差分
→余談
== 余談 ==
== 余談 ==
*『[[スクライド]]』ので全話脚本を執筆したシリーズ構成の黒田洋介氏は、シェリスについて「'''人を強く想う気持ちを体現してくれたキャラ'''」と評している。<ref>これに対して監督の谷口悟朗氏は、シェリスのみならず、『スクライド』に登場する女性キャラについて「'''スクライドは男の話なので、女に関して語ることなどなにもありません'''」とにべもなくコメントをしている。</ref>
** そのため第23話のラストシーンは、何度も自分で書き直して(劉鳳の涙も、カズマの叱咤の台詞も含めて)納得のいく結末にしたと心血を注いだことを明かしている。
*'''アニメ版と漫画版で迎える結末が大きく異なるキャラクターの一人。'''ただし、他の登場人物と比べても設定や性格に変更はほとんどなく、[[劉鳳]]へ一途な愛を捧げる芯は共通している。
*'''アニメ版と漫画版で迎える結末が大きく異なるキャラクターの一人。'''ただし、他の登場人物と比べても設定や性格に変更はほとんどなく、[[劉鳳]]へ一途な愛を捧げる芯は共通している。
*漫画版におけるエターナル・デボーテの使用シーンは[[合体|成人向け]]な描写になっていた。これに関しては脚本家の黒田洋介いわく「週刊少年チャンピオンの表現限界に挑んだ」とのこと。
*漫画版におけるエターナル・デボーテの使用シーンは[[合体|成人向け]]な描写になっていた。これに関しては脚本家の黒田洋介いわく「週刊少年チャンピオンの表現限界に挑んだ」とのこと。
*シェリスを演じた倉田雅世氏によれば、映画『スクライド オルタレイション QUAN』のBlu-ray & DVD発売記念トークショーにて、テレビ版が放送されていた10年前の当時を振り返り、アフレコ現場で監督の谷口悟朗氏や音響監督の故・浦上靖夫氏から「'''(劉鳳への)愛が足りない!'''」<ref>要約すると「'''シェリスの劉鳳に対する愛情を、もっと上手に表現して欲しい!'''」という意味である。</ref>と、いつもダメ出しを受けていたという。
*シェリスを演じた倉田雅世氏によれば、映画『スクライド オルタレイション QUAN』のBlu-ray & DVD発売記念トークショーにて、テレビ版が放送されていた10年前の当時を振り返り、アフレコ現場で監督の谷口悟朗氏や音響監督の故・浦上靖夫氏から「'''(劉鳳への)愛が足りない!'''」<ref>要約すると「'''シェリスの劉鳳に対する愛情を、もっと上手に表現して欲しい!'''」という意味である。</ref>と、いつもダメ出しを受けていたという。
**これに対し、倉田氏は内心で『'''こんなに劉鳳の事が好きなのに…'''』と漏らしつつも落ち込んだが、劉鳳を演じた[[声優:緑川光|緑川光]]氏には想いは届いていたようで、緑川氏だけはいつも「'''シェリスはいいね'''」と倉田氏を誉めており、それが心の支えとなって倉田氏も緑川氏に「'''なんてジェントルマンなんだろう'''」とときめきを感じ、役と一体化していったという。これらの事から、劇場版における倉田氏のシェリスの芝居を、[[ストレイト・クーガー]]役の[[声優:津久井教生|津久井教生]]氏は「'''(テレビ版の頃に比べると)シェリスの切なさが増した感じがする'''」と評した。
**これに対し、倉田氏は内心で『'''こんなに劉鳳の事が好きなのに…'''』と漏らしつつも落ち込んだが、劉鳳を演じた[[声優:緑川光|緑川光]]氏には想いは届いていたようで、緑川氏だけはいつも「'''シェリスはいいね'''」と倉田氏を誉めており、それが心の支えとなって倉田氏も緑川氏に「'''なんてジェントルマンなんだろう'''」とときめきを感じ、役と一体化していったという。これらの事から、劇場版における倉田氏のシェリスの芝居を、[[ストレイト・クーガー]]役の[[声優:津久井教生|津久井教生]]氏は「'''(テレビ版の頃に比べると)シェリスの切なさが増した感じがする'''」と評した。
***また、緑川氏以外にもシェリスを好きだという男性声優陣や男性スタッフは多く、クーガー役の津久井教生氏や君島邦彦役の[[声優:山崎たくみ|山崎たくみ]]氏も、本作で好きな女性キャラにシェリスを挙げている。<ref>津久井氏は「'''クーガーが好きなのは水守だけど、如何せんお嬢様育ちなので、現実的な部分が良く分かっていないのに対して、シェリスは世の中は綺麗事ばかりじゃないという事を知っているから'''」と語っている。</ref><ref>一方で山崎氏は「'''君島的にはあやせさんが居たけど、あやせさんはカズマしか見てないんだもーん'''」との事である。</ref>
== 脚注 ==
== 脚注 ==