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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[藤原忍]]達の通う士官学校の教官で、教官としての手腕と用兵に関する知識には並々ならぬものがある。それゆえに、途方もない自信と野心の持ち主。
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=== 人物 ===
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[[藤原忍]]達の通う士官学校の元・教官で、[[結城沙羅]]とは恋仲にあった。
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[[異星人]]の侵略に備えるよう軍上層部に進言していたが聞き入れられず、[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]が[[地球]]に来襲し地球軍が苦戦するのを見ると、地球を裏切って帝国軍に投降した。
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軍人としては極めて優秀で、教官としての手腕と用兵に関する知識には並々ならぬものがある。また、頭脳明晰だけでなく身体能力も優れており、物語初期の士官学校時代は喧嘩慣れしていた忍に殴りかかられた際、軽くあしらう程の格闘技を見せている。しかし、その優秀さ故に途方もない自信と野心の持ち主でもあり、また軍人とはいえ尊大な振る舞いや言動が目立っていた結果、一部の軍人や士官候補生からは嫌われていたらしく、特に忍とは反りが合わなかったようだが、彼のパイロットとしての秘めた能力はそれなりに評価もしている。尊敬する人物はナポレオン・ボナパルトで、地球軍時代はナポレオンを越える人物になるつもりだった。機嫌が悪いと、右肩を小刻みに震わせる癖があり、それは乗っている機動兵器にも影響させる程。
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帝国軍に降ってからは、教官時代に得た機密情報を活かした作戦を次々と立案。[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ帝王]]の信頼を得て、最終的には副官の地位まで上り詰めた。しかし、[[ルーナ・ロッサ]]と、かつて追い落とした[[ギルドローム将軍]]の裏切りにあい、前線基地に孤立する形になり、最期は[[結城沙羅]]に討たれる。
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人望を集め難い人物ではあるが、それでもかつては[[地球]]を守る使命感も持ち合わせており、軍上層部に対し[[異星人]]の侵略に備えるよう進言していたのだが、聞き入れられずに終わっている。この事はプライドの高いシャピロにとって相当屈辱であったようで、後に[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]が侵略してくる形で自らの予見が実現した際に、まともに対抗できない地球軍の不甲斐無さに失望し、寝返るまでに至っている。
 
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その後[[ディラド]]の手によって復活した。ディラド戦中盤で重傷を負った[[式部雅人]]の代わりに、[[ダンクーガ]]のサブパイロットとしてその意識体が使われる。結果、ディラドとの戦いで獣戦機隊は勝利するも女王ディオレに負わされた傷が元で死亡した。
      
子供の頃、親がいない寂しさのあまり自分で自分の子守唄を作って自分を慰めていたという意外な一面がある(しかし、歌詞はどう見てもラブソング)。更にその[[歌]]を沙羅やローラに教えていた。シャピロが作曲したわけではなく、「神の洞窟」が奏でる共鳴音に歌詞をのせた物。本来なら後の展開の[[伏線]]となる設定だったが、[[打ち切り|諸事情]]により活かされる事はなかった。最終回で語られた話からすると、神の洞窟の共鳴音は宇宙そのものと共鳴することで起こっている物であり、ハーモニーの乱れからムゲの侵攻により宇宙の調和が乱れたことをシャピロはこの洞窟で知り、ムゲすらも利用して宇宙の調和を取り戻す神が必要でありそれをなすべきは自分であると野望を持ったようだ。
 
