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各作品の[[アンソロジーコミック]]は煩雑化を防ぐため割愛する。また、一般の商業流通を経ていない所謂「同人」作品についても(公式スタッフが関わっている場合であっても)記載対象外とする。
 
各作品の[[アンソロジーコミック]]は煩雑化を防ぐため割愛する。また、一般の商業流通を経ていない所謂「同人」作品についても(公式スタッフが関わっている場合であっても)記載対象外とする。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
多くはアニメ本編を漫画という形で描いたものが中心となる。また、登場人物のうち、脇役にスポットを当てたスピンオフ作品も存在する。
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多くはアニメ本編を漫画という形で描いたものが中心となる。また、登場人物のうち、脇役にスポットを当てた[[外伝|スピンオフ]]作品も存在する。
    
『[[鉄のラインバレル]]』や『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』といった漫画作品を原作にアニメ化ないし[[コンピュータゲーム|ゲーム化]]を経て、スパロボに参戦した例もある。ただし、中には『マーズ』を原作とした『[[六神合体ゴッドマーズ]]』の様に、アニメ化に際して原作から大きくかけ離れた翻案作品の体裁になってしまう事も少なくない。
 
『[[鉄のラインバレル]]』や『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』といった漫画作品を原作にアニメ化ないし[[コンピュータゲーム|ゲーム化]]を経て、スパロボに参戦した例もある。ただし、中には『マーズ』を原作とした『[[六神合体ゴッドマーズ]]』の様に、アニメ化に際して原作から大きくかけ離れた翻案作品の体裁になってしまう事も少なくない。
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;激マン!! キューティーハニー編
 
;激マン!! キューティーハニー編
 
:作画:永井豪、『週刊漫画ゴラク』にて連載。全3巻。
 
:作画:永井豪、『週刊漫画ゴラク』にて連載。全3巻。
:他の『激マン!!』シリーズ同様、本編のリメイクシーンと当時の回顧録を挟んだ形式の漫画なのだが、'''作者の永井豪氏を始め多くのダイナミックプロ社員が女性化して登場する'''他、妙に下ネタが多いなどハジけた内容となっている。
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:他の『激マン!!』シリーズ同様、本編のリメイクシーンと当時の回顧録を挟んだ形式の漫画なのだが、'''作者の永井豪氏を始め多くのダイナミックプロ社員が女性化して登場する'''他、妙に下ネタが多い等ハジけた内容となっている。
    
=== [[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]] ===
 
=== [[獣神ライガー (TV)|獣神ライガー]] ===
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:TVシリーズ放送当時の連載分と、後年に『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』公開に合わせて執筆された長編で構成されている。
 
:TVシリーズ放送当時の連載分と、後年に『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』公開に合わせて執筆された長編で構成されている。
 
:前者は「執筆当時、岡崎氏が様々な事情から本編を碌に把握できずにいた」という事情により、アニメ本編を沿いながらも'''スーパー系のノリで描かれている作品'''<ref>他にも'''パンチ一発で[[ザク]]2機を粉砕する[[ガンダム]]'''、'''宇宙を翔けるゾックや[[ズゴック]]'''など、本作(のオリジナル版)は抱腹絶倒要素に事欠かない。</ref>として有名。
 
:前者は「執筆当時、岡崎氏が様々な事情から本編を碌に把握できずにいた」という事情により、アニメ本編を沿いながらも'''スーパー系のノリで描かれている作品'''<ref>他にも'''パンチ一発で[[ザク]]2機を粉砕する[[ガンダム]]'''、'''宇宙を翔けるゾックや[[ズゴック]]'''など、本作(のオリジナル版)は抱腹絶倒要素に事欠かない。</ref>として有名。
:大都社からの単行本収録に際して「モニターを拳骨で叩き割る[[アムロ・レイ|アムロ]]」などの場面が一部書き直されてしまい、秋田書店のコンビニコミックでも同じ原稿が使われたが、マンガショップの完全版で修正前の単行本が完全再現された。
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:大都社からの単行本収録に際して「モニターを拳骨で叩き割る[[アムロ・レイ|アムロ]]」等の場面が一部書き直されてしまい、秋田書店のコンビニコミックでも同じ原稿が使われたが、マンガショップの完全版で修正前の単行本が完全再現された。
 
;機動戦士ガンダム0079
 
;機動戦士ガンダム0079
 
:作画:近藤和久、全12巻。
 
:作画:近藤和久、全12巻。
 
;機動戦士ガンダム THE ORIGIN
 
;機動戦士ガンダム THE ORIGIN
 
:作画:安彦良和、『ガンダムエース』にて連載。全24巻。
 
:作画:安彦良和、『ガンダムエース』にて連載。全24巻。
:原作をベースに、設定の見直しや外伝的エピソードの追加など独自のアレンジを施した作品。第23巻が事実上の最終巻で、第24巻は本編の外伝を扱った短編集。
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:原作をベースに、設定の見直しや外伝的エピソードの追加など独自のアレンジを施した作品。第23巻が事実上の最終巻で、第24巻は本編の[[外伝]]を扱った短編集。
:第9巻から第14巻までは[[シャア・アズナブル|シャア]]を主人公とした前日譚で、彼の少年時代から士官学校時代を通して[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]や[[ララァ・スン|ララァ]]との出会い、MS開発史、そして開戦までが描かれている。
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:第9巻から第14巻までは[[シャア・アズナブル|シャア]]を主人公とした前日譚で、彼の少年時代から士官学校時代を通して[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]や[[ララァ・スン|ララァ]]との出会い、MS開発史、そして[[一年戦争]]開戦までが描かれている。
 
