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物語の20年前に史上初の戦闘用[[モビルスーツ]]として開発されていた、高機動MS。
 
物語の20年前に史上初の戦闘用[[モビルスーツ]]として開発されていた、高機動MS。
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機体名は、「降霊術師」を意味する『(Theurgist、テウルギスト、サージスト)』に由来している。
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機体名は、「降霊術師」を意味する『テウルギスト/サージスト(Theurgist)』に由来している。
 
   
 
   
 
=== 機体概要 ===
 
=== 機体概要 ===
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しかし、その結果'''「スタートから最大スロットル時には加速度が瞬時に15G以上まで到達する」'''「速度は[[エアリーズ]]のマッハ2を超えて旋回性能は3倍以上」(エアリーズ以上の機動性の[[トーラス]]が直線軌道で一瞬で8Gまで加速するという事からその異常さが分かる)というパイロットの安全性を無視した殺人的な機動力を獲得するに至っており、乗りこなすのには人間を超えた能力が必要<ref>'''現実世界では「耐Gスーツを着用した熟練パイロットであったとしても「旋回(体の身長方向)に9G/-3G(一般人ならば6G)までが限度」'''(MSの操縦に当てはめると「ジャンプするときに力がかかる方向に9G、頂点から地上に向かう時に力がかかる方向に3Gが限度」)、横Gであれば'''インディーカーのドライバーが4.5Gを10秒以上受け続けると失神する'''(同「サイドステップ時に力がかかる方向に4.5G」)レベルである。前後Gが15Gだと、一般車の追突事故に匹敵するレベルの衝撃を機動中は常時受ける事となる。</ref>な機体となってしまった。
 
しかし、その結果'''「スタートから最大スロットル時には加速度が瞬時に15G以上まで到達する」'''「速度は[[エアリーズ]]のマッハ2を超えて旋回性能は3倍以上」(エアリーズ以上の機動性の[[トーラス]]が直線軌道で一瞬で8Gまで加速するという事からその異常さが分かる)というパイロットの安全性を無視した殺人的な機動力を獲得するに至っており、乗りこなすのには人間を超えた能力が必要<ref>'''現実世界では「耐Gスーツを着用した熟練パイロットであったとしても「旋回(体の身長方向)に9G/-3G(一般人ならば6G)までが限度」'''(MSの操縦に当てはめると「ジャンプするときに力がかかる方向に9G、頂点から地上に向かう時に力がかかる方向に3Gが限度」)、横Gであれば'''インディーカーのドライバーが4.5Gを10秒以上受け続けると失神する'''(同「サイドステップ時に力がかかる方向に4.5G」)レベルである。前後Gが15Gだと、一般車の追突事故に匹敵するレベルの衝撃を機動中は常時受ける事となる。</ref>な機体となってしまった。
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量産機としては問題のあるスペックに加え、機体サイズがそれまで開発されたモビルスーツよりも大型化しており、開発に関わった6博士全員が[[OZ]]を危険視して行方を眩ましてしまった事も重なり、予備パーツを含めた数機分の製造後、完成目前で開発は中止。半ば死蔵状態となった。開発支援者の[[ロームフェラ財団]]からも「工業製品」になりえないとしていたが、本機の開発データを基にする形で初の[[量産型]][[MS]]である[[リーオー]]が開発されている。この事が「'''プロトタイプリーオー'''」と呼ばれる所以となっているが、「実際の性能は比べ物にならない」として、この呼び方を嫌悪する技術者もいる(主に[[老師O]]等)。また、リーオーだけでなく、デチューンはされているが本機の機動力をエアリーズが受け継ぎ、ツバロフ技師により砲撃戦に特化した[[トラゴス]]が開発されている。更に本機は後に6博士が設計・開発する[[ウイングガンダムゼロ]]を始めとする[[ガンダムタイプ]]のモビルスーツのプロトタイプにもなっており、特徴的なトサカの付いたフェイスガードが何処かガンダムを想起させる物となっているのもその為である。フェイスガードを外した本来トールギスの頭部はリーオーとほぼ同じ形で、その下には後のリーオーと同じ四角形のセンサーが存在する。
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量産機としては問題のあるスペックに加え、機体サイズがそれまで開発されたモビルスーツよりも大型化しており、開発に関わった6博士全員が[[OZ]]を危険視して行方を眩ましてしまった事も重なり、予備パーツを含めた数機分の製造後、完成目前で開発は中止。半ば死蔵状態となった。開発支援者の[[ロームフェラ財団]]からも「工業製品」になりえないとしていたが、本機の開発データを基にする形で初の[[量産型]][[MS]]である[[リーオー]]が開発されている。この事が「'''プロトタイプリーオー'''」と呼ばれる所以となっているが、「実際の性能は比べ物にならない」として、この呼び方を嫌悪する技術者もいる(主に[[老師O]]等)。また、リーオーだけでなく、デチューンはされているが本機の機動力をエアリーズが受け継ぎ、ツバロフ技師により砲撃戦に特化した[[トラゴス]]が開発されている。更に本機は後に6博士が設計・開発する[[ウイングガンダムゼロ]]を始めとする[[ガンダムタイプ]]モビルスーツのプロトタイプにもなっており、特徴的なトサカの付いたフェイスガードの形状が何処かガンダムを想起させるのもその為である。フェイスガードを外した本来のトールギスの頭部はリーオーとほぼ同じ形状で、リーオーを始めとするOZ製モビルスーツと同じ四角形のセンサーが存在する。
    
=== 劇中での活躍 ===
 
=== 劇中での活躍 ===
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