差分

1,971 バイト追加 、 2021年9月18日 (土) 22:51
編集の要約なし
32行目: 32行目:     
同作では本編の50年前、最終決戦で銅鐸の力を発揮し、発生した結界(ゾーン)の中に行方不明になっていた。この関係上、活躍するシーンは回想内と最終決戦のみとなっている。
 
同作では本編の50年前、最終決戦で銅鐸の力を発揮し、発生した結界(ゾーン)の中に行方不明になっていた。この関係上、活躍するシーンは回想内と最終決戦のみとなっている。
 +
 +
=== 各形態 ===
 +
;アースジーグ、マリンジーグ、スカイジーグ
 +
:それぞれ地中、海中、空中に対応したパーツを装備した形態。SRW未登場。
 +
;[[ジーグ・パーンサロイド]]
 +
:大型パーツであるパーンサロイドと合体した、ケンタウロス型の形態。
 +
:SRWではαシリーズにて換装形態(実質上の変形)として登場。『鋼鉄神』版では回想のみの登場のため、『K』『L』では武装扱いで登場し、攻撃演出で換装する。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
45行目: 52行目:     
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
[[鋼鉄神ジーグ]]』版設定。
+
共に『[[鋼鉄神ジーグ]]』版設定。新旧の鋼鉄ジーグが同時に登場する為、『鋼鉄神』版デザインは'''磁偉倶'''表記。
    
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦K}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦K}}
:『鋼鉄神ジーグ』版設定で初登場。本作では新旧の鋼鉄ジーグが同時に登場する為、宙の旧ジーグは'''磁偉倶'''という表記になっている。[[特殊能力]]として「[[銅鐸パワー]]」が追加された。復活後の旧ジーグが劇中で使用していない武器も使用できる。
+
:『鋼鉄神ジーグ』版設定のため、[[特殊能力]]として「[[銅鐸パワー]]」が追加された。復活後の旧ジーグが劇中で使用していない武器も使用できる。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
:『K』と同じく磁偉倶名義で、特殊能力の銅鐸パワーを持つ所も同様。
+
:本作では原作再現が多い一方、中盤で早期に『鋼鉄神』のストーリーが決着するため、原作のストーリー決着回でそのまま加入する。銅鐸パワーも引き続き所持している。
 +
:『K』でもそうだが、合体攻撃「鋼鉄神ジーグ」は銅鐸を剣児に託し自身は鋼鉄ジーグを維持できない都合上、[[鋼鉄ジーグ (新)|新ジーグ]]からしか発動できないため、火力面では新ジーグに劣ってしまう。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
79行目: 87行目:  
:「マグネットパワー・オン!」の掛け声と共に磁力を発して敵と自身を引き付け、ベアハッグ(鯖折り)の要領で両腕と磁力の引き合う力で敵を締め付け粉砕する。マグネットロープ(SRW未採用)で拘束してから使うバリエーションもある。
 
:「マグネットパワー・オン!」の掛け声と共に磁力を発して敵と自身を引き付け、ベアハッグ(鯖折り)の要領で両腕と磁力の引き合う力で敵を締め付け粉砕する。マグネットロープ(SRW未採用)で拘束してから使うバリエーションもある。
 
:10mでありながらもはるかに巨体な宇宙怪獣や戦艦であろうとも絞め殺すのはSDサイズのスパロボならではである。Scramble CommanderシリーズやACEシリーズでは無理だろう。戦闘アニメ中に「'''この野郎っ!ジーグブリーカー!死ねぇっ!!'''」と叫ぶ事があり、強烈なインパクトを残す。
 
:10mでありながらもはるかに巨体な宇宙怪獣や戦艦であろうとも絞め殺すのはSDサイズのスパロボならではである。Scramble CommanderシリーズやACEシリーズでは無理だろう。戦闘アニメ中に「'''この野郎っ!ジーグブリーカー!死ねぇっ!!'''」と叫ぶ事があり、強烈なインパクトを残す。
:『[[第2次α]]』ではマッハドリル追加までの最強武器ではあるのだが、スピンストームに次いで燃費が悪く、[[ジーグ・パーンサロイド]]では本武装と同威力の無消費武器・ジーグランサーが加わるため、後半では使用機会が無くなってしまうだろう。『[[スーパーロボット大戦K|K]]』『[[スーパーロボット大戦L|L]]』ではダイナマイトキックから膝蹴り、拳の連打と繋いだ後使用し、トドメ演出では後述のダブルスピンストームのラストカットの単体版が描かれる。ちなみにこの連携は、[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]の[[バイカンフー]]のゴッドハンドスマッシュと同じ組み合わせである。
+
:『[[第2次α]]』ではマッハドリル追加までの最強武器ではあるのだが、スピンストームに次いで燃費が悪く、[[ジーグ・パーンサロイド]]では本武装と同威力の無消費武器・ジーグランサーが加わるため、後半では使用機会が無くなってしまうだろう。
 +
:『鋼鉄神』設定の『[[スーパーロボット大戦K|K]]』『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では「'''貴様達こそ全滅だ!'''」のポーズ<ref>原作ではビルドアップ前、[[サイボーグ宙]]の状態で放った台詞。</ref>から始まり、ダイナマイトキックから膝蹴り、拳の連打と繋いだ後使用し、トドメ演出では後述のダブルスピンストームのラストカットの単体版が描かれる。ちなみにこの連携は、[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]の[[バイカンフー]]のゴッドハンドスマッシュと同じ組み合わせである。
 
