差分

2,459 バイト追加 、 2021年1月7日 (木) 22:19
脚注の追加。
26行目: 26行目:     
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ソレスタルビーイング]]が開発した最初の[[ガンダム]]で、全ての[[GNドライヴ]]搭載型[[モビルスーツ]]の原型となった機体。
+
[[ソレスタルビーイング]]が開発した最初の[[ガンダムタイプ|ガンダム]]で、全ての[[GNドライヴ]]搭載型[[モビルスーツ]]の原型となった機体。
   −
初のガンダムということで技術的に未成熟な部分は多いが、それでも旧来兵器を超える能力を持ち、ガンダムとしての基本的なスペックは既に実現されている。
+
初のガンダムという事で技術的に未成熟な部分は多いが、それでも旧来の兵器を超える能力を持ち、ガンダムとしての基本的なスペックは既に実現されている。
   −
第3世代機の武力介入が開始されて以降は支援組織「フェレシュテ」にて保管されており、太陽炉は第2世代機に使い回された。国連軍との決戦後はソレスタルビーイングに戻され、太陽炉は開発中の[[ダブルオーガンダム]]へと流用された。
+
第3世代機の武力介入が開始されて以降は支援組織「フェレシュテ」にて保管されており、0ガンダムのGNドライヴは第2世代機に使い回された(詳しくは、公式[[外伝]]『機動戦士ガンダム00F』を参照)。[[国連|国連軍]]との決戦後はソレスタルビーイングに戻され、0ガンダムのGNドライヴは開発中の[[ダブルオーガンダム]]に流用された<ref>ちなみに、0ガンダムの[[GNドライヴ]]は[[ダブルオーガンダム]]([[ダブルオーライザー]])の左肩部分に搭載された。</ref>。
   −
[[イノベイター]]との決戦時には予備戦力として[[プトレマイオス2]]に配備され、太陽炉の代わりにGN粒子貯蔵タンクを搭載した「'''実戦配備型'''」となる。この時にカラーリングは従来のグレー系統からトリコロールカラーに変更されている。予備マイスターの[[ラッセ・アイオン]]が搭乗するが、貯蓄粒子が尽きたため機体を放棄。その後はリボンズ・アルマークが発見し、ダブルオーライザーより奪取した太陽炉を再装備して再起動する。刹那のガンダムエクシアリペアIIと最終決戦を繰り広げた。
+
[[リボンズ・アルマーク]]を首魁とする[[イノベイド|イノベイター]]との決戦時には予備戦力として[[プトレマイオス2]]に配備され、GNドライヴの代わりにGN粒子貯蔵タンクを搭載した「'''実戦配備型'''」となる。この時にカラーリングは従来のグレー系統から[[ガンダム|トリコロールカラー]]に変更されている。予備マイスターの[[ラッセ・アイオン]]が搭乗するが、貯蓄粒子が尽きたため機体を放棄された。
 +
 
 +
その後はリボンズが乗り捨てられた0ガンダム発見し、[[ダブルオーライザー]]の左肩部分から奪い取ったGNドライヴ<ref name="Left shoulder">すなわち、0ガンダムの[[GNドライヴ]]である。</ref>を再装備して再起動する。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の[[GUNDAM:ガンダムエクシアリペアII|ガンダムエクシアリペアII]]と最終決戦を繰り広げた。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
50行目: 52行目:  
:Eカーボン製の盾。
 
:Eカーボン製の盾。
 
;GNフェザー
 
;GNフェザー
:背部スラスターからGN粒子を放出し、巨大な光の翼のように展開する。防御や姿勢制御、電波撹乱に使用する。
+
:背部スラスターからGN粒子を放出し、巨大な[[V2ガンダム|光の翼]]のように展開する。防御や姿勢制御、[[ジャミング機能|電波撹乱]]に使用する。
:敵への威嚇効果も考えられているが、得られる効果に対して粒子消費が大きすぎるため、第2世代以は採用されなかった。
+
:敵への威嚇効果も考えられているが、得られる効果に対して粒子消費量が大きすぎるため、第2世代以後のガンダムには採用されなかった<ref>ただし、[[イノベイド|イノベイター]]が0ガンダムの後継機を意識して独自に開発した[[GUNDAM:1ガンダム|1ガンダム]](SRW未登場)には、GNフェザーが搭載されている。</ref>。
    
