 
:本編ではなぜジェリドを護衛に選んだのかは分からなかったが、ジャミトフ自身はジェリドが何度も戦場から生き残っている事から見込みのあるパイロットとして目を掛けた事が窺える。
:また「惨敗の連続」と自身の戦績を卑下するジェリドに対するフォローも行っており、バスクやジャマイカンとは違い人心掌握にも気を遣っている模様。
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:また「惨敗の連続」と自身の戦績を卑下するジェリドに対するフォローも「強運だから」という解釈で行っており、バスクやジャマイカンとは違い部下への思いやりや人心掌握にも気を遣っている模様。
 
;「頑冥な人々は、地球上で掃討し、無知無能な者は、コロニー開発に追いあげる。それが、地球上から人間を排除する方法なのだ。今となれば、地球に残りたがるエリート意識に凝り固まった選民は、危機に陥った地球に残して、飢えさせれば良いのだ」
 
;「頑冥な人々は、地球上で掃討し、無知無能な者は、コロニー開発に追いあげる。それが、地球上から人間を排除する方法なのだ。今となれば、地球に残りたがるエリート意識に凝り固まった選民は、危機に陥った地球に残して、飢えさせれば良いのだ」
 
:[[小説|小説版]]『Ζ』より。ジャミトフにとっては、[[エゥーゴ]]と[[ティターンズ]]の戦乱も「自らの思想を実現させるための道具」でしかない。
 
:[[小説|小説版]]『Ζ』より。ジャミトフにとっては、[[エゥーゴ]]と[[ティターンズ]]の戦乱も「自らの思想を実現させるための道具」でしかない。
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:ただし一般庶民視点で考えると、'''コロニー開発へ追い上げられた方が体よく殺される事前提の地球至上主義者より遥かにマシな待遇である'''ため、スペースノイド粛清を第一に考えているバスクらとは決定的に方針が違う事がわかる台詞でもある。
 
;「歳だ。いつ死んでもよい。私の死ぬまでに、地球圏に対して必須のことをやってみせる」
 
;「歳だ。いつ死んでもよい。私の死ぬまでに、地球圏に対して必須のことをやってみせる」
 
:小説版『Ζ』より。[[理想]]の為とはいえ、自らの取ろうとする手段が傲慢かつ危険なものであることはジャミトフ自身も認めるところであり、ティターンズ結成にあたっては親類縁者に累が及ばぬよう、それら全てと訣別した。
 
:小説版『Ζ』より。[[理想]]の為とはいえ、自らの取ろうとする手段が傲慢かつ危険なものであることはジャミトフ自身も認めるところであり、ティターンズ結成にあたっては親類縁者に累が及ばぬよう、それら全てと訣別した。
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