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;ヨグ=ソトース(Yog-Sothoth)
 
;ヨグ=ソトース(Yog-Sothoth)
:アザトースの息子にして時間と空間の神。「全にして一、一にして全なる者」「門にして鍵」の異名を持つ。
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:アザトースの孫にして時間と空間の神。「全にして一、一にして全なる者」「門にして鍵」の異名を持つ。
 
:分裂と融合を繰り返す不定形の玉虫色の球体の集積物であるとされる。
 
:分裂と融合を繰り返す不定形の玉虫色の球体の集積物であるとされる。
 
:全ての時と共存し、あらゆる空間に接している神であり、魔術師達はこの神の力を借りる事でタイムトラベルやワープを行うことが出来る。
 
:全ての時と共存し、あらゆる空間に接している神であり、魔術師達はこの神の力を借りる事でタイムトラベルやワープを行うことが出来る。
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;クトゥルー(Cthulhu)
 
;クトゥルー(Cthulhu)
 
:「クトゥルフ」「ク・リトル・リトル」とも。
 
:「クトゥルフ」「ク・リトル・リトル」とも。
:海底都市ルルイエに眠る旧支配者。タコのような触手を持ち、コウモリのような翼を持つ。
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:海底都市「ルルイエ」に眠る旧支配者。タコのような触手を持ち、コウモリのような翼を持つ。
 
:強力なテレパシー能力を持ち、ルルイエが一時的に浮上した際には世界中に精神的ショックを及ぼすという。
 
:強力なテレパシー能力を持ち、ルルイエが一時的に浮上した際には世界中に精神的ショックを及ぼすという。
:[[ダゴン]]や水棲種族「深き者ども」を配下に持つ。
   
:その名前から「クトゥルフ神話」の主神格のように思えるかもしれないが、実際はそこまで力のある神格ではない。後に「クトゥルフ神話」と纏められる事になる創作神話大系の要素が初めて用いられた小説のタイトルが『Call of Cthulhu(クトゥルフの呼び声)』であったことが、この創作神話体系が「クトゥルフ神話」と呼ばれるようになった由来である。
 
:その名前から「クトゥルフ神話」の主神格のように思えるかもしれないが、実際はそこまで力のある神格ではない。後に「クトゥルフ神話」と纏められる事になる創作神話大系の要素が初めて用いられた小説のタイトルが『Call of Cthulhu(クトゥルフの呼び声)』であったことが、この創作神話体系が「クトゥルフ神話」と呼ばれるようになった由来である。
    
;ハスター(Hastur)
 
;ハスター(Hastur)
:「名状しがたきもの」の異名を持つ旧支配者。どの様な姿かは諸説あるが不明であり、異名の通りに名状しがたい神。
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:ヒアデス星団の古代都市カルコサの「ハリ湖」に住む旧支配者。「名状しがたきもの」の異名を持つ。
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:どの様な姿かは諸説あるが不明であり、異名の通りに名状しがたい神。
 
:風の神性の首領にして、クトゥルフとは兄弟であるが対立しているという。
 
:風の神性の首領にして、クトゥルフとは兄弟であるが対立しているという。
 
:『デモンベイン』では魔導書「セラエノ断章」がこの神の力を使う。
 
:『デモンベイン』では魔導書「セラエノ断章」がこの神の力を使う。
    
;[[クトゥグア]](Cthugha)
 
;[[クトゥグア]](Cthugha)
:地球から25光年離れた星「フォーマルハウト」に住む旧支配者。生ける炎の姿を持つ。
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:恒星「フォーマルハウト」に住む旧支配者。生ける炎の姿を持つ。
 
:ナイアルラトホテップにとって唯一の天敵とされており、かつてクトゥグァが地球上に召喚された際には地球上の拠点である「ンガイの森」を焼き尽くした。
 
:ナイアルラトホテップにとって唯一の天敵とされており、かつてクトゥグァが地球上に召喚された際には地球上の拠点である「ンガイの森」を焼き尽くした。
:『デモンベイン』ではアル・アジフの断片及び武装にこの神の力が使われている。
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:『デモンベイン』ではアル・アジフの断片及び武装にこの神の力が使われており、炎やプラズマを操る。
    
