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| 何十年も人類総出の総力戦を続けている世界において政治の頂点に立つだけあって政治家としての能力はあり、[[アルヴィス]]の戦果を自らのプロパガンダに利用するなど歳相応の老獪さを見せる。 | | 何十年も人類総出の総力戦を続けている世界において政治の頂点に立つだけあって政治家としての能力はあり、[[アルヴィス]]の戦果を自らのプロパガンダに利用するなど歳相応の老獪さを見せる。 |
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− | しかし軍事方面には疎いのか、[[ミツヒロ・バートランド]]らに一任したことで付け入る隙を与えてしまったこともある。しかしながら、人類を守ろうという信念自体は本物であり、アルヴィスの大人達からはそれなりの理解を受けていた。 | + | しかし軍事方面には疎いのか、[[ミツヒロ・バートランド]]らに一任した事で付け入る隙を与えてしまった事もある。しかしながら、人類を守ろうという信念自体は本物であり、アルヴィスの大人達からはそれなりの理解を受けていた。 |
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− | 無印ではダッドリー・バーンズを通じて[[竜宮島]]の戦力を取り込もうと様々な圧力をかけて来るものの、ヘスターは最後まで生存する(自ら前線に出ることが無かったので、当然である)<ref>一方、[[蒼穹のファフナー|無印]]の[[漫画|漫画版(電撃コミックス版)]]では、ヘスターは[[イドゥン]]の攻撃によって死亡する結末を迎えている。</ref>。最終盤、「ヘブンズドア作戦」(アルヴィス側は「[[蒼穹作戦]]」)開始を前にもう祝杯を挙げるという鉄の女という看板にそぐわぬ行動を見せるが、その真意は後の作品で明らかになる。 | + | 無印ではダッドリー・バーンズを通じて[[竜宮島]]の戦力を取り込もうと様々な圧力をかけて来るものの、ヘスターは最後まで生存する(自ら前線に出る事が無かったので、当然である)<ref>一方、[[蒼穹のファフナー|無印]]の[[漫画|漫画版(電撃コミックス版)]]では、ヘスターは[[イドゥン]]の攻撃によって死亡する結末を迎えている。</ref>。最終盤、「ヘブンズドア作戦」(アルヴィス側は「[[蒼穹作戦]]」)開始を前にもう祝杯を挙げる、という「鉄の女」の看板にそぐわぬ行動を見せるが、その真意は後の作品で明らかになる。 |
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− | ヘブンズドア作戦から2年後の『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|HAE]]』での動向は不明だったが、更に2年後の『蒼穹のファフナー EXODUS』では健在。彼女の過去と内面が掘り下げられ、無印からその印象を大きく変えた。 | + | ヘブンズドア作戦から2年後の『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|HAE]]』での動向は不明だったが、更に2年後の[[続編]]『蒼穹のファフナー EXODUS』では健在。彼女の過去と内面が掘り下げられ、無印からその印象を大きく変えた。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| :[[ロード・ジブリール|ジブリール]]とつるんでおり、ヘスター自身も[[ブルーコスモス]]っぽい発言がままある。言うなれば、[[コルベット]]のような役回りであり、前作の『[[スーパーロボット大戦W|W]]』に登場した同じ事務総長の肩書きのキャラである[[ロゼ・アプロヴァール|ロゼ]]とは対照的な人物であると言える。 | | :[[ロード・ジブリール|ジブリール]]とつるんでおり、ヘスター自身も[[ブルーコスモス]]っぽい発言がままある。言うなれば、[[コルベット]]のような役回りであり、前作の『[[スーパーロボット大戦W|W]]』に登場した同じ事務総長の肩書きのキャラである[[ロゼ・アプロヴァール|ロゼ]]とは対照的な人物であると言える。 |
| :しかしながら、[[フェストゥム]]ら人外の敵の脅威は理解しているようで、[[地球]]の危機そっちのけで[[コーディネイター]]排斥を第一に考えるジブリールに内心呆れるなど、ジブリールよりは遥かにまともな人物として描かれている。 | | :しかしながら、[[フェストゥム]]ら人外の敵の脅威は理解しているようで、[[地球]]の危機そっちのけで[[コーディネイター]]排斥を第一に考えるジブリールに内心呆れるなど、ジブリールよりは遥かにまともな人物として描かれている。 |
