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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[南極]]遺跡「[[ファブラ・フォレース]]」から出現したエネルギー体が、その場に居合わせた[[フェリオ・ラドクリフ]]の意識を取り込み、実体化した姿。ただし、[[プロトデビルン]]の長である[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]によると、本来はこうした現れ方はしないらしい。フェリオに無理矢理門を開けられた関係と思われる。
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[[南極]]遺跡「[[ファブラ・フォレース]]」から出現したエネルギー体が、その場に居合わせた[[フェリオ・ラドクリフ]]の意識を取り込み、実体化した姿。ただし、[[プロトデビルン]]の長である[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]によると、本来はこうした現れ方はしないらしい。フェリオに無理矢理ファブラ・フォレースを開けられた関係と思われる。
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なお、そのエネルギーで憑依した身体を若返らせる事ができるようで、その容姿はフェリオというよりも彼の息子の[[ジョシュア・ラドクリフ]]に似ている。
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なお、そのエネルギーで憑依した身体を若返らせる事ができるようで、その容姿は元のフェリオではなく彼の息子の[[ジョシュア・ラドクリフ]]に似ている。
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ちなみに「ペルフェクティオ」とはフェリオに憑依した状態を指し、メリオルエッセは総じて「破滅の王」と呼称。正確にはこの呼び名も本来の名ではなく、それどころか後述の理由で名前自体存在しない。
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ちなみに「ペルフェクティオ」とはエネルギー体がフェリオに憑依した状態を指し、ペルフェクティオの部下である[[メリオルエッセ]]は総じて彼のことを「破滅の王」と呼称する。正確にはこの呼び名も本来の名ではなく、それどころか後述の理由で名前自体存在しない。
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=== 存在 ===
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=== 正体 ===
その正体はあらゆる次元の「悪意」「恐怖」などの負の感情エネルギーの集合体で、ただ、「破滅」のみを求める存在である。そのエネルギーの総量は宇宙全体を覆い尽くすほどと言われており、その力は人知の想像を超えるあまりにも超然的な存在である。
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その正体はあらゆる次元の「悪意」「恐怖」などの負の感情エネルギーの集合体で、ただ「破滅」のみを求める存在である。そのエネルギーの総量は宇宙全体を覆い尽くすほどと言われており、その力は人知の想像を超える、あまりにも超然的な存在である。
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『[[スーパーロボット大戦D|D]]』における『[[メガゾーン23]]』の世界の[[地球]]は破滅の王の力が原因で破壊された可能性が示唆されており、存在そのものが天災と言える。
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[[スーパーロボット大戦D|D]]』における『[[メガゾーン23]]』の世界の[[地球]]はペルフェクティオが原因で破壊された可能性が示唆されており、ある意味で存在そのものが天災と言える。『D』の世界に現れた時はフェリオを元にした仮の意識を持っていた。また、メリオルエッセの6人も破滅の王を現出させるための使い捨ての道具であり、彼ら自身が滅びる際の負の念すらも糧とすることが出来る。
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『D』の世界に現れた時は、乗っ取ったフェリオの知識を元にした仮の人格を持っていた。
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乗っ取った生命体の知識から、その生命体に効率よく恐怖を与える方法を学習しており、フェリオの知識を元に[[ルイーナ]]の軍勢を生み出した。また、そのルイーナも破滅の王を現出させるための使い捨ての道具であり、彼ら自身が滅びる際の負の念すらも糧とすることができる。
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ブルー・スウェアはこの存在を何とか撃退することが出来たが、その方法はバサラとイヴの歌で負のエネルギーを抑え、総攻撃でファートゥムを一時撃破、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]が[[特攻]]して「破滅の王」を一時退散させた隙に現界するための門である[[ファブラ・フォレース]]を破壊し、現出自体を阻止する事でようやく事態を収拾するというものだった。
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ブルー・スウェアはこの存在を何とか撃退することができたが、その方法はバサラとイヴの歌で負のエネルギーを抑え、総攻撃で[[ファートゥム]]を一時撃破、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]が[[特攻]]して「破滅の王」を一時退散させた隙に[[ファブラ・フォレース]]を破壊して「破滅の王」の力の流入を阻止する事でようやく事態を収拾するというものだった。
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つまり、「破滅の王」という存在そのものは健在であり、自軍がやった事は'''本格的に現出する前に追い返しただけ(それでもトレーズという大きな犠牲を払っている)で、倒すことはできなかった。'''
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つまり、「破滅の王」という存在そのものは健在であり、自軍がやった事は'''本格的に現出する前に追い返しただけ<ref>それでもトレーズという大きな犠牲を払っている。</ref>で、倒すことはできなかった。'''
    