;[[イタクァ]](Ithaqua)
 
;[[イタクァ]](Ithaqua)
:ハスターの眷属である旧支配者。「風に乗りて歩むもの」の異名を持つ
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:北極圏に住むハスターの眷属である旧支配者。「風に乗りて歩むもの」の異名を持つ
 
:人間を思わせる巨体に人間を落書きにしたような顔と2つの赤い目を持つ。「眼のある紫の煙と緑の雲」とも。
 
:人間を思わせる巨体に人間を落書きにしたような顔と2つの赤い目を持つ。「眼のある紫の煙と緑の雲」とも。
 
:運悪くイタクァに遭遇した人間は空に連れ去られ、生贄として数ヶ月に渡って地球外の遠方の地を引き回されてしまう。
 
:運悪くイタクァに遭遇した人間は空に連れ去られ、生贄として数ヶ月に渡って地球外の遠方の地を引き回されてしまう。
:『デモンベイン』ではアル・アジフの断片及び武装にこの神の力が使われている。
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:『デモンベイン』ではアル・アジフの断片及び武装にこの神の力が使われており、風雪を操る。
    
;[[ダゴン]](Dagon)
 
;[[ダゴン]](Dagon)
:クトゥルーの眷属である旧支配者。
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:クトゥルーの眷属である旧支配者、もしくは小神。インスマウスなどで「深きものども」に信仰されている。
:何万年も生きており、その姿は巨大で下半身は退化して魚のような鰭があると描かれる事が多い。
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:何万年も生ており、巨大な魚人のような姿をしている。一説によると「深きものども」が長い年月をかけて成長した姿がダゴンであるらしい。
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:妻に「ヒュドラ」がいる。
 
:クトゥルフ神話での知名度がもっとも高い邪神であるが、元は古代パレスチナにおいてペリシテ人が信奉していた神。
 
:クトゥルフ神話での知名度がもっとも高い邪神であるが、元は古代パレスチナにおいてペリシテ人が信奉していた神。
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:『デモンベイン』ではフナムシのような姿の邪神として中盤で登場。終盤では無数に現れた。
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:『ビッグオー』ではAct:07の敵メガデウスの名前が「ダゴン」。
    
;アトラック=ナチャ(Atlach-Nacha)
 
;アトラック=ナチャ(Atlach-Nacha)
 
:「アトラク=ナクア」とも。
 
:「アトラク=ナクア」とも。
:蜘蛛の旧支配者。人間と同等の大きさと、昆虫の器官を多数もっている。真紅の目と黒檀色の毛で覆われた体、丸太のような脚を持つ。
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:古の大陸ハイパーボリアの大洞窟に住む蜘蛛の神。人間の言葉を使用して意志疎通をすることも可能。
:人間の言葉を使用して意志疎通をすることも可能だが、その声は人間の精神に悪影響を及ぼすほどの甲高いものである。
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:底無しの深遠に糸で橋をかける仕事を永遠にし続けている。
:何時、何処でこの神が生まれたのかは不明であるが、ツァトゥグァと共に幽閉された。ン・カイの中、もしくは下に棲み、広大な深淵に巨大な巣を張りつつ、無限の幽閉期間を送っている。
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:『デモンベイン』ではアル・アジフの記述でこの神の力を使うことができ、髪や蜘蛛の巣状のビーム髪で敵の動きを封じる。
:「灰色の織り手」と呼ばれる眷属とともに自らの糸を橋のように織り紡いでいるが、その理由は定かではない(一説ではそれが完成すれば'''世界が滅ぶ'''とも言われている)。
      
=== 旧神(Elder Gods) ===
 
=== 旧神(Elder Gods) ===
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;ビヤーキー(Byakhee)
 
;ビヤーキー(Byakhee)
 
:「バイアクヘー」とも。
 
:「バイアクヘー」とも。
:ハスターの眷属。2-3mもある巨体に驚異的な速さを誇る(地上で時速70キロメートル、宇宙では光速の10分の1)。
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:ハスターの眷属。コウモリの翼を持ち、トカゲの頭のハチのような姿をした大きさ2-3mの怪物。
:さらに腰に「フーン」といわれる磁気を操る力を持つ器官を持ち、その力を解放すれば'''光速の400倍'''という読んで字の如く桁違いの速度を出せる(そのため、一種のワープ航法として使われることも)。
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:宇宙空間を超光速飛行する能力を持ち、ハスターと契約した魔術師の便利な移動手段として使役されることが多い。
 