:上記前日譚がアニメ化されており、2015年より劇場公開・WEB配信の形態で順次公開された。
 
:上記前日譚がアニメ化されており、2015年より劇場公開・WEB配信の形態で順次公開された。
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;サイド ストーリー オブ ガンダムΖ
 
;サイド ストーリー オブ ガンダムΖ
 
:作画:近藤和久。
 
:作画:近藤和久。
:漫画版と同じ、近藤氏が『機動戦士Ζガンダム』を独自に再構成したif・アナザーストーリーとも言うべきもの。登場人物やMSは原作の一部は共通しているものの、『'''シャアが[[ティターンズ]]入りしている'''』『'''ティターンズと[[エゥーゴ]]のMSがほとんど入れ替わっている'''』、『'''半幽閉生活を送っていたアムロが、アルコール依存症を患っている'''』、『'''カミーユがサイド3出身で、ジオン狩りによって両親を失った過去を持つ'''』など、原作と異なる設定がいくつも存在する。
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:漫画版と同じ、近藤氏が『機動戦士Ζガンダム』を独自に再構成したif・アナザーストーリーとも言うべきもの。登場人物やMSは原作の一部は共通しているものの、「'''シャアが[[ティターンズ]]入りしている'''」「'''ティターンズと[[エゥーゴ]]のMSがほとんど入れ替わっている'''」「'''半幽閉生活を送っていたアムロが、アルコール依存症を患っている'''」「'''カミーユが[[サイド3]]出身で、ジオン狩りによって両親を失った過去を持つ'''」等、原作と異なる設定がいくつも存在する。
 
;機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-
 
;機動戦士Ζガンダム -星を継ぐ者-
 
:作画:田巻久雄、『ガンダムエース』にて連載。全1巻。
 
:作画:田巻久雄、『ガンダムエース』にて連載。全1巻。
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=== [[機動戦士ガンダムAGE]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムAGE]] ===
;機動戦士ガンダムAGE ~始まりの物語~
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;機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~
:作画:中西寛、『週刊少年サンデー』にて掲載。前後編の読み切り作品で外伝漫画『機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~』コミックスにて併録。
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:作画:中西寛、『週刊少年サンデーS』にて掲載。第二部・アセム編と第三部・キオ編の間に起きた出来事を描く公式[[外伝]]漫画。
:フリット編第1話の漫画化にあたるが初期設定を使用しているため、ストーリーにテレビ本編との食い違いが見られる。
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:[[アセム・アスノ]]が[[宇宙海賊ビシディアン]]の2代目首領になった経緯、[[EXA-DB]]および[[シド]]の存在について詳細に描いている。
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:;機動戦士ガンダムAGE ~始まりの物語~
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::作画:中西寛、『週刊少年サンデー』にて掲載。前後編の読み切り作品で『機動戦士ガンダムAGE ~追憶のシド~』のコミックス版にて併録。
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::第一部・フリット編第1話の漫画化にあたるが初期設定を使用しているため、ストーリーにTV版本編との食い違いが見られる。
 
;機動戦士ガンダムAGE -First Evolution-
 
;機動戦士ガンダムAGE -First Evolution-
 
:作画:葛木ヒヨシ、『ガンダムエース』にて連載。全3巻。
 
:作画:葛木ヒヨシ、『ガンダムエース』にて連載。全3巻。
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;機動戦士ガンダムAGE -Final Evolution-
 
;機動戦士ガンダムAGE -Final Evolution-
 
:作画:ばう、『ガンダムエース』にて連載。
 
:作画:ばう、『ガンダムエース』にて連載。
:キオ編・三世代編の漫画化作品。
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:キオ編および三世代編の漫画化作品。
 
;機動戦士ガンダムAGE ~クライマックスヒーロー~
 
;機動戦士ガンダムAGE ~クライマックスヒーロー~
 
:作画:鷹岬諒、『月刊コロコロコミック』にて連載。全1巻。
 
:作画:鷹岬諒、『月刊コロコロコミック』にて連載。全1巻。
:キオ編・三世代編の漫画化だが、掲載誌の対象層に合わせてか、かなり明朗な作風となっている。
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:キオ編および三世代編の漫画化だが、掲載誌の対象層に合わせてか、かなり明朗な作風となっている。
    
