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| === 来歴 === | | === 来歴 === |
− | [[ヤキン・ドゥーエ戦役]]以前は、[[オーブ連合首長国]]で家族と共に平和に暮らしていた。しかし[[コズミック・イラ]]71年における[[地球連合]]のオーブ侵攻で、家族と共に避難艇に向おうとした際、妹マユの携帯を拾おうと家族から離れた瞬間に[[フリーダムガンダム]]と[[カラミティガンダム]]両機の戦闘に巻き込まれて家族を失う。家族を失った後は、避難艇で出会ったオーブ軍人[[トダカ]]の勧めで[[プラント]]へ移住した。この悲劇が原因で、「自分の家族が[[ウズミ・ナラ・アスハ]]の理想によって殺された」と強く思い込む様になり、それはウズミの娘[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]やオーブに対する憎しみへと転化する事になっている。 | + | [[第1次連合・プラント大戦]]以前は、[[オーブ連合首長国]]で家族と共に平和に暮らしていた。しかし[[コズミック・イラ]]71年における[[地球連合]]のオーブ侵攻で、家族と共に避難艇に向おうとした際、妹マユの携帯を拾おうと家族から離れた瞬間に[[フリーダムガンダム]]と[[カラミティガンダム]]両機の戦闘に巻き込まれて家族を失う。家族を失った後は、避難艇で出会ったオーブ軍人[[トダカ]]の勧めで[[プラント]]へ移住した。この悲劇が原因で、「自分の家族が[[ウズミ・ナラ・アスハ]]の理想によって殺された」と強く思い込む様になり、それはウズミの娘[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]やオーブに対する憎しみへと転化する事になっている。 |
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| プラントへの移住後は、そこで出会った[[ルナマリア・ホーク]]や[[レイ・ザ・バレル]]等と意気投合。優秀な成績でアカデミーを卒業し[[ザフト]]に入隊、「赤服」の一員となる。そして、新型[[モビルスーツ]]・[[インパルスガンダム]]を駆り、活躍。アーモリーワンでのMS強奪事件、[[ブレイク・ザ・ワールド]]を経て、[[オノゴロ島]]付近海における[[ザムザザー]]との戦闘でSEEDに覚醒してからは、目覚しい戦果を挙げていく事になる。その一方で、ザフトに復帰してきた[[アスラン・ザラ]]の存在には常に反感を抱いていた様で、たびたび反発している。 | | プラントへの移住後は、そこで出会った[[ルナマリア・ホーク]]や[[レイ・ザ・バレル]]等と意気投合。優秀な成績でアカデミーを卒業し[[ザフト]]に入隊、「赤服」の一員となる。そして、新型[[モビルスーツ]]・[[インパルスガンダム]]を駆り、活躍。アーモリーワンでのMS強奪事件、[[ブレイク・ザ・ワールド]]を経て、[[オノゴロ島]]付近海における[[ザムザザー]]との戦闘でSEEDに覚醒してからは、目覚しい戦果を挙げていく事になる。その一方で、ザフトに復帰してきた[[アスラン・ザラ]]の存在には常に反感を抱いていた様で、たびたび反発している。 |
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| 劇中において[[主人公]]としてはマイナス面が目立った点が批判されている。 | | 劇中において[[主人公]]としてはマイナス面が目立った点が批判されている。 |
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− | *故国オーブに向けられる偏った言動<ref>「[[ヤキン・ドゥーエ戦役|前大戦]]でウズミが理念を優先して、国民を見殺しにした」と激しく非難しているにも関わらず、[[第2次連合・プラント大戦|今次大戦]]でカガリが理念を捨ててまでも国民を活かす道を選んだ事に対して、面と向かって罵倒する等。</ref>。 | + | *故国オーブに向けられる偏った言動<ref>「[[第1次連合・プラント大戦|前大戦]]でウズミが理念を優先して、国民を見殺しにした」と激しく非難しているにも関わらず、[[第2次連合・プラント大戦|今次大戦]]でカガリが理念を捨ててまでも国民を活かす道を選んだ事に対して、面と向かって罵倒する等。</ref>。 |
| *一兵士でありながら、他国のトップであるカガリに罵声を浴びせ、わざと肩をぶつける等、国際問題に成りかねない行為を何度もする(しかし、何故か罰せられる事は無かった)<ref>一方、小説版ではシンが「綺麗事はアスハのお家芸」と罵倒した際に、レイがシンに対してカガリへ謝罪させようとする場面が有る。</ref>。 | | *一兵士でありながら、他国のトップであるカガリに罵声を浴びせ、わざと肩をぶつける等、国際問題に成りかねない行為を何度もする(しかし、何故か罰せられる事は無かった)<ref>一方、小説版ではシンが「綺麗事はアスハのお家芸」と罵倒した際に、レイがシンに対してカガリへ謝罪させようとする場面が有る。</ref>。 |
