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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 第二部・アセム編より登場。[[ヴェイガン]]に所属する軍人の一人であり、長い銀髪と褐色肌が特徴の美青年。スペシャルエディション[[OVA]]『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』(以下、『MOE』と表記)では事実上の[[主人公]]<ref>『MOE』後編のエンディングロール(キャスト欄)では、本編の[[主人公]]であるアセム・アスノに代わって、ゼハート・ガレットがトップに位置している。</ref><ref name="Boss">『MOE』では[[ゼラ・ギンス]]が未登場のままで終幕するので、ゼハート・ガレットが当作品の[[ラストボス]]の役割を担う。</ref>となる。 | + | 第二部・アセム編より登場。[[ヴェイガン]]に所属する軍人の一人であり、長い銀髪と褐色肌が特徴の美青年<ref name="Ikemen">『MOE』では、ゼハートの転校先のクラスの女子生徒達(ロマリーを除く)が、彼の顔を見て頬を赤く染めている描写が存在している。</ref>。スペシャルエディション[[OVA]]『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』(以下、『MOE』と表記)では事実上の[[主人公]]<ref>実際、『MOE』後編のエンディングロール(キャスト欄)では「ゼハート・ガレット [[声優:神谷浩史|神谷浩史]]」がトップに位置している。</ref><ref name="Boss">『MOE』では[[ゼラ・ギンス]]が未登場のままで完結するので、ゼハート・ガレットが当作品の[[ラストボス]]の役割を担う。</ref>となる。 |
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| === 来歴 === | | === 来歴 === |
| ==== アセム編 ==== | | ==== アセム編 ==== |
− | ガンダムAGE-1及びAGEシステムの奪取を目的とするため、[[コロニー]]・トルディアへと潜入。その際に身分を偽り学生として転入し、アスノ家の人間であるアセムへと接触を図るが、部活動「モビルスーツクラブ」を通して[[友情]]を感じていき戸惑うようになる。 | + | ガンダムAGE-1及びAGEシステムの奪取を目的とするため、[[コロニー]]・トルディアへと潜入。その際に身分を偽り学生として転入し、アスノ家の人間であるアセムへと接触を図るが、部活動「[[モビルスーツ|MS]]クラブ」を通して[[友情]]を感じていき戸惑うようになる。 |
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| 卒業式の日に、自身の正体を晒し決別。その後は連邦軍へ入隊したアセムと多く交戦する。当初は自身の操縦技術の高さと[[Xラウンダー]]能力も相まって、アセムを圧倒していたが、次第に追いつかれるようになる。最終決戦では移動要塞ダウネスが[[地球]]へと落下し始めたため、アセムと共闘し食い止めるものの、大気圏へと突入。その際に、ドール・フロストに庇われ一命を取り留める。その後はイゼルカントの元でコールドスリープへと入った。 | | 卒業式の日に、自身の正体を晒し決別。その後は連邦軍へ入隊したアセムと多く交戦する。当初は自身の操縦技術の高さと[[Xラウンダー]]能力も相まって、アセムを圧倒していたが、次第に追いつかれるようになる。最終決戦では移動要塞ダウネスが[[地球]]へと落下し始めたため、アセムと共闘し食い止めるものの、大気圏へと突入。その際に、ドール・フロストに庇われ一命を取り留める。その後はイゼルカントの元でコールドスリープへと入った。 |
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| ゼハートの生き様は言うなれば、'''道を間違えたアセム、家族や友人に恵まれなかったフリットという彼等の「もしも」の姿'''とも言い換える事が出来る。全てを一人で背負い込み、それを分かち合える家族や友が誰もいなかったゼハートには頼れるものは自分以外になく、さらに「ゼハート・ガレット」という個人と向き合ってくれるのが実質、敵となったアセム以外にいなかったのも大きい。ヴェイガンの絶対的指導者であるイゼルカントから全てを受け継いだ男、有数のXラウンダー、エデンの住民の代表たるゼハートには、陰ながら支えようとする者達は多くいたものの、正面から諌め、あるいは共に歩いてくれる者は誰もおらず、フラムですら表面的には「上官と部下」の関係で留まっていた。