=== [[ガンダム Gのレコンギスタ]] ===
 
=== [[ガンダム Gのレコンギスタ]] ===
 
;ガンダム Gのレコンギスタ
 
;ガンダム Gのレコンギスタ
:作画:太田多門、『ガンダムエース』にて連載<ref>2018年以降の掲載実績がなく、事実上の休載状態にある</ref>。続刊中。
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:作画:太田多門、『ガンダムエース』にて連載<ref>2018年以降の掲載実績が無く、事実上の休載状態にある</ref>。続刊中。
 
:アニメ本編のコミカライズで、アニメ本編の補完描写も多い。
 
:アニメ本編のコミカライズで、アニメ本編の補完描写も多い。
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;戦え! イクサー1
 
;戦え! イクサー1
 
:原作:阿乱霊、『レモンピープル』掲載の読み切り作品。単行本『みんな元気かい!!』に収録。『[[戦え!! イクサー1]]』(「!」が2つ)のタイトルでアニメ化。
 
:原作:阿乱霊、『レモンピープル』掲載の読み切り作品。単行本『みんな元気かい!!』に収録。『[[戦え!! イクサー1]]』(「!」が2つ)のタイトルでアニメ化。
:後に刊行されたOVA版のムック本に続編「FIGHT!! ICZER-ONE」が掲載された(前述の単行本に収録)が、以後新作の発表はなく未完に終わっている。
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:後に刊行されたOVA版のムック本に[[続編]]「FIGHT!! ICZER-ONE」が掲載された(前述の単行本に収録)が、以後新作の発表はなく未完に終わっている。
 
;[[魔法騎士レイアース]]
 
;[[魔法騎士レイアース]]
 
:原作:CLAMP、『なかよし』にて連載。通算全6巻(第一部全3巻・第二部全3巻)。
 
:原作:CLAMP、『なかよし』にて連載。通算全6巻(第一部全3巻・第二部全3巻)。
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== 備考 ==
 
== 備考 ==
*漫画作品はアニメ作品と異なって映像作品的な制約に縛られない代わりに、ページ数による制約がある。そのため(漫画雑誌連載の場合)、原作アニメ作品にあった場面を割愛することもある。<ref>『機動戦士Ζガンダム』の漫画版はこの割愛の影響でカミーユが地球へ行くのが最初の1回だけとなったためにフォウはホンコンで死亡し、ロザミアの出番もカットされるなど、'''後の劇場版と類似した展開になっている'''。</ref>
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*漫画作品はアニメ作品と異なって映像作品的な制約に縛られない代わりに、ページ数による制約がある。そのため(漫画雑誌連載の場合)、原作アニメ作品にあった場面を割愛する場合もある<ref>近藤和久氏による『機動戦士Ζガンダム』の漫画版はこの割愛の影響でカミーユが地球へ行くのが最初の1回だけとなったためにフォウはホンコンで死亡し、ロザミアの出番もカットされる等、'''後年の劇場版と類似した展開になっている'''。</ref>
 
**しかしながら、漫画作品にはアニメ作品と比較してキャラクターの心情を詳細に表現できるという利点がある。
 
**しかしながら、漫画作品にはアニメ作品と比較してキャラクターの心情を詳細に表現できるという利点がある。
 
*漫画作品では、原作アニメ作品のキャラクターやストーリー、設定に対して改変を施す事がある。これによって、原作アニメ作品とは異なる結末を迎えることも多い。
 
*漫画作品では、原作アニメ作品のキャラクターやストーリー、設定に対して改変を施す事がある。これによって、原作アニメ作品とは異なる結末を迎えることも多い。
 
**その内容は基本的には[[小説]]同様初期稿や中途稿に準じているケースが多い。無論、漫画版作者による独自解釈が作品に反映されているケースも有る。
 
**その内容は基本的には[[小説]]同様初期稿や中途稿に準じているケースが多い。無論、漫画版作者による独自解釈が作品に反映されているケースも有る。
 
**例えばストーリーの改変によって、原作アニメ作品では悲劇的だった結末が漫画作品では救いのある結末になる場合もある。それはある意味、[[スパロボ補正]]にも通じると言えるだろう。
 
**例えばストーリーの改変によって、原作アニメ作品では悲劇的だった結末が漫画作品では救いのある結末になる場合もある。それはある意味、[[スパロボ補正]]にも通じると言えるだろう。
**また、掲載状態によっては原作アニメの終了よりも大分後になってから漫画が最終回を迎える場合もあり、アニメが[[打ち切り]]などで[[伏線]]回収などに影響が出てしまった場合、漫画の方でそういった要素を纏め上げて上手く消化するケースも見られる(『[[HEROMAN]]』等が好例)。
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**また、掲載状態によっては原作アニメの終了よりも大分後になってから漫画が最終回を迎える場合もあり、アニメが[[打ち切り]]等で[[伏線]]回収等に影響が出てしまった場合、漫画の方でそういった要素を纏め上げて上手く消化するケースも見られる(『[[HEROMAN]]』等が好例)。
    
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
 
;[[アンソロジーコミック]]
 
;[[アンソロジーコミック]]
:
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:複数の漫画家が描いた特定の題材の作品を集めた出版物。
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
<references />
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