:『DD』では打撃属性のSSR必殺技として採用。メインアビリティは「磁流波エネルギー」で、攻撃力と照準値が増加する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。長所である攻撃力と照準値を伸ばすことが出来るが、射程1なのが欠点。防御面が弱いため、遠距離ユニットとして扱うのであれば相性は悪い。
 
:『DD』では打撃属性のSSR必殺技として採用。メインアビリティは「磁流波エネルギー」で、攻撃力と照準値が増加する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。長所である攻撃力と照準値を伸ばすことが出来るが、射程1なのが欠点。防御面が弱いため、遠距離ユニットとして扱うのであれば相性は悪い。
   89行目: 98行目:  
:二の腕から先<ref>『K』、『L』では肩まで外している。</ref>をビッグシューターから射出された2つのドリルに換装し、敵めがけて突進・貫通する。パーンサロイドモードでは使用できない。
 
:二の腕から先<ref>『K』、『L』では肩まで外している。</ref>をビッグシューターから射出された2つのドリルに換装し、敵めがけて突進・貫通する。パーンサロイドモードでは使用できない。
 
:本機の最強武装であり、対ボス戦の切り札でもある。『第2次α』では数値上の攻撃力自体は上位[[ガンダムタイプ]]の必殺技にも匹敵するのだが、小[[サイズ]]によるマイナス修正が大きく対ボス要員には向かなかった。『第3次α』では小隊長能力による補正と[[魂]]の追加で火力が大きく向上し、更にバリア貫通能力も追加された。『K』と『L』では特殊合体攻撃扱いで相棒を必要とし、しかもジーグ単体で使える「ジーグ・パーンサロイド」に威力が劣る。ただしこちらは弾数制でENを消費しないと言う特徴がある。また、パートナーユニットシステムが採用されており雑魚にも援護防御で粘られる事が多いこの2作では「合体攻撃に対しては援護防御が発動しない」と言う仕様により合体攻撃である事がメリットになる事もあり、単純に攻撃力を見てパーンサロイドを使うよりも有効な場面は多い。
 
:本機の最強武装であり、対ボス戦の切り札でもある。『第2次α』では数値上の攻撃力自体は上位[[ガンダムタイプ]]の必殺技にも匹敵するのだが、小[[サイズ]]によるマイナス修正が大きく対ボス要員には向かなかった。『第3次α』では小隊長能力による補正と[[魂]]の追加で火力が大きく向上し、更にバリア貫通能力も追加された。『K』と『L』では特殊合体攻撃扱いで相棒を必要とし、しかもジーグ単体で使える「ジーグ・パーンサロイド」に威力が劣る。ただしこちらは弾数制でENを消費しないと言う特徴がある。また、パートナーユニットシステムが採用されており雑魚にも援護防御で粘られる事が多いこの2作では「合体攻撃に対しては援護防御が発動しない」と言う仕様により合体攻撃である事がメリットになる事もあり、単純に攻撃力を見てパーンサロイドを使うよりも有効な場面は多い。
:本武装で倒すと『[[第2次α]]』以外の作品ではトドメ演出が挿入される。『鋼鉄神』版での参戦である『K』『L』のトドメ演出では宙と美和の[[カットイン]]が挿入され、若かったころの美和が見れる。
+
:本武装で倒すと『[[第2次α]]』以外の作品ではトドメ演出が挿入される。『鋼鉄神』版での参戦である『K』『L』のトドメ演出では宙と美和の[[カットイン]]が挿入され、現在の美和に50年前の美和の姿が重なる演出がとられている。
 +
;ジーグバックラー
 +
:SRW未採用。肘から先を外して換装する、巨大なスパイクシールド。
    
==== 換装攻撃 ====
 
==== 換装攻撃 ====
95行目: 106行目:  
:何処からともなく飛んできたパーツを用いて[[ジーグ・パーンサロイド]]に換装してジーグランサーで攻撃する。
 
:何処からともなく飛んできたパーツを用いて[[ジーグ・パーンサロイド]]に換装してジーグランサーで攻撃する。
 
:武装としては『[[スーパーロボット大戦K|K]]』、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』で使用。『鋼鉄神』本編では回想シーンのみの存在だった。『K』や『L』では換装がないための仕様だが、[[ビッグシューター]]は不要で、磁偉倶単体の必殺武器扱い。
 