=== 特徴 ===
 
=== 特徴 ===
現状、スパロボのラスボスとしては、'''滅ぼそうとして滅ぼせなかった'''唯一の存在である([[シュウ・シラカワ|シュウ]]や[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の[[ザ・データベース]]、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]や[[アドヴェント]]は事情が特殊な上、いずれも最終的に和解しているため滅亡していない)。その恐ろしさや脅威の大きさは並行世界全てを破滅させた[[アゾエーブ]]といい勝負だが、ペルフェクティオは元を断てない分始末が悪い。
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現状、スパロボのラスボスとしては、'''滅ぼそうとしても滅ぼせなかった'''唯一の存在である<ref>和解したために'''倒さなかった'''[[シュウ・シラカワ|シュウ]]や[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]、『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の[[ザ・データベース]]、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]や[[アドヴェント]]といった面々は除く</ref>。その恐ろしさや脅威の大きさは並行世界全てを破滅させた[[アゾエーブ]]といい勝負だが、ペルフェクティオは元を断てない分始末が悪い。
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なお、[[ル=コボル]]とは違い、憑依されていた人間が元の状態に戻ることは無く、憑依された時点でその人間の意識は消滅するため、一瞬たりともフェリオの人格が戻る事はなかった(ただし記憶はそのまま残るため、消滅というよりも「破滅の王」に乗っ取られたというべきであろう)。
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なお、似たような他者を乗っ取る性質を持つ[[ル=コボル]]とは違い、乗っ取られた人間が元の状態に戻ることは無く、一瞬たりともフェリオの人格が戻る事はなかった。
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類似する存在である[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]や[[ル=コボル]]は初めから作中世界に存在していたのに対し「破滅の王」は次元の狭間から作中世界に現出しようとしていた。ただし、自力で世界の枠を超えることが出来ず、ファブラ・フォレースやクロスゲートなどの「次元の門」を通じなければ現れることが出来ない。そのため、'''滅ぼすのは不可能だが、方法を問わなければ対処することは容易い'''という極端な特徴を持っている(『D』における『メガゾーン23』の世界では地球そのものに対して攻撃を加えることで現出を阻止し、本編では前述の通りファートゥム撃破後にファブラ・フォレースを破壊して追い返している)。
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類似する存在である[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]や[[ル=コボル]]は初めから作中世界に存在していたのに対し「破滅の王」は次元の狭間から作中世界に現出しようとしていた。ただし、自力で世界の枠を超えることができず、ファブラ・フォレースやクロスゲートなどの「次元の門」を通じなければ現れることができない。そのため、'''滅ぼすのは不可能だが、方法を問わなければ対処することは容易い'''という極端な特徴を持っている。
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『D』における『メガゾーン23』の世界では地球そのものに対して攻撃を加えることで現出を阻止し、本編では前述の通りファートゥム撃破後にファブラ・フォレースを破壊して追い返している。
    