− | :この手のポジションの人物では珍しく、最終的には[[プラント]]や[[オーブ]]とも和解して共に協力し合うようになるなど、原作と比較してはるかに良心的な描かれ方をされている。 | + | :この手のポジションの人物では珍しく、最終的には[[プラント]]や[[オーブ]]とも和解して共に協力し合うようになる等、原作と比較してはるかに良心的な描かれ方をされている。 |
| ;[[スーパーロボット大戦UX]] | | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | :本作ではHaE終盤の所業(本人は登場していないが)を汲んだか、信念こそあるもののハザードの重用を始め盲信的な面が強調されている。 | + | :本作では『HaE』終盤の所業(本人は登場していないが)を汲んだか、信念こそあるもののハザードの重用を始め盲信的な面が強調されている。 |
| :原作ほど人類が追い詰められていないため相対的に思想の過激さが目立ってしまっているものの、少なくとも中盤までは人類を守るという信念の元に行動していた。しかし'''自らの欲望を満たすために[[ザ・ブーム軍|敵]]と内通している[[ハザード・パシャ|ハザード]]を同志として信頼しきっており'''、その醜悪な本性に気付かないまま彼に力添えをしたり賛美したりするシーンが目立つ。その一方で自身の意に沿わない[[アルティメット・クロス|UX]]や[[アルヴィス]]には度々圧力をかけてくるので、プレイヤーからの印象は悪くなりがち。 | | :原作ほど人類が追い詰められていないため相対的に思想の過激さが目立ってしまっているものの、少なくとも中盤までは人類を守るという信念の元に行動していた。しかし'''自らの欲望を満たすために[[ザ・ブーム軍|敵]]と内通している[[ハザード・パシャ|ハザード]]を同志として信頼しきっており'''、その醜悪な本性に気付かないまま彼に力添えをしたり賛美したりするシーンが目立つ。その一方で自身の意に沿わない[[アルティメット・クロス|UX]]や[[アルヴィス]]には度々圧力をかけてくるので、プレイヤーからの印象は悪くなりがち。 |
− | :最終的にはその信念を曲げてしまったのか、終盤[[ELS]]の地球圏到達という未曾有の危機に前後して、ハザード達とともに重要な戦力である[[人類軍]]を引き連れて[[バジュラ本星]]を侵略するという暴挙に出てしまう<ref>一応、[[世界観/UX|『UX』世界]]の[[地球]]は[[フェストゥム]]を初めとする様々な外宇宙からの脅威に晒されてきたという事実があるため、手段を選ばずに人類の生存圏を広げようとした結果だと取れなくはないが、大半の人類を見殺しにしている事に変わりはない。元から悪党だが分不相応の大悪党と化したハザードとは違った方向で原作から乖離している感はあり、ある意味ヘスターもまた「脚本の犠牲者」であると言えるだろう。尤も、原作における彼女の人物像の掘り下げの大半は、『UX』発売後に発表された続編『蒼穹のファフナー EXODUS』で描かれたもの……つまるところ、ある程度「後付けされたもの」であることも事実である。</ref>。当然、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]からは他の人類軍関係者共々反逆者と見なされた上、結局は[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に出し抜かれ、更にハザードの死を知った直後に自身も[[ショット・ウェポン]]に射殺されてしまった。原作で生き残ったのに死亡すると言うオリジナル展開だが、ある意味、[[漫画|漫画版]]の要素を取り入れたと言えなくもない。 | + | :最終的にはその信念を曲げてしまったのか、終盤[[ELS]]の地球圏到達という未曾有の危機に前後して、ハザード達とともに重要な戦力である[[人類軍]]を引き連れて[[バジュラ本星]]を侵略するという暴挙に出てしまう<ref>一応、[[世界観/UX|『UX』世界]]の[[地球]]は[[フェストゥム]]を初めとする様々な外宇宙からの脅威に晒されてきたという事実があるため、手段を選ばずに人類の生存圏を広げようとした結果だと取れなくはないが、大半の人類を見殺しにしている事に変わりはない。元から悪党で分不相応の大悪党と化したハザードとは違った方向で原作から乖離している感はあり、ある意味ヘスターもまた「脚本の犠牲者」であると言えるだろう。