結局のところ、ゼハートにとって本当に必要だったのは「ヴェイガンの未来」という重荷を分かち合える仲間であり、一人で背負えるはずのないものを無理に一人で背負ってしまったのが一番の不幸だったと言える。 | | ゼハートの生き様は言うなれば、'''道を間違えたアセム、家族や友人に恵まれなかったフリットという彼等の「もしも」の姿'''とも言い換える事が出来る。全てを一人で背負い込み、それを分かち合える家族や友が誰もいなかったゼハートには頼れるものは自分以外になく、さらに「ゼハート・ガレット」という個人と向き合ってくれるのが実質、敵となったアセム以外にいなかったのも大きい。ヴェイガンの絶対的指導者であるイゼルカントから全てを受け継いだ男、有数のXラウンダー、エデンの住民の代表たるゼハートには、陰ながら支えようとする者達は多くいたものの、正面から諌め、あるいは共に歩いてくれる者は誰もおらず、フラムですら表面的には「上官と部下」の関係で留まっていた。結局のところ、ゼハートにとって本当に必要だったのは「ヴェイガンの未来」という重荷を分かち合える仲間であり、一人で背負えるはずのないものを無理に一人で背負ってしまったのが一番の不幸だったと言える。 |
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− | その表れか、軍人としては確かに有能なものの指揮官としては疑問符が付き、事実ゼハートが担当した作戦は、作中描かれた限り'''ほとんど失敗している'''<ref>根底にある他者への思いやりや部下に慕われるカリスマ性から、ゼハートが人の上に立つ資質が無いという訳ではないし、メタ的に言えば「作戦が成功すると、AGEシステムが失われる等してバッドエンド一直線」という見方もある。</ref>。更には最高クラスのXラウンダーであり、優れたパイロットでもあったゼハートが精神の平衡を保てなかった事が原因で殆ど力を発揮できず、心の強さこそが最も重要なスーパーパイロットとなったアセムに圧倒される、というかなり皮肉な敗北をしてしまった。
| + | その表れか、軍人としては確かに有能なものの[[指揮官]]としては疑問符が付き、事実ゼハートが担当した作戦は、作中描かれた限り'''ほとんど失敗している'''<ref>根底にある他者への思いやりや部下に慕われるカリスマ性から、ゼハートが人の上に立つ資質が無いという訳ではないし、メタ的に言えば「作戦が成功すると、AGEシステムが失われる等してバッドエンド一直線」という見方もある。</ref>。更には最高クラスのXラウンダーであり、優れたパイロットでもあったゼハートが精神の平衡を保てなかった事が原因で殆ど力を発揮できず、心の強さこそが最も重要なスーパーパイロットとなったアセムに圧倒される、というかなり皮肉な敗北をしてしまった。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ;[[スーパーロボット大戦BX]] | | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
| :初登場作品。序盤から[[ギラーガ]]に搭乗し、幾度も自軍部隊と対峙する。終盤に[[ガンダムレギルス]]に乗り換える。撃墜すると声優繋がりでスキルパーツ「[[ミハエル・ブラン|ミシェルの眼鏡]]」を落とす場合がある。 | | :初登場作品。序盤から[[ギラーガ]]に搭乗し、幾度も自軍部隊と対峙する。終盤に[[ガンダムレギルス]]に乗り換える。撃墜すると声優繋がりでスキルパーツ「[[ミハエル・ブラン|ミシェルの眼鏡]]」を落とす場合がある。 |
− | :高いXラウンダー能力もあって強敵となっており、最終的に第41話にて[[ヴェイガンギア・シド]]の攻撃からアセムを庇い死亡するが、[[隠し要素/BX#クランシェカスタム&セリック・アビス、ガンダムレギルス&ゼハート・ガレット、フォーンファルシア&フラム・ナラ、ギラーガ改&レイル・ライト|隠し要素]]の条件を満たすことで生存しフラムやレイルと共に[[ブライティクス]]に参加し、ロマリーやフリットとも和解する。味方になった後はアセムとの合体攻撃も用意されているが、機体の得意レンジが反対なので足並みを揃え難いのが問題。 | + | :高いXラウンダー能力もあって強敵となっており、最終的に第41話にて[[ヴェイガンギア・シド]]の攻撃からアセムを庇い死亡するが、[[隠し要素/BX#クランシェカスタム&セリック・アビス、ガンダムレギルス&ゼハート・ガレット、フォーンファルシア&フラム・ナラ、ギラーガ改&レイル・ライト|隠し要素]]の条件を満たす事で生存し、フラムやレイルと共に[[ブライティクス]]に参加。ロマリーやフリットとも和解する。味方になった後はアセムとの合体攻撃も用意されているが、機体の得意レンジが反対なので足並みを揃え難いのが問題。 |