=== 総論 ===
 
=== 総論 ===
フェリオの意識を介して「破滅の王」が語ったところによれば、「無限に広がり続ける宇宙を、無限に原初の闇に戻し続けるもの」であるらしい。言ってみれば「破滅の王」とは、「死滅」という'''「現象」そのもの'''であり、ペルフェクティオは偶然発生したスパロボ世界における端末、と言える。
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フェリオの肉体を介して「破滅の王」が語ったところによれば、「無限に広がり続ける宇宙を、無限に原初の闇に戻し続けるもの」であるらしい。言ってみれば「破滅の王」とは、「死滅」という'''「現象」そのもの'''であり、ペルフェクティオは偶然発生したスパロボ世界における端末、と言える。
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『D』では概ね上記の通りの存在であり、最終的にトレーズの特攻で器を失い、ファブラ・フォレースの破壊によって現界出来なくなったことにより、元の現象に戻った。
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『D』では概ね上記の通りの存在であり、最終的にトレーズの特攻で器を失い、ファブラ・フォレースの破壊によって現界できなくなったことにより、元の現象に戻った。
    
=== 『第2次OG』における諸設定 ===
 
=== 『第2次OG』における諸設定 ===
 
今作ではいくつかの設定が追加・変更されている。
 
今作ではいくつかの設定が追加・変更されている。
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“鍵”と呼ばれるものが存在し、それは、門を開き、また閉じるためのものであり、その世界の知的生命体の心の在り様を調べ、「破滅の王」が現出するための糧となる負の感情を集める素地を作るためのものであった。
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「破滅の王」が現出するための素地として、恐怖の感情を持つような知的生命体を「門」に接触させるための「鍵」と呼ばれるものが世界に存在している。
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遙か古代<ref>恐らくはオーバーテクノロジーによって栄えた文明の時代。</ref>、“鍵”に触れた何者か(少なくとも人間ではなかったようだが)に憑依して「ペルフェクティオ」という端末を得、開かれた門から現れようとしていた。当時の人間達は、その尖兵たるメリオルエッセやミーレス達と戦い、膨大な犠牲を払ってクロスゲートを封じ込め、「破滅の王」の現出を阻止した。その後、生き残った者たちは、戦いで得たものを利用し、後の時代に「破滅の王」が現れた時の対抗策を造り上げた。それが“鍵”の複製品である[[シュンパティア]][[レース・アルカーナ]]である。そして、ファブラ・フォレースの正体は、かつて「破滅の王」が現出しようとしていた[[クロスゲート]]と、[[フューリー|古人達]]が戦いの後に築いた封印神殿のことを指す。
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遙か昔、何者か<ref>続編『ムーン・デュエラーズ』において、母星を失い地球圏へやってきた[[フューリー]]であることが判明した。</ref>が鍵に触れたことで破滅の王が顕現し、世界を破滅に追い込むも、反撃を受けて門の外へ放逐された。その後、生き残った者たちは、戦いで得たものを利用し、後の時代に破滅の王が現れた時の対抗策を造り上げた。それが、門である[[クロスゲート]]を封印するための建造物であるファブラ・フォレースであり、また門を制御するための鍵の複製品である[[シュンパティア]][[レース・アルカーナ]]であった。
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恐らくは、その戦いの際に構築したと思しき疑似意識が時を経ても残っていたらしく(推測だが、どうやら器ごと放逐されたらしい)、フェリオを器に再び顕現した際は、当時の事を記憶していた。
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なお、その際に乗っ取った人物の人格が時を経ても残っていたらしく、第2次OG本編においてフェリオを乗っ取り再び顕現した破滅の王は、当時の事を記憶していた。
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シュンパティアに組み込まれたカルケリア・パルス・ティルゲムにより、門を開いたフェリオは「破滅の王」本体、即ち死の概念そのものに接触してしまい、その結果人格を乗っ取られてしまった。この時、疑似意識にフェリオの所有していた知識が書き込まれ、その結果メリオルエッセ達は、恐怖のイメージを移した人の姿と、闘争の手段である機動兵器を与えられることになった。また、ラテン語で名称がつけられたのも、フェリオの持つラテン語のセンスが反映されたと考えれば説明がつく。
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[[ユーゼス・ゴッツォ]]の手引きによってシュンパティアに組み込まれた[[T-LINKシステム|カルケリア・パルス・ティルゲム]]の力により、門を開いたフェリオは破滅の王の本体、即ち死の概念そのものに接触してしまい、その結果人格を乗っ取られてしまった。その後は『D』と同じくフェリオの知識を元にルイーナを生み出し、世界を恐怖に染めることとなる。
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結末は概ね『D』に準じるが、最終局面では[[イルイ・ガンエデン]]によって抑え込まれ、ウェントスの特攻とクリスがクロスゲートを介して引きずり込んだことにより、OG世界から消滅した<ref>この時「AI1に取り込まれた」という話が聞かれるが、実際にAI1が取り込んだのはクロスゲートから力を取り込んで暴走した[[アレス・ガイスト]]であり、正確には間違い。</ref>。
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結末は概ね『D』に準じるが、最終局面では[[イルイ・ガンエデン]]の念動力によって力を抑え込まれ、[[ウェントス]]の特攻によって怯んだところを[[クリアーナ・リムスカヤ|クリス]]によって彼女の魂諸共にクロスゲートの外に引きずり出され、OG世界から消滅した<ref>この時「AI1に取り込まれた」という話が聞かれるが、実際にAI1が取り込んだのはクロスゲートから力を取り込んで暴走した[[アレス・ガイスト]]であり、正確には間違い。</ref>。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:なおこの曲は、'''シリーズ初のラスボスの個人専用曲'''(他の敵やマップと共用していない)。また、目覚ましに使うと金縛りが発生するという都市伝説がある(しかも実例あり<ref>初出は2ちゃんねる(現5ちゃんねる)「[https://game11.5ch.net/test/read.cgi/pokechara/1171980105/931 スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その134:931]」と見られる。</ref>)。
 