もっとも、原作におけるヘスターの人物像の掘り下げの大半は、『UX』発売後に発表された[[続編]]『蒼穹のファフナー EXODUS』で描かれたもの…つまるところ、ある程度「後付けされたもの」である事も事実である。</ref>。当然、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦]]からは他の人類軍関係者共々反逆者と見なされた上、結局は[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に出し抜かれ、更にハザードの死を知った直後に自身も[[ショット・ウェポン]]に射殺されてしまった。原作で生き残ったのに死亡すると言うオリジナル展開だが、ある意味、[[漫画|漫画版]]の要素を取り入れたと言えなくもない。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :[[新国連]]の[[科学者・技術者|科学者]]。極端なフェストゥム殲滅論者である彼を重用している。 | | :[[新国連]]の[[科学者・技術者|科学者]]。極端なフェストゥム殲滅論者である彼を重用している。 |
| ;ダッドリー・バーンズ | | ;ダッドリー・バーンズ |
− | :SRW未登場。『ヘブンズドア』で前線指揮を執るのは、原作では彼の役目。あくまでも政治家であるヘスターに代わって彼が実働を務めていた。ヘスターの片腕のように見えなくもないが、あくまでも人類軍としての使命に従って動いているだけでシンパと言うわけではない。 | + | :SRW未登場。『ヘブンズドア』で前線指揮を執るのは、原作では彼の役目。あくまでも政治家であるヘスターに代わって彼が実働を務めていた。 |
| + | :ヘスターの片腕のように見えなくもないが、あくまでも人類軍としての使命に従って動いているだけで、彼女のシンパと言うわけではない。 |
| ;[[真壁一騎]] | | ;[[真壁一騎]] |
| :乗艦が[[フェストゥム]]に襲われた際、間一髪のところで彼の駆る[[マークエルフ]]に窮地を救われた。しかし、それがきっかけで、新国連に[[竜宮島]]の所在を掴まれてしまうことになる。 | | :乗艦が[[フェストゥム]]に襲われた際、間一髪のところで彼の駆る[[マークエルフ]]に窮地を救われた。しかし、それがきっかけで、新国連に[[竜宮島]]の所在を掴まれてしまうことになる。 |
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| :[[漫画|漫画(電撃コミックス版)]]では、彼の手でミツヒロ諸共殺害される。 | | :[[漫画|漫画(電撃コミックス版)]]では、彼の手でミツヒロ諸共殺害される。 |
| ;[[遠見真矢]] | | ;[[遠見真矢]] |
− | :無印では特に関わりがなかったが、『EXODUS』では意外な形で接点を持つことになる。 | + | :無印では特に関わりがなかったが、『EXODUS』では意外な形で接点を持つ事になる。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ;「ついに見つけたわね。[[ファフナー|巨人の]][[竜宮島|島]]を」 | | ;「ついに見つけたわね。[[ファフナー|巨人の]][[竜宮島|島]]を」 |
− | :第4話「逃航〜ふなで」より。初登場時の台詞。新国連所属の探索機「ヤングスター2」から「『API-1』を発見した」との報告を受けて。以降、新国連事務総長として「API-1」こと竜宮島に本拠地を持つ対[[フェストゥム]]組織「[[アルヴィス]]」に対して圧力を掛けていくようになる。 | + | :第4話「逃航~ふなで」より。初登場時の台詞。新国連所属の探索機「ヤングスター2」から「『API-1』を発見した」との報告を受けて。以降、新国連事務総長として「API-1」こと竜宮島に本拠地を持つ対[[フェストゥム]]組織「[[アルヴィス]]」に対して圧力を掛けていくようになる。 |
| ;「3分の1以上が上空でネットワークを築く[[フェストゥム|敵]]のコアに接触する。素晴らしい事です。この日を30年以上も待った」<br />「祈りましょう、人類の勝利を」 | | ;「3分の1以上が上空でネットワークを築く[[フェストゥム|敵]]のコアに接触する。素晴らしい事です。この日を30年以上も待った」<br />「祈りましょう、人類の勝利を」 |
− | :第25話「決戦〜きょうせい」より。「ヘブンズドア作戦」(アルヴィス側は「蒼穹作戦」)開始前、大気圏外攻撃部隊の発射準備の報告を受けて。 | + | :第25話「決戦~きょうせい」より。「ヘブンズドア作戦」(アルヴィス側は「蒼穹作戦」)開始前、大気圏外攻撃部隊の発射準備の報告を受けて。 |