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
67行目: 69行目:  
;天使降臨
 
;天使降臨
 
:『00』1st第1話プロローグ。紛争が続く中東・クルジスに1機のモビルスーツ「ガンダム」が武力介入を行使した。
 
:『00』1st第1話プロローグ。紛争が続く中東・クルジスに1機のモビルスーツ「ガンダム」が武力介入を行使した。
:背中からGNフェザーを放出するその姿は天使にも見え、紛争に参加していた[[刹那・F・セイエイ|ある少年兵]]はガンダムを凝視し、[[リボンズ・アルマーク|ガンダムのパイロット]]もその少年兵を見た事で野心に火が点く。
+
:背中からGNフェザーを放出する0ガンダムの姿は、当時紛争に参加していた[[刹那・F・セイエイ|とある少年兵]]にとって「[[天使・悪魔|天使]]」に見えていた。
 +
:一方、[[リボンズ・アルマーク|0ガンダムのパイロット]]は、その「天使」を凝視する少年兵を見た事で野心に火が点く。
 
;再生
 
;再生
:『00』2nd最終話。激闘の末に[[ダブルオーライザー]]の太陽路を片方奪う事に成功するも、乗機である[[リボーンズガンダム]]のダメージも大きく機体は中破。偶然にも乗り捨てられていたかつての愛機を見つけたリボンズは乗り換え太陽路の搭載に成功する。だが、その直後に刹那もまた[[ガンダムエクシア|かつての愛機]]へと乗り換え、リボンズが乗る0ガンダムと交戦する。
+
:『00』2nd最終話より。激闘の末に[[ダブルオーライザー]]の左肩部分の[[GNドライヴ]]<ref name="Left shoulder" />を奪う事に成功するも、乗機である[[リボーンズガンダム]]のダメージも大きく機体は中破する。
 +
:リボンズは乗り捨てられて[[宇宙]]空間を漂流していたかつての愛機0ガンダムに[[乗り換え]]、奪取したGNドライヴの搭載に成功する。一方、その直後に刹那もまた、かつての愛機[[GUNDAM:ガンダムエクシアリペアII|ガンダムエクシア]]へと乗り換え、リボンズが乗る0ガンダムと交戦した。
 +
:両機体は激しい激闘の末、互いのGNドライヴを貫き、大破。その結果、刹那は奇跡的に生還するも、リボンズは戦死した<ref>余談だが、田口央斗氏の[[漫画|漫画版]]『[[機動戦士ガンダム00]] セカンドシーズン』最終話では、TVアニメ本編と決着の仕方が異なっており、ビームガンを上に構えて([[GUNDAM:ガンダムエクシアリペアII|ガンダムエクシア]]に向けて)発射する0ガンダムの場面が有る。これは、『[[機動戦士ガンダム]]』の名場面「ラストシューティング」のオマージュである。</ref>。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[ガンダム]]
 
;[[ガンダム]]
 
:デザインのモチーフ元(後述)。
 
:デザインのモチーフ元(後述)。
 +
;[[GUNDAM:フルアーマー0ガンダム|フルアーマー0ガンダム]](SRW未登場)
 +
:公式[[外伝]]『機動戦士ガンダム00V』に登場する、0ガンダムに装甲を追加した強化形態。ガンダムの強化形態[[フルアーマーガンダム]]のオマージュである。
 +
;[[GUNDAM:1ガンダム|1ガンダム]](SRW未登場)
 +
:公式外伝『機動戦士ガンダム00P セカンドシーズン』に登場する、[[イノベイド|イノベイター]]が独自に開発した0ガンダムの後継機。
 +
:機体名は'''アイガンダム'''と読み、「0(オー)を継ぐ1(アイ)」との意味を持つ。
 +
:余談だが、1ガンダムを元にして開発された機体が、[[アルヴァアロン]]や[[リボーンズガンダム]]である。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*『[[機動戦士ガンダム00]]』の裏テーマとして「[[ガンダムシリーズ]]のオマージュ」というものがあり、0ガンダムはデザインが『機動戦士ガンダム』の[[ガンダム|ファーストガンダム]]をモチーフとしている。
 
*『[[機動戦士ガンダム00]]』の裏テーマとして「[[ガンダムシリーズ]]のオマージュ」というものがあり、0ガンダムはデザインが『機動戦士ガンダム』の[[ガンダム|ファーストガンダム]]をモチーフとしている。
**なお、外伝に登場する強化形態であるフルアーマーOガンダムも[[フルアーマーガンダム]]をモチーフとしている。
     −
<!-- == 脚注 ==
+
== 脚注 ==
 
<references />
 
<references />
 +
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
<amazon>B002K74NTU</amazon><amazon>B002Z6ISQ0</amazon>
 
<amazon>B002K74NTU</amazon><amazon>B002Z6ISQ0</amazon>
-->
+
 
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
 
*[[GUNDAM:0ガンダム]]
 
*[[GUNDAM:0ガンダム]]
880

回編集