:『デモンベイン』では[[クラウディウス]]が召喚する[[鬼械神]][[ロードビヤーキー]]がある。
 
:『デモンベイン』では[[クラウディウス]]が召喚する[[鬼械神]][[ロードビヤーキー]]がある。
    
;シャンタク(Shantak)
 
;シャンタク(Shantak)
:鳥と類似した姿をしているが、その体躯は象をも凌駕する大きさとそれを覆う爬虫類じみた鱗が特徴。
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:ナイアルラトホテップに仕える怪物。鳥と類似した姿をしているが、その体躯は象をも凌駕する大きさとそれを覆う爬虫類じみた鱗が特徴。
 
:生息地である幻夢郷(ドリームランド)のみならず宇宙空間までも飛行できるという極めて高い飛行能力を誇るが、乗り心地は最悪である。
 
:生息地である幻夢郷(ドリームランド)のみならず宇宙空間までも飛行できるという極めて高い飛行能力を誇るが、乗り心地は最悪である。
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:『デモンベイン』では「外なる神々」に関する断片を入手し完全体に戻ったアル・アジフが使用。鬼械神用の飛行ユニットで、鱗状の模様の翼が特徴。
    
;星の精(Star Vampire)
 
;星の精(Star Vampire)
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:本体であるところどころ赤い線が入っている輝く黒い多面体と、それを収める金属製の小箱からなる道具。
 
:本体であるところどころ赤い線が入っている輝く黒い多面体と、それを収める金属製の小箱からなる道具。
 
:金属の箱は不均整な形状をしており、地球では存在しえない生命体を象った奇怪な装飾が施されている。多面体は直径約10cm(4インチ)程の球形の結晶体で、不揃いな大きさの切子面を数多く備えている。内面に触れることなく金属製の帯と奇妙な形をした七つの支柱によって箱の中に吊り下げられている。輝くトラペゾヘドロンを見続けた者の心に異界の光景を浮かび上がらせ、混沌の彼方より「闇をさまようもの」と呼ばれる存在を召喚できる。
 
:金属の箱は不均整な形状をしており、地球では存在しえない生命体を象った奇怪な装飾が施されている。多面体は直径約10cm(4インチ)程の球形の結晶体で、不揃いな大きさの切子面を数多く備えている。内面に触れることなく金属製の帯と奇妙な形をした七つの支柱によって箱の中に吊り下げられている。輝くトラペゾヘドロンを見続けた者の心に異界の光景を浮かび上がらせ、混沌の彼方より「闇をさまようもの」と呼ばれる存在を召喚できる。
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;バルザイの偃月刀(Scimitar Of Barzai)
 
;バルザイの偃月刀(Scimitar Of Barzai)
 
:青銅製の偃月刀。原典では専ら旧支配者ヨグ=ソトースの召喚などに用いる儀式的な道具として使われることが多い。
 
:青銅製の偃月刀。原典では専ら旧支配者ヨグ=ソトースの召喚などに用いる儀式的な道具として使われることが多い。
 
:『デモンベイン』ではアル・アジフの記述の一つで、九郎やデモンベインの武装の一つとして登場。
 
:『デモンベイン』ではアル・アジフの記述の一つで、九郎やデモンベインの武装の一つとして登場。
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;ニトクリスの鏡(The Mirror of Nitocris)
 
;ニトクリスの鏡(The Mirror of Nitocris)
 
:悪鬼や食屍鬼の姿が鋳込まれた青銅製の枠にはめ込まれている鏡。この鏡を通じて地獄めいた暗黒の世界を覗けるが、逆に鏡から出現するショゴスを初めとする魔物に襲われる危険がある。
 
:悪鬼や食屍鬼の姿が鋳込まれた青銅製の枠にはめ込まれている鏡。この鏡を通じて地獄めいた暗黒の世界を覗けるが、逆に鏡から出現するショゴスを初めとする魔物に襲われる危険がある。
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