:なおこの曲は、'''シリーズ初のラスボスの個人専用曲'''(他の敵やマップと共用していない)。また、目覚ましに使うと金縛りが発生するという都市伝説がある(しかも実例あり<ref>初出は2ちゃんねる(現5ちゃんねる)「[https://game11.5ch.net/test/read.cgi/pokechara/1171980105/931 スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その134:931]」と見られる。</ref>)。
 
;「Destinies (Ver.OG II)」
 
;「Destinies (Ver.OG II)」
:『第2次OG』において、3度目のイベント後にこれが流れ始める。『D』のタイトルミュージックだが、スローペースアレンジなのでちょっと聞いただけだと「?」となる。もちろんこの曲も「Trombe!」よりも優先度が高い。なお、いわゆる「主題歌・テーマ曲が常時流れ続けるボス」について、ペルフェクティオは実は2番手である(1番手は[[テイニクェット・ゼゼーナン]]なのだが分岐中の対峙である上、肝心のトロンベがいないためどっちのBGMが優先されたかは不明)。
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:『第2次OG』において、3度目のイベント後にこれが流れ始める。『D』のタイトルミュージックのアレンジであるが、スローテンポかつ音程が変わっているため少し聴いただけだと気付かないかもしれない。もちろんこの曲も「Trombe!」よりも優先度が高い。なお、いわゆる「主題歌・テーマ曲が常時流れ続けるボス」について、ペルフェクティオは実は2番手である(1番手は[[テイニクェット・ゼゼーナン]]なのだが分岐中の対峙である上、肝心のトロンベがいないためどっちのBGMが優先されたかは不明)。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*ペルフェクティオはラテン語で「完璧」「完全」の意味で(英語圏なら「Perfect」)、取り付いているのが[[ジョシュア・ラドクリフ|主人公]]の「親父」なので、ユーザーからは「'''完璧親父'''」と呼ばれている。また、石川賢の作品『[[ゲッターロボシリーズ|ゲッターロボサーガ]]』とも関連が囁かれる漫画『虚無戦記』に登場する「ラ=グース」とその性質が非常に似ている。
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*ペルフェクティオはラテン語で「完璧」「完全」を意味し (英語で言う「Perfect」)、取り付いているのが[[ジョシュア・ラドクリフ|主人公]]の「親父」なので、ユーザーからは「'''完璧親父'''」と呼ばれている。また、石川賢の作品『[[ゲッターロボシリーズ|ゲッターロボサーガ]]』とも関連が囁かれる漫画『虚無戦記』に登場する「ラ=グース」とその性質が非常に似ている。
 