子供の頃、親がいない寂しさのあまり自分で自分の子守唄を作って自分を慰めていたという意外な一面がある(しかし、歌詞はどう見てもラブソング)。更にその[[歌]]を沙羅やローラに教えていた。シャピロが作曲したわけではなく、「神の洞窟」が奏でる共鳴音に歌詞をのせた物。本来なら後の展開の[[伏線]]となる設定だったが、[[打ち切り|諸事情]]により活かされる事はなかった。最終回で語られた話からすると、神の洞窟の共鳴音は宇宙そのものと共鳴することで起こっている物であり、ハーモニーの乱れからムゲの侵攻により宇宙の調和が乱れたことをシャピロはこの洞窟で知り、ムゲすらも利用して宇宙の調和を取り戻す神が必要でありそれをなすべきは自分であると野望を持ったようだ。
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尊敬する人物はナポレオン・ボナパルト。地球軍時代はナポレオンを越える人物になるつもりだった。
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実は獣戦機の操縦者としての資質も持ち合わせており、OVA版の最終章にて、思わぬ形でその[[野生化|片鱗]]を見せていた。
    
キャストを務めた若本氏の熱演もあり、突出したピカレスクの輝きを放つキャラとしてスタッフから愛情を注がれていた。特にTV版後期エンディングは、ほぼシャピロの独壇場と化している。
 
キャストを務めた若本氏の熱演もあり、突出したピカレスクの輝きを放つキャラとしてスタッフから愛情を注がれていた。特にTV版後期エンディングは、ほぼシャピロの独壇場と化している。
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=== 劇中の活躍===
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ムゲ帝国が地球に来襲し地球軍が苦戦するのを見た事で、かつての自らの主張を無視した結果の有様に落胆したシャピロは、沙羅を連れて地球を裏切り、帝国軍に投降する事を目論むも、沙羅は忍の妨害によって連れ戻される事になり、自身だけが帝国軍へと渡る事になる。
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その後、裏切った自信を怪しむ[[デスガイヤー将軍]]の下で容赦の無い拷問を受けながらも、それを耐えきったシャピロはムゲ帝国に取り入る事に成功。以降は参謀格として教官時代に得た機密情報を活かした作戦を次々と立案。物量を用いて強力な戦闘兵器を集中砲火で撃破する死の包囲網作戦や女性が花粉を吸引すると錯乱を起こす失恋花を用いた撹乱作戦等、3将軍が思いつかなかった独自の作戦で[[獣戦機隊]]を苦しめている。その獣戦機隊との戦いでは失敗が多かったものの、他の作戦では着実に功績を残していったようで、[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ帝王]]の信頼を得ていったシャピロは、最終的には副官の地位まで上り詰めた。
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しかし、裏切り者に過ぎなかった自分の立場をわきまえない振る舞いは、3将軍との衝突が絶えない状態にあり、特に[[ギルドローム将軍]]との対立は深刻で、自らが対ダンクーガ用に開発した生体兵器であるバイオウォーリア・レプラカーンの存在をちらつかせる事で、功を焦った彼がそれを無断で持ち出すよう仕向ける事で作戦を失敗に終わらせ、失脚に追い込まれるよう仕向けているのだが、それが自らの破滅の引き金となってしまう事になった。
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地位を向上させていくにつれて傲慢さを悪化させていったシャピロは、獣戦機隊を相手に失敗を重ねていき、月面基地を壊滅させられ、アステロイドベルトの前線基地にまで撤退した後は、自らの失敗を指摘した[[ルーナ・ロッサ]]に八つ当たりに近い形で手を挙げる等、もはや策士然とした冷静さは殆ど失われている状態となっていた。そしてそこを襲撃してきた獣戦機隊との最終決戦では、援軍と称して現れたギルドローム将軍と彼に唆されたルーナの裏切りに遭う形で前線基地に孤立する形になり、追い詰められたシャピロは自らの専用機である[[デザイア]]に搭乗して出撃するも結局は敗北。自らの破滅を認められないあまり錯乱状態となってしまった所を、かつての恋人であった沙羅に討たれ、死亡した。
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その後[[ディラド]]の手によって復活した。ディラド戦中盤で重傷を負った[[式部雅人]]の代わりに、[[ランドライガー]]のパイロットとしてその意識体が使われる。結果、ディラドとの戦いで獣戦機隊は勝利するも女王ディオレに負わされた傷が元で二度目の死を迎え、最後はランドライガーが棺代わりにされる形で放たれ、虚空の彼方に消えていった。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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