:武装としては『[[スーパーロボット大戦K|K]]』、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』で使用。『鋼鉄神』本編では回想シーンのみの存在だった。『K』や『L』では換装がないための仕様だが、[[ビッグシューター]]は不要で、磁偉倶単体の必殺武器扱い。
;ジーグバックラー / スカイパーツ換装(スカイジーグ) / アースパーツ換装(アースジーグ) / マリンパーツ換装(マリンジーグ)
  −
:いずれもSRW未採用。
      
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
116行目: 125行目:  
:『[[K]]』『L』では換装がシステム的に廃止されたため、ジーグ・パーンサロイドはただの武器扱いに変更された。
 
:『[[K]]』『L』では換装がシステム的に廃止されたため、ジーグ・パーンサロイドはただの武器扱いに変更された。
 
;[[銅鐸パワー]]
 
;[[銅鐸パワー]]
:『[[K]]』『[[L]]』の磁偉倶で採用。[[気力]]が130以上になると最終与ダメージが25%アップし、最終被ダメージを25%軽減。さらに、命中率・回避率がそれぞれ+10%される。
+
:『[[K]]』『[[L]]』の磁偉倶で採用。『鋼鉄神』における銅鐸の設定を再現したもの。
 +
:[[気力]]が130以上になると最終与ダメージが25%アップし、最終被ダメージを25%軽減。さらに、命中率・回避率がそれぞれ+10%される。
 
;[[分離]]
 
;[[分離]]
 
:[[ジーグヘッド]]に分離する。採用されているのは『[[第3次α]]』のみ。
 
:[[ジーグヘッド]]に分離する。採用されているのは『[[第3次α]]』のみ。
122行目: 132行目:  
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[陸]]
 
;[[陸]]
:
+
:パーンサロイド形態にならないと飛行できないため、αシリーズでは[[ビッグシューター]]と地形適応が噛み合わないのが悩みとなっている。
    
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 
;S
 
;S
:
+
:先述の通り、スーパーロボットが回避系のSサイズという希少な個性を獲得している。
    
=== 機体ボーナス ===
 
=== 機体ボーナス ===
138行目: 148行目:  
=== 鋼鉄ジーグ ===
 
=== 鋼鉄ジーグ ===
 
;「鋼鉄ジーグのうた」
 
;「鋼鉄ジーグのうた」
:
+
:主題歌。αシリーズで採用。
 
;「ひろしのテーマ」
 
;「ひろしのテーマ」
:
+
:EDテーマ。『第3次α』で追加。
    
=== 鋼鉄神ジーグ ===
 
=== 鋼鉄神ジーグ ===
 
;「STORMBRINGER」
 
;「STORMBRINGER」
:
+
:主題歌。『K』『L』で採用。
 
;「Dead or Alive」
 
;「Dead or Alive」
:
+
:挿入歌。第12話で使用され、この曲を背景に初代ジーグが復活したため、新旧ジーグ共演の印象が非常に強い。『K』『L』で採用。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;[[ジーグ・パーンサロイド]]
  −
:
   
;[[ビッグシューター]]
 
;[[ビッグシューター]]
 
:鋼鉄ジーグ専用のパーツを射出する支援戦闘機。
 
:鋼鉄ジーグ専用のパーツを射出する支援戦闘機。
161行目: 169行目:  
*放送当時にリリースされた玩具は、関節部に実際の磁石を採用することにより高い可動性と分離合体を再現していたが、基本的に家屋の中で遊ぶ事が内々で推奨されていた。その理由は「砂(正確には砂鉄)とくっついてしまうから」である。迂闊に砂場に持ち込んだ子供達はエラい目に遭っていた。
 
*放送当時にリリースされた玩具は、関節部に実際の磁石を採用することにより高い可動性と分離合体を再現していたが、基本的に家屋の中で遊ぶ事が内々で推奨されていた。その理由は「砂(正確には砂鉄)とくっついてしまうから」である。迂闊に砂場に持ち込んだ子供達はエラい目に遭っていた。
 
*『鋼鉄神』版のデザインは、団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』の後書きで石川賢が描いた'''真・ジーグ'''と似ている部分もあり(こちらもやはり瞳が付いている。なお、頭しか描かれていない)、元ネタだという意見もあるが、真偽は不明。
 
*『鋼鉄神』版のデザインは、団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』の後書きで石川賢が描いた'''真・ジーグ'''と似ている部分もあり(こちらもやはり瞳が付いている。なお、頭しか描かれていない)、元ネタだという意見もあるが、真偽は不明。
 +
*『鋼鉄神』第12話にて新旧ジーグの共闘が描かれたのだが、実は宙のジーグの方が剣児のジーグより若干ビルドアップバンクが速い。勝利を得るまで戦い抜いた初代の貫禄を見せつける形となっている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
6,645

回編集