*『[[スーパーロボット大戦D|D]]』最終話では登場する際に[[メリオルエッセ]]の機体を配下として蘇らせるのだが、これは同時期に発売された『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』のラスボス・[[アルカイド・ナアシュ|修羅王]]の使用した奥義「闘鬼転生」とほぼ同じ。偶然なのか意図的なのかは不明だが、「'''復活したのは機体だけでパイロットは一般兵'''」、「'''一体だけいない'''([[ストゥディウム]]と[[アガレス]])」という所まで共通している。
 
*『[[スーパーロボット大戦D|D]]』最終話では登場する際に[[メリオルエッセ]]の機体を配下として蘇らせるのだが、これは同時期に発売された『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』のラスボス・[[アルカイド・ナアシュ|修羅王]]の使用した奥義「闘鬼転生」とほぼ同じ。偶然なのか意図的なのかは不明だが、「'''復活したのは機体だけでパイロットは一般兵'''」、「'''一体だけいない'''([[ストゥディウム]]と[[アガレス]])」という所まで共通している。
 
*『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』では戦闘台詞が[[木原マサキ]]を彷彿とさせるためか「冥王」のあだ名が付いた。
 
*『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』では戦闘台詞が[[木原マサキ]]を彷彿とさせるためか「冥王」のあだ名が付いた。
 
**ちなみに、笑みのグラフィックは『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』のマサキのものと表情・アングルがほとんど同じ(見下すようにしてニヤリと笑っている)。
 
**ちなみに、笑みのグラフィックは『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』のマサキのものと表情・アングルがほとんど同じ(見下すようにしてニヤリと笑っている)。
*メリオルエッセやルイーナの軍勢を生み出す力を持つが、その全ては破滅を導くための『破壊の使徒』であり、アートルム・エクステリオル等のペルフェクティオの力で発現した現象は破滅を導く方向性しか有していない。またOGにおいてはルイーナの軍勢(ミーレスや機動兵器)は既存の物質をペルフェクティオの力で変換しているとされている。これらの要素は[[Zシリーズ]]における[[次元力]]、特に「消滅しようとする力」=「[[太虚]]」設定と非常に似通っている。
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*メリオルエッセやルイーナの軍勢を生み出す力を持つが、その全ては破滅を導くための『破壊の使徒』であり、アートルム・エクステリオル等のペルフェクティオの力で発現した現象は破滅を導く方向性しか有していない。またOGにおいてはルイーナの軍勢 (機動兵器やそのパイロット) は既存の物質を破滅の王の力で変換している、とされている。これらの要素は[[Zシリーズ]]における[[次元力]]、特に「消滅しようとする力」=「[[太虚]]」設定と非常に似通っている。
 
*また、これらの設定や特徴からモチーフは[[クトゥルフ神話]]の邪神である「アザトース」ではないかとも言われている。
 
*また、これらの設定や特徴からモチーフは[[クトゥルフ神話]]の邪神である「アザトース」ではないかとも言われている。
 
*間違いやすいがペルフェクティオ自身は「破滅の王」ではない。あくまで力の一端が[[フェリオ・ラドクリフ]]に取り憑いて実体化しただけである。もっとも本体が出てきてしまったらその時点でアウトなので当然なのだが。
 
*間違いやすいがペルフェクティオ自身は「破滅の王」ではない。あくまで力の一端が[[フェリオ・ラドクリフ]]に取り憑いて実体化しただけである。もっとも本体が出てきてしまったらその時点でアウトなので当然なのだが。