− | :この際、周囲の[[人類軍]][[指揮官]]と共に'''作戦開始すらしていないのに祝杯のワイングラスを掲げる'''という滑稽な姿を見せた。結果から言えば'''作戦は'''見事な失敗に終わっている。ただし、必勝酒という大事な試合や命運を賭けた試験の前に飲む酒もあるのでそういう意味合いで飲んでいた場合、別におかしい事ではない。 | + | :この際、周囲の[[人類軍]][[指揮官]]と共に'''作戦開始すらしていないのに祝杯のワイングラスを掲げる'''という滑稽な姿を見せた<ref>結果から言えば、'''作戦は見事な失敗に終わっている。'''ただし、「必勝酒」という大事な試合や命運を賭けた試験の前に飲む酒もあるので、そういう意味合いで飲んでいた場合、別におかしい事ではない。</ref>。 |
− | :余談だが、ヘスターが手にしているやけに大きく描かれたワイングラスが一部ではネタとして話題になった。 | + | :余談だが、ヘスターが手にしているやけに大きく描かれたワイングラスが、一部ではネタとして話題になった。 |
| ;「最終作戦『ヘブンズドア』。その立案者である[[ミツヒロ・バートランド|Dr.ミツヒロ]]の魂の元にも、この火が届かんことを」 | | ;「最終作戦『ヘブンズドア』。その立案者である[[ミツヒロ・バートランド|Dr.ミツヒロ]]の魂の元にも、この火が届かんことを」 |
− | :上記の台詞に続いて。滑稽な姿ではあったが、ここで亡きファフナー開発の功労者へのねぎらいを忘れない辺り、決して愚かなだけの老人ではないことがわかる。 | + | :上記の台詞に続いて。滑稽な姿ではあったが、ここで亡きファフナー開発の功労者へのねぎらいを忘れない辺り、ヘスターが決して愚かなだけの老人ではない事がわかる。 |
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| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
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| ;「そうですか。ではこれより、あなた方を地球連合に敵対する組織と見なします」 | | ;「そうですか。ではこれより、あなた方を地球連合に敵対する組織と見なします」 |
| :同上。[[地球連合]]に協力することを断った霧子に対して警告をするも、当の霧子からは「好きにしな」と一蹴されてしまう。 | | :同上。[[地球連合]]に協力することを断った霧子に対して警告をするも、当の霧子からは「好きにしな」と一蹴されてしまう。 |
− | ;「失礼な! あんな宇宙の化け物と一緒にしないでいただきたいですわ!」 | + | ;「失礼な! あんな宇宙の化け物と一緒にしないでいただきたいですわ!」 |
− | :第19話前編「星の扉、運命の扉・前編」より。霧子が「[[ナチュラル]]も[[コーディネイター]]も同じ人間じゃないか」とコーディネイターを擁護したことに対し、ヘスターは[[ブルーコスモス]]じみた発言で反論してしまう。 | + | :第19話前編「星の扉、運命の扉・前編」より。霧子が「[[ナチュラル]]も[[コーディネイター]]も同じ人間じゃないか」とコーディネイターを擁護した事に対し、ヘスターは[[ブルーコスモス]]じみた発言で反論してしまう。 |
− | ;「これは、フェストゥムとの人類存亡をかけた戦いです! 私だけが後方で黙って見ているなど前線の兵に失礼でしょう!」 | + | ;「これは、フェストゥムとの人類存亡をかけた戦いです! 私だけが後方で黙って見ているなど前線の兵に失礼でしょう!」 |
| :第30話後編竜宮島ルート「情愛~さよなら・後編」より。連合の[[北極]]における[[フェストゥム]]との総力戦に際し、参上した[[アークエンジェル]]に対して。なお原作で指揮を担当したバーンズは未登場。 | | :第30話後編竜宮島ルート「情愛~さよなら・後編」より。連合の[[北極]]における[[フェストゥム]]との総力戦に際し、参上した[[アークエンジェル]]に対して。なお原作で指揮を担当したバーンズは未登場。 |
− | :ヘスターは乗艦を攻撃されながらも自ら前線に出て陣頭指揮を執っており、単なる口先だけの意地悪婆さんではないところを見せつけた。『K』におけるヘスターは嫌味なキャラであるが、不利になるとすぐに逃げを打つ[[ロード・ジブリール|どこぞのブルーコスモス盟主]]よか、余程気骨の感じられる台詞ではある。 | + | :ヘスターは乗艦を攻撃されながらも自ら前線に出て陣頭指揮を執っており、単なる口先だけの意地悪婆さんではないところを見せつけた。 |
