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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 『[[メガゾーン23]]』のメカニックデザインを担当したSF小説家の柿沼秀樹氏が原作・脚本及び小説版の執筆を手がけ、『[[破邪大星ダンガイオー]]』等のメカニック作画監督を務めた大張正己氏を監督に据えて制作されたSFヒーローOVA作品。音楽は「テクノ御三家」の一角と称されたP-MODELの平沢進が担当。 | + | 『[[メガゾーン23]]』のメカニックデザインを担当したSF小説家の柿沼秀樹氏が原作・脚本及び小説版の執筆を手がけ、『[[破邪大星ダンガイオー]]』等のメカニック作画監督を務めた大張正己氏を監督に据えて制作されたSFヒーローOVA作品。音楽は「テクノ御三家」の一角と称されたP-MODELの平沢進が担当。タツノコプロのSFアニメ『宇宙の騎士テッカマン』のようなアクションを描きたいとの考えから制作された<ref>バンダイ『B-CLUB SPECIAL DETONATOR ORGUN』77頁。</ref>。 |
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| 1992年にはMEGA-CDでOVA2巻までの内容が単品ゲーム化もされている。 | | 1992年にはMEGA-CDでOVA2巻までの内容が単品ゲーム化もされている。 |
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− | 『宇宙の騎士テッカマン』へのリスペクトを込めて作られた作品で、タツノコプロのスタッフが本作にインスパイアされ『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』の企画に繋がったと言う逸話も持つ。監督の大張氏も後年『テッカマンブレード』のOPの製作に関わっている。
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| 発表当時未設定ないしは未発表だった[[ゾア]]と[[ラング]](こちらは厳密には動力炉を開放する自爆である)の胸部エネルギービームは、スパロボではゲームユニットの武装にする都合等から「反物質砲」と設定されている。原作中では反物質砲と言及されているのは[[戦闘惑星ゾーマ]]の主砲のみである。 | | 発表当時未設定ないしは未発表だった[[ゾア]]と[[ラング]](こちらは厳密には動力炉を開放する自爆である)の胸部エネルギービームは、スパロボではゲームユニットの武装にする都合等から「反物質砲」と設定されている。原作中では反物質砲と言及されているのは[[戦闘惑星ゾーマ]]の主砲のみである。 |
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− | 余談だがスパロボシリーズ参戦発表当時は本当に知名度が低く、本作の関連作品をネット検索で探してもネットオークション数件しかヒットしないという珍事が起きたらしい。
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| == 登場人物 == | | == 登場人物 == |
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| :イバリューダーの総司令官にして最強の戦士。力こそが全てであるとし、それに固執している。 | | :イバリューダーの総司令官にして最強の戦士。力こそが全てであるとし、それに固執している。 |
| ;[[ミーク]] | | ;[[ミーク]] |
− | :予知能力を持ったイバリューダーの「指導者」だが・・・。 | + | :予知能力を持ったイバリューダーの「指導者」。 |
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| == 登場メカ == | | == 登場メカ == |
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| :戦車形態に変形する陸戦用エクテアーマー。全地域用キャタピラフッドと換装可能なカノンハンド、耐レーザー装甲を有する。SRW未登場。 | | :戦車形態に変形する陸戦用エクテアーマー。全地域用キャタピラフッドと換装可能なカノンハンド、耐レーザー装甲を有する。SRW未登場。 |
| ;EDF宇宙戦闘機 | | ;EDF宇宙戦闘機 |
− | :デザインの違う2タイプが登場。原作でのEDF宇宙軍のソリッドアーマー以前の主戦力だがイバリューダーには為すすべ無く撃墜されていた。SRW未登場。 | + | :デザインの違う2タイプが登場。EDF宇宙軍のソリッドアーマー以前の主戦力だがイバリューダーには為すすべ無く撃墜されていた。SRW未登場。 |
| ;[[EDFソリッドアーマー]] | | ;[[EDFソリッドアーマー]] |
