差分

4 バイト除去 、 2021年6月10日 (木) 09:37
17行目: 17行目:  
また、「言葉を交わさず意思のみで互いと解り合える」といった部分でさえ、時として暴力以上に危険さを発揮することがあり、相手のニュータイプはおろか自分自身の身さえ滅ぼしてしまう「諸刃の剣」と化してしまう。カミーユがその最も顕著な例であり、ハマーンと共鳴し合い彼女の記憶を垣間見た結果、彼女からは完全に拒絶される結果で終わっており、[[パプテマス・シロッコ]]との決戦では、[[バイオセンサー]]の機能も用いた力を発揮させた結果、その負荷に耐え切れず精神を崩壊させてしまっている。また、[[ユニコーンガンダム]]の真の力を覚醒させた[[バナージ・リンクス]]の場合は、[[アンジェロ・ザウパー]]の精神とシンクロし、アンジェロの過去とその内面<ref>アニメ版では「アンジェロではなくバナージのことしか見ていない[[フル・フロンタル]]」というビジョンに変更されている。</ref>を見てしまった結果、絶望からパニックを起こさせた挙句、自滅に追いやってしまった。
 
また、「言葉を交わさず意思のみで互いと解り合える」といった部分でさえ、時として暴力以上に危険さを発揮することがあり、相手のニュータイプはおろか自分自身の身さえ滅ぼしてしまう「諸刃の剣」と化してしまう。カミーユがその最も顕著な例であり、ハマーンと共鳴し合い彼女の記憶を垣間見た結果、彼女からは完全に拒絶される結果で終わっており、[[パプテマス・シロッコ]]との決戦では、[[バイオセンサー]]の機能も用いた力を発揮させた結果、その負荷に耐え切れず精神を崩壊させてしまっている。また、[[ユニコーンガンダム]]の真の力を覚醒させた[[バナージ・リンクス]]の場合は、[[アンジェロ・ザウパー]]の精神とシンクロし、アンジェロの過去とその内面<ref>アニメ版では「アンジェロではなくバナージのことしか見ていない[[フル・フロンタル]]」というビジョンに変更されている。</ref>を見てしまった結果、絶望からパニックを起こさせた挙句、自滅に追いやってしまった。
   −
そしてニュータイプ能力自体はあくまで超感覚の類でしかないものの、それを利用しているサイコミュは時折ニュータイプの脳波に反応して物理現象を超越した奇跡のような現象を起こす事がある。
+
そしてニュータイプ能力自体はあくまで超感覚の類でしかないものの、それを利用しているサイコミュは時折ニュータイプの脳波に反応して物理現象を超越した奇跡のような現象を起こす事がある。その代表例がアクシズ・ショックで、これによって本来はサイコミュの力を引き出しているだけのニュータイプ自身があたかも超越者であるかのように捉えられる土壌が作り出されてしまい、後述の通り連邦がニュータイプの神格化を危険視する原因の一つとなっている。
その代表例がアクシズ・ショックで、これによって本来はサイコミュの力を引き出しているだけのニュータイプ自身があたかも超越者であるかのように捉えられる土壌が作り出されてしまい、後述の通り連邦が所謂ニュータイプ神話を危険視する原因の一つとなっている。
      
ニュータイプを積極的に戦争の道具として扱った者の一人に、「シャア・アズナブル」ことジオンの実の息子であるキャスバル・レム・ダイクンがいるという事実は皮肉と言う他は無い。
 
ニュータイプを積極的に戦争の道具として扱った者の一人に、「シャア・アズナブル」ことジオンの実の息子であるキャスバル・レム・ダイクンがいるという事実は皮肉と言う他は無い。
33行目: 32行目:  
『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代の前後では(視聴者の目線では)ニュータイプらしき感応力を自然に発現する者が少なくないにも関わらず、その事から特にニュータイプ扱いされてはいない。その程度の感応力は既にありふれた水準となり、「ニュータイプ」自体は伝説上の存在に変転したとも言い得る。同時代でより特異な資質を発現させる人物は「スペシャル」や「サイキッカー」と呼ばれ、区分されている。
 
『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代の前後では(視聴者の目線では)ニュータイプらしき感応力を自然に発現する者が少なくないにも関わらず、その事から特にニュータイプ扱いされてはいない。その程度の感応力は既にありふれた水準となり、「ニュータイプ」自体は伝説上の存在に変転したとも言い得る。同時代でより特異な資質を発現させる人物は「スペシャル」や「サイキッカー」と呼ばれ、区分されている。
   −
宇宙世紀の次の時代とされるリギルド・センチュリーの時代においてもニュータイプは伝説上の存在として語り継がれてはいるものの、作中ではニュータイプという単語がごく僅かな人物の口から出てくる程度である。一方「サイキッカー」などの特殊能力の持ち主については言及されていない。一応、サイコミュらしき技術を用いているのではないかと思わせるMSやニュータイプの様な勘の良い描写をされているキャラ自体はいる。
+
宇宙世紀の次の時代とされるリギルド・センチュリーの時代においてもニュータイプは伝説上の存在として語り継がれてはいるものの、作中ではニュータイプという単語がごく僅かな人物の口から出てくる程度である。一方「サイキッカー」などの特殊能力の持ち主については言及されていない。一応、サイコミュらしき技術を用いているのではないかと思わせるMSやニュータイプの様な勘の良い描写をされている人物は存在する。
    
公式ではないが、松浦まさふみ氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』(SRW未登場)では宇宙での[[モビルスーツ]]による哨戒任務中、ニュータイプ的な「勘」を発現しだした主人公に対し、先輩兵士が「宇宙では下手なレーダーよりもアテになる」と主人公を感じた方向へ向かわせる描写がある(そのお陰で、[[ミネバ・ラオ・ザビ|ある重要人物]]が命拾いしている)。
 
公式ではないが、松浦まさふみ氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』(SRW未登場)では宇宙での[[モビルスーツ]]による哨戒任務中、ニュータイプ的な「勘」を発現しだした主人公に対し、先輩兵士が「宇宙では下手なレーダーよりもアテになる」と主人公を感じた方向へ向かわせる描写がある(そのお陰で、[[ミネバ・ラオ・ザビ|ある重要人物]]が命拾いしている)。