| :キャンペーンマップ「硬きもの」「ハイスピードチェイサー」ではなぜか[[マノン]]と共に[[戦術指揮]]のメンバーに加わっている<ref>後者は想定される時期が本編の第45話から第46話の間と見られる為、生存・加入させていれば不自然ではなくなる。</ref>。 | | :キャンペーンマップ「硬きもの」「ハイスピードチェイサー」ではなぜか[[マノン]]と共に[[戦術指揮]]のメンバーに加わっている<ref>後者は想定される時期が本編の第45話から第46話の間と見られる為、生存・加入させていれば不自然ではなくなる。</ref>。 |
| :なお、本作ではオリバーノーツ襲撃時に当初の座乗艦であったファ・ゼオスを失わなかったので、その後の乗艦ファ・ザードは登場せず、終始ファ・ゼオスの指揮を執っている。 | | :なお、本作ではオリバーノーツ襲撃時に当初の座乗艦であったファ・ゼオスを失わなかったので、その後の乗艦ファ・ザードは登場せず、終始ファ・ゼオスの指揮を執っている。 |
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| === [[戦術指揮]] === | | === [[戦術指揮]] === |
| ;回避率上昇、全体攻撃時の攻撃力上昇、移動力1上昇 | | ;回避率上昇、全体攻撃時の攻撃力上昇、移動力1上昇 |
− | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で採用。 | + | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』で採用。Xラウンダーの面目躍如か。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| ;[[GUNDAM:ダズ・ローデン|ダズ・ローデン]](SRW未登場) | | ;[[GUNDAM:ダズ・ローデン|ダズ・ローデン]](SRW未登場) |
| :アセム編での補佐官。コロニー「トルディア」へゼハートと共に潜入していた。 | | :アセム編での補佐官。コロニー「トルディア」へゼハートと共に潜入していた。 |
− | :『MOE』では、潜伏先のトルディアで学園生活を送るゼハートに対して父親のように接している。また、ゼハート自身はアセム達にダズの事を「おじさん」と紹介している。 | + | :『MOE』では、潜伏先のトルディアで学園生活を送るゼハートに対して親のように接している。また、ゼハート自身はアセム達にダズの事を「おじさん」と紹介している。 |
| ;[[GUNDAM:ドール・フロスト|ドール・フロスト]](SRW未登場) | | ;[[GUNDAM:ドール・フロスト|ドール・フロスト]](SRW未登場) |
| :アセム編での部下マジシャンズ8のリーダー。コロニー「ノートラム」攻防戦終盤で、大気圏に落ちたゼハートを庇い、戦死。 | | :アセム編での部下マジシャンズ8のリーダー。コロニー「ノートラム」攻防戦終盤で、大気圏に落ちたゼハートを庇い、戦死。 |
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| :『BX』では[[木連|同盟組織]]の将である彼らと何度も共同戦線をとる。 | | :『BX』では[[木連|同盟組織]]の将である彼らと何度も共同戦線をとる。 |
| ;[[草壁春樹]] | | ;[[草壁春樹]] |
− | :『BX』では同盟組織の司令官同士の関係。互いに共同歩調をとり地球連邦とBXに対抗するが… | + | :『BX』では同盟組織の司令官同士の関係。互いに共同歩調をとり地球連邦とBXに対抗するが…。 |
| ;[[ハリケーン]]、[[フラッシュ (マジンガー)|フラッシュ]]、[[ミスティ]] | | ;[[ハリケーン]]、[[フラッシュ (マジンガー)|フラッシュ]]、[[ミスティ]] |
| :『BX』ではオリバーノーツでの戦いで彼女達を一蹴するが、彼女達の決死の反撃もあって撤退に追い込まれる結果に。 | | :『BX』ではオリバーノーツでの戦いで彼女達を一蹴するが、彼女達の決死の反撃もあって撤退に追い込まれる結果に。 |
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| :自身を最前線から外したことに反発したデシルに対して。しかし、デシルは逆に開き直り独断専行を行う結果になってしまった。 | | :自身を最前線から外したことに反発したデシルに対して。しかし、デシルは逆に開き直り独断専行を行う結果になってしまった。 |
