差分

658 バイト追加 、 2021年7月26日 (月) 12:58
2行目: 2行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
日本人の倉田翼が[[エルネスティ・エチェバルリア]]として転生した[[異世界]]にて運用されている人型機動兵器。
+
日本人の倉田翼が[[エルネスティ・エチェバルリア]]として転生した[[異世界]]にて運用されている人型機動兵器。全高は基本的に約10m程度。
   −
騎操士(ナイトランナー)と呼ばれるパイロットが搭乗し、各国家の軍における主戦力となっている。フレメヴィーラ王国では主に魔獣の討伐や都市の防衛、商隊の護衛などに用いられている。全高は基本的に約10m程度。機体は動力炉の魔力転換炉(エーテルリアクタ)、フレームとなる金属内格(インナースケルトン)、各部を動かすための結晶筋肉(クリスタルティシュー)などで構成される。ただし、機体構造の維持にも[[魔法]]を用いており、魔力転換炉から魔力供給が途絶えると、機体自体が自壊してしまうという欠点を持つ<ref>ただし、通常は蓄積された魔力を全て使わないようリミッターが設けられており、自壊そのものは滅多に起きない。</ref>。
+
騎操士(ナイトランナー)と呼ばれるパイロットが搭乗し、各国家の軍における主戦力として運用されており、フレメヴィーラ王国では主に魔獣の討伐や都市の防衛、商隊の護衛などに用いられている。また、各国には「国王騎」と呼ばれる国家元首専用機も存在し、代々受け継がれている。
   −
武装は主に実体剣や槍、斧の他、魔法を放つ魔導兵装(シルエットアームズ)を装備し、ある程度の遠距離攻撃にも対応できる。
+
機体は動力炉の魔力転換炉(エーテルリアクタ)、フレームとなる金属内格(インナースケルトン)、各部を動かすための結晶筋肉(クリスタルティシュー)などで構成され、基本的にその世界における人間の身体構造を模倣する形で開発されている<ref>魔力転換炉はエーテルを吸引し魔力(マナ)に変換して全身に巡らせる「心肺」の性質を秘術によって再現している。また、機体を制御する魔導演算機(マギウスエンジン)も、人間の脳内にある魔術演算領域(マギウスサーキット)を基にしている。</ref>ただし、機体構造の維持にも[[魔法]]を用いており、魔力転換炉から魔力供給が途絶えると、機体自体が自壊してしまうという欠点を持つ<ref>ただし、通常は蓄積された魔力を全て使わないようリミッターが設けられており、自壊そのものは滅多に起きない。</ref>。
 +
 
 +
武装は主に人間用の武器をスケールアップした物が用いられており、実体剣や槍、斧の他、魔法を放つ魔導兵装(シルエットアームズ)を装備し、ある程度の遠距離攻撃にも対応できる。
    
性能の優劣が戦争において大きく影響するため、各国はこぞってその改良に躍起になっているが、エルが転生するまでの直近100年は各国家における新たな幻晶騎士の開発や改良といった技術革新は滞っており、産業革命に例えるような出来事は起きておらず、エルが[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]を開発するまで飛行可能な機体も存在しなかった。長い開発の停滞は、エルが現代日本の(主にロボットアニメなどの)知識をもたらした事で爆発的に加速。テレスターレやツェンドルグ、イカルガ等の試作機・新型機が続々と生み出されることになる。
 
性能の優劣が戦争において大きく影響するため、各国はこぞってその改良に躍起になっているが、エルが転生するまでの直近100年は各国家における新たな幻晶騎士の開発や改良といった技術革新は滞っており、産業革命に例えるような出来事は起きておらず、エルが[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]を開発するまで飛行可能な機体も存在しなかった。長い開発の停滞は、エルが現代日本の(主にロボットアニメなどの)知識をもたらした事で爆発的に加速。テレスターレやツェンドルグ、イカルガ等の試作機・新型機が続々と生み出されることになる。
匿名利用者