| *上官であるアスランへの挑発や増長した態度<ref>ただし、アスランの上官としての行動の問題を指摘する、視聴者の意見もまた少なくない。</ref>。 | | *上官であるアスランへの挑発や増長した態度<ref>ただし、アスランの上官としての行動の問題を指摘する、視聴者の意見もまた少なくない。</ref>。 |
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| ;「レイ…」<br />レイ「シン…。俺はお前を許さない…」<br />「レイ…」 | | ;「レイ…」<br />レイ「シン…。俺はお前を許さない…」<br />「レイ…」 |
| :上記の台詞の後、絶対的正義と信じる[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]議長に反旗を翻した事から、[[レイ・ザ・バレル|レイ]]から呪詛のような恨み言を言われ決別する事になった時に漏らした台詞。アカデミー時代から同じ釜の飯を食ってきた[[ZEUTH]]のメンバーより長い付き合いだった仲間から、意見の相反から敵味方に分かれ失望されてしまった事に悲痛さを感じており、下の台詞では涙を流していた。自分で選んだとはいえ次に戦場で会う時は、一緒に残った[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]達ZEUTHのメンバーと共に、レイや[[ミネルバ]]の仲間たちを相手に戦わなければならないという、過酷な運命に堪えていかなければいけないのである。 | | :上記の台詞の後、絶対的正義と信じる[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]議長に反旗を翻した事から、[[レイ・ザ・バレル|レイ]]から呪詛のような恨み言を言われ決別する事になった時に漏らした台詞。アカデミー時代から同じ釜の飯を食ってきた[[ZEUTH]]のメンバーより長い付き合いだった仲間から、意見の相反から敵味方に分かれ失望されてしまった事に悲痛さを感じており、下の台詞では涙を流していた。自分で選んだとはいえ次に戦場で会う時は、一緒に残った[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]]や[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]達ZEUTHのメンバーと共に、レイや[[ミネルバ]]の仲間たちを相手に戦わなければならないという、過酷な運命に堪えていかなければいけないのである。 |
− | :傍らで見ていた、[[キラ・ヤマト|キラ]]や[[アスラン・ザラ|アスラン]]も2年前の[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]で、天の悪戯か図らずも敵味方に分かれ成り行きで殺し合わなければならなかった残酷な運命を背負った自分達をシンの姿に投影し、そして同じ運命をシンも背負ってしまった事に何とも言えない表情をしていた。違うのは、自分達はお互い不本意ながらも敵対した事に対し、シンとレイは一歩から決別を告げられ喧嘩別れのような形になってしまった事である。 | + | :傍らで見ていた、[[キラ・ヤマト|キラ]]や[[アスラン・ザラ|アスラン]]も2年前の[[第1次連合・プラント大戦]]で、天の悪戯か図らずも敵味方に分かれ成り行きで殺し合わなければならなかった残酷な運命を背負った自分達をシンの姿に投影し、そして同じ運命をシンも背負ってしまった事に何とも言えない表情をしていた。違うのは、自分達はお互い不本意ながらも敵対した事に対し、シンとレイは一歩から決別を告げられ喧嘩別れのような形になってしまった事である。 |
| ;「自分で選んだ道なんだ…。だから、俺は後悔はしない…後は前に進むだけだ…。ZEUTHのみんなと…」 | | ;「自分で選んだ道なんだ…。だから、俺は後悔はしない…後は前に進むだけだ…。ZEUTHのみんなと…」 |
| :上記の台詞の後、決別し[[プラント]]へと去って行った[[ミネルバ]]と[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の[[レジェンドガンダム|レジェンド]]を見送って、これから立ちはだかる壁に負けないように自分に言い聞かせて鼓舞させた台詞。こうでも言わなければ、仲間恋しさにミネルバに付いて行ってしまいそうな自分を抑えられなかったのであろう。 | | :上記の台詞の後、決別し[[プラント]]へと去って行った[[ミネルバ]]と[[レイ・ザ・バレル|レイ]]の[[レジェンドガンダム|レジェンド]]を見送って、これから立ちはだかる壁に負けないように自分に言い聞かせて鼓舞させた台詞。こうでも言わなければ、仲間恋しさにミネルバに付いて行ってしまいそうな自分を抑えられなかったのであろう。 |