| :最後の独白は自身もまた何度も見逃してきたアセムに対して甘さが抜けきっていないことに対する自嘲である。 | | :最後の独白は自身もまた何度も見逃してきたアセムに対して甘さが抜けきっていないことに対する自嘲である。 |
− | ;「例え兄でも、妨げになるなら…。」<br />「私は…どんなことをしてもたどり着くと誓ったのだ…!イゼルカント様が見せてくれた、未来に…!」 | + | ;「例え兄でも、妨げになるなら…。」<br />「私は…どんなことをしてもたどり着くと誓ったのだ…! イゼルカント様が見せてくれた、未来に…!」 |
− | :ドールからデシルを見殺しにしたことを指摘されるも、ゼハートなりに覚悟を示す。これにはドールも突き動かされ、ゼハートを庇い彼がエデンの実現を成し遂げてくれると信じて散っていくが、何をしても結局たどり着けず、逆に追い詰められてしまうという後の展開を考えると皮肉な台詞である。 | + | :ドールからデシルを見殺しにしたことを指摘されるも、ゼハートなりに覚悟を示す。 |
| + | :これにはドールも突き動かされ、ゼハートを庇い彼がエデンの実現を成し遂げてくれると信じて散っていくが、何をしても結局たどり着けず、逆に追い詰められてしまう、という後の展開を考えると皮肉な台詞である。 |
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| === キオ編 === | | === キオ編 === |
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| ;「アセム! お前はこんなところで何をやっているんだ! お前は父親をやっていなければダメじゃないか! アセムゥゥゥゥ!」 | | ;「アセム! お前はこんなところで何をやっているんだ! お前は父親をやっていなければダメじゃないか! アセムゥゥゥゥ!」 |
| :小説版第4巻より。戦死したと思っていたアセムが生きていて、その上息子であるキオと交戦しているのを見て感情を爆発させ、立場も作戦内容も全て忘れて敵陣へ単独で突撃。 | | :小説版第4巻より。戦死したと思っていたアセムが生きていて、その上息子であるキオと交戦しているのを見て感情を爆発させ、立場も作戦内容も全て忘れて敵陣へ単独で突撃。 |
− | :自分が望んでも手に入れることのできなかった家族を持ちながら、それを捨てたアセムを殴ってやろうとしたのだが、ゼハートのこの行動で敵も味方もすべて混乱し、結果AGE-3の鹵獲につながった。 | + | :自分が望んでも手に入れる事のできなかった家族を持ちながら、それを捨てたアセムを殴ってやろうとしたのだが、ゼハートのこの行動で敵も味方もすべて混乱し、結果AGE-3の鹵獲につながった。 |
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
| ;(私の任務は諜報活動を行う潜入工作員だ。極力目立たないように振る舞わねばならない)<br>(…なのだが。なぜ皆、私の方を見ている!) | | ;(私の任務は諜報活動を行う潜入工作員だ。極力目立たないように振る舞わねばならない)<br>(…なのだが。なぜ皆、私の方を見ている!) |
− | :OVA『MOE』より。ゼハートはアセムが通う[[スペースコロニー]]「トルディア」内の高校への転校(潜入)後、クラスの女子生徒達からの熱い視線を浴びてしまって。 | + | :OVA『MOE』より。ゼハートはアセムが通う[[スペースコロニー]]「トルディア」内の高校への転校(潜入)初日、クラスの女子生徒達からの熱い視線を浴びてしまって。 |
− | :潜入工作員の自覚を持つゼハートは慎重な言動を心掛けていたのだが、彼自身が美形だった事がアダとなり、肝心の任務が果たせなくなってしまっていた。基本的に真面目な人物であるゼハートの数少ないコミカルな場面。 | + | :潜入工作員の自覚を持つゼハートは慎重な言動を心掛けていたのだが、彼自身が美形<ref name="Ikemen" />であった事がアダとなり、肝心の任務が果たせなくなってしまっていた。真面目な[[性格]]の人物であるゼハートの数少ないコミカルな場面。 |
− | :なお、程無くゼハートは[[ロマリー・アスノ|ロマリー]]と[[アセム・アスノ|アセム]]の誘いでモビルスーツクラブへ入部し、一学生として学園生活を送る事となる。 | + | :なお、程無くゼハートは[[ロマリー・アスノ|ロマリー]]と[[アセム・アスノ|アセム]]の誘いで[[モビルスーツ|MS]]クラブへ入部し、一学生として学園生活を送る事となる。 |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