| :EDFが[[オーガン (イバリューダー)|オーガン]]と[[リーブ]]の遺したデータを基に上記エクテアーマーの発展型として開発した、[[量産型]][[ソリッドアーマー]]。 | | :EDFが[[オーガン (イバリューダー)|オーガン]]と[[リーブ]]の遺したデータを基に上記エクテアーマーの発展型として開発した、[[量産型]][[ソリッドアーマー]]。 |
| ;ドレッドノート | | ;ドレッドノート |
− | :500m級戦艦。原作では冥王星宙域でイバリューダーと戦闘し撃沈。SRW未登場。 | + | :500m級戦艦。冥王星宙域でイバリューダーと戦闘し撃沈。SRW未登場。 |
| ;ドレッドノートII | | ;ドレッドノートII |
| :600m級戦艦だが前者とは違いソリッドアーマー用宇宙空母的なデザイン・性能となっている。SRW未登場。 | | :600m級戦艦だが前者とは違いソリッドアーマー用宇宙空母的なデザイン・性能となっている。SRW未登場。 |
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| :ウォリアーズクラス。上記エイドの”中の人”だが本来は上位のエイドのみがエイドIIを内蔵し、ランクの低いエイドには内蔵されていない。 | | :ウォリアーズクラス。上記エイドの”中の人”だが本来は上位のエイドのみがエイドIIを内蔵し、ランクの低いエイドには内蔵されていない。 |
| ;イバリューダー戦闘母艦 | | ;イバリューダー戦闘母艦 |
− | :200m級戦艦。原作では月面でアーキタイプ・オーガン追撃に出撃し相打ちになった他最終決戦時に多数出現。SRW未登場。 | + | :200m級戦艦。月面でアーキタイプ・オーガン追撃に出撃し相打ちになった他最終決戦時に多数出現。SRW未登場。 |
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| == 用語 == | | == 用語 == |
| ;[[シグナライト計画]] | | ;[[シグナライト計画]] |
− | :「はくちょう座X-1の異常重力体の調査」を目的とした計画だったが・・・。 | + | :「はくちょう座X-1の異常重力体の調査」を目的とした計画。 |
| ;[[イバリューダー]] | | ;[[イバリューダー]] |
| : | | : |
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| :;「バンディリア旅行団」(01) | | :;「バンディリア旅行団」(01) |
| ::作詞・作曲・平沢進 / 編曲:平沢進、松本かよ / 歌:平沢進&東京混声合唱団 / String:内田輝ストリングス | | ::作詞・作曲・平沢進 / 編曲:平沢進、松本かよ / 歌:平沢進&東京混声合唱団 / String:内田輝ストリングス |
− | ::『W』で採用。「バンディリア」とは平沢氏による造語で、「バンド愛好者」のこと。 | + | ::『W』で採用。「バンディリア」とは平沢氏が突然思いついた言葉で、あとから「バンド(集合体)」と「フィリア(愛好家)」を合わせた造語という意味づけがなされた<ref>バンダイ『B-CLUB SPECIAL DETONATOR ORGUN』70頁。</ref>。 |
| :;「山頂晴れて」(02) | | :;「山頂晴れて」(02) |
| ::作詞・作曲・編曲:平沢進 / 歌:平沢進&戸川純 / Chorus:見上裕一、藤井ヤスチカ、藤井一彦、高橋ボブ、竹内修、鎮西正憲 | | ::作詞・作曲・編曲:平沢進 / 歌:平沢進&戸川純 / Chorus:見上裕一、藤井ヤスチカ、藤井一彦、高橋ボブ、竹内修、鎮西正憲 |
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− | <!-- == 話題まとめ == -->
| + | == 余談 == |
− | <!-- == 資料リンク == -->
| + | *スパロボシリーズ参戦発表当時は本当に知名度が低く、本作の関連作品をネット検索で探してもネットオークション数件しかヒットしないという珍事が起きたらしい。 |
− | <!-- *[[一覧:デトネイター・オーガン]] --> | + | *『テッカマン』の設定を用いた作品『[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]』の企画時に、本作が参考にされたという噂がある<ref>ホビージャパン『月刊ホビージャパン』1992年2月号、43頁。</ref>。 |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| [[Category:登場作品]] | | [[Category:登場作品]] |
| [[Category:デトネイター・オーガン|*]] | | [[Category:デトネイター・オーガン|*]] |