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| :ifルート第56話にて。原作ではありえなかった感動の場面であり、スパロボ恒例のif展開である。 | | :ifルート第56話にて。原作ではありえなかった感動の場面であり、スパロボ恒例のif展開である。 |
| ;「お前か!戦争を広げる元凶は!」<br />シロッコ「世界は君が思う程、単純な構造ではない。改革の前に戦争が起きるのは必然なのだよ」<br />「理屈はたくさんだ…あんたは人の命が失われていくのも必然だって片付けるのか! そんな人間が世界を変えられるものか! 戦争がしたいのなら、俺が相手になってやる!!」 | | ;「お前か!戦争を広げる元凶は!」<br />シロッコ「世界は君が思う程、単純な構造ではない。改革の前に戦争が起きるのは必然なのだよ」<br />「理屈はたくさんだ…あんたは人の命が失われていくのも必然だって片付けるのか! そんな人間が世界を変えられるものか! 戦争がしたいのなら、俺が相手になってやる!!」 |
− | :ifルート第56話で、遂に[[ジ・O]]に乗って現れた[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]と対峙した時の戦闘前台詞。[[ヤキン・ドゥーエ戦役|2年前]]の戦争で、不条理に家族の命を奪われた事をきっかけに[[ザフト]]に入隊し、[[ZEUTH]]の仲間たちと幾多もの戦いを潜り抜け、その度に関係のない人間が理不尽な形で死んでいくのを数多く見てきたシンにとっては、自分の野望成就のために罪悪感すら見せず、戦争を起こしてさも当然のように言い憚るシロッコだけは最も許してはならない存在だった。他の人間のみならず、[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]議長すら利用し、数々の権謀術数で謀略を重ね地球圏を掌握せんとする男にシンは怒りを胸に最後の戦いを挑む。 | + | :ifルート第56話で、遂に[[ジ・O]]に乗って現れた[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]と対峙した時の戦闘前台詞。[[第1次連合・プラント大戦|2年前]]の戦争で、不条理に家族の命を奪われた事をきっかけに[[ザフト]]に入隊し、[[ZEUTH]]の仲間たちと幾多もの戦いを潜り抜け、その度に関係のない人間が理不尽な形で死んでいくのを数多く見てきたシンにとっては、自分の野望成就のために罪悪感すら見せず、戦争を起こしてさも当然のように言い憚るシロッコだけは最も許してはならない存在だった。他の人間のみならず、[[ギルバート・デュランダル|デュランダル]]議長すら利用し、数々の権謀術数で謀略を重ね地球圏を掌握せんとする男にシンは怒りを胸に最後の戦いを挑む。 |
| ;「こいつらは議長達とは違う…! 世界の未来なんか考えていない奴らだ!こいつらの目的は戦争そのものだ! 俺の手で必ず止めてみせるぞ!!」 | | ;「こいつらは議長達とは違う…! 世界の未来なんか考えていない奴らだ!こいつらの目的は戦争そのものだ! 俺の手で必ず止めてみせるぞ!!」 |
| :第57話にて。このシナリオで対峙する相手は、人類を滅ぼしてでも地球と人類の尊厳を取り戻そうとする[[デューイ・ノヴァク|デューイ]]、私怨で世界を裁こうとする[[フロスト兄弟]]、ただ戦いを望む[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]、生命の木を開花させようとする[[頭翅]]と、戦いを望み、世界全体に災いをもたらそうとする者達ばかりである(それでも[[MX]][[三輪防人|最]][[塞臥|終盤]][[鳥飼守|の]][[エルデ・ミッテ|面子]]よりはマシかもしれないが)。 | | :第57話にて。このシナリオで対峙する相手は、人類を滅ぼしてでも地球と人類の尊厳を取り戻そうとする[[デューイ・ノヴァク|デューイ]]、私怨で世界を裁こうとする[[フロスト兄弟]]、ただ戦いを望む[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]、生命の木を開花させようとする[[頭翅]]と、戦いを望み、世界全体に災いをもたらそうとする者達ばかりである(それでも[[MX]][[三輪防人|最]][[塞臥|終盤]][[鳥飼守|の]][[エルデ・ミッテ|面子]]よりはマシかもしれないが)。 |