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| :同ステージより、生存フラグが成立した際の台詞。現れたのはザナルドの裏切りにより、死んだはずのアセム、そしてゼハート。だが、彼は参謀ニューの転移魔法で間一髪生きていた。本心を吐露し、「プロジェクト・エデン」とは違う真の楽園(エデン)を目指すことを決めたゼハート。復讐という魔物に取りつかれたザナルドを討つため、[[ガンダムAGE-2 ダークハウンド|黒]]と[[ガンダムレギルス|白]]のガンダムが宇宙を駆ける。 | | :同ステージより、生存フラグが成立した際の台詞。現れたのはザナルドの裏切りにより、死んだはずのアセム、そしてゼハート。だが、彼は参謀ニューの転移魔法で間一髪生きていた。本心を吐露し、「プロジェクト・エデン」とは違う真の楽園(エデン)を目指すことを決めたゼハート。復讐という魔物に取りつかれたザナルドを討つため、[[ガンダムAGE-2 ダークハウンド|黒]]と[[ガンダムレギルス|白]]のガンダムが宇宙を駆ける。 |
| ;「私は心のどこかで、ずっとこんな時を望んでいたのかもしれない……誰もが考えもしなかった道……それが今、目の前に築かれようとしている。この道を私は信じるぞ、アセム!」 | | ;「私は心のどこかで、ずっとこんな時を望んでいたのかもしれない……誰もが考えもしなかった道……それが今、目の前に築かれようとしている。この道を私は信じるぞ、アセム!」 |
− | :同話より。生存フラグが成立した場合の初戦闘時台詞。かつて考えはしたが、実現できるはずもないとあきらめていた地球とヴェイガンの和解の道。エデンにたどり着くという重荷から解放されたゼハートは「プロジェクト・エデン」とは違う真のエデンへの道を進むため、親友・アセムと再び手を取る事を選んだ。 | + | :同話より。生存フラグが成立した場合の初戦闘時台詞。かつて考えはしたが、実現できるはずもないとあきらめていた地球とヴェイガンの和解の道。 |
| + | :エデンにたどり着くという重荷から解放されたゼハートは「プロジェクト・エデン」とは違う真のエデンへの道を進むため、親友・アセムと再び手を取る事を選んだ。 |
| ;「こうして、お前と俺で酒を飲み交わす事になるとはな」 | | ;「こうして、お前と俺で酒を飲み交わす事になるとはな」 |
| :同じく第41話にてバロノークにやって来て、アセムと二人で酒を酌み交わして。原作ではかなわなかった、和解後の二人の交友の瞬間。 | | :同じく第41話にてバロノークにやって来て、アセムと二人で酒を酌み交わして。原作ではかなわなかった、和解後の二人の交友の瞬間。 |
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| :同じく第41話にて、決戦後、アセムと二人で酒を酌み交わしていた時に入ってきたロマリーの通信を受けて。あの卒業式の日に断ち切ったはずの縁。しかし、それでもまだアセムとロマリーは縁を残してくれていたことに感謝しつつ、全てが終わってからの再会を約束した。 | | :同じく第41話にて、決戦後、アセムと二人で酒を酌み交わしていた時に入ってきたロマリーの通信を受けて。あの卒業式の日に断ち切ったはずの縁。しかし、それでもまだアセムとロマリーは縁を残してくれていたことに感謝しつつ、全てが終わってからの再会を約束した。 |
| ;「今の私には、重荷を分かち合える友がいる…!」 | | ;「今の私には、重荷を分かち合える友がいる…!」 |
− | :参入後の汎用戦闘台詞。ヴェイガンの未来という重荷も、もう一人だけで背負う必要はない。親友・アセムのみならず、今共に戦う仲間全てが、ヴェイガンだけでなく地球圏全ての未来を共に背負っている。自分もその一人として、ガンダムレギルスが新たな戦場を飛ぶ。 | + | :参入後の汎用戦闘台詞。ヴェイガンの未来という重荷も、もう一人だけで背負う必要は無い。親友・アセムのみならず、今共に戦う仲間全てが、ヴェイガンだけでなく地球圏全ての未来を共に背負っている。自分もその一人として、ガンダムレギルスが新たな戦場を飛ぶ。 |
| ;「わずかではあったが、私の下に仕え、そして戦った仲間達だ。見送りぐらいはさせてほしいものだな」 | | ;「わずかではあったが、私の下に仕え、そして戦った仲間達だ。見送りぐらいはさせてほしいものだな」 |