| + | :『K』におけるヘスターは嫌味なキャラであるが、不利になるとすぐに逃げを打つ[[ロード・ジブリール|どこぞのブルーコスモス盟主]]よか、余程気骨の感じられる台詞ではある。 |
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| === UX === | | === UX === |
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| :第3部では、実際にハザードがインタビューを受けており、[[フェストゥム]]殲滅の功績はほぼ彼のものとなったらしい。 | | :第3部では、実際にハザードがインタビューを受けており、[[フェストゥム]]殲滅の功績はほぼ彼のものとなったらしい。 |
| :自らに名声を集めない辺りを見ると功名心や自己顕示欲の類は無いようだが、前述の台詞といいフェストゥムを憎むあまり、現実とかけ離れたイメージをハザードに幻視しているようにも思えてしまう。 | | :自らに名声を集めない辺りを見ると功名心や自己顕示欲の類は無いようだが、前述の台詞といいフェストゥムを憎むあまり、現実とかけ離れたイメージをハザードに幻視しているようにも思えてしまう。 |
− | ;「くっ…なんてこと! [[マクロス・フロンティア船団|フロンティア政府]]は[[バジュラ|化け物ども]]によって制圧されたわ! ショット博士! 大至急ハザード司令長官に連絡を…」 | + | ;「くっ…なんてこと! [[マクロス・フロンティア船団|フロンティア政府]]は[[バジュラ|化け物ども]]によって制圧されたわ! ショット博士! 大至急ハザード司令長官に連絡を…」 |
| :『UX』第3部第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」より。ハザードの口車に乗せられ[[バジュラ本星]]にたどり着いた後で。 | | :『UX』第3部第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」より。ハザードの口車に乗せられ[[バジュラ本星]]にたどり着いた後で。 |
− | :[[ハワード・グラス|ハワード]]と[[レオン・三島|三島]]の二人が[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に抹殺されたことに恐慌し、ショットにハザードへ連絡するよう命じるが…… | + | :[[ハワード・グラス|ハワード]]と[[レオン・三島|三島]]の二人が[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に抹殺された事に恐慌し、ショットにハザードへ連絡するよう命じるが…。 |
− | ;「!? そ、そんな…! ショット博士…! まさか、あなたまで…!」 | + | ;「!? そ、そんな…! ショット博士…! まさか、あなたまで…!」 |
− | :上記の台詞の後、[[ショット・ウェポン|ショット]]からハザードがUXに誅滅されたことを聞かされた上で銃を突きつけられて。 | + | :上記の台詞の後、[[ショット・ウェポン|ショット]]からハザードがUXに誅滅された事を聞かされた上で銃を突きつけられて。 |
| :曲がりなりにも持っていたはずの「人類を守る」という自らの信念さえ忘却したへスターの「罪」は非常に大きく、その身を以て重い[[暗殺|「罰」]]を必然的に受けるコトとなった。 | | :曲がりなりにも持っていたはずの「人類を守る」という自らの信念さえ忘却したへスターの「罪」は非常に大きく、その身を以て重い[[暗殺|「罰」]]を必然的に受けるコトとなった。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *担当声優の藤田淑子氏は2014年頃から休業しており(当時は休業理由が公表されなかったが、2018年に浸潤性乳がんで死去)、続編の『EXODUS』では鳳芳野氏に交代している。 | + | *担当声優の藤田淑子氏は2014年頃から休業しており(当時は休業理由が公表されなかったが、2018年に浸潤性乳がんで死去)、[[続編]]の『EXODUS』では鳳芳野氏に交代している。 |
| *『[[スーパーロボット大戦K|K]]』ではヘスターの顔グラを見て、初老の男性だと勘違いしてしまった初見のプレイヤーも多かった模様。 | | *『[[スーパーロボット大戦K|K]]』ではヘスターの顔グラを見て、初老の男性だと勘違いしてしまった初見のプレイヤーも多かった模様。 |
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