− | :『BX』エンディングにて、ひっそりとスダ・ドアカワールドに帰ろうとしていた法術士ニューを引き留めて。短い間だったが、共に楽園(エデン)を求め、駆け抜けた日々を忘れる事はない。 | + | :『BX』エンディングにて、ひっそりとスダ・ドアカワールドに帰ろうとしていた[[法術士ニュー]]を引き留めて。短い間だったが、共に楽園(エデン)を求め、駆け抜けた日々を忘れる事はない。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
− | (ほぼ)一貫して赤いカラーリングの機体に搭乗している。MSだけでなく彼が座乗する艦艇も赤に塗られている。
| + | (ほぼ)一貫して赤いカラーリングの機体に搭乗している。MSだけでなく、ゼハートが座乗する艦艇も赤に塗られている。<br>ちなみに、機体色には「'''[[火星]]の赤'''」という、[[ヴェイガン]]にとって深い意味合いが込められている。 |
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| ;[[GUNDAM:ゼダスR|ゼダスR]](SRW未登場) | | ;[[GUNDAM:ゼダスR|ゼダスR]](SRW未登場) |
| :アセム編にて序盤に搭乗。兄・デシルのかつての愛機の改良型。 | | :アセム編にて序盤に搭乗。兄・デシルのかつての愛機の改良型。 |
| ;[[GUNDAM:ゼイドラ|ゼイドラ]](SRW未登場) | | ;[[GUNDAM:ゼイドラ|ゼイドラ]](SRW未登場) |
− | :アセム編での主な搭乗機。 | + | :アセム編での主な搭乗機。[[Xラウンダー]]であるゼハートの為に調整されたMS。 |
| ;[[ギラーガ]] | | ;[[ギラーガ]] |
| :キオ編・三世代編での主な搭乗機。後にXトランスミッターを搭載し「ギラーガX」へと改造される。 | | :キオ編・三世代編での主な搭乗機。後にXトランスミッターを搭載し「ギラーガX」へと改造される。 |
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| *機体の赤いカラーリングや[[モビルスーツ]]搭乗時の[[仮面キャラ|仮面]]とそのデザイン等からも明白であるが、ゼハート・ガレットは[[シャア・アズナブル]]のオマージュキャラでもある。 | | *機体の赤いカラーリングや[[モビルスーツ]]搭乗時の[[仮面キャラ|仮面]]とそのデザイン等からも明白であるが、ゼハート・ガレットは[[シャア・アズナブル]]のオマージュキャラでもある。 |
| **ただし、ゼハートが着用する仮面は正体を隠すためではなく、自身の[[Xラウンダー]]能力を安定させるための制御デバイスである。そのため、ゼハートのXラウンダー能力についていけるガンダムレギルス受領後は外している。 | | **ただし、ゼハートが着用する仮面は正体を隠すためではなく、自身の[[Xラウンダー]]能力を安定させるための制御デバイスである。そのため、ゼハートのXラウンダー能力についていけるガンダムレギルス受領後は外している。 |
− | *スペシャルエディション[[OVA]]『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』で描かれた学生時代の『ピーター・パン』の[[劇中劇|劇]]では、ゼハートがピーター・パン役を演じている。 | + | *スペシャルエディション[[OVA]]『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』で描かれた学生時代の『[[童話|ピーター・パン]]』の[[劇中劇|劇]]では、ゼハートがピーター・パン役を演じている。 |
− | **これは後年、ゼハートがコールドスリープをする事によって、外見が青少年期のままになっている事を暗示した場面であると考えられる。 | + | **これは後年、ゼハートがコールドスリープをして、外見が青少年期のままになっている事を[[伏線|暗示する場面]]であると考えられる。 |
| *先述のOVA『MOE』およびキオ編以降の[[漫画|コミカライズ]]にあたる『機動戦士ガンダムAGE ~クライマックスヒーロー~』では[[ヴェイガンギア・シド]]が登場しないため、ゼハートが当作品における[[ラストボス|ラスボス]]となっており、[[キオ・アスノ|キオ]]との絡みも濃く描かれている。 | | *先述のOVA『MOE』およびキオ編以降の[[漫画|コミカライズ]]にあたる『機動戦士ガンダムAGE ~クライマックスヒーロー~』では[[ヴェイガンギア・シド]]が登場しないため、ゼハートが当作品における[[ラストボス|ラスボス]]となっており、[[キオ・アスノ|キオ]]との絡みも濃く描かれている。 |
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